日常生活自立支援事業を活用しましょう!

平成 29 年 1 月号
『謹賀新年 本年もよろしくお願い致します。
』
お金の管理や契約に自信が無くなってきたら
日常生活自立支援事業を活用しましょう!
この事業は、高齢者や障害者の方が、住み慣れた地域で安心して、自立した生活が
送れるように支援するものです。
対象となる方
・認知症の高齢者・知的障害者・精神障害者等で、日常生活での金銭管理等が上手くできない方。
・ご本人の意思確認ができ、契約行為が理解できることが条件になります。
認知症等が進行し、ご本人が契約出来ない場合は、成年後見制度の利用対象となります。
事業の内容
生活上、どのような支援が必要かにより
① 福祉サービス
保健・医療・福祉サービスについての制度・内容に関する情報提供・専門家の紹介
② 金銭管理サービス
利用者本人に代わって、一定額の預貯金の出し入れ、公共料金・家賃の支払い・
福祉サービス等の利用料の支払い・年金手当等の受領確認を行います
③ 書類預かりサービス
大切な印鑑・証書などを安全な場所でお預かりします。
(預金通帳・権利証書・保険証書・実印・銀行印など)
費用について
相談・支援計画作成料 無料
契約後は、1時間当たり 1000円(生活保護世帯は無料)
交通費は、1キロ当たり
20円(生活保護世帯は無料)
ご相談・申し込みは
松本市社会福祉協議会 TEL 27-3381
成年後見制度とは
認知症や精神障害、知的障害などにより、判断能力が十分でない方の不動産や
預貯金の管理など日常生活での様々な契約を代理で行ってもらう制度です。
誰が支援してくれるの?
何をしてくれるの?
家庭裁判所が選任した
成年後見人の同意がないまま行った
成年後見人が支援します。
不利益な契約などの取り消しや財産の
管理を行います。
申し立ての方法は?
本人・配偶者・4親等以内の親族・市町村長(申し立てする方がいない場合)が本人の住んでいる
住所地の家庭裁判所が行います。
今は大丈夫だけど・・
判断能力が衰えた時に備えて財産管理や契約行為を代理してくれる人を自分で決めておく
「任意後見人制度」 があります。
問い合わせ
中央地域包括支援センター TEL 34―3237
高齢福祉課 TEL 34―3214 西部福祉課 TEL 92―3002
家庭裁判所 TEL 32-3043
お知らせ
認知症市民啓発講演会
日時
会場
寸劇
講演
平成 29 年 2 月 5 日(日) 午後2時から
松本市総合社会福祉センター大会議室
もしも 家族が認知症になったら ~桃太郎の場合~
松本市健康づくり推進員連合会
認知症は予防できるか? ~アルツハイマー病と血管性認知症~
NHO まつもと医療センター副院長 大原 愼司 先生
ぜひご参加ください!