土石流の土砂災害警戒区域等の指定に係る 説明会開催のお知らせ 神奈川県 日頃より県土整備行政ならびに市防災行政について、ご理解とご協力をいただ きお礼申し上げます。 鎌倉市域の渓流において調査が完了し、土石流の基礎調査結果(土砂災害警戒 区域等の指定予定範囲)が、県のホームページ等※1 で公表されています。今後、 平成 29 年3月に土砂災害防止法に基づき区域指定手続きを行う予定です。 そこで、区域指定に係る説明会を平成 29 年 1 月に鎌倉市役所にて開催すること になりましたので、お知らせ致します( 「広報かまくら」1月号にも掲載されてい ます) 。なお、開催期間中、誰でも自由に出入りできる説明会となっていますので、 ご都合の良い時間にご来場ください。 ■日 時: ・平成 29 年1月 27 日(金)∼30 日(月)の4日間 ・10 時∼17 時 ■会 場: ・鎌倉市役所第3分庁舎2階 災害対策本部室(裏面参照) ・閉庁時(土日)は駐車場が有料となります ・満車となることが想定されますので、公共交通機関等をご利用 いただくことをおすすめします ■内 容: ・土石流の土砂災害警戒区域等の指定予定範囲の掲示 ・基礎調査結果の閲覧 ・担当職員による土砂災害防止法の解説 ・お問合せに対する個別対応 ※地震・大雪等の災害発生時は、開催が中止になることがありますのでご了承ください。 ※1 指定予定範囲は、説明会に来場されなくとも、随時、県藤沢土木事務所及び 市総合防災課で閲覧することができます。その他、以下の土砂災害情報ポータル サイトでも確認できます。 QR コード URL:http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sabo/bousai/keikai/kouji.html ※2 お住まいの地域では、現在、崖や斜面の「急傾斜地の崩壊」の基礎調査も進めています。 調査完了箇所から順に、県のホームページ等で公表しています。なお、法律に基づく区域指 定時期は未定です。詳しくは県藤沢土木事務所または市総合防災課にお問合せください。 問合せ先 ■神奈川県 神奈川県藤沢土木事務所 河川砂防第二課 担当 阿部、加賀、新山 ℡:0466-26-2111 ■鎌倉市 鎌倉市防災安全部 総合防災課 がけ地対策担当 阪中、遠藤 ℡:0467-23-3000 ●土砂災害防止法とは? 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律 神奈川県 土砂災害(急傾斜地の崩壊、土石流、地滑り)から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれ がある区域について、危険の周知、警戒避難態勢の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の 移転促進等のソフト対策を推進しようと平成 13 年 4 月に施行された法律です。基礎調査を行い土 砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域を指定します。 【土砂災害特別警戒区域】渓流で土石流が発生した場合に、建物に損壊が生じ、住民等の生命又 は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地です。土砂災害警戒区域(イエロー ゾーン)のうち、土石流で到達する土石の力が、建物の耐えることができる力を上回ると予想さ れる土地です。 ●土砂災害(特別)警戒区域に指定されると? 【土砂災害警戒区域(イエローゾーン)】: 宅地建物取引業者は、宅地や建物の売買にあたり、土砂災害警戒区域であることを説明する必 要が生じます。特に行為の規制はありません。 【土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)】: ① ② ③ ④ 主に以下の行為等が制限されます。 宅地分譲や災害時要援護者関連施設等の建築のための開発を行う場合、県知事の許可を得る必 要があります。 居室を有する建物は、新築又は増改築のとき土砂災害に対し安全かどうか確認するため、建築 確認の制度及び構造規制が適用される場合があります。 特に危険が迫っている場合は、県知事が区域外への移転等を勧告することがあります。(全国 で移転等の勧告実績はありません。) 宅地建物取引業者は、宅地や建物の売買にあたり、土砂災害特別警戒区域であることを説明す る必要が生じます。 ●説明会の会場は? 鎌倉市役所第3分庁舎2階 災害対策本部室にて、終日開催しています。オープンハウス形式 の説明会ですので、開催期間中、ご都合の良い時間帯に自由にご来場ください。 鎌倉市役所 説明会会場 説明会会場 御成小学校 J R 鎌 倉 駅
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