平 成 28 年 12 月 20 日 東 京 都 水 道 局 「多摩水道運営プラン2017(仮称)」素案の概要 1 位 置 づ け 4 主 ・ 「東京水道経営プラン2016 ~世界一の水道システムを次世代に~」に基づき、多摩水道が 目指す将来像を示した上で、平成32年度までの4年間に取り組んでいく施策を取りまとめ ・ 強靭で信頼される広域水道を目指し、本プランに掲げた取組を積極的に推進 2 運 営 方 要 施 策 (1)水道施設の再構築 ①山間地域 ②多摩川左岸西部地域(傾斜) ③多摩川左岸東部地域(平坦) ○ 水源、地盤の高低差や地形、給水 件数等の地域特性に応じ、4つの 針 エリアに分けて市町域にとらわれ ・ 施設の再構築や、万全の危機管理により、多摩水道システムを充実強化 ・ 広域水道としての事業展開に対するお客さまの理解促進に努めるとともに、区部とのサービ ス格差を解消 ・ 都営一元化の過程で蓄積してきた、広域化のノウハウを全国に発信し、国内事業体の課題解 決に寄与 ・ 市町・監理団体との連携や事業推進の環境整備により、効率的で強固な基盤を確立 ない合理的な配水区域に再編 浄水所等の主な水道施設 ○ 各配水区域の拠点となる浄・給水 所等を整備 【凡例】 浄水所 給水所 ④多摩川右岸地域(起伏) 都営水道 市村営水道 (2)危機対応力の強化 3 方向性と主な取組 区分 方向性 基幹的ライフラインの運営 給水安定性の向上 ( P4~10 ) 高品質の維持 ( P11~14 ) 様々な脅威への備え ( P15~21 ) 取組の進化・ 発信 お客さまとの対話 ( P22~24 ) 地域・社会への貢献 ( P25~26 ) 主な取組 給水安定性の更なる向上に向け、施設の再構 築などを推進 ○水道施設の再構築 ○送配水管路の充実・強化 高品質な水をお客さまへ確実にお届けするため、 水質管理を徹底するとともに、直結給水方式へ の切替えを促進 ○きめ細かな水質管理 ○おいしい水への取組 危機管理に万全を期すため、将来起こりうる 様々な災害などへの脅威に備えた施設整備を 進めるとともに、災害発生時の対応を強化 ○災害などに備えた施設整備 ○危機対応力の強化 多摩水道を理解し実感を深めていただくため、 より積極的な情報発信を行うとともに、多様化す るニーズをきめ細かく把握し、取組に反映 ○区部とのサービス格差解消 ○水道を理解し実感を深めていただくための取組 円滑な事業推進に向けて、市町との更なる連携 強化を図る。また、企業としての社会的責任を果 たすため、エネルギー・環境対策を推進 ○地域連携の強化 ○エネルギー・環境対策 様々な課題を抱える国内外の水道事業体に貢 献するため、広域化の経験やノウハウを活用し た取組を推進 ○国内水道事業体への貢献 ○海外水道事業体への貢献 ○ 地震に備えた施設の耐震補強 ○ テロ行為等による異物混入などに備え、浄水施設を覆蓋化 ○ 山間部の小規模な施設のセキュリティ強化 ▲覆蓋化されていない施設 ▲覆蓋化された施設 (3)区部とのサービス格差解消 ○ 検針時に請求書をその場で発行し、お客さまの利便性を向上 ○ 料金徴収システムの統一による業務の効率化 広域的取組の発信・協力 ( P27~28 ) ○ 区部お客さまセンターとの一元管理によるサービス向上 支える基盤 (4)国内水道事業体への貢献(広域化ノウハウの発信・技術協力) 市町・監理団体と連携・協力しながら、より強靭で信頼される広域水道を目指した取組を着実に推進する基盤を確立 市町との連携 監理団体との連携 事業推進の環境整備 ( P29 ) ( P30 ) ( P31~32 ) ○ 多摩地区水道事業の一元化を進める中で蓄積された知見等を基に、支援モデルを検討 ○ 他事業体からの要請に基づき、情報提供、技術協力等を実施
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