保守基準要項 [PDFファイル/122KB]

別紙2
保 守 基 準 要 項
1.保守サポート業務の概要
(1)各学校の教員、教育委員会からのシステムに関しての問合せ対応、故障等障害発生時の対応及び切り分け作業
に基づく保守技術者の手配及び障害復旧を行う。復旧に係る部品代及び出張料、技術料は契約に含むものとす
る。
(2)保守を行うにあたっては、学校の授業または業務に支障をきたさないよう配慮すること。
(3)約定時間外に作業を行う場合は、学校に事前に通知を行い、承認を得てから行うこと。
2.保守サポート業務
2-1 実施内容
(1)各学校の教員および教育委員会からのシステム利用に関する問い合わせに対して、電話・FAX・e-mail・遠隔操
作(リモートコントロール)にて調査・回答を行うこと。
①OS及び導入した全てのアプリケーションに関する操作方法および機能
②導入した全てのハードウェアに関する操作方法
③障害及び不具合に関する問合せ(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク等導入システム全般)
④その他、コンピュータシステムに関する相談事
(2)各学校の教員および教育委員会からの利用不能の通知があった場合、原因の一次切り分けを行い、障害を特定
すること。一次切り分けの結果、遠隔操作(リモートコントロール)による修復が可能な場合は、直ちに修復すること。
(3)利用不能の一次切り分けの結果、訪問対応が必要な場合は、保守技術者の手配を行い、現地にて復旧作業を行
うこと。(作業着手は1日以内、復旧完了までは3授業日以内を基本とする。)
コンピュータ故障時は現場修理対応を原則とし、授業に支障が出ないよう配慮すること。
(4)ハードウェア保守は、導入したすべての機器について行う。
(5)消耗品、またはソフトのバージョンアップに係る経費は本調達の対象外とする。但しタブレット PC のバッテリー交換
は対象とする。
(6)問い合わせ及び障害について開始から解決までの対応を行うこと。尚、その経過履歴を残すこと。
(7)教育委員会から求められた際は問合せの履歴を報告すること。また、問合せに対する回答内容も提供すること。
(8)ハードウェア保守作業に従事する技術者は各ハードウェアメーカの保守資格を有する作業実績のある者が行うこ
と。
(9)ウイルス感染の対応作業は本市セキュリティポリシーに従って行う。
2-2 実施条件
(1)ヘルプデスクサービスは、以下の実施条件を満たすこと。
①学校からの問合せに対して、日中に連絡可能な窓口を受託業者が用意すること。
②業務実施時間(電話受付時間)は年末年始(12月29日から1月3日)、土曜日、日曜日及び祝日を除く 9:00から
17:00までとする。
③リモートコントロール導入に伴う回線の初期工事費用及び通信費用、電話購入費用、リモートコントロール用ソフトウ
ェアや受注者側に必要となるシステム、消耗品購入費用等は、受注者の負担とする。
④ハードウェア、ソフトウェア別など内容で窓口を分けず、一次受付は 1 か所で行うこと。
⑤他の業務と兼用せず文教業務専用のヘルプデスクとすること。
※学校からの問合せは原則教職員からのものとする。
3.定期点検業務
(1)納入機器の定期点検は、教育委員会及び学校と協議のうえ年1回以上実施すること。作業内容は下記を想定す
る。
【対象機器:サーバ・クライアントパソコン全台】
①ハードウェア診断
②WindowsUpdate 適用状況の確認及び未適用の更新プログラム適用
③ウイルス対策ソフトの更新状況の確認及び未更新機器分の適用
④その他導入済みソフトウェアに対するセキュリティ更新の適用
緊急障害時に 1 時間以内に訪問対応できることを考慮し、要項1~3の要件を満たしたヘルプデスク及び訪問保守事
業拠点を富谷市内、または仙台市内に有するものとする。
以上