は り が や

公民館だより
平成29年1月号
は り が や
№453
発行 さいたま市立針ヶ谷公民館
さいたま市浦和区針ヶ谷3−4−14
電話 048−833−4165
明けましておめでとうございます。
昨年は当館を有効に御利用いただきましたこと心より御礼申し上げます。
本年も生涯学習充実のため、一層開かれた公民館にすべく鋭意努力をして
まいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
職員一同
我がふるさと針ヶ谷 その10 武将の寺 廓信寺(かくしんじ) ②
なかむら や え も ん の じ ょ う よし てる
こうりきかわちの かみきよなが
廓信寺は中村弥右衛門尉吉照が旧主・高力河内守清長の死後、その恩に報い冥福を祈るため
に建立したことは前回でもお話ししましたが、その背景にふれてみましょう。
天正18年(1590)江戸に入った徳川家康は、譜代の重臣であった高力清長を二万石の岩槻
城主とし、あわせて浦和郷一万石の支配を命じました。清長は、三河の三奉行の一人で家康の
信任が厚かったのです。そして清長は家臣の吉照を浦和郷の代官に命じ、この地域の年貢を吉
照によって直接江戸に納めさせたのです。それにより浦和郷一万石は高力氏の預かり地から中
村吉照の支配地へ、吉照は高力氏の家臣から幕
府代官になったといえます。吉照は代官として
針ヶ谷の三郎山(北浦和小の北あたり)に陣屋
を構え、浦和郷を治めました。
廓信寺には、徳川家光以来寺領二十石の寄進
を示す朱印状が残されています。また、本尊の
阿弥陀如来坐像や金剛力士像(仁王像)などた
くさんの文化財が残されており、歴史の重みを
感じさせてくれます。
記・野中 味惠子
廓信寺本堂
参考文献 浦和市史
新編武蔵風土記稿
武将の寺廓信寺
親の学習事業 パパと一緒にチビリンピック!家族と仲間のチャレンジタイム
パパと一緒に、パン食い競争・かけっこ・玉入れ等、色々な競技を楽しみましょう!
運動の後は、みんなでお話しをして仲良くなりましょう♪
日 時 2月5日(日)10:00∼12:00
会 場 針ヶ谷公民館 体育室・講座室
進行役 親の学習ファシリテーター
対 象 概ね2歳∼4歳までの幼児とその保護者(パパだけ、
ママだけでもご参加いただけます。
)
定 員 15組(先着順)
費 用 幼児1人につき100円(当日お支払いください。
)
持ち物 室内シューズ・タオル・飲み物・運動できる服装
申込み 1月16日(月)∼2月3日(金)※日曜日を除く
9:00∼17:00
電話または窓口へお申し込みください。
主催・問合せ 針ヶ谷公民館 048−833−4165