文化複合施設の基本設計を策定しました 2

構造計画
①空間特性にあった構造計画
・アトリウムの吹抜け部分は、木と鉄骨の柱を用い、利府の梨棚を
イメージした開放的な空間を実現します。
・各部門の用途に適した構造計画とすることで、高い耐震性能を確
保するとともに、コストの合理化を図ります。
②長町−利府断層に配慮した構造計画
・地盤調査の結果、
「長町−利府断層」
が計画地直下に存在する可能
性は少ないものと判断されます。
・建物が低層で軽量であること、制振装置を配置しづらい施設であ
ること、また、費用対効果を考慮し、
「耐震構造」
を採用し、災害
時拠点施設として高い耐震性を確保します。
③軟弱地盤に配慮した構造計画
・表層地盤が軟弱であるため、実施設計において、より良い工法を
決定していきます。
設備計画
①地域の気候特性や施設特性を考慮した空調システムの導入
・効率が高い地中熱を利用した空調システムを採用します。
・大ホールは、センサーを用いて的確に在席人数を把握し、空調を制御するシステムを採用するなど、
ランニングコストの削減を図ります。
②利府の自然を効果的に活かした維持管理コストを抑える設備の導入
・再生可能エネルギーの利用や効率の良い機器を選定し、維持費の軽減化を図ります。
・「エコツリー」
により、自然通風や自然光を取り込みます。
・屋根に降った雨を雨水貯留槽に貯留し、トイレの洗浄水や屋外散水に利用します。
③空調負荷を抑制する設備の導入
・ペアガラスや断熱性能の高い屋根・外壁とし、空調負荷を抑制します。
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問い合わせ先 政策課 文化複合施設推進班 5
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