城陽市市民活動支援センター運営業務に関するプロポーザル実施要領

城陽市市民活動支援センター運営業務に関するプロポーザル実施要領
1 趣旨・目的
近年、多様化する市民ニーズや地域課題に対し、従来の画一的な行政サービスでは
対応が困難となってきている。また一方では、市民活動団体やNPO法人等が幅広い
分野で活躍され、まちづくりや社会貢献などの活発な活動を展開されている。このよ
うな状況を踏まえ、本市では、市民の自発的な地域活動・社会貢献活動を支援し、行
政と市民がともに協働してまちづくりを進めるための活動拠点として、平成19年4
月に城陽市市民活動支援センターを開設した。
当センターの開設から10年が経過しつつあり、登録団体も65を超え、新規団体
の設立や団体同士の連携事業等も増加している。また、行政や企業、大学等と連携し
た協働事業も各所で行われており、市内の市民活動はますます活発化してきている状
況である。
このような背景から、今後ますます重要な役割を担う市民活動支援センターの管
理・運営を円滑に、またより効果的に行うとともに、市民や市民活動団体のまちづく
りへの参画を進め、市民協働を促進することを目的に、本業務を実施するものとする。
以上を踏まえ、城陽市市民活動支援センター運営業務委託の実施にあたっては、 価格
のみではなく、事業計画の提案内容や中間支援に係る専門性、業務実績等について総
合的な見地から判断し、最適な団体と契約を締結する必要があることから、公募型プ
ロポーザル方式により契約の相手方となる候補者(以下「契約候補者」という。)を選
定する。
2 業務の概要
(1) 委託業務名
城陽市市民活動支援センター運営業務
(2) 業務概要
① 業務場所
城陽市市民活動支援センター(城陽市寺田今堀1番地 文化パルク城陽 地階)
※参考 http://www.city.joyo.kyoto.jp/joyoshimisen/index.html
② 業務期間及び時間
【期間】平成29年(2017 年)4月1日から平成30年(2018 年)3月31日までの
木・金・土・日曜日(但し、文化パルク城陽の休館日を除く)
【時間】午前9時から午後7時まで(但し、正午から1時間は休憩とする)
※その他、業務上必要となる関係団体等との協議や会議への出席等のため、
別途、年間48日を業務日とする。
(延べ業務日数:249日)
1
③ 業務内容
ア 調査・研究・情報収集に関する業務
イ 情報提供・情報発信に関する業務
ウ 相談業務
エ コーディネート・マッチング業務
オ 人材の育成・団体の組織強化に関する業務
カ 市民協働の推進に関する業務
キ 市民活動支援センターの管理・運営に関する業務
ク 市との連絡・調整に関する業務
(3) 委託期間
平成29年4月1日から平成30年3月31日とする。
但し、上記期間の業務が問題なく履行され、且つ城陽市議会で予算が可決された
場合には、最長で平成32年3月31日まで期間を延長し、契約を行う場合がある。
3 参考事業費(平成28年度業務委託契約額)
3,274,560円(消費税及び地方消費税相当額を含む。
)
※当該事業は、平成29年度の予算案が城陽市議会において可決されることが実施の
条件となります。
4 プロポーザルの型式
本業務の契約候補者は、公募型プロポーザルにより決定する。
5 プロポーザル審査委員会の設置
契約候補者の選定は、市職員で構成する審査委員会において行うものとする。
6 契約候補者選定までの流れ
(1) プロポーザルへの参加を希望する者(以下「参加希望者」という。)は、指定期日ま
でに市に参加申込みをし、市から参加資格を有すると認められた者(以下「参加者」
という。
)の通知を受けた場合、プロポーザルに参加できるものとする。
(2) 参加者は、指定期日までに市に企画提案書等を提出したのち、契約候補者の審査を受
けるものとする。
(3) 市は、審査の結果、得点が総合点の7割以上であり、且つ最高点となった者を契約候
補者(以下、「候補者」という。)として選定し、企画提案の内容をもとに契約条件等
について協議を行うものとする。
但し、得点が総合点の7割以上であり、且つ最高点の者が複数ある場合は、見積価
格が最も安価な者を候補者とし、価格も同額の場合については、当該団体から見積価
2
格のみを再提案させ、金額が最も安価な者を候補者とする。
(4) 候補者の選定に関する日程については、
「12 日程」のとおりとする。
7 参加資格要件
(1) 募集団体
京都府内に主たる事務所を有する特定非営利活動法人又は非営利活動団体のうち、
次のいずれかに該当する団体。
ア
城陽市内における市民公益活動及び市民活動支援の実績を有する団体
イ
城陽市内における公共施設の管理・運営の実績を有する団体
ウ
城陽市との協働事業の実績を有する団体
エ
市民公益活動の理念を有し、上記ア又はイに準ずる事業展開が可能な団体
(2) 欠格事項
次に該当する団体は、応募することができません。
ア
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当する者
イ
会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更正手続き開始の申立てをした
者にあっては更正計画の認可がされていない者又は民事再生法(平成 11 年法律
第 225 号)に基づく再生手続開始の申立てをした者にあっては再生計画の認可
がなされていない者
ウ
参加表明書及び企画提案書の提出期間において、城陽市競争入札等参加者の指
名停止に関する規則に基づく指名停止等の措置を受けている者
エ
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号)等
に抵触する行為を行っている者
8 参加申込・資格審査
(1) 参加申込
参加希望者は、「プロポーザル参加表明書」(様式1)に必要事項を記入、代表者印
を押印のうえ、関係書類を添えて次のとおり提出すること。
① 関係書類:
「団体概要書」
(様式2)
、
「活動実績調書」(様式3)、その他団体概要
がわかる書類等(パンフレットなど任意)
② 提出場所:城陽市役所 市民環境部 市民活動支援課(市役所1階)
③ 提出方法:市民活動支援課へ持参
④ 提出期限:平成29年1月25日(水)午後5時 必着
(2) 資格審査
市は、受け付けたプロポーザル参加表明書等により、参加希望者が資格要件を満た
しているかについて審査を行い、参加資格確認の結果について、
「参加資格審査結果通
3
知書 兼 提案書等提出依頼書」又は「参加資格審査結果通知書」により、平成29年
1月31日(火)までに参加希望者に通知するものとする。
参加資格審査結果通知書を受領した者は、この決定について、通知日の翌日から起
算して5日以内(土・日曜、祝日を除く。)に、書面をもって市に説明を求めることが
できるものとする。
(3) 参加を辞退する場合
参加希望者又は参加者が参加を辞退する場合には、「プロポーザル参加辞退届」(様
式6)に必要事項を記入、代表者印を押印のうえ、企画提案書提出締切日までに市民
活動支援課に提出するものとする。
9 質問・回答
(1) 質問がある場合は、
「質問書」
(様式5)に質問事項を記載のうえ、平成29年1月2
5日(水)までに、電子メールにより市民活動支援課宛に送信すること。件名は「城陽
市市民活動支援センター運営業務委託に係るプロポーザルの問い合わせについて(団体
名)
」とすること。(電話による質問は受け付けない。)
(2) 質疑に対する回答は、
「質問回答書」により、参加者全員に電子メールまたはFAX
で平成29年1月31日(火)までに回答する。
10 企画提案について
(1) 企画提案書等の作成
参加者は、本要領及び「城陽市市民活動支援センター運営業務委託仕様書」に基づ
き、考えうる最適な方策を企画提案書等により提案するものとする。企画提案は1団
体につき1件とし、以下の書類を提出すること。なお、企画提案書等に記載された内
容については、③見積書の金額に追加費用を伴わず実施する意思があるものとみなす。
① 企画提案書の提出について
「プロポーザル企画提案書等提出届」
(様式4)に必要事項を記入し、代表者印を押
印すること。
② 企画提案書
書式は任意とするが、用紙はA4、頁数は表紙・目次を除き15ページ以内とする。
③ 見積書及び見積内訳書
履行期間内に本業務内容を実施するための費用を事業費の範囲内で作成すること。
(様式は任意。代表者職氏名を記入し、押印のこと。)金額は消費税等込みの金額
を記入すること。
(2) 提出部数
・正本
1部
4
・副本
6部
(3) 提出の期限、方法及び場所
① 提出期限:平成29年2月20日(月)午後5時 必着
② 提出方法:市民活動支援課へ持参(必着)
③ 提出場所:城陽市役所 市民環境部 市民活動支援課(市役所1階)
※ 提出期限後の訂正又は修正は認めない。
(4) 企画提案書に対する質問
企画提案書等の内容について、市が参加者に問い合わせを行った場合は、問い合わ
せを受けた参加者は速やかに回答するものとする。
11 契約候補者の選定
(1) 選定方法
候補者の選定は、市職員で構成する審査委員会において審査を行うものとする。
審査委員会は、下記の審査基準に基づき採点を行い、その結果、得点が総合点の7
割以上であり、且つ最高点となった者を候補者として選定する。
但し、得点が総合点の7割以上であり、且つ最高点の者が複数ある場合は、見積価
格が最も安価な者を候補者とし、価格も同額の場合については、当該団体から見積価
格のみを再提案させ、金額が最も安価な者を候補者とする。
なお、審査の結果については、確定後速やかに参加者全員に文書により通知する。
(2) 審査基準
企画提案書の審査基準は、以下のとおりとする。
① 団体の能力・実績等
② 運営理念・基本認識
③ 事業計画
④ 管理運営
⑤ 成果の訴求力
⑥ 見積価格
⑦ その他(独自提案、意欲・熱意)
12 日程
平成 29 年 1 月 7 日(土)~
プロポーザル実施要領の配布
平成 29 年 1 月 25 日(水)午後 5 時まで
参加表明書の提出期限
平成 29 年 1 月 25 日(水)午後 5 時まで
質問書の提出期限
平成 29 年 1 月 31 日(火)
質問に対する回答の発送
5
平成 29 年 1 月 31 日(火)
参加資格審査結果通知 兼
提案書等提出依頼書の送付
平成 29 年 2 月 20 日(月)午後 5 時まで
企画提案書等資料提出期限
平成 29 年 3 月上旬
審査結果通知
平成 29 年 3 月中旬~下旬
入札、契約締結
13 契約締結に向けての協議・契約
市は、契約締結に向けて候補者と協議を行い、協議が整った場合には地方自治法施行
令第 167 条の 2 第 1 項第 2 号に定める随意契約にて、当該業務の実施に係る随意契約を
締結することを原則とする。なお、候補者の選定をもって候補者の企画提案書や見積書
等に記載された全内容を承認するものでない。
14 失格要件
参加希望者または参加者が次の事項のいずれかに該当する場合は、失格とする。
① 提出書類の提出が期限を過ぎた場合
② 提案書等が本要領に記載する要求事項を満たさない場合
③ 提出書類に虚偽の記載があった場合
④ 審査の公平さに影響を与える行為があったと認められる場合
⑤ その他、本要領に違反すると認められた場合
15 その他
(1) 市が必要と認めたときは、追加資料の提出または提案内容等のプレゼンテーションの
実施を依頼する場合がある。
(2) 企画提案に要する一切の経費はすべて参加者の負担とする。
(3) 企画提案書は一切公表しない。ただし、参加者名、審査結果等については情報公開の
対象として公表する。
(4) 提出された企画提案書等の文書は返却しない。
16 問い合わせ先、提出先
京都府城陽市寺田東ノ口16番地、17番地
城陽市役所 市民環境部 市民活動支援課
電
話:0774-56-4001(直通)
E-mail:[email protected]
6
担当:髙