社団法人 経営改革支援・中小企業協会 - ユナイテッド・マネージメント

社団法人
経営改革支援・中小企業協会
設立趣旨書
初めに
衝撃的なデータがあります。
現在、日本全国で国税庁に税務申告をしている中小零細企業は、約250万社
あります。
毎年、国税庁は「会社標本調査」という全企業の決算申告データを発表します。
平成25年のデータによりますと、中小零細企業の72%が赤字申告です。
全体の28%しかない黒字中小企業も、実はその68%は経常利益が2%以下
という恐ろしい経営実態の現実があります。
なぜこのような厳しい経営の現実に直面しているか、といいますと2008年
のリーマンショックを境に社会の変化、とりわけ中小企業の経営を取り巻く環
境が劇的に変化しました。
社会とは人の営みで構成されています。
この人の営みは、経済も、政治も、官僚機構もすべての人(国民)が物心両面
において、安心で幸せに生活する、という欲求を満たす活動に他なりません。
社会の変化とは何かといいますと、人の欲求の変化そのものです。
【日本は物質面では世界で一番豊かな国です。】
ほぼすべての家庭には電化製品から、自動車、有り余る洋服があふれています。
食料の一人当たりの消費も圧倒的に世界で一番です。
日本人はアメリカ人に比べ、食が細いのでそんなことはないと思うかもしれま
せん。
ではなぜ食料の消費が世界一かといいますと、日本はとんでもなく多くの食料
を廃棄しているんです。
【社会的インフラの利便も世界で一番です。】
日本の社会で公的交通機関で行けないところはほとんどないでしょう。
こんな便利な国は、世界中探して日本だけです。
日本人は物質面、また利便性の高い社会インフラにおいて、世界一幸せな国に
住んでいるのではないでしょうか。
世界的な心理学の知見に、マズローの5段階欲求という人間の欲求レベルの分
析があります。
人間は物質的欲求が満たされると、精神的欲求が高まるというものです。
私たちの購買意識は、2008年を境にモノの充足から、心の充足を求める時
代へと需要構造が劇的に変化してきたということです。
【欠乏からではなく、何となく心を満たしたい】
例えば、トヨタや日産の販売ディーラーへ自動車を買いに来たお客さんは、ど
のような交通手段できますか。
そう自家用車で来ていますよね。お客さんが乗ってきた自動車はもう乗れない
のでしょうか。
たぶん丁寧に乗ればあと10年くらいは乗れるんではないでしょうか。
決して困っていないのに、何で新しい自動車を買うんですか。
家電量販店はあります。そこにテレビを買いに来ているご夫婦のお客さんがい
ます。
このご夫婦は、テレビがなくて困っているんでしょうか。いいえ、もしかした
ら家庭には、2台くらいテレビがあるかもしれません。
では何で新しい自動車やテレビを買うんでしょうか。
洋服も捨てるほど箪笥に詰め込まれていますが、新しいものを買っています。
【欠乏からではなく、何となく心を満たしたい】
このようにモノの充足から、心の充足を求める時代になってきたんです。
しかし、国の経済指標であるGDPは実は下がってないんです。
ここ数年、約500兆円くらいで推移しています。GDPとは大別すると民間
需要、公的需要、海外需要の3層構造からなっています。
その中で民間需要は約60%弱で推移し、景気が悪いなんてことはデータ的に
見てもありません。
ではなぜ中小企業がこれほどまでに経営状況が悪化しているかと言うと、その
ほとんどが景気という外的要因ではなく、企業を経営する内的要因が大半を占
めています。
経営の悪化を招いてる要因は、社長をはじめとした内的要因によるものです。
【過去の経営体質のまま、同じことを相も変わらず
同じ人間が、同じようにやっている】
時代が変化した以上、企業経営も時代に合わせた変化がなければ、取り残され
ることは必然です。
しかしほとんどの中小企業経営者は、時代の変化は肌で感じ経営の先行きに不
安を抱いているにもかかわらず、どうしていいか分からずに業績を悪化させて
います。
【中小企業に活力が出なければ、社会は明るくなりません】
日本の企業の98%以上は中小企業です。
就業人口では約70%が中小企業就労者です。
企業数も就労人口も圧倒的に中小企業が勝っているのに、生産性は中小企業と
大企業では半々くらいです。
ということは圧倒的に大企業が中小企業を凌駕しているということです。
ちなみに大企業の給与水準は、中小企業の約 2.5 倍です。
中小企業と大企業ではこれほどまでに格差があります。そしてこの生産性と、
所得水準はますます格差が開いていきます。
私は、逆境に苦しむ中小企業の事業を再建させ、会社を永続的に発展させる経
営コーチングを始めて約16年になります。
16年の間に失敗の例も多々ありましたが、この10年近くほとんどの中小企
業を発展経営の道へと導いています。
そしてそのほとんどの会社が、社員さんの収入が業界の平均以上であり、収益
も業界トップクラスにまで成長しています。
これは決して過大な表現ではありません。
なぜなら、今の中小企業の経営者は、寝ながら経営をしているといっても過言
ではないくらい、時代の変化について行けないため、競争力を失い、業績を悪
化させています。
このままでは、中小企業は絶対に益々弱体化してしいきます。
日本の就業人口の70%もの中小企業で働く従業員さんの所得は、確実に減少
する時代になります。
そうなっては決して世の中は明るくなりません。
年収300万円時代、老後破産などと不安をあおるマスコミ報道が多くありま
すが、これはみな中小企業の就労者のことなんです。
しかし、今くらい中小企業が活力を取り戻すチャンスの時代はないんです。
大企業にとられている需要を取り戻すことは、素早く変化対応が出来る規模が
小さい中小企業の方が有利です。
警
告
【中小企業に活力を与えたい】
なぜ中小企業の経営が弱体化しているのか。
経営の内的要因の問題点は、私から見ると明確に見えます。
そして問題を改善し活力を取り戻す経営の方法も熟知しています。
今、中小企業に活力を与えることが、私の中小企業への恩返しです。
私はここに、16年間という長い期間、私を成長させてくれた中小企業に感謝
するとともに、日本全国の250万社の中小企業の経営者に経営に対する【警
告】を発することが私の使命と考えています。
この【警告】全国250万社の中小企業の経営者に「希望へ突き抜ける=新し
い経営」へ変わってもらいたい。
必ず中小企業は活力を取り戻せます。ただ1点のその使命です。
私が実際の経営コーチングの実務で培ったの成功ノウハウを、2時間のセミナ
ーで公開し、またパワーポイントを使った2時間近い映像キャプチャーにまと
めました。
より理解をしてもらうため、参考の資料集もまとめています。
このセミナー並び映像そして資料集をご覧いただければ、中小企業の経営者と
して今何をすべきかが必ず見えてきます。
これらを250万社の中小企業経営者の皆様が、元気になることを願い、無償
で提供します。
この【警告】決して営利が目的ではありません。
この活動を続けるために、今回「社団法人
設立する運びとなりました。
経営改革支援・中小企業協会」を
1社でも多くの中小企業の経営者にこの【警告】セミナーを見てもらい、希望
へ突き抜ける新しい経営の道を進んでもらうために、皆様のご協力が必要です。
設立の趣旨をご理解の上、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。
平成28年5月吉日
社団法人 経営改革支援・中小企業協会
ユナイテッド・マネージメントオフィス株式会社
会社再建 経営スペシャルコーチ
理事長
布 川
立
事務局長
田
栗
理
佐
藤
平
沢
淳
大
倉
本
恭
子
布
川
友
久
監
事
事
和
親
純