指定管理者として選定しようとする団体の認定について Ⅰ 文化会館

指定管理者として選定しようとする団体の認定について
Ⅰ
文化会館
1 施 設
岐阜市文化会館
・岐阜市文化センター
岐阜市金町五丁目 7 番地 2
・岐阜市民会館
岐阜市美江寺町二丁目 6 番地
2 指定管理者として選定しようとする団体
一般財団法人岐阜市公共ホール管理財団
3 根拠法令
岐阜市文化会館条例規則第 5 条第 1 項
4 選定理由
岐阜市文化会館(岐阜市文化センター及び岐阜市民会館)は、市民の文化及び教養
の向上と福祉の増進を図ることを設置目的とするものであり、そのために、芸術文化
活動のための施設の提供に関すること、芸術文化活動に関する情報の提供に関するこ
と、芸術文化活動に関する事業の相談に関すること、芸術文化事業の企画及び実施に
関すること、そのほか文化会館の設置の目的を達成するために市長が必要と認める事
業を実施するものである。
したがって、文化会館の指定管理者として選定しようとする団体の認定に当たって
は、市民の平等な利用が確保されること、指定管理者の行う業務を安定的に実施する
能力があること、文化会館の効用が最大限に発揮されるとともに、その管理に係る経
費の縮減が図られることは当然であるが、特に、舞台芸術を始めとする芸術文化に関
する事業の企画・実施には、施設運営・施設管理と比べ、より高度な専門的知識、技
術のノウハウを有すること、地域性を活かし、市民との協働を図りながら、文化会館
の設置の目的を達成できることについて充分に検討する必要がある。
つまり、本市の文化会館は、他の公の施設のような単なる貸館としてではなく、地
域の文化振興の推進拠点施設として、市民との協働を図りながら、高度な専門的知識
やノウハウが必要な創造事業、支援・育成事業などの芸術文化事業をはじめとした
様々な重要な事業を本市と連携して行っていくための能力、人材、経験が必要である。
また、岐阜市文化センターは昭和59年開館、岐阜市民会館は昭和42年開館とな
っている施設で、それぞれ老朽化が進んでおり適宜修繕を行い運営を続けている。
これらのことから、岐阜市指定管理者制度基本方針1.(3).②.(ア).(b)及
び(f)に該当する施設である。
これらの点を充分に検討した結果、芸術文化振興を推進するための高度な専門的知
識や技術のノウハウを有し、本市から長年これらの業務を請け負った経験を持ち豊富
な人材ネットワークを有するとともに、老朽化した機器の取扱い等に精通している一
般財団法人岐阜市公共ホール管理財団が指定管理者として妥当であり、他にふさわし
い団体はないと判断する。