地方創生先行型交付金事業検証結果

地方創生先行型交付金事業検証結果
先行型交付金事業
№
事業名
1 観光情報発信事業
内容
総合戦略の位置付
KPI
(H27年度)
実績
(H27年度)
担当課
富岡市の観光情報や魅力を多くの方に
わかりやすく発信するため、別々に運
用されている「市観光ホームページ」と
「富岡製糸場ホームページ」を統合し、
施策Ⅱ-4
リニューアルを図る。
ホームページ ホームページ
交流による地 ホームページ
また、ホームページを多言語対応とす
観光おもてなし
アクセス数100 アクセス数0万
域づくりを進め アクセス数200
ることで、外国人の閲覧を促すととも
課
万件
件
るための体制 万件
に、市内にWi-Fi環境を整備すること
づくり
で、訪日外国人のインターネット接続を
容易にし、リニューアルしたホームペー
ジと連動することにより、快適に観光が
楽しめる環境を整える。
空き家台帳の 空き家台帳の
データ整理500 データ整理733
件
件
空き家情報をデータベース化し、富岡
市民と市外居住者等の交流拡大及び
空き家情報データベー
2
定住促進を図る情報発信行う。
ス化事業
次年度以降、定住・就労の説明会やP ホームページ ホームページ
R活動を予定
アクセス数800 アクセス数
件
3,464件
建築課
大学・短大・専門学校がない本市にとっ
て、若者を呼び込む手段が乏しい現状
から、事業者に学生インターンシップ受
インターンシップ推進事 け入れを奨励することにより、市内事業 インターン受入 インターン受入
3
産業振興課
業
者の魅力や本市の魅力を認識してもら 30人
9人
い、若者の本市への就業支援と移住・
定住へのきっかけづくりとするとともに、
まちの活力アップと活性化につなげる。
4 市民養蚕事業
施策
KPI
(H31年度)
富岡製糸場が世界遺産に登録された
背景には、地域の養蚕文化が大きくか
かわっているが、現在、市内の養蚕農 市民参加人数 市民参加人数
農政課
家は12戸で、今後の養蚕業の維持が 500人
416人
危ぶまれている。このため市民の関心
を高めるとともに、養蚕振興を行う。
検証委員会
今後の事業方針
外部有識者からの意見
事業の評価
・Wi-Fiの環境整備は点から面の整備が
必要。
観光ホームページは、本市を訪れる来
・観光情報発信は戦略的な広報が必
訪者にとって事前に情報を収集できる
要。
重要なアイテムであるため、今後もコン
・ホームページへいかにアクセスしてい
テンツの充実・四季を感じる作り込みを
総合戦略のKPI達
ただけるかの工夫が必要。
行う。
成に有効であった
・インバウンド対策としては、外国人は
また、インバンド対策として、外国人に
言葉だけでなく画像が効果的。
目を引くような「小さな発見」を画像で紹
・外国人に委託し、常に外国人の感性
介するほか、外国人調査員による感想
で動画等をSNSなどで情報発信してい
などSNSで配信を行う。
る自治体もある。
・ホームページの閲覧件数は多いが、
移住・定住促進のアイテムとして内容
登録物件が少ない
の充実を図る。空き家バンク制度につ
施策Ⅳ-1
・空き家のデータベースを利用し、移住
いては、物件の申し込みや閲覧に関
地域経済・地 空き家バンク 定住に活用する場合、物件の物理的条
し、利便性を向上させ内容の充実を図
域づくりの基盤 による契約成 件や所有者の賃貸、売買について意向 総合戦略のKPI達 るとともに、移住定住に向けた取り組み
となる定住人 立述べ件数75 等の問題があるため、制度、施策など 成に有効であった を関係部局と連携し推進する。
口減少への対 件
各関係部局を含めた展開が必要。
空き家を借主負担で改修し、かつ、所
策
・空き家をリニューアルし仲介されてい
有者が家賃収入を得るモデル事業を構
る業者もいる。柔軟に対応できる仕組
築。賃貸用空き家の需要及び供給を喚
みづくりが必要。
起する展開を図る。
社員採用や企業広告等の一つの手段
・インターンシップは、富岡市にある企
と認識してもらえるよう、インターンシッ
業のことを知ってもらう情報提供の場で
プ制度の周知を図り、実施企業を増加
もあり、企業側はインターンを受け入れ
させるとともに、実施する企業の情報を
ることで、就職してもらう取り組みのきっ
広く発信し、学生への情報提供にも努
施策Ⅲ-3
インターンシッ かけになる。
める。
総合戦略のKPI達
市民生活に関 プ利用学生数 ・インターンシップは学生と企業との間
また、企業と学生がマッチングしたこと
成に有効であった
わる連携
25人
を取り持つきっかけづくりだけでなく、
により、気付きによる新たな事業展開が
様々な波及効果が発生するため、イン
期待できる。
ターンシップ後には、アンケート調査等
今後、使いやすい補助制度とするた
を行い、その結果を今後の事業展開に
め、企業から意見を聴取し、ブラッシュ
つなげる必要がある。
アップを行いながら中小企業の人材確
保へつながるよう展開を図る。
・市民養蚕を体験するものだけで、終わ
養蚕を身近に感じ、子ども達や市民が
施策Ⅲ-1
らせるのではなく、養蚕糸業の活性化
郷土に対する愛情を育む取り組みを推
富岡製糸場や 市民養蚕参加 につなげる仕組みや仕掛けが必要。
総合戦略のKPI達 進する。
絹に関わる連 者数700人
・子供が体験することにより、郷土に対 成に有効であった 伝統的な養蚕の普及・継承を図るとと
携
する愛着が生まれるので教育としては
もに、蚕糸業の新しいスタイルの構築を
有効。
目指す。
地方創生先行型交付金事業検証結果
先行型交付金事業
№
事業名
5
公共交通通学定期券
購入費補助事業
6 育児休業等支援事業
内容
総合戦略の位置付
KPI
(H27年度)
実績
(H27年度)
担当課
施策
KPI
(H31年度)
検証委員会
今後の事業方針
外部有識者からの意見
事業の評価
企画政策課
・世界遺産登録による観光客の利用者
が増えているが、運賃値下げに反映さ
れないのは企業の努力が必要。
少子高齢化の中で、市民生活での公共
・生活路線と観光路線の面がある。観
交通機関の重要性は益々高くなってき
光面では、市は集客させるためのプロ
施策Ⅳ-1
ている。このことは、観光面から見ても
モーションが必要で、企業は乗っていた
地域経済・地
同様である。
だく努力が必要。
域づくりの基盤 合計特殊出生
総合戦略のKPI達 乗合タクシーとの連携を含め、上信電
双方がWin-Winの関係づくりが必要。
となる定住人 率1.59
成に有効であった 鉄沿線市町村連絡協議会の次期支援
・補助事業により新たな利用者が増え
口減少への対
計画で具体案を検討する。
たのかの調査が必要。
策
市独自の利用促進に向けた取り組み
・利用者に補助を出すことにより利用促
として、ふるさと納税返礼品に「上信電
進につなげる仕組みづくりが必要。また
鉄利用券」を新たに設ける。
企業としては利用しやすいように列車
の本数を増やすなどの環境整備が必
要。
中小零細企業では、育児休業の取得
が難しく、結婚や出産を機に退職する
女性も多い。このため、育児休業中の 育児休業取得 育児休業取得
産業振興課
給与の一部を助成することにより、就 者5人
者5人
労支援環境の整備及び子育て支援環
境の整備を図る。
中小企業で育児休業を取りやすい環境
に整えることは、女性の活躍の場を広
施策Ⅳ-1
・政府でも働き方の問題を取り上げてい
げ、少子化対策としても有効である。
地域経済・地
る。制度があっても取れない等の問題
今後、中小企業で制度を導入するメ
域づくりの基盤 合計特殊出生
総合戦略のKPI達
を是正させるための制度であり、経営
リットをまとめ、また、導入した企業の成
となる定住人 率1.59
成に有効であった
者の意識改革にもつながると思う。
功事例を紹介するなど、企業への積極
口減少への対
・一層の周知を図ってほしい。
的な広報活動を行い制度の利用を促す
策
とともに、子育て施策と連携して女性が
活躍できる社会を目指す。
公共交通の通学定期代の一部を助成
することで、子育て世代の負担軽減に
よる子育て支援環境整備、公共交通の
利用促進、路線維持を図る。
補助対象者
(予定419人) 補助対象者
人全員への助 528人
成
機器・コンテンツの充実により利用者の
増加を図るとともに、解説員の育成を行
富岡製糸場の実空間と仮想空間を復
施策Ⅰ-2
い更なる質の向上を図る。
富岡製糸場入 ・コンテンツはデータなので、スコープで
富岡製糸場CG映像ガ 元、再現することにより、複合現実感を CG映像ガイド CG映像ガイド 観光おもてなし 人々を惹きつ
総合戦略のKPI達 CGガイドツアーと一般ガイドツアーを
7
場者数100万 活用するだけでなく、タブレット等で閲
イド構築事業
味わう事の出来る手法を導入し、誘客 利用者6,000人 利用者0人
課
づける富岡の
成に有効であった 行うことで、来場者の選択肢が増え利
人
覧させる方法も検討してほしい。
を図る。
魅力づくり
便性が向上され、多くの方に富岡製糸
場の歴史的価値の普及を図り、後世に
引き継いでいく。