評価基準書 - 熊本市民病院

熊本市民病院再建事業設計・施工一括発注公募型プロポーザル
評価基準書
平成 28 年 12 月
熊本市
熊本市民病院再建事業設計・施工一括発注公募型プロポーザル
評価基準書
1 基本的事項
本書は、熊本市(以下「発注者」という。)が、熊本市民病院再建事業(以下「本事
業」という。
)に係る設計・施工を受注する事業者を選定するにあたり、熊本市民病院
再建事業受託事業者選考委員会(以下「選考委員会」という。)において、優先交渉権
者等を選定するための方法や評価基準等を定めるものである。
2 優先交渉権者等の選定方法
プロポーザルへの参加を希望する者(以下「参加希望者」という。)の募集及び優先
交渉権者等の選定方法は、競争性の担保及び透明性・公平性の確保に配慮した上で、
公募型プロポーザル方式とする。
優先交渉権者等の選定にあたっては、選考委員会において設計・施工に関する技術
提案及び提案価格を総合的に評価し優先交渉権者と次順位者を選定する。
優先交渉権者と価格等の交渉を行い、合意した内容で契約をする。優先交渉権者と
の交渉が成立しない場合は、次順位者を優先交渉権者として交渉を行い、合意した内
容で契約をする。
3 優先交渉権者等の選定の手順
(1) 参加表明書・資格審査申請書の提出
参加希望者は、参加表明書及び資格審査申請書を提出する。
(2) 参加資格審査
参加希望者から提出された資格審査申請書により、設計・施工一括発注公募型プ
ロポーザル実施要項書(以下「実施要項書」という。)で示す参加資格の有無を確認
し、すべての参加希望者へ参加資格の確認結果を通知する。
(3) 技術提案書等の提出
プロポーザル参加者(プロポーザルの参加資格があると認められた者をいう。以
下同じ。
)は、技術提案書等を提出する。
(4) 提案価格の確認
プロポーザル参加者から提出された事業費内訳書等に記載された提案価格が、実
施要項書に示す事業規模の額以下であることを確認する。事業規模の額以下である
ことが確認されたプロポーザル参加者をヒアリングの対象者とする。事業規模の額
を超えたプロポーザル参加者は失格とし、失格の理由を通知する。
(5) 技術提案書等の基本的事項の確認
技術提案書等に記載されている内容が、実施要項書に規定する事項をはじめ、本
事業の基本的条件、必須項目等を充足していることを確認する。基本的事項につい
て不足又は不適合が疑われるときは、当該技術提案書等を提出したプロポーザル参
加者に確認し、不足又は不適合である場合は失格とし、失格の理由を通知する。
(6) ヒアリング案内
ヒアリングの時間、場所等の詳細事項をプロポーザル参加者へ通知する。
(7) 技術提案内容の評価(ヒアリング)
ヒアリングの実施 平成 29 年 3 月 4 日(土)を予定
技術提案評価 ⇒ 別表「技術提案評価項目」により技術提案を評価、配点
価格評価
⇒ 別表「技術提案評価項目」により配点
各選考委員の配点(技術提案評価+価格評価)の合計で順位を決定する。
(8) 優先交渉権者等の選定
技術提案内容の評価により、順位が 1 位の者を優先交渉権者とし、2 位の者を次順
位者とする。
(9) 審査結果の通知
すべてのプロポーザル参加者((4)又は(5)の規定により失格となった者を除く。)
に対して、審査結果を郵送により通知する。
4 選考委員会
技術提案及び提案価格について中立かつ公平な審査・評価を行うため、熊本市病院
事業管理者が定める規程に基づき、外部学識経験者を含む選考委員会を設置し、本事
業の優先交渉権者等を選定する。
なお、本プロポーザルに関する事項について、選考委員と接触した者は失格とする。
5 評価項目
技術提案及び提案価格に関する評価項目及び配点は、別表「技術提案評価項目」の
とおりとする。
6 優先交渉権者選定の流れ
公募型プロポーザルの公告
参加表明書等の提出
参加資格審査
参加資格審査
プロポーザル実施要領の公表
参加資格確認結果の通知
技術提案書等の提出
技術提案書等
提案価格の確認
基本事項確認
技術提案書等の確認
ヒアリング案内の通知
ヒアリングの実施
評価・選定
技術提案・提案価格の評価
優先交渉権者・次順位者の選定
審査結果の通知
(別表)
技術提案評価項目
技術提案評価
評
価 項 目
課題-1
課題-2
課題-3
災害時における防災拠点施設としての医療機能を発揮するため
の提案
建設コスト及び竣工後の管理・運営コストの削減や環境への配
慮についての提案
40
20
20
施工期間短縮に資する設計、及び手法・工法の提案
40
課題-5
周辺環境に調和した建築デザインの提案
10
課題-7
業務への取組体制、実施チームの特徴、地域の気候・風土・地
域特性の理解度
市、病院、その他関係者との連携方法や協議の進め方、担当ス
タッフの迅速かつ密な対応、円滑な協議の進め方の提案
計
価 格 評 価
合
空間提案。医療環境の変化へ対応可能なフレキシビリティ
課題-4
課題-6
小
提示したレイアウトコンセプトを踏まえた市民の利用しやすい
配点
計
10
10
150
価格提案及び事業費内訳書
評価点=最も低い提案価格÷提案価格×50
50
200