業務改善プラットフォーム「kintone」のご紹介

◇MYNOS-2017 年 1 月号-
業務改善プラットフォーム「kintone」のご紹介
----- 「かんたんにつくれる、なおせる」 クラウドサービス ----昨今私たちが使っているシステムは「開発に時間がかかったり」、
「専門の開発スキル
が必要だったり」、「使い方が複雑だったり」、そんなものがありふれています。そこで
今回は「安くて」、
「速くて」、
「簡単に」業務改善アプリが自ら作れる WEB データベー
ス型業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」をご紹介いたします。
1.「kintone」とは
「kintone」は、アプリを自由に作れるサイボウズ社が提供しているクラウドサービスです。
業務の課題を解決するために、「顧客管理」「案件管理」「クレーム管理」「日報」「見積書管
理」「契約書管理」「交通費申請」「社内 FAX」などのアプリを、プログラミングせずに簡単に作
成できます。システム連携や高度な開発にも対応しています。
2.「kintone」の特徴
2-1.ファストシステム
「kintone」はチームで使う業務システムをファストに作ることができるクラウドサービスです。「プ
ラットフォーム」をコンセプトに、チームで利用する業務アプリを最短 10 分で作成し、さまざま
なシステムと連携して利用できます。「kintone」には以下の特徴があります。
○すぐに手に入る
プログラミングを必要とせず、短時間でアプリを作れます。
用意されたパーツを選んで、配置するだけでイメージ通りのフォームが完成します。
専門知識がなくても、数十分で使いこなせるようになります。
ドラッグ&ドロップのマウス操作
で、絵を描くように、自由にアプリ
を作ることができます。
○安定した品質
「kintone」はサイボウズ独自のクラウド基盤 「cybozu.com」上でサービス提供されています。
「cybozu.com」は国内外の企業 15,000 社 ( 2016 年 12 月 1 日時点)が利用している実
績があります。
○お手頃な価格
「kintone」の基本価格はユーザー単位の月額料金です。ライトコースは 1 ユーザーあたり月
額 780 円、スタンダードコースは月額 1,500 円で利用できます。
2-2.チーム業務の 3 要素
「kintone」には、チーム業務で大切な 3 要素を取り入れた機能が備わっています。
データベース
プロセス
コミュニケー
ション
チームで必要な情報を
チームの業務を
チームの業務を
共有する
効率化する
円滑にする
○常に最新データでレポートを集計
登録データは条件設定により、グラフやクロス集計でのレポート作成が可能です。
グラフは、クロス集計も含めて全部で 7 種類あります。集計条件を保存して、いつでもリアル
タイムのレポートを見ることができます。
○企業間での利用にも役立つアクセス制限
アプリ作成およびアプリ内で実行できる各種操作をユーザー、グループ単位で設定可能で
す。また、ゲストスペース機能を利用することで、通常ユーザーよりも低価格でユーザーを招
待することができます。社内情報と社外向けの情報を簡単に区別することができるので、企業
間での利用にも適しています。
○メールレスなコミュニケーションを実現
コメント機能を使って指示や確認依頼など、スムーズなコミュニケーションで会話することが可
能です。
また、スペース機能やピープル機能を利用することで社内のコミュニケーションも活性化でき
ます。
個々のデータに対して、指示やア
ドバイス、質問などを書き込むこ
とができます。
通知が飛ぶので、連絡を見落とす
リスクを最小限に抑えることがで
きます。
2-3.モバイルや高度な開発にも対応
○モバイル対応
クラウドサービスなのでネットワーク環境を構築しなくても、Web ブラウザーからマルチデバイ
スで利用できます。また、スマートフォン専用のアプリでの利用も可能です。
○他システムとの連携(連携 API)/JavaScript 読み込み(画面のカスタマイズ)
連携 API により必要なデータをシステム間で受け渡したり、JavaScript により「kintone」画面を
カスタマイズしたりすることができます。
3.【例】こんな目的で使われています
・紙・FAX の置き換え
システム化によるビジネススピードの向上。
紙経費の削減。
・Excel 置き換え
データ+コミュニケーションの一元化でコミュニケーションロスを防止。
プロセスの標準化による業務効率向上とガバナンス強化。
社内にいる Excel 名人の作業をそのままシステム化。引き継ぎやバージョンおよびファイル
管理をスムーズに。
・ERP のフロントシステム
スマートフォンビューの活用による機動性アップ。
現場での集計・分析実行による PDCA サイクルのスピードアップ。
・社外(顧客、取引先)との連携業務
データ+コミュニケーションの一元化でコミュニケーションロスを防止。
新たなイノベーションの発掘。
4.最後に
「kintone」は 4,500 社が導入・利用する洗練されたクラウドサービスであり、短期間での導入が
可能です。また、サービスの利用においてはインターネットへ接続できる端末(パソコンやタブ
レット等)さえあれば、外出先からも簡単に入力や参照、ワークフローの承認等が可能です。
今回のご紹介で、「kintone」のサービスに興味がおありのお客様、ご質問やデモのご依頼が
ございましたら弊社ホームページのお問い合わせフォームまたは、弊社担当営業までお気軽
にお問い合わせ下さい。
解説:東日本ソリューション本部 第三ソリューション開発部 大竹 葉月