教職員の懲戒処分について - www3.pref.shimane.jp_島根県

教職員の懲戒処分公表資料
平成 28 年 12 月 22 日
学校企画課
ほ り
やすひろ
担当者 堀
康弘
電話 0852-22-5422
教職員の懲戒処分について
このことについては、下記のとおり執行したので、その概要を公表する。
記
Ⅰ
教職員の道路交通法違反(飲酒運転)による懲戒処分について
1
該当者
(1)校
名
安来市立能義小学校
(2)職
名
教諭
(3)氏
名
本井 訓
(4)年
齢
56歳
(5)性
別
男
2
処分内容
懲戒処分「免職」
3
処分期日
平成28年12月22日
4
事実概要及び処分理由
当該教諭は、平成28年8月8日(月)、自宅で飲酒したのち20時ごろ就寝した。翌8月
9日(火)早朝、自家用車でいったん出勤したが、体調不良のため勤務を休暇に変更し帰宅す
る途中、7時50分頃、安来市飯生町飯生橋交差点で一時停止を怠り、優先道路を走行する相
手方の車両に衝突した。警察による現場検証の際、呼気検査を受け、酒気帯び運転(0.25mg
以上)で検挙され、12月15日に行政処分(免許取消)が執行された。
また、当該教諭は、平成21年11月15日にも、酒気帯び運転(0.25mg 以上)で接触事故を
起こし、11月25日に刑事処分、12月3日に行政処分が執行され、12月18日、県教育
委員会による懲戒処分(停職3月)を受けており、今回は同様の不祥事を重ねたことになる。
交通法規の遵守、とりわけ飲酒運転の追放は全県民の願いであり、公立学校の教員として児
童・生徒の教育に携わる者が、係る行為におよんだことは、学校及び教職員全体に対する信頼
を著しく損なうものであって、全体の奉仕者としてふさわしくない非行に該当する。
よって、地方公務員法第29条第1項第1号及び第3号に該当するものである。
5
その他
当該教諭の勤務校の管理職に対しては、その管理責任を問い、安来市教育委員会において校
長に対して文書訓告、教頭に対して口頭訓告が行われた。
Ⅱ
教職員の私的非行(公金等の横領、窃取)による懲戒処分について
1
該当者
(1)校
名
雲南市立大東中学校
(2)職
名
主事
(3)氏
名
草光 悠輔
(4)年
齢
22歳
(5)性
別
男
2
処分内容
懲戒処分「免職」
3
処分期日
平成28年12月22日
4
事実概要及び処分理由
当該主事は、平成26年7月25日から平成28年10月31日までの期間、校内で担当す
るPTA会計及び給食会計から、私的流用を目的に、不正な方法による払出しや窃取をくり返
すなどの、不適正な会計処理を行った。その総額は、1,027,093円に及ぶ。また、当
該主事は、平成27年11月から平成28年10月までの期間、時間外勤務手当を不正に請求
した。その総額は、411,648円に及ぶ。
これらの行為は、全体の奉仕者としてふさわしくない非行に該当するとともに、公教育に寄
せる県民の期待を裏切り、信用を失墜させるものである。
よって、地方公務員法第29条第1項第1号及び第3号に該当するものである。
5
その他
・当該主事は不正支出した額のうち、1,027,093円を12月5日時点で返済している。
残りの411,648円についても、今後速やかに返済する予定である。
・当該主事の勤務校の校長及び教頭には管理責任を問い、雲南市教育委員会において文書訓告
が行われた。
・不正が行われた期間の前校長に対しても管理責任を問い、出雲市教育委員会において文書訓
告が行われた。