下呂市地域再生計画事業構想・基本設計業務委託(仮称) 仕様書 ( 工 期 : 契 約 日 ~ H29.9.30 ) 基本構想 1)下呂市中心市街地全体構想(森地区、幸田地区)の作成 森地区、幸田地区における市有地の活用を中心とした下呂市中心市街地の整備構想について、地域再 生計画を基に作成する。 ①下呂市の現状整理 ・地勢、上位計画の有無、人口、観光等 ②上位計画での位置付けの整理 ③まちづくりの課題抽出、対応策の提案 ④周遊発着ゾーン・まち歩き推進ゾーンの課題抽出、対応策の提案 ⑤各施設の位置決定 ・位置決定理由の作成 ・位置図(S=1/2500 以上) ⑥中心市街地全体構想イメージパースの作成 ⑦駅将来構想のイメージパースの作成 ⑧都市計画道路(変更)廃止申請書書類の作成 ・下呂駅阿多野線 L=150m(一部廃止) ・宮本線 L=690m(全線廃止) 2)周遊発着ゾーン(幸田地区)の基本構想の作成 地域再生計画では、周遊発着ゾーン(幸田地区)においては、旧下呂温泉病院跡地を利用し、下呂中 心市街地と他地域の観光資源を結ぶ二次交通の拠点整備及びランドマーク施設の整備を行うこととして いる。これを元に幸田地区の構想を作成する。 ①周遊発着ゾーンの現状整理 ②周遊発着ゾーンの課題抽出、対応策の提案 ③人・車の導線及び整備検討 ・整備課題の整理 ・必要施設の提案 ・整備の方法検討 ・概算事業費の算出 ④周遊発着ゾーンイメージパースの作成 ⑤ランドマーク施設イメージパースの作成 基本設計 3)イベント広場(森地区)の基本構想 まち歩きゾーンにおいては、観光客が安心安全にまち歩きが可能な整備を行う また、市営下呂温泉駐車場および隣接する市有地を活用し、イベント等多目的利用可能な広場として整 備を行う ①イベント広場(仮称)整備の課題抽出、対応策の提案 ②施設基本設計 ・数量計算 ・必要土量計算 ・概算事業費の算出 ③施設配置図の作成 ・施設配置検討図(S=1/500 以上) ・排水計画図(S=1/500 以上) ・各施設イメージパースの作成 ・その他附帯施設の検討図(S=1/500 以上) ・各施設の概算事業費の算出 ④乗入箇所、拡幅道路整備検討図作成 ・乗入位置図(S=1/500 以上) ・乗入詳細図(S=1/500 以上) ・道路拡幅断面図(S=1/500 以上) ・道路拡幅平面図(S=1/500 以上) ・数量計算 ・概算事業費の算出 ⑤整備スケジュールの設定 ・整備スケジュールの検討 ・補助金充当計画 ⑥整備検討 ・整備課題の整理 ・必要施設の提案 ・概算事業費の算出 ⑦イベント広場(仮称)イメージパースの作成 ⑧上限事業費 ・170,000,000 円 4)観光交流センターの整備提案及び基本設計 旧ホテル下呂館跡地(下呂市森 1075 番地 1)に、まち歩きと交流の拠点、情報発信の拠点として整備 する「(仮称)観光交流センター」の具体的整備計画を作成するとともに、施設の基本設計を行う。 (1)整備提案 ①位置付けの整理 ②整備目的の設定 ③対象者、利用者目標人数の設定 ④施設の整備内容の決定 ⑤決定 ・位置図(S=1/1000 以上) ・粗造成計画図(S=1/1000 以上) ⑥建物の規模決定 ・建物規模検討表作成 ・建物階数の検討 ・建物床面積の検討 ⑦建物の構造決定 ・都市計画法、建築基準法上の課題整理 ・建物の構造比較表作成 ⑧テナント施設内容の検討 ・テナント数の設定 ・テナント施設の業種検討 ⑨施設維持管理運営に係る概算費用の算出 ・完成後の施設維持管理運営に必要な費用について項目ごとに概算額を算出する。 (2)整備設計 ①施設基本設計 ・必要土量計算 ・概算事業費の算出 ②施設配置図の作成 ・施設配置検討図(S=1/500 以上) ・排水計画図(S=1/500 以上) ・各施設イメージパースの作成 ・その他附帯施設の検討図(S=1/500 以上) ・数量計算 ・各施設の概算事業費の算出 ③乗入箇所、拡幅道路整備検討図作成 ・乗入位置図(S=1/500 以上) ・乗入詳細図(S=1/500 以上) ・道路拡幅断面図(S=1/500 以上) ・道路拡幅平面図(S=1/500 以上) ・数量計算 ・概算事業費の算出 ④整備スケジュールの設定 ・整備スケジュールの検討 ・補助金充当計画 ⑤観光交流センターの全体イメージパース作成 ⑥事業費上限 ・「(仮称)観光交流センター」整備の事業費は上限 330,000,000 円以内とする。 5)地域再生計画と中心市街地全体構想の整合確認 ・下呂市域全体構想図の作成 ・全体構想図概要の作成 特記仕様書 ①下呂市中心市街地全体構想の作成 ・整備内容は下呂市の歴史、景観、風情、自然等に合ったものとすること。 ②観光交流センター ・テイクアウト中心の「中食」に関するテナント施設4件程度を盛り込むものとし、一部にオープン テラス空間を設置すること。 ・観光案内所は市内の各地域の観光情報を発信できる施設とすること。 ・観光客がスーツケースなどの手荷物を預けられるコインロッカーなど配置すること。 ・地域住民と観光客との交流の場として 150 ㎡程度の空間を建物内に確保すること。面積については 関係機関と協議して定めるものとする。 ・授乳室を設置すること。 ・ユニバーサルデザインを取り入れたトイレとすること。 ・下呂市はヒノキ、スギを中心とした木材の産地であり、地産の木材を生かすこと。 ・駅から観光交流センターまでの人の導線(移動手段)を検討し、反映すること。 ・観光交流センターの実施設計の積算に必要な基本情報を漏れなく記載すること。 ・完成後の施設の管理運営は、民間が行うことを基本とする。 ③地域再生計画全体構想図と中心市街地全体構想図の整合確認 ・各エリアでの構想図との整合性に留意し、1枚の図面にとりまとめること。 ④プロポーザル報告書とりまとめ ・わかりやすい報告書作成の為、必要である場合は、下呂市内全域を考慮した計画としてとりまとめ ること。 ・報告書製本及び概要の作成にあたり、事前に監督員と協議すること。 ⑤その他 ・提案等がある場合はその都度、監督員と協議すること。 ⑥成果品 ・報告書・・・・一式 A4 2部 ・概要版・・・・一式 A3 2部 ・図面類・・・・一式 A3 2部 ・その他監督員が必要と認めた資料等・・・・一式 ・上記のデジタルデータ・・・・一式 CD-R 2部 2枚
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