【別添参考】 県政 150 周年記念映像制作・パネル制作について 企画提案書(様式3-1、3-2)の検討にあたっては、下記の点を参照のうえ、ご検討く ださい。なお、記載の内容は例示であり、提案者による自由なアイデアの提案を妨げるもの ではありません。 1 映像制作について 【制作上の留意点】 ・全編を約20~30分程度として、 「年代」 「近代化の段階」等をテーマに4つ程度のチ ャプターで構成する。 ・全体を見終わった時に、下記の【ポイント】が分かりやすく理解できるストーリーとす る。 ・ストーリーについて、当時の映像・写真などの記録資料や必要に応じ再現シーン等を挿 入することで現実感をもって理解しやすくする。 ・ストーリーに興味を持った人が訪れることができるよう、各地に残る史跡や名所などを 適宜紹介する。 ・全編のダイジェスト版(5分程度)を別途作成する。チャプターごとに1分程度のもの を4種類程度の作成でも可。 【映像のポイント(例)】 <兵庫県の成立> ・兵庫県が廃藩置県に先立って成立した経緯 ・兵庫津に初代県庁が設置されたこと、神戸港の開港(新港が東へ) ・短かった4県時代(兵庫県、飾磨県、豊岡県、名東県それぞれの成り立ち) ・現在の県域となる第 3 次兵庫県(明治9年)の成立 ・ふるさとに息づく伝統文化(丹波デカンショ節、淡路国生み神話など) <兵庫県各地の近代化の歩み> ・日本で2番目に敷設された鉄道、横浜と二分する国際港として発展した神戸港、近代産 業都市として発展していく神戸、重工業の萌芽と発展 ・姫路藩という有力な藩のもと発展し、県庁所在地とはならなかったが、軍都、明治末期 から産業都市として変貌していく姫路 ・官営モデル鉱山として外国の新技術を導入した生野鉱山 ・個性のある産業を育んだ赤穂の製塩、龍野の醤油、北播の刃物・織物、但馬の養蚕・製 紙、淡路の製陶 ・阪神間のリゾート地としての発展(有馬温泉、六甲山、西宮のリゾート開発、宝塚歌劇) <雄県兵庫の歩みと試練> ・県下産業の発展と県人口の増加(明治 42 年 200 万→昭和 12 年 300 万) ・昭和の新時代、恐慌下の兵庫(工業生産の低迷、財政難) ・大正14年北但馬大震災、昭和13年阪神大水害 ・尼崎・芦屋・神戸・明石・姫路などの空襲被害 <戦後の兵庫の歩み、兵庫の未来へ> ・交通・生活基盤の充実(日本ではじめての高速自動車国道(名神高速道路(尼崎-栗東 間)が開通、県立こども病院、山陽新幹線新大阪-岡山間の開通、大鳴門橋開通、神戸 空港、但馬空港開港等) ・近代美術館、県立図書館、県立歴史博物館など文化施設の整備 ・国際交流の展開 ・阪神・淡路大震災の発生(課題の顕在化)と復旧・復興の歩み、ボランティア元年、震 災の経験と教訓を世界へ ・明石海峡大橋開通 ・丹波市で恐竜化石の発見、コウノトリが 46 年ぶりに自然界へ巣立 ・人口減少社会へ 2 パネル制作について 【制作上の留意点】 ・県域の変遷のパネルのほか、映像制作で用いたストーリー上の重要なポイントをバラン ス良く抜粋し、記録資料の写真とそれに対するキャプションで分かりやすく説明したパ ネルとすること。
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