`紅い雫`の高品質・多収栽培技術

‘紅い雫’の高品質・多収栽培技術
農林水産研究所
イチゴ新品種‘紅い雫’は甘みと酸味のバラン
スが良く濃厚な食味が特徴です。
‘紅い雫’の品質と収量の向上を目的に、可動
式光反射シートと炭酸ガス(CO2)施用の併用効果
を検証しました。
可動式光反射シート+炭酸ガス施用で、
:30%増収
○収量
○赤色指数:40%向上
:10aあたり約140万円の増益
○収益
36.9
(140)
)
40
825
(100)
)
30
800
26.4
)
(100)
赤
色
指 20
数
600
400
11.0
10.5
10.0
)
(105)
10
200
37.0
)
(140)
9.9
(104)
)
B
10.0 r
i
x
9.5
%
))))
1000
979
(119)
)
1070
(130)
)
((((
可販収量(
g/株株株株))))
1200
9.5
(100)
)
9.0
0
0
対照区
光区
光+CO2区
光+CO2区
3~5月
1~2月
11~12月
対照区
光区
赤色指数
図1 時期別収量に及ぼす影響(H26,H27年度平均
(H26,H27年度平均)
年度平均)
CO2区
光+CO2区
Brix
図2 果実品質に及ぼす影響(H26,H27年度平均
(H26,H27年度平均)
年度平均)
【可動式光反射シートとは
可動式光反射シートとは】
とは】
・愛媛県と東宇和農業協同組合が共同で特許登録。
(利用する場合は、JA
利用する場合は、JA等に相談してください)
JA等に相談してください)
・高設栽培において、栽培ベッド間にV
・高設栽培において、栽培ベッド間にV字型の
光反射面を形成することができる。
・通路に降り注ぐ太陽光を植物体に反射する。
・現在、導入農家が増加している(H27
現在、導入農家が増加している(H27年
(H27年 19戸
19戸)。