延滞金及び還付加算金の割合と計算方法

延滞金及び還付加算金の割合と計算方法
【平成29年1月1日以降の延滞金等の割合】
特 例 措 置
本 則
割 合
①納期限の翌日から1月を経
7.3%
過する日まで
延滞金
②納期限の翌日から1月を経
14.6%
過した日以降
③還付加算金
適 用 期 間
2.7% (注1)
⇒
9.0% (注2)
7.3%
平成29年1月1日~平成29年12月31日
1.7%(特例基準割合)
① 納期限の翌日から1月を経過する日までの期間については、年「7.3%」と「特例基準割合(※)+1%」のいずれか低い割合を
適用することとなり、上表(注1)の割合が適用されます。
② 納期限の翌日から1月を経過する日の翌日以降については、年「14.6%」と「特例基準割合(※)+7.3%」のいずれか低い割
合を適用することとなり、上表(注2)の割合が適用されます。
③ 還付加算金の割合は、各年の特例基準割合が年7.3%に満たない場合には、その年中においては、その特例基準割合としま
す。
※ 「特例基準割合」とは、各年の前々年の10月から前年の9月までの各月における国内銀行の新規の短期貸出約
定平均金利の合計を12で除して得た割合として、各年の前年の12月15日までに財務大臣が告示する割合(注3)
に、年1%の割合を加算した割合をいいます。以上から、平成29年中の「特例基準割合」は、1.7%となります。
(注3) 平成28年12月12日に、財務省告示第362号により財務大臣が告示した割合は0.7%
延滞金の計算方法(平成29年1月1日以降)
(1) 延滞金の計算の基準となる額に1,000円未満の端数があるときは、その全額を切り捨て、また、その額の全額が
2,000円未満であるときは、延滞金はかかりません。
(2) 納期限の翌日から1月を経過する日までの分 ⇒ 納入額×2.7%(特例基準割合+1%)×延滞日数÷365日
特例基準割合⇒財務大臣が告示した割合(0.7%)+1%=1.7%
(3) 納期限の翌日から1月を経過した日以降の分 ⇒ 納入額×9.0%(特例基準割合+7.3%)×延滞日数÷365日
特例基準割合⇒財務大臣が告示した割合(0.7%)+1%=1.7%
(4) 上記の(2)、(3)を合計します。算出された延滞金に100円未満の端数があるときは、これを切り捨て、また、算出
された延滞金の全額が1,000円未満のときは、延滞金はかかりません。
【延滞金(年率)早見表】
摘要期間
納期限の翌日から
1月を経過する日までの期間
平成11年12月31日まで
年7.3%
平成12年1月1日~平成13年12月31日
年4.5%
平成14年1月1日~平成18年12月31日
年4.1%
平成19年1月1日~平成19年12月31日
年4.4%
平成20年1月1日~平成20年12月31日
年4.7%
平成21年1月1日~平成21年12月31日
年4.5%
平成22年1月1日~平成25年12月31日
年4.3%
平成26年1月1日~平成26年12月31日
年2.9%
年9.2%
平成27年1月1日~平成27年12月31日
年2.8%
年9.1%
平成28年1月1日~平成28年12月31日
年2.8%
年9.1%
平成29年1月1日~平成29年12月31日
年2.7%
年9.0%
1
納期限の翌日から
1月を経過した日以降
年14.6%