江東区安全安心パトロール業務マニュアル 1 服 装 等 (1)制服・制帽等は、犯罪の抑止に効果的なものとし、警備会社からの支給品を着 用すること。 (2)パトロール中は、パトロール実施者証を携行すること。 (3)パトロール中は、犯罪の抑止及び緊急時に対応するために必要な装備資機材を 携行すること。 2 業務時間等 (1)業務日数は平成29年4月1日~平成30年3月31日の1年間、業務時間は、 午後4時45分から翌午前0時45分まで(必要がある場合は、1回あたりの業 務時間が8時間を超えない範囲で区が指定する時間帯)とし、休憩時間は1時間 とする。 (2)1車両2名以上の隊員で3車両、計6名で運行する。 (3)休憩場所は、受託者が確保し、事前に区に承認を得ること。 3 パトロールの基本事項 (1)隊員は、犯罪抑止効果が発揮できるように、区、警察及び消防と綿密に連携し、 本マニュアル及び業務委託仕様書の範囲内で、区職員の指示に従うとともに、法 令に基づく警察官の指示に従うこと。 (2)隊員は、業務の始業時に、当日のパトロール地域を管轄する警察署に立寄り、 当番責任者(若しくは起番責任者)の指示を受けること。 (3)警察署等では「江東区役所・防犯パトロール隊の○○です。」と名乗ること。 (4)110番・119番通報をした際は、「江東区役所・防犯パトロール隊の○○ ですが・・」と名乗り、見た状況を一報するとともに、警察及び消防からの要請 があれば一般私人として協力をすること。 (5)パトロールは、関係法令を遵守して行なうこと。 (6)運行中、助手席の隊員は、運転する隊員を補助し、交通事故及び受傷事故に は特段の留意をすること。 (7)休憩時間を除き、就業時間中は、常にパトロールを行うこと。 (8)パトロールは車両によるパトロールを基本とし、特段の事情により停留する場 合は、15分以内を原則とする。 (9)午後5時から午後7時までの間は、原則として、車両に設置された放送設備に より、防犯・防災・江東区役所からのお知らせ等に関してのマイクまたはテープ による広報活動を実施すること。 4 パトロールの留意点 (1)酔っ払い、不良少年グループ等への対応は、トラブルの原因になることが多い ので、その取扱いは慎重に行うこと。 対応については、間合いを十分にとり、高圧的な態度をとらずに、必ず隊員2 人で行うこと。 万一からまれた場合、暴言等については相手にせず、不法行為についての静止 に留め、双方が受傷することのないよう注意し、直ちに110番通報するか、付 近の交番に届け出ること。 また、警察へ通報するほどではないが、取扱上での小さなトラブル等について も相手の氏名・人相着衣等を記録するとともに、定時報告時に報告をすること。 (2)目立つ姿での声かけや挨拶は、犯罪抑止効果を高めることから、積極的な声か け、挨拶を励行すること。 (3)パトロール中、照度が暗いところ、見通しが悪く入りやすい箇所や防犯上問題 があると思慮される場所を発見した場合は、報告書に記載すること。 (4)公園や駐車場等で、少年等がたむろしている場合については、警察署(リモコ ン担当者)へ通報するとともに、報告書に記載すること。 (5)江東区内で気象・災害警報等発表時、パトロールカーの運行による事故が懸念 される時は、交通事故防止のため、原則として、区役所駐車場で突発待機とし、 状況により区職員(危機管理課員、防災課員)の指示に従うこと。 その際は、気象・災害警報の内容、突発待機した時間・場所等を別に区が定め る活動日誌及び口頭により、区へ報告すること。 (6)パトロール中、直ちに避難の呼び掛け等が必要な災害現場に遭遇した場合、1 10番・119通報の上、警察・消防に現場を引き継ぐまでの一時的な措置とし て、パトロールカーの広報設備を利用し、注意喚起や避難等の呼び掛けを行うこ と。 (7)パトロール中、警察などから連続発生のおそれがある重要凶悪事件などに関す る情報を得た場合、直ちに、区職員(危機管理課員)に報告の上、区職員(危機 管理課員)と協議の上、必要により、隊員の身に危険の生じない範囲内でパトロ ールカーの広報設備を利用し、被害防止のための注意喚起や避難等の呼び掛けを 行うこと。 5 報 告 等 (1)始業時、前日の勤務報告を、別に区が定める活動日誌及び口頭により、区へ報 告すること。 原則として、代表者が、午後4時45分から午後5時00分までの間、区担当 課へ活動日誌を持参して行うこと。なお、閉庁日については、開庁日にまとめて 報告すること。 なお、各隊員間の引継ぎ、申し送り等を確実に行い、報告に漏れがないように しておくこと。 (2)事件・事故等の緊急の場合は、110番・119番通報すること。 (3)人身事故等重大な事故が発生した場合は、道路交通法第72条に定められた措 置を講ずるとともに、警察、業務責任者、区に速報し、その指示を仰ぐこと。 (4)本業務において、疑義がある場合は、区と協議のうえ処理すること。 6 各関係機関連絡先 江東区役所 危機管理課防犯担当 深川警察署 城東警察署 東京湾岸警察署 深川消防署 城東消防署 3647-9111(大代表) 3647-4399(直通) 3641-0110 3699-0110 3570-0110 3642-0119 3637-0119
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