第 10 次愛媛県職業能力開発計画(えひめ産業人材力強化戦略)(案) に

第 10 次愛媛県職業能力開発計画(えひめ産業人材力強化戦略)(案)
に寄せられた意見と県の考え方
寄せられた意見の要旨
1
5 年間の計画であれば、第 4 次産業革命への
県の考え方
御提言の箇所については、御指摘の第4次
対応が必要であるため、本文中の「製造業等地 産業革命に対応した人材も含みますが、それ
域の基幹産業を人材面から支援する必要性」を 以外にも職人技による技能者としての人材等
「製造業等地域の第4次産業革命を支援する も含み、幅広く「人材面から支援」としてお
必要性」とし、記載内容も変更してはどうか。 りますので、原案のとおりとさせていただき
【P13
2
4(2)③】
労働教育の中身がよく分からないので、社会
ますが、今後の参考とさせていただきます。
御提言いただきました幅広い内容も重要で
人になった時に役立つカリキュラムを盛り込 あると認識しておりますが、若者の離職率の
むことで、基礎を身に付け、離職率の高止まり 低下、定着率の向上を目指すため、就職時の
になると考えるため、本文中の「労働教育に取 ミスマッチ改善を図る「労働教育」に主眼を
り組む高校・大学への支援」を「社会人になっ 置くべきとの考えから、原案のとおりとさせ
た時に役立つ教育に取り組む高校・大学への支 ていただきます。
援」としてはどうか。
【P18
3
第3部(1)】
第 4 次産業革命といった
「モノのサービス化」
県内経営者のニーズに応じた相談・指導等
に対応し柔軟にニーズを捉えた経営にするた が必要であると考えるため、御提言頂いた内
めに、「中小企業の経営者が自社製品・サービ 容は今後の参考とさせていただきます。
スを第4次産業革命と関連づけられる機会を
提供するとともに、柔軟にニーズに対応できる
よう、経営管理・労務管理・IT等の専門家に
よる相談・指導等を継続することに加え」とし
てはどうか。
【P21
4
第3部(9)
】
育児休業は、人員に余裕のない中小企業で
在宅勤務制度及び短時間勤務制度を含む
は、むしろ在宅勤務制度や短時間勤務制度など 様々な制度の導入・充実等により、多様な働
の導入が現実的である。えひめ子育て応援企業 き方ができる職場環境整備への企業の取組を
が、えひめ子育て応援ゴールド企業の認証取得を 支援していくこととしていることから、御提
目指す等職場環境整備に取り組む際に、アドバ 言いただきました内容を追加させていただき
イザーの助言等を得るための費用を補助する ます。
制度もあることを強調する必要がある。また、
また、アドバイザー派遣助成制度につきま
単なる事例紹介に留めるのではなくケース・ス しては、モデル企業の育成のために実施して
タディとして活かすことが大事であることか いる施策であること、さらに優良事例につき
ら、「更に、仕事と子育てが両立し易い職場環 ましては、企業の意識レベルや取組状況は
境の整備(在宅勤務制度・短時間勤務制度・育 様々であり、まずは事業主・管理職向けセミ
児休業規定の整備等)に取り組む中小企業を増 ナーにおいて紹介することにより、広く意識
やすため、アドバイザーを派遣して「えひめ子 啓発を図りたいと考えることから、原案のと
育て応援企業」等認証取得企業の一層の増加に おりとさせていただきますが、ケース・スタ
取り組むとともに、当該企業の中から優れた実 ディとして活かし、業務プロセスの見直しを
績を挙げたものを顕彰し、事業主・管理者向け 促すことは、具体的な取組みを検討している
セミナー等のケース・スタディーとして活か 企業に対しては有意義なものと考えられるた
し、他の中小企業の業務プロセスの見直しを促 め、事業執行において参考とさせていただき
します。」としてはどうか。
【P22
5
ます。
第3部(10)】
水の合う会社をどう見つけるのかという視
御提言内容を含めて若年離職者やニートの
点の実践的セミナーを行うことで、地元中小企 状態にある若者への就労支援を図ることとし
業での正規雇用採用を増やすため、「若年離職 ていることから、原案のとおりとさせていた
者や未就職卒業者の速やかな就職を図るため、 だきます。
ジョブカフェ愛 work においては、若者の「就
活力」向上のための総合的な支援の一環とし
て、「就活道場」等、水の合う会社を見つける
実践的なセミナーをするとともに、やむを得ず
非正社員として働いている若者には、中小企業
にも視野を広げての正規雇用への転換を支援
するセミナー等を実施します。」としてはどう
か。
【P22
6
第3部(11)】
職業適応助言者であるジョブコーチやハロ
障がい者の方への就労支援につきまして
ーワークが障がい者と企業とのマッチング・サ は、広く関係機関との連携が必要なことから、
ポーターについても強調した方がいいので、 御提言いただきましたハローワークを連携先
「障がい者については、県内6つの障害保健福 に追加させていただきます。
祉圏域ごとに設置している障がい者就業・生活
支援センターのジョブコーチ等を通じて、愛媛
労働局・ハローワークとも連携しての地域での
就業面・生活面の一体的な支援を継続するとと
もに、企業見学・実習先の開拓・トライアル雇
用等を通じて、当該企業とのマッチングを図り
ます。」としてはどうか。
【P23
第3部(12)】
7
事業主と一般県民の啓発は、分けて考える必
「高齢・障がい者雇用フェスタ」は、事業
要があるから、「県内の事業主には、障害者雇 主を中心に、広く県民の方へも、障がい者雇
用優良事業所のケース・スタディーや法定雇用 用への理解促進を図るために開催しているこ
率以上の採用計画を立てるためのセミナーを とから、原案のとおりとさせていただきます。
開催すると同時に、広く県民に高齢者・障がい
者を雇用する機運の醸成を図るため、高齢・障
がい者雇用フェスを通じた周知啓発を継続し
ます。」としてはどうか。
【P23
第3部(12)】
なお、いただいた意見は、適宜集約・要約しております。