日立省エネルギーソリューションシステム

日立省エネルギーソリューションシステム
ES-MACS
ご注意
Management and Control Systems for Energy Solution
●安 全のため、本製品をご使用の際は、
「取扱説明書」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
●ご使用環境については、カタログ、取扱説明書に記載されている範囲とします。
高温、多湿、じんあい、腐食性ガス、振動、衝撃などの多い環境で使用しないでください。火災、故
障、感電、誤作動の原因となることがあります。
●安 全のため、製品の取り付け、配線も取扱説明書に従ってください。接続は、電気工事・電気配線など
の専門技術を有する人が行ってください。異物の混入にもご注意ください。
●万一製品が故障することによって人命にかかわるような危険、および重大な損害の発生が予測される
設備への使用に際しては、重大事故にならないように安全措置を行ってください。
●本 カタログに記載した製品は、製造元が当社でない場合がありますので、詳細は専用カタログをご参
照ください。
お問い合わせ営業窓口
本社・営業統括本部
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地(AKSビル)
(03)4345-6041
関東地区窓口
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地(AKSビル)
(03)4345-6045
北 日 本 支 社
〒985-0843 宮城県多賀城市明月二丁目3番2号
(022)364-2710
北海道支店
〒063-0814 北海道札幌市西区琴似四条一丁目1番30号
(011)611-1224
福 島 支 店
〒963-8041 福島県郡山市富田町字町西32番2号
(024)961-0500
北
陸
支
社
〒939-8213 富山県富山市黒瀬81番1号
(076)420-5711
中
部
支
社
〒456-8544 愛知県名古屋市熱田区桜田町16番17号
(052)884-5811
関
西
支
社
〒660-0806 兵庫県尼崎市金楽寺町一丁目2番1号
(06)4868-1230
四 国 支 店
〒761-8012 香川県高松市香西本町142番地5号
(087)882-1192
中
国
支
社
〒735-0029 広島県安芸郡府中町茂陰一丁目9番20号
(082)282-8112
九
州
支
社
〒812-0051 福岡県福岡市東区箱崎ふ頭五丁目9番26号
(092)651-0141
エンジニアリング事業推進本部
〒135-8422 東京都江東区福住一丁目13番12号
(03)3643-1117
海外営業企画部
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地(AKSビル)
(03)4345-6529
〒312-0003 茨城県ひたちなか市大字足崎字西原1450番地
(029)285-1541
製品窓口
受変電制御システム事業部
●お問合せは、
下記にご用命ください。
●製品仕様は、改良のため変更することがあります。
SK-05
2016.11
Printed in Japan
(H)
日立省エネルギーソリューションシステム
エネルギー設備トータルの
省エネ運転と環境管理を支援する
フレキシブルな監視・制御システム
日立省エネルギーソリューションシステム「ES−MACS」は、電源設備をはじめ、原動機・熱源・水関係などエネルギー
設備全般を監視制御できるシステムです。エネルギーの安定供給、省エネルギーの推進、そして運用や保守管理の
高効率化に向けて、フレキシブルに対応し、エネルギーソリューションをご提供できるシステムです。
エネルギーの安定供給
安定供給が不可欠な設備は、
システムによる常時監視と異常事態の事前予測がポイント
●設備各部をシステムが常時監視し、
「異常・故障」
などの
アラームを出します。
●エネルギー供給の事前予測や追跡ができます。
●ローカル設備や分散された設備も、
中央で一括監視できます。
システム
機 能 例
監視・操作
動作・故障
異常記録
トレンド
グラフ表示
機器運転
停止操作
省エネルギー運転
省エネルギー重点設備に、
スケジュール運転の設定や省エネルギー制御を適用
受電設備
自然エネルギー
発電システム
二次変電設備
上工水・ 排水
●省エネルギー制御の採用によって、高効率運転ができます。
●設備単位、曜日ごとにスケジュール設定が可能です。
●エネルギーデータと生産量データを対比すれば、エネルギー源
単位や改善点が明確になります。
システム
機 能 例
デマンド制御
力率制御
スケジュール
発停制御
制御定数
設定
群管理
台数制御
環境管理の推進
継続的な環境管理のために
エネルギーデータの自動収集と部門間共有
原動力設備
空調・照明
●日報や月報、年報作成などの定型業務が自動化されます。
●使い慣れた汎用ソフトでデータを活用できます。
●LANを介したエネルギーデータの共有、Webを介した全社
データの統合ができます。
システム
機 能 例
日報・月報
帳票作成
運転時間
発停回数監視
フィールドLAN
データ収集
Web
データ処理
環境や社会のニーズ、経営や管理部門の要求に応えつつ、
エネルギー設備の運転監視と柔軟運用を支援。
2
3
Web監視システム
システム構成
日立省エネルギーソリューションシステム
Webブラウザの特長
・監視画面表示にWebブラウザを採用したことで直感的な画面操作が可能
となります。
・クライアントPCでES-MACSサーバと同等の監視・制御が可能となります。
・監視画面表示は任意のクライアントPCにて行うことが可能です。
・機器の操作等の制御機能は、制御権を持ったユーザーのみが行えます。
・エネルギーマネジメント機能によって、需要予測、保守支援をサポートします。
クライアントPCのWebブラウザで監視・制御画面を表
示させ、ES-MACSサーバと同等の監視・制御を行うこ
とが可能です。
ES-MACS サーバ
クライアント PC
クライアント PC
本社の構内 LAN
VPN
工場の構内 LAN
N-CTL:ネットワークコントローラ
N-CTL
Web監視システムによる遠隔監視
オープン ・ フィールドネットワークの接続
イーサネットは、RS-485/232C、DeviceNet、
FL- NE T など監視 ・ 制御で採用されているオープン ・
フィールドネットワークをサポートしています。
RS-485 等
電子式計測器
工場ユーティリティ設備
4
RS
他システムのPLC等
イーサネット
ES-MACS のWeb化によって、構内 LAN を経由しての
遠隔監視および制御が可能となります。
例えば、東京の本社から、地方の工場のユーティリティ設備
の監視・制御を行うことが可能です。
イーサネット
FL-NET
N-CTLを仲介して
他社のPLCやデータ
収集装置をES-MA
SCサーバ に 直 接 接
続 することが 可能 で
す。
RS:
リモートステーション
OD-RING:光二重化CPUリンク
RS
RS:リモートステーション
OD-RING に接続された RS からのデータを ESMACS サーバに送るとともに ES-MACS サーバか
らの制御指令を RS に送ります。
N-CTL は、RS を兼用することも可能です。
RS
RS
監視システムと直接接続するこ
とも可能です。
設置場所が、遠方の場合伝送路を
光通信とすることも可能です。
RS
監視 ・ 制御対象設備と
直接信号ケーブルで接
続され、監視データの
収集、制御情報の授受
を行います。
RS の 配 置 は、 監 視 ・
制御対象設備の配置お
よび員数によって適時
配置します。
その他
空調機、照明設備、廃水処理設備等
ビル設備の監視制御
特高受配電設備
二次変電所設備
ターボ冷凍機
発電機
( 非常用、常用 )
空気圧縮機
5
日立省エネルギーソリューションシステム
システム機能
日立省エネルギーソリューションシステム
監視機能、制御機能、管理機能により
省エネルギーの推進を支援します。
ES-MACSは、設備の高効率運転や定型業務の自動化、
保守点検業務の支援などにお役立てできるシステムです。
予備調査
二次変電設備
原動力設備
空調・照明設備
水処理設備
遮断器、開閉器の
入切状態
遮断器、開閉器の
入切状態
機器の入切
バルブ開閉状態
機器の入切
バルブ開閉状態
機器の入切
バルブ開閉状態
お客様
状態監視
遮断器、変圧器の
異常・故障
機器、設備の
異常・故障
機器、設備の
異常・故障
機器、設備の
異常・故障
アナログ計測
電圧、電流、電力
電圧、電流、電力
温度、流量、圧力
温度、熱量、湿度
温度、圧力、
pH、濁度
パルス積算
電力
(デマンド監視)
フィーダ別電力量
流量 、熱量
流量、熱量
排水流量
計測データ
上下限監視
計測値の
上下限値チェック
計測値の
上下限値チェック
計測値の
上下限値チェック
計測値の
上下限値チェック
計測値の
上下限値チェック
監視機能
管理機能
遮断器、開閉器の
入切操作
遮断器、開閉器の
入切操作
機器の入切操作
機器の入切操作
ポンプ、バルブの
入切操作
省力化制御
フィーダ負荷の
スケジュール制御
フィーダ負荷の
スケジュール制御
スケジュール
発停制御
スケジュール
発停制御
スケジュール
発停制御
省エネルギー制御
無効電力、変圧器
タップ切換制御
無効電力、変圧器
タップ切換制御
台数制御群管理
外気取り入れ
温湿度制御
流量制御
安全制御
(緊急制御)
停復電制御
負荷遮断、
順次投入制御
緊急停止
火災時の
空調機停止制御
緊急停止
日報・月報・年報出力
電力日報
ライン別電力日報
使用流量日報
空調日報
水処理日報
故障・異常記録
故障・異常発生時の
自動記録
故障・異常発生時の
自動記録
故障・異常発生時の
自動記録
故障・異常発生時の 故障・異常発生時の
自動記録
自動記録
状態変化記録
状態変化発生時の
自動記録
状態変化発生時の
自動記録
状態変化発生時の
自動記録
状態変化発生時の
自動記録
状態変化発生時の
自動記録
保守支援データ
投入・遮断
回数管理
入切回数
運転時間管理
入切回数
運転時間管理
入切回数
運転時間管理
入切回数
運転時間管理
運転支援
保守支援
保全支援
省エネガイダンス
環境管理
設備管理
自己診断
省エネ
オプション機能
6
工場間統合管理システム
ライン別エネルギー収集機能
・自動化範囲の設定
システム対象範囲の決定
お客様
・設備緒元調査
・運転・管理実態調査
・システム機能選定
・システム導入後の運用計画
日立
・システム導入費用概算(お見積の提示)
・稟議書作成
お客様
システム仕様決定
・システム対象入出力点選定
・システム機能仕様決定
・システム構成機器選定
・監視画面デザイン
・帳票フォーマットデザイン
お客様
適用分野の詳細
適用事例の詳細
監視画面事例
帳票フォーマット事例
設備単位の入出信号事例
各種ドキュメントの作成
見積仕様まとめ
・審議
・ご発注
日立
エネルギー管理
・導入目的および効果の設定
ES-MACS
導入サポート
制御機能
基本制御
プロジェクト発足
お客様
適用分野
適用事例
設備ごとの適用事例
ES-MACS
導入計画
遮断器、変圧器の
異常・故障
故障・異常監視
・導入概略費用のシミュレーション
・システム導入の概略ビジョン作成
受変電設備
・エネルギー管理上の問題点整理
ES-MACS
計画時
設備別の監視制御機能例
設備別機能項目
導入計画
・承諾図提出、ご承諾
技術相談
保守相談
システム構築時のサポート
ポジション表作成
監視画面の作成
帳票フォーマットの作成
監視制御スペックシート作成
システム構築
お客様
・システム搬入、据付、配線、工事
・システム試運転、導入教育
お客様
システム稼動、保守
・システムの維持、管理および保守
システムアプローチの考え方
STEP 1
STEP 2
STEP 3
監 視
制 御
管理運転制御
実態把握
(無駄の発見)
機器の ON/OFF 制御
(省エネの粗療治)
機器間の総合運転制御
(抜本的な省エネ対策)
段階的な機能アップによって、機器・設備の省エネ化・省コスト化を図り、システムでトータルエネルギーソリューション
を支援致します。
7