厚生部 健康課 担当:感染症・疾病対策班 新保、藤岡 電話:(直通) 076-444-4513 (内線) 3556 News Release 平成 28 年 12 月 28 日 インフルエンザ流行拡大に関する注意喚起について 平成 28 年第 51 週(12 月 19 日~12 月 25 日)における、県内のインフルエンザの定点医療機関当た りの報告数が「14.31 人」となり、注意報レベルの目安としている 10 人を超えました。 引き続き感染予防及び感染拡大防止のため、手洗い・うがい、せきエチケットなど、個人ででき る予防対策の徹底をお願いします。 1.インフルエンザ流行状況 ●定点医療機関あたりの患者報告数 (感染症発生動向調査) 週 富山県 全 国 47 週 11/21~11/27 48 週 11/28~12/4 49 週 12/5~12/11 50 週 12/12~12/18 51 週 12/19~12/25 2.83 1.79 5.92 2.49 8.73 3.31 9.73 5.02 14.31 ※ 定点医療機関数 富山県:48 医療機関 (1/5 公表予定) 全国:約 5,000 医療機関 ●厚生センター・保健所管内別定点医療機関当たり報告数 (平成28年第51週) 新 川 9.71 中 部 20.40 高 岡 7.62 砺 波 28.43 富山市 13.69 【参考】 国立感染症研究所は、インフルエンザの流行状況の指標として、下記のとおり、全国共通 の基準値を設定しています。 ○注 意 報:1週間の定点医療機関当たりインフルエンザ患者報告数が 10 人以上 →今後大きな流行が発生する可能性がある ○警 報:1週間の定点医療機関当たりインフルエンザ患者報告数が 30 人以上 →大きな流行が発生または継続しつつあることが疑われる 2.インフルエンザウイルス検出状況 ・県内では AH3 亜型 (A香港型) が 38 件検出されています。 ・全国では AH3 亜型の検出数が 351 件と最も多く、次いで AH1pdm09 やB型も検出されていま す。 AH3 亜型 AH1pdm09 B型 富山県 38 件 0件 0件 2016 年第 36 週~2016 年第 51 週 ※2016 年 12 月 28 日現在 全 国 351 件 50 件 9件 2016 年第 36 週~2016 年第 48 週 ※2016 年 12 月 8 日現在報告数 1/2 備考 3.予防のポイント~感染予防の徹底、感染拡大防止のお願い~ ○うがいと手洗いを徹底しましょう。 ○十分な睡眠やバランスの良い食生活など、健康的な生活を心がけましょう。 ○家族や周りの人にうつさないために、せきエチケットを徹底しましょう。 ・せきやくしゃみがでそうなときは、ティッシュ等で鼻と口を覆い、周りの人から顔をそら しましょう。 ・せきやくしゃみが続くときはマスクを着用しましょう。 ○急な発熱やせき等の症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。 ○乳幼児やお年寄り、妊娠中の方、基礎疾患 (呼吸器疾患、慢性心疾患など) をお持ちの方は 特に注意が必要です。日頃からかかりつけの医師と相談しておきましょう。 ○インフルエンザにかかったら、無理をせず、登園や登校、出勤をひかえるようにしましょう。 ※ 報道機関の皆様には、インフルエンザの予防及び感染拡大防止のため、県民の方々に対する注意 喚起に格段の御協力をお願いいたします。 ○インフルエンザに関する情報については下記のホームページをご覧ください。 ・国立感染症研究所 http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flu.html ・富山県感染症情報センター http://www.pref.toyama.jp/branches/1279/kansen/inful/inful1.htm 2/2
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