A(H3N2)亜型野外流流 行行株の抗原性解析結果

A(H3N2)亜型野外流流⾏行行株の抗原性解析結果
2016年年9⽉月- 現在
2016年年2⽉月- 8⽉月
抗 A/⾹香港/7127/2014細胞分離離株 ⾎血清
1%
6%
9%
8%
11%
8%
72%
85%
n=87
n=79
抗 A/⾹香港/4801/2014鶏卵卵分離離株 ⾎血清
3%
8%
11%
23%
69%
86%
n=87
n=79
抗 A/⾹香港/4801/2014(X-263)ワクチン製造株 ⾎血清
5%
10% 4%
41%
10%
26%
76%
28%
n=80
ホモ中和価から
:2倍以内
:4倍
:8倍
n=79
:16倍以上の反応性低下
○2016年年9⽉月以降降の分離離株の約8割は、2016/17シーズンワクチンA/⾹香港/4801/2014株
に類似の抗原性を⽰示すA/⾹香港/7127/2014細胞分離離株と抗原的に類似している。
○⼀一⽅方で分離離株の8割以上がA/⾹香港/4801/2014鶏卵卵株および国内ワクチン製造株である
A/⾹香港/4801/2014(X-‐‑‒263)に対する抗⾎血清との反応性低下が認められ、ワクチン抗原と
野外流流⾏行行株の抗原性相違が推定される。これは鶏卵卵での増殖能獲得過程で鶏卵卵馴化に伴い
元株からの抗原性変化が⽣生じたことに起因している。