ステークホルダーから 内部監査に寄せられる期待に応え、 企業

書籍紹介
最 新刊
ステークホルダーから
内部監査に寄せられる期待に応え、
企業価値創造に貢献するために何をすべきか
日本版スチュワードシップ・コードに続き、日本版コーポレートガバナンス・コード
(いわゆる、2つのコード)が導入され、いよい
よ企業価値創造をめぐる競争の焦点は
「形式」から
「実質」へとシフトしようとしています。
「企業は誰のために
(何のために)
ある
のか、そして、企業の持続的な価値創造はどのようにすれば実現できるのか」
という問いは、経営者が向き合うべき最も根源
的な経営課題の一つです。本書は、この問いに対して、リスク管理や内部監査の実務面からの解を見いだすことを目標として
います。従来の伝統的な内部監査の在り方に、どのようなイノベーションを巻き起こし、どのように考え、どのように行動すれ
ば、経営者や社内外のステークホルダーの期待により一層応えるようになるのでしょうか。これらの課題解決につながるヒントを
「経営監査へのアプローチ」
と題して、10の切り口から具体的な取り組みの課題と実務をご紹介しつつ、経営に資する内部監
査、すなわち経営監査の在り方を考察します。
第 章
1
2 つのコードで何が変わったのか
~いま求められる
「稼ぐ力」~
2
内部監査とリスクマネジメントの
グローバルトレンド
3
組織再編・M& A・経営統合と
内部監査
4
グローバル・コンプライアンスと
内部監査
5
グローバル税務リスクマネジメント
6
IT監査の高度化
7
内部監査における
データ分析・CA ATの活用
第 章
第 章
第 章
第 章
第 章
第 章
8
不正・不祥事への対応と内部監査
9
持続的な企業価値創造の
開示・対話と内部監査
第 章
第 章
10章
第
書 名:経営監査へのアプローチ
~企業価値向上のための総合的内部監査10 の視点
出版社名:株式会社清文社
編 者:PwCあらた有限責任監査法人
定 価:3,000 円(税抜き)
発 行 月:2016 年 12月
仕 様:A5 判
ここから始める経営監査への挑戦
~内部監査の変革を成功させるための道のり~
PwC’s View — Vol. 06. January 2017
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書籍紹介
最 新刊
IFRS第15号
「顧客との契約から生じる収益」
を徹底解説
2016 年 4 月公表の “ 明確化 ”もフォローしています
IASBが 2014年に公表した IFRS第 15号を踏まえた
「収益認識」
を取り上げています。IFRS第 15号は、米国の会計
基準設定主体である FASBとの合同プロジェクトの成果として公表されたもので、米国基準とコンバージェンスさ
れた基準となっています。このため、IFRSのみならず米国基準を利用する企業も収益認識についてほぼ同一の基
準を適用することになります。強制発効日は2018年1月1日以後開始する事業年度です。
本書では、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)
の IFRS第 15号に関する各種発行物の中から、日本企業の
実務に合うケーススタディや、基準の理解を深める内容を厳選して解説しています。また、2016年 4月に公表され
た一部の規定の明確化を含む基準の修正についても具体的なケースで解説を加えた、IFRS第 15号の最新の内
容となっています。さらに、米国基準との主要な差異も紹介しています。
Ⅰ
第 部
IFRS第15号の基礎事項
●
IFRS第15号の概要
●
強制発効日と経過措置
5つのステップの適用
Ⅱ部
第
●
ステップ1: 顧客との契約を識別する
●
ステップ2: 契約における履行義務を識別する
●
ステップ3: 取引価格を算定する
●
ステップ4: 取引価格を契約における履行義務に
配分する
●
ステップ5: 企業が履行義務の充足時に
(または
充足するにつれて)
収益を認識する
適用上の諸問題
Ⅲ部
第
Ⅳ部
第
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●
契約コスト
●
ライセンス
●
本人/代理人取引
●
追加の財またはサービスに対する顧客のオプション
●
その他の論点
IFRS第15号に基づく表示・開示
●
表示・開示
●
IFRS第15号に準拠した開示例
PwC’s View — Vol. 06. January 2017
書 名:IFRS「収益認識」プラクティス・ガイド
出版社名:中央経済社
編 者:PwCあらた有限責任監査法人
定 価:3,700 円(税抜き)
発 行 月:2016 年 12月
書籍紹介
書籍紹介
経営監査へのアプローチ
~企業価値向上のための総合的内部監査
10の視点
(2016 年 12月)
本書は、従来の伝統的な内部監査の在り方に、
どのようなイノベーションを巻き起こし、どのよ
うに考え、どのように行動すれば、経営者や社
内外のステークホルダーの期待により一層応え
るようになるのかを考察します。これらの課題
解決につながるヒントを、10 の切り口からご紹
介しています。
(清文社/ PwCあらた有限責任監査法人編)
実務入門 IFRSの新リース会計
(2016 年 4月27日)
本書では、IFRS第 16 号「リース」を実務におい
て実際に適用する場面で想定される論点や、
実務における影響についても解説しています。
また、米国会計基準におけるリース会計の新
基準(Topic 842)についての概要を紹介する
他、IFRS第 16 号との主要な差異についても解
説しています。
(中央経済社/ PwCあらた監査法人編)
退職給付会計の実務マニュアル
─基本・応用・IFRS対応
(2016 年 3月16日)
本書は「退職給付に関する会計基準」および同
適用指針に沿って基本的な会計処理や他の制
度への移行について解説する他、専門的な分
野である退職給付債務の計算や税務上の取り
扱い、内部統制についても解説しています。ま
た、IFRS対応として、IAS第 19 号「従業員給付」
に基づく退職後給付会計について解説し、日
本基準との違いや IFRS移行時の検討ポイント
にも触れています。
(中央経済社/ PwCあらた監査法人編)
投資ストラクチャーの税務 (八訂版)
(2016 年 2月25日)
投資ストラクチャーに関する税務上の取り扱い
を網羅した本書は 2004 年に初版を発行してお
り、本書はその八訂版となります。想定される
ファンド組成にかかわるストラクチャーを網羅
的に解説し、基本的考え方から実務上の留意
点まで収録しています。
(税務経理協会/ PwC税理士法人編)
IFRS「収益認識」
プラクティス・ガイド
(2016 年 12月)
本書は、昨年 11月に第一法規㈱から出版した
「IFRS解説シリーズⅤ 収益認識」に最新情
報を織り込んだ改訂版です。IFRS第 15 号「顧
客との契約から生じる収益」の概要、適用上の
諸問題および表示・開示等について、ケースス
タディーによる実務解説をしています。
(中央経済社/ PwCあらた有限責任監査法人編)
繰延税金資産の会計実務
─回収可能性適用指針からIFRSまで
(2016 年 4月22日)
本書は、主に「繰延税金資産の回収可能性に
関する適用指針」
(適用指針)
、連結および組
織再編の税効果、IAS第 12 号「法人所得税」を
取り上げて解説しています。また、ケーススタ
ディーにより日本基準および IFRSにおける会
計基準間の差異を説明しています。2016 年 3
月の適用指針の改正、2016 年 3月公表の「税
効果に適用する税率に関する適用指針」までカ
バーしています。
(中央経済社/ PwCあらた監査法人編)
エネルギー・資源投資の会計実務
─石油・天然ガス開発企業の
権益取得から廃鉱まで─
(2016 年 3月14日)
本書は、ビジネスの仕組みやその会計処理が
他の事業とは異なり、また独特かつ複雑な論
点も多い石油・天然ガス事業について、権益
取得から探鉱・開発・生産といったビジネスの
流れとその会計上の論点を、石油・天然ガス上
流事業に係る詳細な会計基準が設定されてお
り、実務の蓄積も豊富な米国の会計基準と会
計実務を参考として解説しています。
(中央経済社/ PwCあらた監査法人編)
国際資産税ガイド
─国外財産・海外移住・国際相続を
めぐる税務─(二訂版)
(2015 年 12月29日)
本書は、個人が国外財産を保有・運用すること
で生じる所得税、あるいはその相続・贈与にか
かるクロスボーダーな課税関係、また海外移
住やキャピタルフライトなどに伴う諸問題につ
いて、事例 Q&A等を用いて分かりやすく解説
いたします。
(大蔵財務協会/ PwC税理士法人編)
PwC’s View — Vol. 06. January 2017
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