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株式会社 環境地質
会社案内
会 社 概 要
社 名
株式会社 環境地質
H
http://www.kankyo-c.com
P
住 所
~ Since 1991 ~
川崎本社
〒210-0014 神奈川県川崎市川崎区貝塚1-4-15-203
℡: 044-221-1910
FAX: 044-201-2606
浦和駅
北関東支店
〒330-0063 さいたま市浦和区高砂4-3-1-301
℡ & Fax : 048-711-7596
横浜支店
埼玉県庁
山梨支店
設 立
1991年(平成3年)4月1日
資本金
1,000万円
代表者
稲垣 秀輝
従業員数
15名
川崎本社
北関東支店
有資格者数
(工学)
2名
博士
(建設)
2名
一級土木施工管理技士
3名
地質調査技士
2名
(森林)
1名
一級造園施工管理技士
1名
潜水士
1名
道路
1名
地すべり防止工事士
3名
河川・砂防及び海岸
1名
二級ビオトープ管理士
3名
技術士
(理学)
1名
(総合技術監理)
2名
技術士補 (応用理学)
6名
技術士
RCCM
(応用理学)
4名
測量士
3名
業 務 内 容
- 4つのコア事業 -
防
災
 豊富な災害調査の経験(学会調査団に主体的に参画)
 地球科学に加えて社会工学やリスク学などの知識を集約
維持管理
 地質リスクを踏まえた維持管理のあり方を提案
 防災関連施設の維持管理点検・調査の先駆的な取り組み
環境・生態系
 最近注目された災害廃棄物についても東日本大震災の
10年以上前から先駆的に取り組んだ実績
 森林調査・応用地生態調査の経験も豊富
安心宅地
 防災・減災に関する地域住民からの直接的な問い合わせ
 簡便で環境負荷の低い調査方法、斜面対策工法の開発
防 災
~地形発達史・地質解析を踏まえた調査~
近年大規模な地震・豪雨が多発しており、複合的な災害が発生している。当社では豊富な
経験と知識をもとに災害に関わる地形・地質の調査や、GISデータの整備等手がけている。
・深層崩壊の恐れのある斜面・渓流の抽出、空中写真判読、現地踏査
・貯水池周辺の地表地質踏査、地すべり調査
・渓流の不安定土砂調査、砂防調査
・地震時の液状化発生地点の調査
etc
岩盤の緩みに伴い
発生したクラック
山梨県北部,風化花崗岩における初生
地すべりにおける変位率と内部構造
2012年応用地質学会論文賞受賞
海外の防災調査事例
2015年4月のネパール地震の調査
長寿命化点検・維持管理調査
道路をはじめ社会基盤の防災・減災、維持管理に貢献する点検が急務となっています。当社
では、平成8年度の道路防災点検開始当時から、各地で点検対象箇所の抽出、安定度調査や
防災カルテ作成、地すべり対策施設や斜面対策工の点検も行っています。
アニメーションです
地形・地質技術者の腕の見せ所。
専門分野を生かせます
社会インフラを守る
稲垣他(2005):航空レーザー測量による斜面ハザードマップ
地すべり学会誌,Vol.42,No.4,pp. 318-323
日本の大動脈を守る施設を点検、維持管理調査、
背景となる地形、地質の調査も、我々の仕事です
環境・生態系調査
環境を考える上で避けられないのが、下水やゴミなどの廃棄物の行方
です。当社では地盤環境をベースとした環境調査や廃棄物処理の研究
などにも力を注いでいます。
東日本大震災でクローズアップされた『災害廃棄物』についても、新潟
県中越地震以来先駆的な研究を重ねています。
持続可能な社会へ
動植物の生育に直接関わる現象だけではなく、生態系
の根付く地盤条件や水分条件等の関わりを明らかにする
応用地生態学の観点から、地盤調査や防災や環境保全
対策を推進しています。 森林の生育状況に関するモニタ
リング調査も行っています。
森林モニタリング調査
地生態断面
あんしん宅地
最近は自宅の裏山や別荘地の斜面等の安全性に関する問い合わ
せが増えており、裁判にまで発展するケースもあります。直接住民の
方から“ありがとうございました。助かりました。”とお礼を言われると、
技術者冥利に尽きる思いがします。
熊本地震による盛土の崩壊
危険な谷埋め盛土、宅地の地すべり
宅地背後の擁壁や地盤の調査
土層強度検査棒
(独)土木研究所
特許2002-281585号
土検棒〈土層強度検査棒〉は、表層土壌の厚さや強度を手軽に計測する調査器具です。
フルセットで5kg以下と軽量で(簡易貫入試験機のハンマー以下!)測定時間も短いため、
斜面のゾーニングなどに最適のツールです。特筆すべきは、原位置での測定でC・φが測
定できる点で、15分以下の試験で土層強度の深度分布と弱部でのC・φを計ることが出来
ます。
環境地質サービスは、(独)土木研究所と契約した〈土層強度検査棒〉の販売代理店です。
http://www.kankyo-cs.co.jp
特願:2010-238958
斜面の表層崩壊防止工法
鉄根打設工法
鉄根は木の根にヒントを得た安定化工法です。有孔鉄パイプを複数まとめて表層土壌に打設
することで、表層崩壊が生じようとすると土壌を緊縛するとともに間隙水圧を発散し、崩壊を止
める効果があります。
従来の斜面安定化工法に比べてきわめて安価で施工しやすいですので、一般のご家庭でも
導入が可能です。また、下草やブッシュ以外は樹木の伐採の必要が無く、環境負荷も大変小さ
い工法です。
豊富な災害調査実績
種別
年代
災害名
論文発表等
種別
〇
1995年1月 阪神・淡路大震災
1999年9月 岐阜県七宗地区土砂災害
〇
2000年7月 伊豆諸島地震災害
2003年10月 熊本県水俣市土砂災害
〇
2000年10月 鳥取県西部地震
2009年7月 山口県防府市土砂災害
〇
2004年10月 新潟県中越地震
2010年7月 岐阜県中濃地区土砂災害・洪水災害
〇
2005年3月 福岡県西方沖地震
地震
論文発表等
〇
2007年3月 能登半島地震
〇
2007年7月 新潟県中越沖地震
〇
2010年9月 神奈川県北部豪雨土砂災害
〇
2011年9月 紀伊半島深層崩壊・洪水災害
〇
2008年6月 岩手・宮城内陸地震
〇
2012年8月 九州北部豪雨土砂災害・洪水災害
〇
2011年3月 東北太平洋沖地震
〇
2011年3月 長野県北部地震
〇
2011年4月 福島県いわき市地震
〇
2013年8月 岩手県・秋田県土砂災害
2013年9月 京都・滋賀・福井土砂災害・洪水災害
2013年10月 伊豆大島土砂災害
〇
2014年11月 長野県北部(白馬村)地震
〇
2014年7月 岐阜県南木曽地区土砂災害
2014年8月 広島豪雨土砂災害
〇
2014年10月 横浜市急傾斜地崩壊調査
融雪
災害名
1998年8月 栃木県北部・福島県南部豪雨災害
2010年7月 島根県土砂災害
豪雨
年代
2010年7月 山形県七五三地すべり災害
火山
2012年3月 新潟県国川地すべり災害
〇
2016年4月 熊本地震
〇
1991年6月 雲仙普賢岳
〇
2000年3月 有珠山
〇
2000年8月 三宅島
〇
2011年1月 新燃岳
〇
2014年9月 御嶽山
自然災害の地形・地質的な素因だけでなく、雨の降り方、地震動の波形、住民の避難行動、なぜそこで被害が発生したのか、被害が少なく
て済んだのか、災害調査は私たちの技術、防災・減災を考えるにあたり、多くのことを学ぶ機会です。そして、学会発表することで多くの専門
家、研究者、同業者と情報交換(横のつながり)を持つにあたり、とても有意義です。
最近の論文発表
著者
年
タイトル
掲載誌
稲垣秀輝・大野博之・磯部有作
2016 平成26年8月広島土砂災害の土石流粒度構成の違いによる沖積錐の形成過程 日本地すべり学会誌
Vol53.№5,pp1-11 瀬崎章太郎・小坂英輝
2016
山形県村山市・東北中央自動車道の建設法面に出現した活構造 応用地質学会誌Vol57.№2
pp.68-79 苅谷愛彦・清水勇介
2016
飛騨山脈・蝶ヶ岳西面,黒沢の谷壁における表層崩壊の発生年代と推定される誘因
専修自然科学紀要
第47号pp.19~26
小坂英輝
2015 バランス断面法による岩盤斜面の初生地すべり地形とその変位率
応用地質学会誌 Vol56.№5
「土砂災害の軽減に向けて:大規模斜面変動の
前兆と評価-応用地質学的観点から-
小坂英輝
2015
すべり面形成による斜面変動様式と地すべり変位率
平成27年地すべり学会シンポジウム-すべり面の
形成過程と認定における根拠-論文集,pp.22-25
稲垣秀輝
2015
活断層からの距離とマスムーブメントの規模との関係
応用地質学会誌
Vol56.№1,pp.15-20
稲垣秀輝
2015
激甚化する気象現象に関わる火山地域での豪雨災害などの特徴と課題
応用地質学会誌
Vol55.№6,pp.279-289 稲垣秀輝
2014
地盤リスクと宅地の安全 (欠陥住宅)
消費者法ニュース (98)
153-156
鵜沢貴文・小坂和夫
2014 侵食前線下の斜面崩壊と砕屑物の貯留
日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要
№49 pp.115-141
稲垣秀輝
2014
インフラの維持管理のための応用地質学
応用地質学会誌
Vol54.№2,pp.72-75 下河敏彦・稲垣秀輝・千田良道
松田匡史・鈴木浩二
2013 航空レーザ測量のDSMで抽出された地すべり危険斜面の現地検証
日本地すべり学会誌
Vol50.№74,pp.176-182
下河敏彦・稲垣秀輝
2013 2011年東北地方太平洋沖地震による液状化発生地点の地形・地質的特徴
応用地質学会誌
Vol54.№2,pp.72-75 磯部祐作・河原裕徳・松本謙二
大野博之・登坂博之・永岡修一
八村智明・武馬雅志・大嶋真由子 2013 海面処分における投入固体の自由沈降現象の検討 -CIPによる解析編- 応用地質学会誌
Vol53.№5,pp.218-236
このほかにも学会発表、講演会、2013年以前の論文を合わせるとたくさんあります
学会活動・委員会活動
土木学会(斜面工学小委員会,火山工学小委員会)
日本応用地質学会編集委員
日本地質学会(地質リスクマネージメント委員会)
災害廃棄物の防災と環境に関する
日本応用地質学会
研究小委員会
(環境地質部会,応用地形研究部会)
地盤工学会,地すべり学会
災害廃棄物委員幹事
治山研究会,ジオテク研究会
河川生態学術研究会
日本生態系協会
国際生態系研究会
農業農村工学会
応用地質学会
日本地質学会
地盤工学会
活断層学会
日本地理学会
日本応用地質学会
(応用地形研究部会幹事)
地すべり学会
(大規模地すべり機構解明検討委員会)
砂防学会
地盤工学会
このほかにも多くの社員が学会活動に参加しています。
社内巡検
社員の親睦を深め、専門分野の理解を深めるために巡検を行っています
山梨県の花崗岩山地
新潟県中越地域
近年深層崩壊が多発していますが、そのメ
カニズムを明らかにするため、風化花崗の
岩盤スケッチ、変位構造の解析を行いました。
なかなか険しくタフな巡検となりましたが、
成果は応用地質学会論文賞という栄誉につ
ながりました。
2004年新潟県中越地震で発生した横渡
地すべり地で、地すべりの運動様式や発
生要因となった過剰間隙水圧の証拠(サ
ンドダイク)を観察・調査しました。この成
果は、地すべり学会誌に論説として掲載
されました。
応用地質学会論文賞
鵜沢貴文・稲垣秀輝・小坂英輝(2012):山梨
県北部 ,風化花崗岩における初生地すべり
の変異率と内部構造,応用地質学会誌
Vol53,Vol1,pp.2-11
齋藤華苗・稲垣秀輝・小坂英輝・大八木
則夫(2011):中越地震で発生した横渡地
すべりにおける過剰間隙水圧の発生根
拠としてのサンドダイクの発見,地すべり
学会誌Vol48,№4,pp.207-214
南房総の地殻変動・津波堆積物調査
東北地方の津波堆積物調査・琥珀海岸
房総半島の南端には沼面と呼ばれる海成
段丘面が発達しており、完新世以降の地殻
変動・海水準変動を観察するには絶好の
フィールドです。
藪をかき分けた内陸に貝がたくさん出てく
る露頭があったりして、改めて変動の活発さ
を理解しました。
連続ドラマ、あまちゃんの舞台にもなっ
た岩手県の海岸で、津波堆積物調査や
琥珀海岸の地質調査等を行いました。
明治三陸地震や東日本大震災による災
害の歴史、教訓を学ぶ上で、貴重な経
験ができました。
GW明けとは言え花冷えのする寒さでし
た。帰りには”まめぶ汁”でこころと体を
温めました。
自分の専門知識・技術を高めたい
防災・環境保全に貢献したいと思う方
一度声をかけてみてください