県政広報 ふくい 特 集 毎月第4日曜発行 VOL.33 2016.12.25号 地 域に開 かれた大 学 づくりを推 進 ∼学生と県民が集い、交流できる拠点を目指して∼ 全国各地の伝統的工芸品と職人が福井に集結 サンドーム福井で先月開催された「伝統的工芸品月間国民会議全国大会」。全国から 集まった工芸品の展示販売・製作体験や、丹南地域の産地を散策する工房ガイドツ アー等を通して、県内外からの来場者が伝統的工芸品の魅力を体感しました。 管理会議棟には「福井ものづくりキャンパス」がオープン。3Dプリンタ等の先端機器 を導入し、 ものづくりの振興や人材育成の拠点として、企業の製品開発を支援します。 福井県立大学 オープン・ユニバーシティ構想 来 年 、開 学 周 年を 迎える 福 井 県立 大 学 。県 民 共 有の財 井キャンパスが立地する 福 永平寺町とのつながりを生か 見る目を養う場とします。 によ り 、学 生 が 物 事を 幅 広く な世代の県民と交流すること る よ う 環 境を 整 え ま す 。様々 にわ 」として 誰 も が 利 用でき 永 平 寺 町 と 小 浜 市の 広 大 なキャンパス空間を、「県民の ①県民のにわ 気軽にご利用ください。 タ ー も 設 置し まし た 。ぜひお 関 す る 情 報 を 発 信 す る モニ も 展 示 。福 井の 観 光や 県 政に する 全 長7mの恐 竜オブジェ ため、県立 恐 竜 博 物 館 が 所 蔵 た 。楽しい雰 囲 気 を 演 出 する ニュ ー の 種 類 を 増 や し ま し ん を 提 供 す る ほ か 、ランチメ コ シヒ カ リ 1 0 0 % の ご は テージに応じた学びを体系的 学 び 直 し 等 、県 民の ライフス 大学の研究成果や教育力を 生 かし 、生 涯 学 習 や 社 会 人の ②県民の学び スづくりを進めます。 かな 思い出を 残せるキャンパ 場 と する と と もに 、学 生 が 豊 樹 等 を 植 樹し 、県 民の 憩いの ~ 学 生と 県 民 が集い、交 流できる 拠 点を 目 指して~ 地 域に 開かれた 大 学 づくりを 推 進 特集 産として、県民の頼りになり、 福 井の 元 気 を 支 える 大 学 を 目 指 し 、 月 に『 福 井 県 立 大 学 オ ー プン・ユニ バ ー シティ 内 企 業のトップによる 経 済 特 大ライブラリ ーカフェ」や、県 図書館でコーヒーを楽しみ な が ら 気 軽に 参 加でき る「 県 にサポートします。 して社 会に輩 出するととも 福 井の 持 続 的 な 発 展に 向 け 、学 生を 地 域のリ ー ダ ー と ③県民・地域とのつながり 交流等を進めます。 ま た 、ア メ リ カ・フ ィ ン ド レー 大 学 と 提 携し 、留 学 生の するため、 月 、名 称を「 永 平 県 民のにわ 、② 県 民の 学 ① び、③県民・地域とのつながり に 案 内 板を 設 置し た ほか 、施 年 度には 、構 内に 桜や 果 別講座等、県民が参加・聴講で に 、県 民の 幅 広いニ ー ズに 応 リーフレットを作りました。 来 寺キャンパス」 に変 更 。初めて きる新たな講座を開講しまし えるため、県 内の大 学 、企 業・ し 、大 学 を 国 内 外にアピ ール 大学を訪れる人が利用しやす た。来年度からは、より多くの 団 体や 、県 内 外の有 識 者 等と 設の 配 置 が 立 体 的に 分かる 構想』 を発表しました。 いよ う 、キャンパス 内 の 各 所 社 会 人 が 受 講でき る よ う 、聴 を 柱 に 、キャンパスを 県 民 に 開 放 し 、地 域 と の 連 携 や 、多 彩な人とのネットワークを深 県大ライブラリーカフェ の ネ ット ワ ー ク を 強 化 し ま 地方創生を進めるには、地域において多様な教育・研究を行い、文化の拠点となる大 講や科目履修する際の受講料 くこととしています。 た 、永 平 寺 キャンパスの ま 学 生 食 堂 を「 県 大 レ ス ト ラ 学生だけでなく県民へもキャンパスを開放するなど、地域に根差した活動を強化してい め 、学 生 が 県 民 と と もに 学ぶ ン」としてリニューアル。県 産 1 2 0 0 人 。福 井の ダントツ 学生が集い、特色ある教育が行われています。 「オープン・ユニバーシティ構想」のもと、 す。 学生と県内企業経営者との交流会 等を引き下げます。 ための取組み等を進めます。 課 題 解 決に 連 携して取 り 組 いて学んでいます。 県 内 企 業 等 、福 井の 魅 力につ 然 、世 界に誇る 技 術を 有する ブランド「 恐 竜 」や 、豊かな 自 学生の交流拠点 むための相談窓口を設置しま す。 Fスクエア ○無料で利用できる自由空間 県 内の 大 学 生 や 教 職 員の 方 は 、Fスクエアを 無 料で 利 用できます。Wi Fi(公衆 無 線 L A N )や 、学 生 が 無 料 で飲むことができるフリード リンクコ ーナー も 完 備 。自 習 福井県立大学では、経済や生物資源、海洋生物資源、看護福祉の学部に約1,800人の − 大本山永平寺での座禅体験 地 元の 永 平 寺 町 や 小 浜 市 と の 連 携・交 流 も 深 め ま す 。 月には 永 平 寺 町と 連 携 協 定を 締 結し 、大 本 山 永 平 寺で の 座 禅 体 験や 町 長による 特 越えた 交 流の 場 。学 生 がサー ◇永平寺キャンパス内 別講義を行いました。 福 井 駅 東口のアオッサ内に大 クル 活 動の た めに 利 用 す る ○様々な人と出会う・交わる 県 内 す べ て の 大 学・短 期 大 学・高 等 専 門 学 校の 学 生 が スクエア 内 に あ る「 スク F 集い、学 ぶ 拠 点 として、4 月 、 エアカフェ」は、大学の垣根を 学連携センター「F だ けでな く 、地 域の 団 体によ る ワ ー キング グル ー プや 、県 スクエア」をオープ ンしました。 も開催しています。また、Fス 内 企 業の 経 営 者 との 交 流 会 ○福井の魅力を学ぶ クエアで行 う 講 義の一環とし ■県大レストラン や 講 義の 間の 休 憩 等の た め 、 所 福井市手寄1丁目4-1(アオッサ7階) て、高 校 生や 留 学 生と 英 語 だ 問 ☎0770-52-6300 - 【大学連携センター「Fスクエア」】 お気軽にご利用ください。 問 ☎0770-53-2636 スクエアでは 、県 内 5つ F の 大 学 が 連 携 し 、年 間 約 Fスクエアでの恐竜学講座 各 学 部では 、社 会で活 躍 す る 卒 業 生 約 8 千 人の 代 表 者 所 小浜市学園町1-1 けで話 す 意 見 交 換 会 も 実 施 ○小浜キャンパス 科 目 の 講 座 を 開 講 し てい ま 問 ☎0776-61-6000 を 招 き 、大 学での 学 びを 振 り 所 永平寺町松岡兼定島4-1-1 しました。 営 11時~15時 − 30 す 。今 年 度 受 講 登 録している ○永平寺キャンパス 返 るフォー ラムを 開 催 。卒 業 ◇小浜キャンパス内 − 学 生 は 、前 後 期 あわせて延べ 【福井県立大学】 生の 声を 、今 後の 教 育 内 容の 開 火~金曜…9時~20時 土日………9時~17時30分 休 月曜、 祝日 問 ☎0776-97-6820 向上につなげます。 学の存在が重要です。県内各大学との連携を強め、 より一層福井を元気にしていきます。 知事 西川 一誠 来 年 度 は 、産 業 界 や 学 界 等 様 々な 分 野 で 活 躍 す る 県 民・著 名 人を 新たに客 員 教 員 とし て 迎 え 、その 人 的 ネット ワークを生かして、教育力・研 究 力を さらに 充 実し ま す 。ま 問 ☎0776-61-6000 25 2 3 県大レストラン (永平寺キャンパス) 営 11時~14時 休 土日祝 10 た 、県 内の 企 業や 自 治 体 等の ★13時以降にランチを注文した方には コーヒーをサービスします 11 − 11 食の國ふくい く くに に ん かんたピ レシ 福井の美味しい食材 「油揚げ(厚揚げ)」 焼きお揚げ丼 材 料 大根 …………………… 5cm分 ネギ………………………… 適量 厚揚げ………………… 2分の1枚 しょう油 ………………… 大さじ1 かつおぶし ………………… 適量 ごはん……………… どんぶり2杯 福井県で「油揚げ」 と言えば、一般的には 厚揚げのこと。 かつては、 お盆やお正月、冠 (2杯分・調理時間約15分) 婚葬祭の時にだけ作るごちそうでした。 また、浄土真宗最大の催事「報恩講」の昼 食に欠かすことができない、県民になじみ 作り方 ① 皮をむいた大根をおろし、軽く絞る。 ② ネギをみじん切りにする。 ③ 厚揚げを適当な大きさに切り、 こんがりとした焦げ目が つくまで両面をフライパンで焼く。 ④ ③をさいの目に切り、①、 しょう油と一緒に混ぜ合わせる。 ⑤ 丼にごはんを盛り、②④とかつおぶしを盛りつけて完成! 深い食材でもあります。 原料の大豆は良質なタンパク質を豊富に 含み、坂井市の竹田地区では、1月初めの 「寒の入り」に厚揚げを食べると健康にな ると言われています。 レシピ提供:郷土料理研究家 佐々木京美さん 県政広報ふくい アンケート アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、 「せいこがにのグラタン」 Q1.県政広報ふくいをお読みになったご感想を教えてください。 ①内容について (2個セット) を 1.大変良い 2.良い 3.普通 7名様にプレゼントします。 4.あまり良くない 5.良くない せいこがにをふんだんに使った老舗旅 館の逸品。外子のプチプチとした食感 と、内子の濃厚なコクを堪能できます。 ※冷凍便でお届けします。 応募締切 応募方法 ②良かった記事など (1∼6の中から2つまでお選びください) 1.表紙 2.地域に開かれた大学づくりを推進 平成29年 1月28日(土) アンケートの回答と住所・氏名・年齢・性別・ 電話番号を必ず記入の上、郵便はがきま たは県のホームページでご応募ください。 4.県政HOT NEWS 5.各地の催し 6.ふくいインフォ Q2.県政広報ふくいへのご感想や、今後取り上げてほしいテー (自由記述) マ、 ご意見などがありましたらご記入ください。 ※賞品の発送をもって当選発表に代えさせていただき ます。賞品は2月中に発送する予定です。 応募先 3.食の國ふくい 〒910-8580 県広報課 県政広報ふくい (住所は記載不要) ホームページは 県 政 広 報ふくい 検索 県政情報をお届けしています テレビ 新 聞 ●福井県からのお知らせ/新聞各紙…毎月1・15日掲載 ●おはようふくいセブン くらしの情報(子育て・福祉・就職など)や企業向け情報を紹介 FBCテレビ/日曜日 午前7:00∼7:30 ●まちかど県政 ラジ オ 福井テレビ/ 日曜日 午前11:45∼11:50 ●ふくい元気通信 FBCテレビ/ 日曜日 午後 4:55∼ 5:00 FBCラジオ/月、 水、 金曜日 午前10:20∼10:30頃 ●ほっとふくい 第3、 5土曜日 午前10:35∼10:40頃 3土曜日 午後5:00∼5:15 福井テレビ/ 第1、 ● FM県政スポット FM福井/金曜日 午前8:45∼8:53頃 ● NHK地上デジタルのデータ放送 点字・音訳 ●ふれあい県政だより 年12回発行 SNS・ユー・チューブ 随時更新 ●フェイスブック「ほやほや!ふくい」 (県内向け) (県外向け) 「おいでよ!ふくい」 (海外向け) 「Experience_fukui」 ●インスタグラム (県外向け) 「insta_fukui」 (海外向け) 「experience_fukui」 ●ユー・チューブ「おいでよ!ふくい」 (県外向け) [編集後記] 今年も残すところあとわずか。福井駅西口広場の整備や、都道府県別幸福度ランキングでの1位 獲得、 リオデジャネイロ五輪での福井ゆかりの選手の活躍等、明るい話題がたくさんありました。 来年も希望に満ちたニュースをたくさんお届けしたいと思います。 (海外向け) 「Experience_fukui」 この広報誌を スマートフォンで 読めるアプリ 「マチイロ」はこちら ➡ 4 県政 HOT NEWS 福井県ゆかりの人が大集合 若狭地域の郷土料理を満喫 「ふるさと県民大会」 を東京で初開催 向笠 千恵子さんと巡るバスツアーを催行 県外に住む福井県出身者や、福井で働いたことがある 人等、福井県にゆかりのある 「ふるさと県民」を増やし、 交流人口の拡大や、福井県への移住につなげるための プロジェクトを進めています。 11月には、 「 ふるさと県民大会」を東京で初開催。首 都圏に住むふるさと県民の皆さんが、セイコガニや水よ うかん等を堪能しました。ステージでは、美浜町出身の 歌手、五木ひろしさんが福井にちなんだ新曲を披露。約 850名の参加者が、 ふるさとの味を思い出すとともに、福 井の話題で交流を深めました。 さと う み 豊かな里山里海湖に囲まれ、新鮮な海の幸・山の幸に 恵まれた嶺南地域。その嶺南地域に伝わる郷土料理を 県外の方にPRするバスツアーを11月に実施しました。 全 国の郷 土 料 理に精 通したフードジャーナリスト 向笠 千恵子さん(写真右)の案内のもと、約30名の参加 者が、小浜の伝統料理「鯖のなれずし」の生産者から話 を聞いたほか、敦賀の伝統野菜「杉箸アカカンバ」の収 穫に挑戦。昼食には、鯖の“へしこ”や焼き鯖等、特産であ る鯖をふんだんに使った料理に舌鼓を打ち、若狭の郷土 料理を満喫しました。 む か さ 各地 の 催 し 福井県観光情報ホームページ 1.7 土 ∼3.2 木 若狭おばまとらふぐキャンペーン 小浜市 会場/小浜市内のキャンペーン参加施設 若狭おばま観光案内所 ☎0770-52-2082 2.28 火 まで 酒枡コレクションラリー 検索 大野市 会場/大野市中心市街地にある4酒蔵、観光協会 大野市観光協会 ☎0779-65-5521 予約時にキーワード「とらふぐ王 国若狭おばま」を伝え、とらふぐ 料理を食べると、ホテル・飲食店 等で特別割引を受けられます。民 宿では、抽選で豪華とらふぐセッ トが当たります。 12.31 土 ふくいドットコム 白山平泉寺参道燈明プロジェクト 勝山市 4つの酒蔵と大野市観光協会を 巡って枡のパーツを集め、オリジ ナルの酒枡を組み立てます(100 円/1パーツ)。酒蔵では地酒の 試飲を楽しむこともできます。 12.31 土 か ね 永平寺除夜の鐘とライトアップ 永平寺町 会場/白山神社本殿周辺(勝山市平泉寺町平泉寺) 平泉寺町まちづくり推進協議会 ☎0779-88-0866 会場/大本山永平寺(永平寺町志比) 永平寺町観光物産協会 ☎0776-63-1188 大 日23時の点火開始から翌2時まで、歴史探遊館「まほろば」から 本殿までの間を燈明で浮かび上がらせます。甘酒のふるまいも! 大 日の23時から翌3時まで、初めて一般開放される「唐門」を 通って初詣をすることができます。 1.2 月・祝 新春舞踊 あわら市 会場/セントピアあわら (あわら市温泉) 原温泉芸妓協同組合 ☎0776-78-7211 三味線や太鼓、長唄にあわせて、着物姿をした な踊りを披露します。 5 1.15 日 水中綱引き 美浜町 会場/美浜町日向橋(美浜町日向) 若狭美浜観光協会 ☎0770-32-0222 原芸妓が、艶やか 白いパンツ姿に色とりどりのハチマキをした青年たちが川に飛び 込み、東西に分かれて綱を引きちぎる勇壮な祭りです。 1.14 土・15 日 こしの水仙まつり 福井市 1.14 土・15 日 水仙まつり 水仙・カニフェア 越前町 越前水仙を見に行こう 会場/越前水仙の里公園(福井市居倉町) こしの水仙まつり実行委員会 ☎0776-89-2002 越前水仙が見ごろを迎えるのにあわせて、 越前がに等の特産品を販売する物産展を開催します。 豪華景品が当たる抽選会等の企画も! 会場/道の駅 越前(越前町厨) 越前町観光連盟 ☎0778-37-1234
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