1 2 3 2016年第2四半期の業績は当初の公表⾒通しを上回る。 第2四半期としては4期連続の増収増益となり、過去最⾼益を更新。 4 セグメント別業績のポイント。 ①国内:収益性の⾼い分野の売上⾼が増加し、事業ミックスが改善。 ②海外:タイ、韓国といった当社の主要国が好調に推移。 収益性も⼤きく改善し、増益に寄与。 5 営業利益の増減要因分析。 ①増益要因:91億円の増益要因 ・増収とミックスの改善による粗利増 ・原材料価格の低下の影響やトータルコストダウンの進捗 ②減益要因:43億円の減益要因 ・国内外の競争費⽤の増加 6 オーラルケア分野のトピックス: 当社は、⾦額、個数、単価の全てにおいて 市場を上回る売上成⻑を獲得し、市場成⻑を牽引。 7 オーラルケアの⾼価格帯商品の売上も好調に推移し、 当社は、⾼付加価値品で市場を牽引。 8 薬品分野のトピックス: 主⼒分野である解熱鎮痛剤や点眼剤などで⾼価格ラインを育成し、 単価アップによる売上成⻑を継続。 9 ファブリックケア・リビングケア分野のトピックス: 洗濯⽤洗剤や台所⽤洗剤等の主⼒市場においても、 投資を重点化し、収益⼒を強化。 10 産業品事業における収益性の向上要因: ①化学品分野のコストダウンの推進や統合による販売シナジーの発揮 ②業務⽤洗浄剤分野における新規顧客の獲得 11 海外事業のトピックス: 当社の主要国であるタイや韓国において、パーソナルケア分野の 育成を進め、利益ある成⻑を継続。 12 中国、マレーシアといったその他の国においても 2桁以上の売上成⻑を確保。 13 14 2016年下期の取り組み内容: 国内、海外で⾼付加価値品の投⼊、育成を継続。 15 2016年度の業績予想: 年間の売上⾼は、為替変動の影響を勘案し、年初の想定より減額。 利益⾯では、⾼収益分野の構成⽐拡⼤や、コストダウンの進捗により 「V-2計画」の前倒し達成を⽬指す。 16 株主還元の基本的な考え⽅: 株主還元は、継続的かつ安定的な利益還元を基本とし、 新たに連結配当性向30%を⽬安とする⽅針。 今期の配当は、1円増配の年間11円を予定。 17 18 ビジョン実現に向けた考え⽅: 「V-2計画」は、収益構造改⾰を加速させるとともに、 次なる事業成⻑への布⽯を打つ3年間。 「Vision2020」の実現に向けた基盤整備は予定どおり進捗。 利益の蓄積によって経営体⼒を強靭にし、事業成⻑を加速。 19 国内、海外、新規事業における重点戦略: ①国内事業:事業環境の変化を先取りして利益成⻑をさらに加速 ②海外事業:利益ある2桁成⻑に挑戦 ③新規事業:新たな収益基盤の早期確⽴ 20 国内の市場環境予測: ①短期:世帯数の緩やかな増加 ②⻑期:シニア消費の拡⼤ ⾼齢者の増加による健康や若さの維持・向上への⽀出増や予防関連など ヘルスケアニーズの増加により、国内ヘルスケア市場は、安定した成⻑を 継続すると予測。 21 当社の事業シナリオ(国内): ①ヘルスケア分野 オーラルケア分野や薬品分野において⾼齢者ニーズを捉えた ⾼付加価値品の導⼊や研究開発の強化などによるシニア消費の取り込み。 ②ホームケア分野 重点分野に的を絞り込んだ投資の集中や、 さらなる事業の効率化により、収益性を向上。 22 国内事業の収益⼒強化に向けたスピードアップ施策: ①市場の変化を先取りしたSCM体制の構築 ②ウェブ販売の拡⼤やオムニチャネルなどチャネル構造の変化を 新たな事業拡⼤のチャンスにつなげる販売体制の整備 ③ホームページなどを活⽤したデジタルマーケティングの⾼度化 23 アジアの市場環境予測: ①⼈⼝の増加 ②⾼齢化の進展 ③中間所得層の増加 ヘルスケアニーズの拡⼤などにより、 トイレタリー市場は成⻑が継続すると予測。 24 当社の事業シナリオ(海外): ①北東アジア: ⾼齢化を⾒込んだパーソナルケア商品の重点育成と、 ヘルスケア商品の浸透・拡⼤を加速。 ②東南アジア: ⽣活習慣や所得上昇に合わせた⾼付加価値品の提供により、 拡⼤する中間所得層の取り込みを継続。 25 海外の事業成⻑に向けたスピードアップ施策: ①⽇本のノウハウの⽔平展開 グローバルブランドの育成やパーソナルケア分野へのシフト ②地域別アクションの徹底 エリア別のR&D機能やマーケティング⼒を強化 26 ウェルネス・ダイレクト事業の規模拡⼤に向けた取り組み ①機能性表⽰商品の拡⼤による新規顧客の獲得 ②複数購買商品の拡⼤による既存顧客の活性化 ③事業規模拡⼤に向けたインフラの拡充 27 当社のオーラルヘルスケア事業への取り組み: ①プロケアの浸透 ・唾液検査システムの普及や予防⻭科医院のサポート ・⻭科医院向け製品の拡充 ②セルフケアの充実 ・オーラルケア啓発情報の発信 ・産学・地域連携活動の充実 *弘前⼤学COIでの「オーラルヘルスケア学講座」開設等 28 当社は収益⼒の向上に向けて、全社⼀丸となって取り組み、 「Vision2020」の実現に向け、さらなる⾶躍を⽬指す。 29 30
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