柏市内における 地域住民等への犯罪情報等の 提供に関する覚書 柏警察署(以下「甲」という。) と柏市(以下「乙」という。)は、事件・事 故から地域住民等を守り、住民生活の安全及び安心を確保するため、相互の協力 による地域住民 等への犯罪情報等の提供について、次のとおり覚書を 交換する。 (目的) 第1 住民生活の安全及び安心を確保するため、甲及び乙が連携して地域住民等 に対して犯罪情報等を提供することにより、もって地域住民等を事件・事故か ら守ることを目的とする。 (推進事項) 第2 甲及び乙は、この覚書の目的を達成するため、迅速かつ的確に地域住民等 に対して犯罪情報等を提供するよう努めるものとする。 (対象事案及び対応措置) 第3 甲及び乙は、この覚書に基づいて、別表に掲げる区分と 状況に応じて、適 切に対応措置を行うものとする。 2 甲は、別表に掲げる 状況が発生した場合において、乙に対して対応措置を行 うよう要請することができるものとし、乙は、甲からの要請により対応措置を 行うときは、乙の判断により対応措置を決定できるものとする。 3 防災行政無線を活用した対応措置をする場合においては、柏市防災行政無線 管理運用規程 (平成22年柏市訓令第2号)その他の関係法令等に 基づく運用 とする。 (連絡責任者) 第4 甲及び乙は、相互の連絡調整のために連絡責任者を置くものとする。この 場合において、甲においては刑事官、乙においては防災安全課長(危機管理担 当課の課長)とする。 (各種情報伝達媒体の積極的活用) 第5 甲及び乙は、地域住民等への犯罪情報等の 提供に当たり、あらゆる情報伝 達媒体の積極的な活用を図るよう努めるものとする。 2 甲及び乙は、地域住民等への犯罪情報等の提供が迅速かつ的確に行われるよ う体制の確保に努めるものとする。 (関係機関・団体等との連携) 第6 甲及び乙は、甲及び乙が提供した犯罪情報等の効果的な活用について、町 会・自治会や関係機関・団体等との連携強化を図るとともに、地域住民 等への 注意喚起について協力を求めるものとする。 (協議) 第7 甲と乙は、地域住民等への犯罪情報等の 提供に関して、年1回以上協議を 行うものとする。 2 この覚書に定めのない事項について防犯上の措置の必要が生じたとき及びこ の覚書の内容に疑義が生じたときは、甲乙間で協議するものとする。 (補則) 第8 この覚書の運用に関し必要な事項は、甲乙間で協議の上、別に定める。 この覚書の交換を証するため、本書2通を作成し、甲及び乙がそれぞれ署名押 印の上、各1通を保有する。 平成28年 月 日 千葉県柏市松ヶ崎722番地1 甲 柏警察署 柏警察署長 (署 名) 印 千葉県柏市柏五丁目10番1号 乙 柏市 柏市長 (署 名) 印
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