北九州市公共事業評価に関する検討会議 での意見を踏まえた市の対応

北九州市公共事業評価に関する検討会議
での意見を踏まえた市の対応方針(案)
北九州市
平成28年12月
市の対応方針(案)
計画どおり実施
公共事業評価に関する
検討会議での意見
(1)
社会インフラと
しての機能強化
と緊急時の対応
に配慮した整備
について
施設が老朽化していること、緊急
性の高い社会インフラであること
などから、その機能強化を図るべき
ものと考える。建替えの際には、緊
急時の対応に配慮し、周辺の公共施
設との関連性を考慮した整備を行
うこと。
市の対応方針(案)
新庁舎については、出動準備室や
作戦室、充実した訓練を行うための
訓練塔などを整備することで、社会
インフラとしての機能を強化する。
また、八幡西消防署の移転先に
は、周囲に大池公園や教育センター
があり、大規模災害時に他都市から
の応援隊の受け入れ場所としての
活用も考えられ、災害対応の観点か
ら効果的な環境であるといえる。
(2)
将来の社会情勢の変化を考慮し、 本市においては今後も救急件数
将来の社会情勢 庁舎は余裕を持たせたデザインと の増加が見込まれており、将来の救
の変化を考慮し し、柔軟な発想を持ちながら設計を 急需要に対応できるよう設計する
た設計について 進めること。
予定である。
(3)
新庁舎は耐震性が確保され、狭隘
本事業については他施設との合
消防機能の強化 築は必要ないと考えるため、消防機 や老朽化が解消される。さらに、出
について
能に特化した施設として、より機能 動準備室や大規模災害にも対応で
きる作戦室の設置などにより、様々
強化に努めること。
な災害対応機能が強化されること
になるため、地域住民の安全安心は
大きく向上することになると考え
る。
(4)
職員の通勤については、公共交通
職員用の駐車場について、災害等
職員用の駐車場 が発生した場合に、緊急参集が円滑 機関の使用を基本としているが、災
について
に行えるよう考慮して設計するこ 害時での緊急参集に対応できるよ
う、庁舎のレイアウトを工夫するこ
と。
とで駐車スペースを確保したい。
(5)
新庁舎には十分な大きさの書庫
書類の管理に必要な書庫等の設
書類の管理につ 備を整備するとともに、書類の電子 を整備する予定である。
いて
文書については市の他部局と同
化を進めること。
様、ペーパーレス化を推進している
ところであり、今後も適正な方法で
文書管理に努めたい。