4.送変電 運用指標(Operation Indicator)

4.送変電
運用指標(Operation Indicator)
ターゲッ
区分
指 標 名
指標作成方針・方法
目
的
備
考
ト
基本
設備稼動率(%)
最大負荷(MW)/
運用限度
Availability Factor
{設備定格容量(MVA)×力率}
以内
設備が適正に運用されているか評価
電力品質、供給力確保に資するプロジェクトに採用
設備には送電線および変圧器を含む
需要家 1 軒当たり
基本
年間事故停電時間(分/年・軒)
事業対象エリアにおける需要家
Forced Outage Hours Per
1 軒当たりの停電時間
原則0
信頼度が適正に保たれているか評価
基準値
需要地点での品質が保たれているか
信頼度向上に資するプロジェクトに採用
故障による停止時間の代替
User
需要地点での電圧降下(%)
補助
Voltage Drop At End User
最大電圧降下(V)/基準電圧(V)
(電圧降下対策工事を含む場合
以内
評価
電力品質に資する電圧対策工事のみに採用
需要家数が多く、測定は困難な可能性大
(シミュレーション計算値などで対応)
のみ適用)
補助
補助
補助
停電回数(回/年)
事業対象エリアにおける
Outage Times
1 分間以上継続した停電の回数
送電端電力量(Kwh)
原則0
信頼度が適正に保たれているか評価
1年間に対象変圧器から
F/S 等で
送電線および変電所が効果的に活用
Electricity Supply
送電した電力量
の予測値
されていることを確認
送電損失率(%)
{送電端電力量(Kwh)-変電所内電力消費量(Kwh)
F/S 等で
送電線および変電所が、健全に運転
変電所内電力消費量のデータが無い場合は、0 とし
Transmission Loss
-受電端電力量(Kwh)}/送電端電力量(Kwh)
の予測値
されていることを確認
て算出
**電源送電線については、発電所に付随するものであり、送電線単独の運用指標は原則設けない。
13
信頼度向上に資するプロジェクトの内、一部に採用
効果指標(Effect Indicator)
ターゲッ
区分
指 標 名
指標作成方針・方法
目
的
備
考
ト
基本
設備稼動率(%)
最大負荷(MW)/
運用限度
Availability Factor
{設備定格容量(MVA)×力率}
以内
事業後において設備稼動率が適正値
電力品質、供給力確保に資するプロジェクトに採用
に改善されたかを評価
設備には送電線および変圧器を含む
需要家 1 軒当たり
基本
年間事故停電時間(分/年・軒)
事業対象エリアにおける需要家
Forced Outage Hours Per
1 軒当たりの停電時間
原則0
事業前後の数値の比較により改善度
合いを評価
信頼度向上に資するプロジェクトに採用
User
需要地点での電圧降下(%)
補助
Voltage Drop at End User
最大電圧降下(V)/基準電圧(V)
(電圧降下対策工事を含む場合
基準値
以内
事業後において需要地点での電圧降
下が適正値に改善されたかを評価
電力品質に資する電圧対策工事のみに採用
需要家数が多く、測定は困難な可能性大
(シミュレーション計算値などで対応)
のみ適用)
補助
補助
補助
停電回数(回/年)
事業対象エリアにおける
Outage Times
1 分間以上継続した停電の回数
送電端電力量(Kwh)
Electricity Supply
送電損失率(%)
Transmission Loss
1年間に対象変圧器から送電した電力量
原則0
F/S 等で
の予測値
事業前後の数値の比較により改善度
合いを評価
信頼度向上に資するプロジェクトの内、一部に採用
電化事業に資するプロジェクトに採用可能であるが
増大した電力量を評価
通常配電事業も含めて実施されることから、配
電事業の効果指標である売電量で代替される
{送電端電力量(Kwh)-変電所内電力消費量(Kwh)
F/S 等で
事業前後の数値の比較により改善度
-受電端電力量(Kwh)}/送電端電力量(Kwh)
の予測値
合いを評価
送変電損失率低減に資するプロジェクトに採用
変電所内電力消費量のデータが無い場合は、0 とし
て算出
*送変電プロジェクトの効果は、発電所の運転状況、送電系統構成、配電系統構成および運用状況等、外的要因により大きく左右されるものであり、事業単体での効果を測ることは困難。
各プロジェクト毎に、前提条件を定めた上で効果指標を選定する。
**電源送電線については、発電所に付随するものであり、送電線単独の効果指標は原則設けない。
14