御意見の要旨と県の考え方(PDF:155KB)

 「都市計画に関する基本方針(改定素案)」に係る御意見の要旨と県の考え方について
「都市計画に関する基本方針(改定素案)」について、平成28年10月3日(月)~11月4日(金)までの間、県ホームページなどを通
じて、県民の皆様からの御意見を募集しました。
この結果、15名の方から30件の御意見をいただきました。貴重な御意見をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
いただきました御意見の要旨及びそれに対する県の考え方につきましては、以下のとおりです。
(なお、同じ趣旨の御意見は一つにまとめさせていただいております。)
番号
1
該当 該当
項目
意見の要旨
県の考え方
ページ 行
P6
本県の特性 県民意識調査について、グラフのパーセ いただいた御意見を踏まえ、グラフの下に回答数(無
(暮らしやす ントが表示されているが、調査人数も記載 回答を除く)を追記いたします。
い生活環境) した方がよいのでないか。
2
P11,15
~19
人口や産業の 現状と課題に、人口減少・高齢化社会が 第5章、5-2「1.長期的な都市づくりの基本方針」に
将来見通し、 多く記載されているが、その対応案はどの おいて、『「人のまとまり」をつくる』『安全な「人の
人口減少・高 方針に反映していくのか。
まとまり」をつくる』『「人のまとまり」の核をつな
齢社会に対応
ぐ』として、人口減少・高齢化社会等に対応した今後の
した都市構造
都市構造の変化の方向性について反映しております。
転換の課題
3
P13,18
,31
自然災害の状
況、人口減
少・高齢社会
に対応した都
市構造転換の
課題
南海トラフ地震の被害想定、交通ネット
ワークの形成、防災における避難経路、緊
急輸送道路等の確保が記載されているが、
日豊本線が災害により利用できない場合の
吉都線の緊急輸送鉄道としての役割などを
基本方針に加えるなど、鉄道利用ネット
ワークの形成に関することが不足している
と感じる。
1/10
いただいた御意見の鉄道を含む地域公共交通ネット
ワークの形成につきましては、交通事業者や地域住民、
国、県、市町村が協力・連携して作成する地域公共交通
網形成計画等において反映されていくものと考えており
ます。
また、大規模災害発生時の交通・物流につきまして
は、鉄道のみではなく、道路、港湾、空港などの関係機
関相互が連携して、災害に備えた交通ネットワークを確
保する必要があると考えております。
なお、交通・物流を含め、エネルギーや情報通信等、
機能が喪失すると影響が甚大となる分野について、代替
性等を確保することは、非常に重要であると考えており
ますので、代替性等の確保について記述を追記いたしま
す。
番号
4
5
該当 該当
項目
意見の要旨
ページ 行
P13,18
自然災害の状 南海トラフ地震の被害想定、交通ネット
,31
況、人口減 ワーク、避難経路、緊急輸送道路等など記
少・高齢社会 載されているが、東日本大震災後の今、津
に対応した都 波被害を抑止するための方策として、日向
市構造転換の 灘沿岸部における景観形成にも配慮した照
課題
葉樹林の植栽(鎮守の森)等を明記するこ
とも考えられるのではないか。
P16
42~ 人口減少・高 「人口が疎らに点在することで、市場原
44行 齢社会に対応 理や採算性の観点から商業・医療等の民間
した都市構造 施設の減少、撤退により、生活の利便性が
転換の課題 低下することが考えられます。」とある
が、利便性が低下しない改善策は何かある
のか。
2/10
県の考え方
平成26年6月に改正された海岸法では、東日本大震災
の教訓を踏まえ、堤防と一体的に設置される減災機能を
有する樹林(「緑の防潮堤」)が、新たに海岸保全施設
として位置づけられ、粘り強い構造の1つとして示され
ております。
また、沿岸の民有保安林においては、県民の生命・財
産を災害から守る海岸防災林の災害防止機能強化策を検
討するため、海岸保安林等機能強化事業により調査を実
施し、平成26年に海岸防災林の整備方法をとりまとめ、
整備を進めております。
都市計画に関する基本方針(改定素案)(以下、「基
本方針」という。)におきましては、海岸線を含む自然
環境や自然景観の保全・創出、海岸保全施設の整備推進
など、方向性について示しており、具体的な整備手法
は、各施設管理者により検討されるものと考えておりま
すので、記述につきましては、現行のとおりとさせてい
ただきます。
国土交通省の「生産性革命プロジェクト」において
は、公共交通中心の集約型都市構造への転換を通じ、コ
ンパクト・プラス・ネットワークによる「密度の経済」
で生産性を向上する取組が位置付けられています。
このような背景から、第5章、5-2「1.長期的な都市
づくりの基本方針」において、今後の都市構造の変化の
方向性を記載しております。
その内容としましては、商業・医療等の民間施設を維
持できる一定の人口が集積した地域の形成、多様な都市
機能の集約により、都市機能の効率性を高めるととも
に、地域の実情を踏まえた交通ネットワークにより、各
市街地や集落を結ぶことで、生活利便性の維持・向上に
つなげていく方向性を示しているところです。
番号
6
7
該当 該当
項目
意見の要旨
県の考え方
ページ 行
P17
25
人口減少・高 課題として「高齢者などに配慮した交通 歩行空間の形成につきましては、第5章、5-2「1.長
行・ 齢社会に対応 手段の確保、歩行空間の形成」とあるが、 期的な都市づくりの基本方針」及び「3.都市施設に関す
課題 した都市構造 歩行空間の形成とはどのようなものか。
る基本方針」に方向性を記載しております。
転換の課題
その内容としては、各施設のバリアフリー、ユニバー
サルデザインへの配慮、十分な歩道幅員のある道路の整
備、歩行空間と自転車空間の分離等により、安全で快適
な歩行空間の形成を促進することについて示していると
ころです。
P17
25
人口減少・高 人口減少対策については、若者が就職で
行・ 齢社会に対応 きる環境づくりが重要だと考える。
課題 した都市構造
転換の課題
3/10
いただいた御意見のとおり、若年層の流出抑制対策と
して、産業活性化、雇用確保の充実に取り組むことは、
「人のまとまり」の形成実現に向け、大変重要であると
考えております。
国土交通省の「生産性革命プロジェクト」において
は、公共交通中心の集約型都市構造への転換を通じ、コ
ンパクト・プラス・ネットワークによる「密度の経済」
で生産性を向上する取組が位置付けられております。
県内でも、中心市街地の再生に向けた取組の一つとし
て、利便性の高い中心市街地にIT産業を集積するな
ど、雇用の拡大につながる取組が進められております。
このような背景から、第5章、5-2「1.長期的な都市
づくりの基本方針」において、今後の都市構造の変化の
方向性を示し、「密度の経済」の発揮を通じて、産業活
性化、雇用確保につなげていきたいと考えておりますの
で、記述につきましては、現行のとおりとさせていただ
きます。
番号
8
該当 該当
項目
ページ 行
P18
1~3 人口減少・高
行
齢社会に対応
した都市構造
転換の課題
意見の要旨
県の考え方
「特に、本県では日向灘に面して発展し
た市街地が多く見られ、南海トラフ地震の
津波浸水想定区域内においても多くの住民
が居住している現状があります。」とある
が、県として各市町に対する避難施設の設
置をどのように行っていくのか。
避難施設につきましては、第5章、5-2「1.長期的な
都市づくりの基本方針」において、短期、中期的に安全
な避難場所を確保することを示しております。
具体的な県の対応としましては、市町が整備する避難
施設、避難経路について、国の補助(社会資本整備総合
交付金)率の嵩上げ対象の条件である津波避難対策緊急
事業計画策定に対し助言を行うとともに、県の大規模災
害対策基金による財政支援等を行っており、引き続き、
南海トラフ地震に伴う津波からの避難施設等の早期整備
を促進してまいります。
御意見のとおり、地域の公共交通は、通学等で多く利
用されており、重要な交通手段としての役割を果たして
いると考えております。
このため、交通事業者、県、市町村、地域住民等、関
係者が一体となって、利便性・効率性の向上と利用促進
等に取り組み、必要な地域公共交通の維持、確保に努め
てまいります。
なお、いただいた御意見の趣旨を踏まえ、交通事業者
等、関係者と一体となって、持続可能な公共交通網の形
成に取り組むことを追記いたします。
9
P19
39課 人口減少・高 地域の実情に応じ、市街地と教育施設を
題
齢社会に対応 結ぶ公共機関(鉄道)の存続が重要だと考
した都市構造 える。
転換の課題
10
P24
26行 土地利用にお 「一般国道220号日南・志布志道路(東九 いただいた御意見を踏まえまして、本文を「都市計画
ける現状と課 州自動車道)の都市計画決定など…」の道 道路日南串間線(自動車専用道路)」に修正いたしま
題
路名称について、参考に串間市区間は「日 す。
南串間線」であり、特に「一般国道220号」
が気になる。
4/10
番号
11
該当 該当
項目
ページ 行
P25
15行 都市施設にお
ける現状と課
題(少子高齢
社会、安全・
安心への対応
について)
意見の要旨
県の考え方
課題にある「自家用車に過度に依存しな
い、医療・福祉・商業施設などへ容易にア
クセスできる公共交通ネットワークの形成
や利用環境の整備」の具体例はどのような
ものか。
第5章、5-2「1.長期的な都市づくりの基本方針」に
おいて、医療・福祉・商業等の都市機能を集約するまち
づくりと連携した交通ネットワークの形成等について、
方向性を示しております。
具体例としましては、公共交通網の利便性向上を図る
ため、地域の実情に応じてコミュニティバス等の活用な
ど、移動手段の選択肢を増やすとともに、ダイヤ改正等
による交通結節機能の機能強化、ノンステップバスや駅
のバリアフリー化等、事業者や関係機関と協力して促進
することとしております。
あわせて、過度に自動車に頼る状態から、公共交通や
徒歩など、多様な交通手段を適度に利用する状態へと少
しづつ変えていくモビリティマネジメント等の実施を促
進することとしております。
12
P29,30
都市景観・自 うるおいあるまちづくりとは何か。
御意見のとおりです。
然環境におけ 個人の気持ちの「うるおい」ということ 豊かな自然環境や自然景観、沿道等の公共空間や民有
る現状と課題 か。
地における緑化等は、都市に住む人々の生活にゆとりや
うるおいをもたらしていると考えております。
なお、御意見を受け、「うるおい」を使用している記
述の一部を見直します。
13
P29,42
地域の良好な
景観資源の保
全と活用につ
いて、将来都
市構造
県は県土美化条例の制定に向けて取り組
んでいるが、日向市でも景観計画や全市公
園化基本計画を策定し、地域の特性を生か
した景観及び緑化づくりが行われている。
県及び市のより一層の連携強化を図りな
がら推進していく方針案に共感し、今後の
本方針案に基づいた取組に期待する。
5/10
本県は、豊かな自然を生かした美しい県土づくりに全
国に先駆けて取り組んできました。
これらの美しい景観は、地域に対する愛着や誇りを醸
成するばかりでなく宮崎を訪れる人々を魅了してきたと
ころです。
今後とも、県民の皆様が愛着と誇りを持ち、国内外か
ら訪れる人々を惹きつける個性あふれるまちづくりに寄
与できるよう県、市町村、事業者、そして県民の皆様と
連携して、地域の特性を生かした景観の保全、創出に向
けた取組を推進してまいります。
14
該当 該当
項目
意見の要旨
県の考え方
ページ 行
P32
20行 防災における P32では、「伐採後植林されていない森 御意見を踏まえまして、本文を「伐採後植栽されてい
現状と課題 林」とあるが、P30では「伐採後植栽されて ない森林」に統一します。
いない森林」と記載されている。
15
P43
将来都市構造 将来都市構造図に各まちへの所要時間
(病院版・観光拠点版)などを記載した方
がよいのでは。
何歳の方を対象に見てもらう様にしてい
るのか。
単なる情報提供なのか。
16
P47~
55
長期的な都市 健康を支え、生活の質を高める「歩いて暮 いただいた御意見の趣旨を踏まえ、第5章、5-2「1.
づくりの基本 らせるコンパクトシティ」の提案
長期的な都市づくりの基本方針」において、中心市街地
方針
以外の「人のまとまり」に関する内容に、「歩いて暮ら
国土交通省も【安心・健康・省エネでバ せるまちづくり」に向けた手法を追記いたします。
リアフリーにも配慮した歩いて暮らせるま
ちづくり「スマートウェルネス住宅・シ
ティ」を実現】を上げているが、少子高齢
化社会を迎え、鳥瞰的な視点だけでなく、
一個人、一人の生活者を支える視点を併せ
持った都市計画が必要ではないか。
都市を創るのは人間だが、人間も都市に
よって育てられる。良い環境で育てられた
い。
番号
「人のまとまり」という表現は解りやす
く、読む気にさせるとても良い表現だと思
う。
6/10
第4章「4-3将来都市構造」の宮崎県の将来都市構造
図は、将来の都市の骨格となる拠点、軸、ゾーンの考え
方を定め、その配置をイメージ図として示したものです
ので、現行のとおりとさせていただきます。
また、基本方針を見ていただく対象者としましては、
まちづくりに携わる県民の皆様だと考えております。
いただいた御意見の趣旨を踏まえ、一部、イラスト等
を追加いたします。
番号
17
該当 該当
項目
意見の要旨
ページ 行
P49
18行 長期的な都市 1)魅力ある「人のまとまり」の形成
39行 づくりの基本 ②「人のまとまり」の規模に見合った
方針
「核」を構成する都市機能の選択と適正配
置
県の考え方
いただいた御意見の趣旨を踏まえ、第5章、5-2「1.
長期的な都市づくりの基本方針」において、中心市街地
以外の「人のまとまり」に関する内容に、高齢者をはじ
めとした多くの住民が健康で暮らしやすい「歩いて暮ら
せるまちづくり」に向けた一つの手法として、沿道の緑
中心市街地の「核」となるエリアについ 化について追記いたします。
ては、沿道の緑化に努める記載があり、と
ても良いことだと思うが、もう少し小さな
単位、人の普段暮らしがある「人のまとま
り」に、下記の内容を検討してほしい。
街路樹の連鎖した緑化により緑陰を作る。
(理由1)歩いて暮らせる
(夏の日差しを緩和)
→結果:健康増進
(理由2)楽しい散策のために外に出る
(外へ出たくなる、景観を楽しむ)
→結果:健康の維持
質の高い景観、空間の創出
18
P51
19
P58~
78
9行 長期的な都市 「市町村が作成する総合長期計画や市町 総合長期計画は全ての市町村が作成しており、意見を
づくりの基本 マスタープラン」とあるが、市町マスター いただいた記述は、都市計画区域外も対象とした集落の
方針
プランとあるため、「市町が作成する…」 ネットワーク化に関する内容であり、都市計画区域を所
でよいのでは。
管しない町村も含まれていることから、現行のとおりと
させていただきます。
県全体の基本 文章のみでイメージが湧きにくい。イラ いただいた御意見を踏まえ、一部、イラスト等を追加
方針
スト等を追加した方がわかりやすいと思
いたします。
う。
7/10
番号
20
21
該当 該当
項目
ページ 行
P63
都市施設に関
する基本方針
(交通体系の
整備促進)
P70
意見の要旨
県の考え方
「まちづくりと連携した持続可能な公共
交通網を形成するため、地域公共交通網形
成計画等の策定を促進します。あわせて、
車から公共交通や徒歩への転換など、都市
交通の効率的・効果的な機能分担を進める
ため、モビリティマネジメント(MM)等
の実施を促進します。」について、県内で
は、加齢によって自家用車を運転出来ない
方が増えており、今後10年間は増加してい
くと予想される。
一方、この様な方の足となるバスなどの
公共交通については赤字路線を理由に、中
山間地域を中心に既存大手バス会社のバス
路線の撤退が進んでいる。
持続可能な公共交通網を形成するために
は、公共交通の利用者の増加策も必要だ
が、鉄道やバス事業者等公共交通を担う事
業者を含め、且つ中山間地域を含む県全域
での公共交通の維持を包括的に図ってほし
い。
県では『みやざきのまち・ひと・しごと創生を支える
交通・物流ネットワークの形成』を目標とし、その目標
に至るための基本方針や取組内容を定めた「宮崎県交
通・物流ネットワーク戦略」を策定し、外部有識者や民
間事業者、関係機関・団体等との情報共有を密にして、
民間と行政が一体となった取組を推進しております。
また、地域にとって望ましい公共交通網の姿は、地域
の実情により異なることから、交通事業者、住民代表
者、国、県、市町村が一体となって地域の公共交通をど
のように確保していくのか検討しているところです。
なお、いただいた御意見を踏まえ、交通事業者等、関
係者と一体となって、持続可能な公共交通網の形成に取
り組むことを追記いたします。
9~12 防災都市づく 防災において、公助には限界があり、自
行
りに関する基 助、共助が重要になると明記していること
本方針(災害 は、人口減少を迎えるにあたり、とても重
全般に関連す 要な事と同感している。
る基本事項)
御意見のとおり、県におきましても、「自助」、「共
助」の充実・強化が重要と考えており、地域住民の防災
意識の向上、自主防災組織の活性化など、県民の皆様や
関係機関とも連携した取組を進めてまいります。
8/10
番号
22
該当 該当
項目
ページ 行
P74
防災都市づく
りに関する基
本方針(豪雨
災害・土砂災
害について)
23
P75
24
全般
意見の要旨
県の考え方
「気象変動の影響により、大規模な浸水
被害の発生頻度が高まることが懸念される
ことから、国、県、市町村が連携し、引き
続きハード・ソフト対策に一体的・計画的
に取り組みながら、災害に強いまちづくり
を推進します。」とあるが、平成28年8月
に国土交通省宮崎河川国道事務所が、大淀
川水系大淀川(上流部)浸水想定区域図
(想定最大規模)を公表した。
想定最大規模は、概ね1000年に1回の確
率で発生する規模よりも更に大きな洪水と
の事であり、ハード対策としては避難経路
の標識や避難経路の整備等が考えられる
が、県はどのようなハード対策等を予定し
ているか。
今回公表された浸水想定区域につきましては、国土交
通省の河川管理区間となりますが、「施設だけでは守れ
ない洪水は必ず起こる」との認識のもと、国・県・市町
による水害に強い地域づくりの更なる推進が必要だと考
えています。
いただいた御意見の避難経路の標識や避難経路の整備
等につきましては、今後、関係市町が主体となって具体
的に検討されるものと考えておりますので、県といたし
ましても、その検討を踏まえた対応について、関係市町
等と連携・協力し、住民の円滑かつ迅速な避難の実現に
取り組んでまいります。
防災都市づく 防災都市づくりについて、霧島山火山の 第2章、「2-4 自然災害の状況」の記述のとおり、霧
りに関する基 みが取り上げられているが、阿蘇山火山は 島山以外の火山活動により受ける本県の被害は、降灰に
本方針(火山 取り上げなくていいのか。
よる農業関係の被害が主となり、霧島山火山が噴火した
災害につい
場合は、噴石、火砕流等により、地域住民及び観光客の
て)
人命にも関わる様々な被害が予想されていることから、
霧島山火山に関する備えを第5章の方針として記載して
おります。
なお、御意見を踏まえ、被害の可能性がある火山のう
ち、特に霧島山火山への備えについて記載していること
がわかるよう記述を修正いたします。
平成27年国勢調査の人口が公表されてお いただいた御意見を踏まえ、現在公表されている国勢
り、参考で記入してはどうか。
調査の人口、人口集中地区(以上、確定値)、産業別就
業者数(速報値)等について、基本方針に反映させてい
ただきます。
9/10
25
該当 該当
ページ 行
全般
26
全般
附属資料に用語解説がまとめてあるが、 この基本方針は、都市計画法に規定されている名称
本文の下に注釈として用語解説を記載する 等、専門用語が多く、複数ページに記載している用語も
方がよいのでは。
多いため、検索が容易になるよう附属資料としてまと
め、用語解説には掲載ページを記載しております。
27
全般
全体的に専門用語が多いが、附属資料の いただいた御意見の趣旨を踏まえ、今後ともわかりや
用語解説に記載ページが明記され、わかり すい資料作成に取り組んでまいります。
やすい。
番号
項目
意見の要旨
県の考え方
各市町村の特徴・強み(これを伸ばせば これからの深刻な人口減少、高齢化社会に備え、地域
更にまちの活性化等につながるなど)を生 の特徴や強みを生かした個性あるまちづくりは、御意見
かしたものが必要ではないか。
のとおり、非常に重要になります。
このため、基本方針においては、例えば、第4章「宮
崎県の目指す都市づくり」で、地域独自の生活・文化の
魅力向上、特色ある産業の創出、地域資源の活用など、
地域の特性を生かした都市づくりとあわせて、地域間連
携等により県全体の発展を目指すこととしています。
いただいた御意見につきましては、今後、圏域毎に県
が作成する区域マスタープランの作成において、参考に
させていただきます。
10/10