“国籍や性別を越えて奏でるアンサンブル” 京丹後市男女共同参画セミナー・国際理解教室 ~ザイラーピアノデュオ 講演会&演奏会~ 平成 28 年 12 月 20 日 京丹後市国際交流協会 京丹後市 市民課 京丹後市国際交流協会と市民課では、“ザイラーピアノデュオ”をお招きし、 男女共同参画と国際理解の視点から、講演会&演奏会を開催いたします。 ◆日 時 :平成28年1月14日(土)午後1時30分~午後3時30分 ◆場 所 :アグリセンター大宮 ◆内 容 :プログラム別添 多目的ホール 【ザイラーピアノデュオ】 ドイツ生まれのエルンスト・ザイラーさんと京都府生まれのカズコ・ザイ ラーさんによって 1973 年に結成された夫婦ピアノデュオです。2人で1つの 鍵盤を連弾される演奏は世界的に高い評価を受けておられます。 また、平成 20 年には各分野の第一線で活躍され、地域の発展に努め道を切 り開いた女性に贈られる京都府あけぼの賞をご夫婦で受賞されています。 京丹後市国際交流協会 〒627-8567 (事務局長:麻田友子) 京丹後市峰山町杉谷 889 番地 (京丹後市企画政策課内) ℡69-0120 携帯 090-5043-5447 E-mail:[email protected] 2017年 1 月 14 午後1:30 日(土) 開演 アグリセンター大宮 多目的ホール 主催 京丹後市国際交流協会 ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル 「オルガンとオーケストラのための協奏曲」 第 1 番 ト短調 京丹後市女性連絡協議会 京丹後市 1.ラルゲット 2.アレグロ 3.アダージョ 4.アンダンテ フランツ・シューベルト 「グランドソナタ」 D.617 Op.30 1楽章 アレグロ モデラート 2楽章 アンダンテ コンモート 3楽章 アレグレット ≪休 憩≫ インタビュー エドヴァルド・グリーグ 「ペール・ギュント」第一組曲より 1.朝の気分 3.アニトラの踊り 「ペール・ギュント」第二組曲より 1.花嫁の略奪(イングリードの嘆き) 4.ソルヴェーグの歌 エドヴァルド・グリーグ 「ワルツ・カプリース」 作品37より 1.嬰ハ短調 2.ホ短調 ♪ Program Note ♪ by ザイラーピアノデュオ ヘンデル: オルガンとオーケストラのための協奏曲第 1 番ト短調 バロック時代のドイツの作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルは、彼の人生のほとん どをイギリスで過ごしました。巨匠オルガン奏者である上に、彼は、40以上のイタリアの オペラを英国の貴族階級に広めるために、3つの歌劇団を始めました。彼はその時代、音楽 をあらゆる形態で表現することができる作曲家でした。 6つのオルガン協奏曲 Op.4 は、彼が作成した新しい形であり、それらは、大きい教会オルガ ンではなく、ポータブルなパイプオルガンと室内管弦楽団のために書かれました。オラトリ オの合間に演奏されることを意図しましたが、これらの6曲は、曲だけで非常に感動的で、 説得力のある曲です。 私達は、4手連弾用編曲を入手してこの曲を知るようになり、聴衆の前で演奏する機会を与 えられて、嬉しく思います。今回はその第1番を演奏します。 フランツ・シューベルト:「グランドソナタ」 D.617 Op.30 フランツ・シューベルトは31歳という短い生涯の中で膨大な作品を残しましたが、その 中でもピアノ1台4手連弾の数多くの作品は特別な位置を占めています。彼自身、1台のピ アノで友人や自分の生徒と連弾演奏するのが大変好きでした。実は彼の最初の作品は4手連 弾のための幻想曲でした。まだ少年聖歌隊にいたころの作品なので、やや散漫で成熟した作 品とは言えませんが、劇的な表現力は信じがたいほどの才能であり、音楽する楽しさに溢れ ています。 このソナタ変ロ長調は、シューベルトがソナタ形式を完全にマスターしたことが見られる 成熟した作品です。この作品はシューベルトがハンガリーのツェレスに滞在していた時に作 曲されたと思われます。シューベルトはツェレスには何度か滞在しましたが、そこではエス テルハージー伯爵の2人の娘の音楽教師として雇われていました。彼の4手連弾の主要な作 品の多くがツェレスで書かれ、生徒と連弾するのを非常に楽しんだようです。中でも特にカ ロリーネ嬢に対しては恋心を抱いていたといわれています。シューベルトは優れた先生であ ったに違いありません。なぜなら13歳のカロリーネ嬢はシューベルトの作品を初見で演奏 できたからです。 この変ロ長調のソナタは3楽章からなり、魅力的で陽気で、上品で調和がとれており、ど こかモーツァルトを思わせる作品です。演奏者にとっても聴衆にとっても楽しめる曲です。 ドイツ生まれのエルンスト・ザイラーさんと、京都府生まれのカズコ・ザイラーさんによって、 1973 年に結成された夫婦ピアノデュオ。 4手のための連弾アンサンブルとして、演奏会、オーケストラ協演など国内外で精力的に活動し ている。その豊富な経験からピアノデュオとしてのレパートリーの広さは世界的。 2008 年には、各分野の第1線で活躍し、地域の発展に努め、道を切り開いた女性に贈られる『京 都府あけぼの賞』 」を受賞したほか、多くの受賞歴もある、 ♪ Program Note ♪ グリーク:ペール・ギュント 第 1 組曲より「朝の気分」 、 「アニトラの踊り」 第 2 組曲より「花嫁の略奪(イングリードの嘆き)」、「ソルヴェーグの歌」 ロマン派音楽の時代、多くの作曲家は戯曲や詩、あるいは絵画にさえ非常に強いインスピ レーションを得て作曲しました。そのような曲が有名になった例はかなり多く、多数の曲が 現代にまで聴き継がれていますが、今では演劇や詩自体のことを知らずに聴いていることが 多いです。ベートーヴェン作曲の「エグモント序曲」やリスト作曲の「レ・プレリュード」 が思い浮かんできます。グリーグ作曲の「ペール・ギュント」もこのような曲の一つです。 世界中の人々に愛され、日本では文部科学省により小学校5,6年生の音楽の時間の鑑賞曲 に選ばれています。しかし、不思議なことに音楽の背景となっている戯曲のストーリーにつ いてはほとんど知られていません。音楽好きなら誰もが知っているあの心奥深くに響く美し い歌を歌うソルヴェーグについてさえ5年生には説明されていません。しかし最後にはペー ルを救う彼女の永遠の愛は、ゲーテのファウストにおけるグレートヒェンの愛とならび大切 な存在です。グリークはイプセンによる演劇「ペール・ギュント」のための付随音楽を 1847 年に作曲するよう依頼され 1849 年に初演されました。詩はペール(ペーター)がノルウェー の大柄で屈強な若者となるところから始まります。生来ほら話を得意にし、酔っては殴り合 いの喧嘩をして「硬派」の不良となり故郷から飛び出してしまいます。一旦は富を得ますが 結局それも失い、唯一ソルヴェーグだけが彼への真の愛をもって待つ祖国へ年老いて戻ると ころで話は終わります。グリークはその付随音楽のうち人気のある曲を集め、2 つの曲集に して出版していますがいずれも世界的に良く知られているものです。 グリーク:ワルツカプリース エドワード・グリークはノルウェーの国民楽派でロマン派の作曲家です。ドイツで伝統的 な音楽を学び、自国の民謡を掘り下げ、国民楽派の音楽を生み出しました。そして、ペール・ ギュントやピアノ協奏曲など世界的な名曲を数多く作曲しました。彼自身、自作のオーケス トラの曲を多く連弾曲に編曲していますが、このワルツカプリースは最初から4手用連弾曲 として書かれ、非常にロマンチックで、4手用デュエットのための可能性を大きく引き出し ています。 京丹後市女性連絡協議会 こんな活動をしています! 京丹後市の豊かな地域社会づくりを中心に、 人の和とつながりを大切に、いきいきと女性が 輝けるよう、女性団体相互の連絡協調を図り、 女性の地位向上と福祉の増進を図ることを 目的に、平成 21 年 10 月 13 日に設立された 協議会です。現在 10 団体が加盟しています。 京丹後市国際交流協会 こんな活動をしています! 国際理解の啓発・推進 ● 国際理解教室 ● 語学講座(英語・中国語・韓国語) ● 国際交流演奏会 活動の内容 ● 男性の料理教室などセミナーの開催 ● 男女共同参画に関する講演会等の開催 外国のかたなどとの交流 ● DV 防止街頭啓発の実施 ● ホームステイの受け入れ ● ● インターナショナルクッキング教室 視察研修の実施 ● 外国人との交流パーティー 多文化共生の推進 ● 外国籍住民のための生活相談会 ● 多文化共生研修会 外国人のための日本語教室 ● 日本語ボランティア研修会 加盟団体募集 私達と一緒に活動していただける女性団体を 募集しています。事務局までお気軽にご連絡く ださい。 【京丹後市女性連絡協議会】 【京丹後市国際交流協会】 事務局所在地 〒627-8567 京丹後市峰山町杉谷889 (京丹後市市民部市民課 人権・女性政策・相談係) 所在地 〒627-8567 京丹後市峰山町杉谷889 (京丹後市企画総務部企画政策課内) T E L : 0772-69-0210 F A X : 0772-69-0901 F A X : 0772-62-6716 E メール [email protected] E メール [email protected] (担当:本田) T E L : 0772-69-0120 Facebook http://www.facebook.com/kyotangokia (担当:事務局長 麻田)
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