社会・環境レポート

社会・環境レポート
2016
日本郵政グループ 社会・環境レポート2016
目次
日本郵政グループ トップメッセージ ............. 2
日本郵政グループの概要 ............................. 3
社会、地域社会への貢献の推進 .... 23
郵便局ネットワークの安心、信頼を礎に ........ 5
特集 1 環境保全活動の推進 ................... 35
社会的課題の解決に向けて ........... 7
特集 2 これからも復興のために .............. 11
人に優しい事業環境の整備 .......... 41
特集 3 グループを支える社員のチカラ ..... 15
第三者意見 ............................................. 45
日本郵政グループのCSRの位置付け ............. 19
編集方針
■
本レポートは、ステークホルダーの皆さまに日本郵政グ
ループの地域活動・社会貢献活動および環境に対する取
組について、より理解を深めていただくために作成してい
ます。
■
本レポートでは、取組にかかわる企業、団体、個人およ
びグループ社員に取材を行って、生の声を積極的に掲載
し、取組内容をより具体的に紹介しています。
■
発行時期
2016年12月
記述について
本レポートにおいて、
「日本郵政」は日本郵政株式会社を、
「日本郵便」は日本郵便株式会社を、
「ゆうちょ銀行」は株
式会社ゆうちょ銀行を、
「かんぽ生命」は株式会社かんぽ生
命保険を示しています。
Webサイトにおいても、グループの地域活動・社会貢献
活動および環境に対する取組に関する情報を随時お知ら
せしているほか、これまでに発行したレポートを掲載して
います。
http://www.japanpost.jp/csr/
報告対象範囲
原則、日本郵政株式会社および主要なグループ会社※を対
象としています。
※日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行および株式会社かんぽ生命保険
報告対象期間
2015年10月から2016年9月までの取組内容を中心に
ご報告していますが、一部については、2016年10月以降の
取組内容も含みます。
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表紙について
ひなせ
瀬戸内海に囲まれた日生諸
お お た ぶ
島の一つである、大多府島(岡
山県備前市)での配達の様子
です。
お客さまからお預かりした
大切な郵便物などを確実にお
届けすることは、日本郵政グ
ループにおける社会的責任の
一つです。
日本郵政グループ トップメッセージ
平成 28 年(2016 年)熊本地震をはじめ多くの自然災害
られるよう、グループ全体が一丸となって取組を進めてまい
で被災された皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。一日
ります。
も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
このたび、グループが取り組んでいる社会貢献や、環境
さて、日本郵政株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式
保全などの活動内容について、皆さまの理解を深めていた
会社かんぽ生命保険の東京証券取引所市場第一部への上
だくため、
「社会・環境レポート2016」を作成しましたので、
場から一年を迎えました。上場企業グループとして、これま
ご高覧ください。
で以上にコーポレートガバナンスの強化に取り組むととも
私たちは、これからも、地域や社会の課題解決に向けて
に、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指して
貢献できるよう、中長期的に取り組み、グループ全体で一
まいります。
丸となって企業の社会的責任を果たしてまいります。
また、私たちは、これからも引き続きお客さまにとっての
引き続き、皆さまからのご支援・ご指導を賜りますよう、
「トータル生活サポート企業」となることを目指し、お客さま
により良いサービスを提供し、将来にわたって発展していき
たいと考えています。
そのために、24,000 局の郵便局ネットワークを基盤とし
て、郵便・貯金・保険のユニバーサルサービスを中心とした
何卒よろしくお願い申し上げます。
2016 年12月
日本郵政株式会社
取締役兼代表執行役社長
お客さまサービスを幅広く提供していく中で、お客さまの生
活全般に深くかかわり、お客さまと地域や社会に役立ち続け
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