【じもと×しごと発見フェア】 開催概要(基本形)

若者早期離職防止総合対策プログラム
平成28年9月
北海道経済部雇用労政課
【じもと×しごと発見フェア】
開催概要(基本形)
■目的
若者の職場定着に向けては、就職活動を始める前や求職活動を見直す際に、地域の仕事や企業を広く知り、こ
うした情報をもとに志望職種や企業を適確に絞り、就職活動に進むことが重要であることから、道内14地域に
おいて、地域で開催される合同企業説明会などに先立ち、地元の企業が一堂に会し、産業や企業の魅力を商品展
示や体験などにより高校生や大学生などに広く発信する「じもと×しごと発見フェア」を開催する。
■支援対象
1 就活前の学生(高校1∼2年生(地域により大学・短期大学も対象))
産業・職業理解による勤労観や職業観の醸成を促すとともに、地元企業を広く知った上での就職活動による就職
後の職場定着を促すほか、地元就職にも繋げる。
2
就活中の学生等(未内定者、既卒3年以内未就職者)
これまでの採用選考結果の見直しをしていく中、改めて地元企業を広く知ることで職選択の視野を広げるととも
に、企業理解による就職後の職場定着を促す。
■実施概要 (基本形)下記1∼2を一会場で実施。その後、3を実施。
1 地元産業・企業理解ポイント講座
地元企業展示会の前に、参加者へセミナーを実施し、展示会の効果的な実施に繋げる。
例)地元産業の魅力について講義。
企業情報の見方など企業理解を深めるためのポイントについて講義。
2
地元企業展示会
会場に企業や業界団体等の個別ブースを設け、自社の商品や仕事を説明。
①一般的な合同企業説明会ではなく、自社商品の展示、企業・団体等による実演や職業体験など、働く内容をよ
り身近に感じることが出来る内容とする。
②地元企業で働く先輩社員がブースで説明することも想定。
③カウンセラーによる個別相談ブースを設け、職業カウンセリングを実施。
<具体的ブース運営方法>
【ものづくり企業】 自社製品をブースに展示(試食等については応相談)
。製造過程の写真を設置。
【介 護 事 業 者】 車椅子・杖等を展示。
『車椅子を押してみよう』体験会。
【建
設
業】 建設した建物や道路等を写真で展示。
【飲
食
店】 お盆と水の入ったコップを用意。
『片手で運べるか』体験会。
【宿
泊
業】 ベッドメイクの様子や裏方の仕事を写真等で展示。
【農
業】 野菜の重さ当てクイズ。カボチャやジャガイモの重さを当てるクイズ大会を実施。
【業 界 団 体】 ポスター提示、先輩社員の体験談、仕事の様子を写真等で展示。
3
個別相談会の実施
フェア参加後も就職に至れていない未内定・未就職者へのフォロー支援として、個別相談会を実施。
■参加企業 既卒者を含めた学卒求人を出しており、翌年度以降に求人を予定する地元企業。
■実施規模 参加者数50∼100名程度(札幌は100∼150名程度)
、参加企業数20∼30社程度。
■参加メリット(ねらい)
学生
①キャリアデザインを描く:進学、就職を問わず、地元産業・企業を知り、これから進もうとする自分の将来を
描くヒントとする。
②もっと知りたいを探す:どんな分野の産業・企業・しごとに興味があるのか、もっと知りたいことを見つける。
③これから何をすべきか考える:就職を目指すには、どんな準備をすれば良いのか、目標を定めて考える。
企業
①自社に興味を持たせるきっかけ:就職活動の前から、学生に自社を知ってもらうきっかけであり、商品展示や
体験などを通して、採用選考活動時では伝えきれない自社の仕事や魅力を発信することが出来る。
②学生へのアピール方法を研究する場:これまでの合同企業説明会とは違った方法で学生にアピールすることで、
今後の合同企業説明会などでの情報発信力の向上に繋がる。
(展示方法は事前にご相談をお受けします)
③学校との関係づくり:学生に加え、先生の企業理解も促すことで、的確な進路指導に繋がる。
■委託事業者
キャリアバンク株式会社(担当者:田中、湯谷)
札幌市中央区北5条西5丁目sapporo55
TEL:011−251−3353
MAIL:[email protected]