H27年度主要施策の成果等① (PDF形式:3918KB)

平成27年度
主要施策の成果等の説明書
宝達志水町
目 次
1 決算の概要
1 財政⼒等の推移
2 歳入歳出決算総括表
2 一般会計の状況
1 一般会計予算執⾏状況
2 一般会計歳入歳出決算額比較表
3 一般会計の主な施策の成果
総務課
危機管理室
情報推進課
財政課
企画振興課
住⺠課
税務課
健康福祉課
こども家庭室
農林⽔産課
地域整備課
学校教育課
生涯学習課
文化財室
4 特別会計の状況及び主な施策の成果
国⺠健康保険特別会計
後期⾼齢者医療特別会計
介護保険特別会計
国⺠健康保険直営診療所特別会計
ケーブルテレビ事業特別会計
5 事業会計の主な施策の成果
⽔道事業会計
下⽔道事業会計
国⺠健康保険志雄病院事業会計
1
3
4
7
8
10
13
16
21
26
28
33
44
46
47
54
63
70
74
77
81
83
84
88
91
96
98
101
102
104
108
6 町税等収納状況調べ
111
7 過去五年間の決算額等の推移
121
1 決算の概要
-1-
-2-
1 財政⼒等の推移(平成23年度〜平成27年度)
(単位:千円)
区分
23
24
25
27
26
標準財政規模
5,360,264
5,400,794
5,578,111
5,392,782
5,455,329
地方交付税
3,628,372
3,729,655
3,834,285
3,833,197
3,784,980
普通交付税
3,098,945
3,229,182
3,335,592
3,295,502
3,256,990
特別交付税
529,427
500,473
498,693
537,695
527,990
365,943
364,384
357,286
343,717
305,232
財政⼒指数(三カ年平均)
0.374
0.360
0.353
0.343
0.344
財政⼒指数(単年度)
0.363
0.344
0.352
0.332
0.347
実質公債費比率(三カ年平均)
21.0
20.2
18.6
16.9
14.5
実質公債費比率(単年度)
20.4
19.3
16.1
15.4
12.2
将来負担比率
199.1
170.9
144.3
141.9
108.2
経常収⽀比率
91.5
97.7
91.5
93.0
88.2
一般会計歳出決算額
7,668,438
7,663,078
9,498,807
10,357,195
8,025,690
町税
1,577,896
1,574,891
1,531,278
1,590,737
1,549,480
町⺠税
726,214
783,123
680,942
742,688
715,481
固定資産税
762,727
703,524
754,982
751,345
736,473
軽⾃動⾞税
30,390
30,760
31,266
31,949
32,708
町たばこ税
57,198
56,271
62,739
63,668
63,419
1,367
1,213
1,349
1,088
1,399
臨財債発⾏可能額
入湯税
-3-
2 歳入歳出決算総括表
区 分
会 計 別
一
特
別
会
計
事
業
会
計
般
決 算 額
歳 入
歳 出
計
8,129,180,000
8,443,135,197
8,025,689,828
国⺠健康保険特別会計
1,955,885,000
1,970,878,086
1,953,722,080
後期⾼齢者医療特別会計
178,463,000
178,321,508
178,173,258
介 護 保 険 特 別 会 計
1,677,503,000
1,677,615,884
1,677,420,773
国⺠健康保険直営診療所
特
別
会
計
47,853,000
48,444,823
44,519,421
ケ ー ブ ル テ レ ビ 事 業
特
別
会
計
80,483,000
80,476,643
80,476,643
376,409,524
323,969,535
3,919,104
184,130,533
810,938,192
766,457,958
317,440,000
665,360,949
1,131,226,964
1,077,255,044
137,909,400
174,812,120
⽔
道
事
業
会
計
下
⽔
道
事
業
会
計
志
雄
病
院
事
業
会
計
収益的
収⽀
資本的
収⽀
収益的
収⽀
資本的
収⽀
収益的
収⽀
資本的
収⽀
会
予 算 現 額
収 入
377,580,000
⽀ 出
330,283,000
収 入
3,918,000
⽀ 出
199,641,000
収 入
807,088,000
⽀ 出
785,471,000
収 入
330,975,000
⽀ 出
682,391,000
収 入
1,151,596,000
⽀ 出
1,151,596,000
収 入
142,767,000
⽀ 出
613,093,000
-4-
(単位:円)
歳入歳出差引額
備 考
417,445,369
17,156,006
148,250
195,111
3,925,402
0
52,439,989
資本的収入額が資本的⽀出額に不⾜する額は、当年度消費税及び地
△ 180,211,429 方消費税資本的収⽀調整額 7,219,200円並びに過年度分損益勘定
留保資⾦ 172,992,229円で補てんした。
44,480,234
資本的収入額が資本的⽀出額に不⾜する額は、当年度分消費税及び
地方消費税資本的収⽀調整額 7,517,573円並びに過年度分損益勘
△ 347,920,949
定留保資⾦ 107,165,791円及び当年度分損益勘定留保資⾦
233,237,585円で補てんした。
53,971,920
資本的収入額が資本的⽀出額に対して不⾜する額は、当年度消費税及
△ 36,902,720 び地方消費税資本的収⽀調整額 444,861円及び過年度分損益勘定
留保資⾦ 36,457,859円で補てんした。
-5-
-6-
2 一般会計の状況
-7-
1 一般会計予算執⾏状況
(歳入)
区 分 款
1 町税
2 地方譲与税
3 利⼦割交付⾦
4 配当割交付⾦
5 株式等譲渡所得割交付⾦
6 地方消費税交付⾦
7 ゴルフ場利⽤税交付⾦
8 ⾃動⾞取得税交付⾦
9 地方特例交付⾦
10 地方交付税
11 交通安全対策特別交付⾦
12 分担⾦及び負担⾦
13 使⽤料及び⼿数料
14 国庫⽀出⾦
15 県⽀出⾦
16 財産収入
17 寄付⾦
18 繰入⾦
19 繰越⾦
20 諸収入
21 町債
計
予算現額
調定額
収入済額
A
B
C
1,512,332,000
86,085,000
3,080,000
7,193,000
7,540,000
146,000,000
28,334,000
20,698,000
3,685,000
3,616,777,000
1,769,000
151,326,000
50,833,000
571,450,000
396,710,000
51,641,000
4,635,000
453,232,000
467,556,000
83,772,000
464,532,000
1,680,867,826
86,085,000
3,080,000
7,193,000
7,540,000
261,731,000
28,334,844
20,698,000
3,685,000
3,784,980,000
1,769,000
153,621,944
54,255,225
573,523,697
397,515,686
60,453,734
5,916,352
453,232,219
467,556,471
96,577,368
464,532,000
1,549,480,481
86,085,000
3,080,000
7,193,000
7,540,000
261,731,000
28,334,844
20,698,000
3,685,000
3,784,980,000
1,769,000
151,804,920
52,196,425
562,748,697
389,640,686
60,453,734
5,916,352
453,232,219
467,556,471
96,577,368
448,432,000
8,129,180,000
8,613,148,366
8,443,135,197
(歳出)
区 分 款
1 議会費
2 総務費
3 ⺠生費
4 衛生費
5 労働費
6 農林⽔産業費
7 商工費
8 土木費
9 消防費
10 教育費
11 災害復旧費
12 公債費
13 予備費
計
予算現額
⽀出済額
翌年度繰越額
A
B
c
104,970,000
1,575,994,000
1,727,129,000
1,003,117,000
8,077,000
224,659,000
186,881,000
680,055,000
287,290,000
717,999,000
10,952,000
1,593,570,000
8,487,000
104,387,169
1,534,935,023
1,724,609,441
995,768,461
8,049,500
214,595,196
165,945,498
675,955,314
283,819,690
713,180,768
10,874,520
1,593,569,248
0
0
37,682,000
0
0
0
9,375,000
20,076,000
3,700,000
3,000,000
0
0
0
0
8,129,180,000
8,025,689,828
73,833,000
-8-
(単位:円、%)
不納⽋損額
収入未済額
収入割合
D
B-C-D
C/A
6,657,217
124,730,128
102.46
0
0
100.00
0
0
100.00
0
0
100.00
0
0
100.00
0
0
179.27
0
0
100.00
0
0
100.00
0
0
100.00
0
0
104.65
0
0
100.00
823,474
993,550
100.32
0
2,058,800
102.68
0
10,775,000
98.48
0
7,875,000
98.22
0
0
117.07
0
0
127.65
0
0
100.00
0
0
100.00
0
0
115.29
0
16,100,000
96.53
7,480,691
162,532,478
103.86
(単位:円、%)
不⽤額
⽀出割合
A-B-C
B/A
582,831
99.44
3,376,977
97.39
2,519,559
99.85
7,348,539
99.27
27,500
99.66
688,804
95.52
859,502
88.80
399,686
99.40
470,310
98.79
4,818,232
99.33
77,480
99.29
752
100.00
8,487,000
0.00
29,657,172
98.73
歳入歳出差引残額
-9-
417,445,369 円
2 一般会計歳入歳出決算額比較表
(歳入)
区 分 款
平成27年度
決算額
1 町税
2 地方譲与税
3 利⼦割交付⾦
平成26年度
構成比
決算額
1,549,480,481
18.4
1,590,736,824
86,085,000
1.0
82,364,000
3,080,000
0.0
3,833,000
4 配当割交付⾦
7,193,000
0.1
9,279,000
5 株式等譲渡所得割交付⾦
7,540,000
0.1
5,679,000
261,731,000
3.1
146,920,000
7 ゴルフ場利⽤税交付⾦
28,334,844
0.3
26,217,379
8 ⾃動⾞取得税交付⾦
20,698,000
0.2
13,059,000
3,685,000
0.0
3,586,000
3,784,980,000
44.8
3,833,197,000
1,769,000
0.0
1,815,000
12 分担⾦及び負担⾦
151,804,920
1.8
177,042,197
13 使⽤料及び⼿数料
52,196,425
0.6
50,742,827
14 国庫⽀出⾦
562,748,697
6.7
1,390,496,144
15 県⽀出⾦
389,640,686
4.6
390,896,573
16 財産収入
60,453,734
0.7
20,712,858
17 寄付⾦
5,916,352
0.1
3,313,561
18 繰入⾦
453,232,219
5.4
737,208,038
19 繰越⾦
467,556,471
5.5
297,678,910
6 地方消費税交付⾦
9 地方特例交付⾦
10 地方交付税
11 交通安全対策特別交付⾦
20 諸収入
21 町債
計
96,577,368
1.1
100,657,179
448,432,000
5.3
1,939,317,000
8,443,135,197
100.0
10,824,751,490
(歳出)
区 分 款
平成27年度
決算額
平成26年度
構成比
決算額
1 議会費
104,387,169
1.3
97,093,278
2 総務費
1,534,935,023
19.1
988,863,389
3 ⺠生費
1,724,609,441
21.5
1,687,886,643
4 衛生費
995,768,461
12.4
990,667,167
5 労働費
8,049,500
0.1
8,251,500
6 農林⽔産業費
214,595,196
2.7
183,611,558
7 商工費
165,945,498
2.1
104,742,756
8 土木費
675,955,314
8.4
777,135,417
9 消防費
283,819,690
3.5
439,771,812
10 教育費
713,180,768
8.9
3,046,478,745
10,874,520
0.1
82,666,822
12 公債費
1,593,569,248
19.9
1,950,025,932
13 予備費
0
0.0
0
8,025,689,828
100.0
10,357,195,019
11 災害復旧費
計
- 10 -
(単位:円、%)
増減
構成比
増減額
伸び率
15.6
△ 41,256,343
△ 2.6
0.9
3,721,000
4.5
0.0
△ 753,000
△ 19.6
0.1
△ 2,086,000
△ 22.5
0.1
1,861,000
32.8
1.2
114,811,000
78.1
0.3
2,117,465
8.1
0.3
7,639,000
58.5
0.0
99,000
2.8
39.1
△ 48,217,000
△ 1.3
0.0
△ 46,000
△ 2.5
1.8
△ 25,237,277
△ 14.3
0.6
1,453,598
2.9
8.0
△ 827,747,447
△ 59.5
4.5
△ 1,255,887
△ 0.3
0.1
39,740,876
191.9
0.0
2,602,791
78.5
0.2
△ 283,975,819
△ 38.5
1.0
169,877,561
57.1
1.1
△ 4,079,811
△ 4.1
25.1
△ 1,490,885,000
△ 76.9
100.0
△ 2,381,616,293
△ 22.0
(単位:円、%)
増減
構成比
増減額
伸び率
1.1
7,293,891
7.5
21.9
546,071,634
55.2
16.8
36,722,798
2.2
10.3
5,101,294
0.5
0.2
△ 202,000
△ 2.4
2.7
30,983,638
16.9
0.7
61,202,742
58.4
8.0
△ 101,180,103
△ 13.0
6.3
△ 155,952,122
△ 35.5
12.9
△ 2,333,297,977
△ 76.6
0.6
△ 71,792,302
△ 86.8
18.6
△ 356,456,684
△ 18.3
―
0
―
100.0
△ 2,331,505,191
△ 22.5
- 11 -
- 12 -
3 一般会計の主な施策の成果
- 13 -
平成27年度主要施策事業一覧表
番号
款
項
目
事業名
1
2
1
5
庁舎改修事業費
総務課
16
2
2
1
9
交通安全対策費
総務課
17
3
2
1
9
交通安全施設整備事業費
総務課
19
4
2
1
危機管理室
21
5
9
1
3
消防施設整備事業費
危機管理室
22
6
9
1
4
災害対策事務費
危機管理室
24
7
2
1
2
広報広聴事業費
情報推進課
26
8
2
1
8
情報化推進事業費
情報推進課
27
9
2
1
5
財産管理事務費
財政課
28
10
2
1
6
基⾦積⽴⾦
財政課
29
11
12
1
-
償還元⾦・償還利⼦
財政課
31
12
2
1
7
新交通政策推進事業費
企画振興課
33
13
2
1
7
ふるさと納税推進事業費
企画振興課
35
14
2
1
7
地方版総合戦略策定事業費(繰越)
企画振興課
36
15
7
1
2
商工団体育成費
企画振興課
37
16
7
1
3
観光事務費
企画振興課
39
17
7
1
3
宝達⼭整備事業費(現年)
企画振興課
41
18
7
1
6
ふるさと振興費
企画振興課
42
19
7
1
6
地域おこし協⼒隊事業費
企画振興課
43
20
3
1
1
若者等定住バックアップ事業費
住⺠課
44
21
4
2
1
ごみ収集事業費
住⺠課
45
22
2
2
2
平成30年基準年度土地評価替事業
税務課
46
23
3
1
1
社会福祉事務費(宝寿荘指定管理料)
健康福祉課
47
24
3
1
1
臨時福祉給付⾦給付事業費
健康福祉課
48
25
3
1
2
在宅医療・介護連携推進事業
健康福祉課
49
26
3
1
3
⼼⾝障害者医療給付事業費
健康福祉課
50
27
3
1
3
障害者⾃⽴⽀援給付事業費
健康福祉課
51
28
4
1
2
健康増進事業費
健康福祉課
53
29
3
2
1
放課後児童クラブ運営事業費
こども家庭室
54
30
3
2
1
⼦育て⽀援事業費
こども家庭室
55
31
3
2
2
保育所運営費
こども家庭室
57
32
4
1
2
⺟⼦保健対策事業費
こども家庭室
59
33
4
1
2
不妊治療費助成事業
こども家庭室
61
34
6
1
2
美しい農村再生⽀援事業費
農林⽔産課
63
35
6
1
3
有害鳥獣対策事業費
農林⽔産課
64
36
6
1
3
経営体育成⽀援事業費
農林⽔産課
65
37
6
1
3
新規就農総合⽀援事業費
農林⽔産課
66
10 街灯設置管理費
- 14 -
担当課
ページ
番号
款
項
目
事業名
38
6
1
3
多⾯的機能⽀払交付⾦事業
農林⽔産課
67
39
6
1
3
農業機械施設整備⽀援事業費
農林⽔産課
68
40
6
1
3
県営事業負担⾦(繰越含む)
農林⽔産課
69
41
8
2
2
除雪対策事業費
地域整備課
70
42
8
2
2
道路維持管理事業費
地域整備課
71
43
8
2
3
道路整備事業費(現年分)
地域整備課
72
44
8
2
3
道路整備事業費(繰越分)
地域整備課
73
45
10
1
2
事務局事務費
学校教育課
74
46
10
2
4
学校施設整備事業
学校教育課
75
47
10
3
2
部活動奨励事業費
学校教育課
76
48
5
1
2
勤労⻘少年ホーム管理費
生涯学習課
77
49
10
4
1
国際交流事業費
生涯学習課
78
50
10
4
1
豊かな⼼を育む地域活性化事業費
生涯学習課
79
51
10
4
2
公⺠館活動事業費
生涯学習課
80
52
10
4
4
文化財保護管理事業費
生涯学習課文化財室
81
- 15 -
担当課
ページ
事業
1
庁舎改修事業費
担当課
-
総務課
款
2
総務費
項
1
総務管理費
目
5
財産管理費
総合計画
体 系
当初予算額
22,619,000 円
最終予算額
21,329,000 円
決算額
21,317,000 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
20,100,000 円
その他
一般財源
基本方針
⾏財政改⾰の積極的な推進
主要施策
①⾏政運営の効率化
1,217,000 円
1 目的
築30年経過していることから、平成28年までの5年計画で改修を実施するもの。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
【平成25年度実績】
1 役場庁舎冷温⽔ポンプ改修工事 2 役場庁舎屋根等改修工事 3 就業改善センター防⽔改修工事
4 役場庁舎1階事務室カウンター等改修工事
【平成26年度実績】
1 2階事務室、町⻑室ブラインド取替え工事 2 空調設備等設置工事 3 役場庁舎外壁タイル等改修工事
4 役場庁舎⾼圧機器更新工事 5 役場庁舎外構改修工事
3 目標⼜は改善策
宝達志⽔町役場庁舎全⾯改修工事年度計画表に基づき工事を⾏う。
4 成果及び評価
【平成27年度実施事業】
1 役場庁舎内部改修工事設計監理業務 1,337,000円
2 役場庁舎内部改修工事 19,980,000円
・1階、2階防⽕シャッターに安全装置を取り付けたことにより⽕災時の安全な避難経路を確保した。
・3階委員会室及び議会事務局のカーペット張替えを⾏った。
・庁舎内の男⼥トイレ及び障害者⽤トイレの改修を⾏い、利⽤者の利便性の向上を図った。
- 16 -
事業
2
交通安全対策費
担当課
-
総務課
款
2
総務費
4,824,000 円
最終予算額
4,724,000 円
決算額
4,682,159 円
国庫⽀出⾦
項
1
総務管理費
目
9
交通安全対策費
総合計画
体 系
当初予算額
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
4,682,159 円
基本方針
生活環境の整備
主要施策
⑥防犯・交通安全対策の充実
1 目的
広く町⺠に交通安全思想の普及を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践により、町⺠総ぐるみで交通
事故の防止を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
町内の交通事故発生状況
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
件数
50件
51件
48件
33件
26件
死者数
1人
0人
0人
2人
1人
負傷者数
67人
79人
66人
39人
31人
3 目標⼜は改善策
平成27年度において、宝達志⽔町交通安全計画(平成23年度策定)の目標達成に取り組む
◇交通事故死者数ゼロ
◇交通事故負傷者数50人以下
交通安全協会等の交通安全推進団体が⾏う交通安全活動を⽀援することで、街頭指導や広報啓発活動等の
交通安全対策を効果的に推進する。
- 17 -
4 成果及び評価
主な交通安全対策(平成27年度)
・街頭指導(交通安全運動、交通安全日)・・・述べ879人参加
・巡回広報(交通安全運動、交通安全日)・・・述べ189人参加
・夜間監視(交通死亡事故抑止「赤ランプ作戦」)・・・述べ191人参加
・各種街頭キャンペーン(交通安全運動)・・・述べ167人参加
・交通安全教室・・・保育所(5箇所)、⼩学校(5箇所)、中学校(1箇所)、⽼人クラブ他(2箇所)
・広報、ホームページ、ケーブルテレビ、チラシ等による啓発
町内の交通事故発生状況(平成27年)
平成27年 平成26年
件数
死者数
負傷者数
増減
18件
26件
△8件
0人
1人
△1人
26人
31人
△5人
平成27年中に町内で発生した交通事故は18件、負傷者数は26人で、過去5年間で最も多かった平成23年と比
較すると、件数は約65%、負傷者数は約67%減少し、負傷者数も50人以下の目標を達成できている。また、死亡
事故も発生していない。
悲惨な交通事故をなくし、交通死亡事故ゼロを継続していくため、今後も羽咋警察署をはじめ、交通安全協会等
の交通安全推進団体と連携し、効果的な交通安全対策に取り組むとともに、交通安全推進団体の体制強化及び
活動活性化を図る。
- 18 -
事業
3
交通安全施設整備事業費
担当課
-
総務課
款
2
総務費
2,500,000 円
最終予算額
2,500,000 円
決算額
2,488,860 円
国庫⽀出⾦
項
1
総務管理費
目
9
交通安全対策費
総合計画
体 系
当初予算額
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
生活環境の整備
主要施策
⑥防犯・交通安全対策の充実
2,488,860 円
1 目的
カーブミラー等の交通安全施設の整備及び維持管理により、町内の道路交通の円滑化及び交通事故の防止を図
る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成25年度緊急雇⽤創出事業により、町内カーブミラーの現況調査を実施し、カーブミラー台帳を整備した。
カーブミラー総数 752(平成27年3⽉末現在)
◇管理者
宝達志⽔町
石川県
国土交通省
不明
◇設備方法
◇ミラー⾯数
300
⽀柱
652
一⾯
559
31
電柱
85
二⾯
192
0
壁⾯
0
三⾯
1
421
その他
15
◇ミラーの状況
◇⽀柱の状況
良好
340
良好
399
不良(※)
412
不良(※)
253
(※)破損、くもり、汚れ等
(※)破損、傾き、さび、塗装はがれ等
3 目標⼜は改善策
集落要望のあった場所で交通事故防止のため必要と認められ、設置場所や設置条件に該当する場所に優先順位
を付けて予算の範囲内でカーブミラーを設置する。また、ミラーのくもりや破損、⽀柱の破損や倒壊の恐れがあるカーブミ
ラーも予算の範囲内で修繕する。
- 19 -
4 成果及び評価
(1)カーブミラーの修繕等
⽀柱が破損したカーブミラーの修繕等
4箇所(上⽥、⽶出、敷浪、所司原) 393,660円
(2)カーブミラーの新設
集落要望のあった危険箇所等にカーブミラーを設置
11箇所(免⽥、北川尻、上⽥、⼩川、⻨生、⼦浦、荻島、杉野屋4) 2,054,160円
(3)回転灯取替
1箇所(柳瀬) 41,040円
道路反射鏡の維持管理等に関して必要な事項を定めた「宝達志⽔町道路反射鏡設置及び管理に関する要綱」
に基づき、カーブミラーの設置及び修繕等を実施した。今後、優先順位を付けて真に必要な場所において、設置及び
修繕を実施し、適切な維持管理及び維持管理費の削減を図る。
- 20 -
事業
4
街灯設置管理費
担当課
-
危機管理室
款
2
総務費
項
目
1
13,228,000 円
最終予算額
13,525,000 円
決算額
13,478,244 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
総務管理費
10 諸費
総合計画
体 系
当初予算額
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
生活環境の整備
主要施策
⑥防犯・交通安全対策の充実
13,478,244 円
1 目的
町内の犯罪及び交通事故を防止し、住⺠が安全に安⼼して生活できることを目的に、防犯灯の設置及び維持管
理を⾏う。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
集落要望のあった場所で犯罪や交通事故防止のため必要と認められる場所に予算の範囲内でLED防犯灯を設置
してきた。また、既設防犯灯の器具の交換が必要な場合は、予算の範囲内でLED防犯灯に更新してきたが、既設防
犯灯の⽼朽化により、LED防犯灯への更新に係る経費が⼤きくなっている。
3 目標⼜は改善策
「宝達志⽔町防犯灯の設置及び管理に関する要綱」に基づき、LED防犯灯の計画的な新設及び更新を⾏い、電
気料⾦等の維持管理費の削減を図る。
4 成果及び評価
(1)防犯灯の修繕 940,552円
(うちLED防犯灯への更新 33箇所)
(2)防犯灯の新設等 5,945,076円
(うちLED防犯灯の新設 32箇所)
(3)LED防犯灯購入 1,564,110円
(270灯購入し、地区に⽀給)
今年度、「宝達志⽔町LED防犯灯の⽀給に関する要綱」に基づき、新設⼜は交換しようとする地区に対し、LED
防犯灯を⽀給し、LED防犯灯への更新を⾏った。今後も集落にLED防犯灯への更新計画を⽴ててもらい予算の範
囲内でLED防犯灯を⽀給していく。
- 21 -
事業
5
消防施設整備事業費
担当課
-
危機管理室
款
9
消防費
項
1
消防費
目
3
消防施設費
総合計画
体 系
当初予算額
7,070,000 円
最終予算額
7,421,000 円
決算額
7,339,336 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
413,298 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
生活環境の整備
主要施策
⑤防災・消防体制の充実
6,926,038 円
1 目的
効率的な消防活動を目指すため、⽼朽化した消防⾞両の更新や分団⾞庫の整備等を実施するほか、団員数の
減少や社会情勢の変化等、消防団の置かれている環境が⼤きく変化しており、また、今後予想される人口減少にも
対応できる消防団の体制づくりを進め、もって、地域の防災⼒の維持・向上を図り、住⺠の生命・財産を守る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
(1) 消防団組織の再編成について
消防団員の確保が困難であることから、他市町の取り組み事例を収集しながら、今後の消防団の組織・体制につ
いて検討をしていくことを、町消防団役員会において提案したが、良い回答が得られなかった。
(2) 消防ポンプ⾃動⾞の更新
平成25年度に第2分団⾞、平成26年度に第5分団⾞を更新したが、既に更新時期である第3分団⾞及び更新
を控えている第4分団⾞については、今後の消防団の組織・体制の検討を進めていく中において、計画的に配備してい
く。
<消防ポンプ⾃動⾞購入状況>
第1分団⾞ 第2分団⾞ 第3分団⾞ 第4分団⾞ 第5分団⾞ 第6分団⾞
購入年⽉
経過年数
H17.11
約10年
H25.11
約2年
H9.12
約18年
H13.9
約14年
H26.11
約1年
H17.12
約10年
(3) 分団⾞庫の整備
平成27年1⽉に第4分団及び樋川地区の区⻑より第4分団⾞庫詰所建設の要望があり、建設予定地については
⽩⻁⼭センターを要望しているが、今後の消防団の組織・体制の検討を進めていく中で、整備を検討していく。
(4) 消防団の装備の充実強化
平成25年12⽉に「消防団を中核とした地域防災⼒の充実強化に関する法律」が公布・施⾏されたことを受け、消
防団の装備の基準が改正された。これからは、「消防団活動装備強化費県費補助⾦」(県から基準額1,500千円
の3分の1の補助⾦500千円が交付)を活⽤して、団員の⾝を守る装備から計画的に整備していく。なお、平成26
年度は災害現場で使⽤する持ち運び可能な投光器を単費で購入する予定であったが県費補助を受けることができ
た。
(5) 各集落における消防器具等の新設・更新
平成26年度集落事業要望があった地区(河原、今浜、上⽥出、門前、⼩川、⻨生、荻市、吉野屋、向瀬)で、
消防施設整備事業助成⾦(負担率:町1/2、集落1/2)により、消防器具等(ホース格納箱、消防⽤ホース、
管鎗、T型ハンドル、スタンドパイプ、可搬消防ポンプの修繕)を整備した。
3 目標⼜は改善策
(1) 消防団組織の再編成について
消防団の組織・体制の検討については、団員数の減少や社会環境の変化、また、今後予想される人口減少等を
考えると避けては通れない現実である。このため、消防団の班⻑以上の役員での⾃主的な検討組織を⽴ち上げ、現
在の団本部及び6分団編成について検討し、効率的な消防活動を目指すとともに、第3分団⾞の更新等の消防施
設について、適正な配備等に努める。
- 22 -
(2) 消防団の装備の充実強化
平成27年度から消防団員の安全確保のための装備品から順次整備していき、数年にかけて消防団の装備基準の
必要となる数の装備品を配備し、消防団活動の充実強化を図る。
平成27年度は耐切創性⼿袋、防塵メガネ、防塵マスクを全団員に配備する予定である。
(3) 各集落における消防器具等の新設・更新
平成27年度は集落事業要望があった地区(冬野、免⽥、御舘、門前、河原、⼩川、⽶出、⻨生、吉野屋、杉野
屋、二口)で消防器具等を整備する予定である。
4 成果及び評価
(1) 消防団組織の再編成
消防団の部⻑、班⻑を対象に、消防団の充実・強化に関する検討会を開催し、消防団のあり方について検討する
とともに、消防団役員会において消防団組織の再編(案)を説明し、再編に向けて検討していくこととした。
(2) 消防団の装備の充実強化
消防団活動装備強化費県費補助⾦(負担割合:県1/3、町2/3、上限500千円)を活⽤して、全団員の防
塵メガネ、防塵マスク、耐切創性⼿袋を整備した。
事業費 1,239,894円(県補助⾦ 413,298円)
(3) 各集落における消防器具等の新設・更新
これまで要望があった集落において、ホース格納箱、ホース、管鎗、T型ハンドル、スタンドパイプ等の消防施設の整
備及び更新に係る経費に対し、消防施設整備事業助成⾦(負担割合:町1/2、集落1/2、上限100千円)を
交付した。
消防施設整備事業助成⾦ 935,310円
(門前、⽶出、御舘、⻨生、⼩川、冬野、吉野屋、免⽥、二口、河原、杉野屋、⼦浦、北川尻)
- 23 -
事業
6
災害対策事務費
担当課
-
危機管理室
款
9
消防費
項
1
消防費
目
4
災害対策費
総合計画
体 系
当初予算額
13,980,000 円
最終予算額
27,235,000 円
決算額
24,141,104 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
10,561,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
生活環境の整備
主要施策
⑤防災・消防体制の充実
13,580,104 円
1 目的
⾃主防災組織の普及・育成、防災訓練の実施等、災害に備えた取り組みを推進し、地域防災⼒の向上を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
(1)⾃主防災組織の普及・育成
これまで35名の住⺠が県の⾃主防災組織リーダー育成講座等を受講し、防災⼠の資格を得たが、⾃主防災組
織の設置の促進を図るため、さらなる防災⼠の育成が必要である。
また、町認定の⾃主防災組織の設⽴を各集落に促すとともに、1集落では⾃主防災組織を組織できない集落に
は、複数の集落で結成するように働きかける。
(2)災害時⾷料の備蓄
災害時に備え、⾷料品や避難所資材を備蓄し、適切に管理していくことが必要である。
※アルファ⽶:5,050⾷、保存⽔:612ℓ、パック毛布:220枚、畳ロール:5本、他
(3)町指定避難所の誘導灯の整備
災害時に町指定避難所に目印となるよう誘導灯の設置が必要である。
3 目標⼜は改善策
(1)⾃主防災組織の普及・育成
防災⼠の計画的な育成(特に防災⼠のいない集落(32集落)に対して防災⼠を育成)を図るとともに、⾃主
防災組織の設置の促進及び育成を図るために必要な働きかけを実施する。
目標:防災⼠ 最低67人(防災⼠35人【H26年度末現在】+防災⼠32人【防災⼠のいない集落から各1
人】)
(2)災時⾷料等の備蓄
災害時に備え、⾷糧については、1万⾷を目標に備蓄していくとともに、避難所で必要となるトイレ等の必要資材の
備蓄も進めていく。
(3)町指定避難所誘導灯の整備
町指定避難所に誘導灯(蓄電式)の整備を実施し、災害時に備える。
- 24 -
4 成果及び評価
(1)⾃主防災組織の普及・育成 285,000円
平成27年度⾃主防災組織リーダー育成講座受講者 10人
防災⼠総数 48人(内⾃主取得者9人含む。)
※平成27年度は、⾃主防災組織リーダー育成講座受講者のほか、消防特例等により3名の防災⼠が誕生し
た。また、⾃主防災組織においては、町が認定した⾃主防災組織が1組織、及び⾃主防災組織活動助成⾦を
2組織(10万円)に交付した。
(2)災害時⾷料等の備蓄 802,742円
8種類のアルファ⽶を2,400⾷及び保存⽔を408ℓ購入した。
(3)防災資機材の備蓄 3,045,600円
災害⽤簡易トイレ(洋式・⾝障者対応)を5台、簡易間仕切りを18組、パック毛布を200枚、畳ロールを5
本購入した。
(4)避難所誘導灯の整備 10,561,320円
町指定避難所に避難誘導灯(15基(蓄電式))を設置した。
- 25 -
事業
7
広報広聴事業費
担当課
-
情報推進課
款
2
総務費
項
1
総務管理費
目
2
文書広報費
総合計画
体 系
当初予算額
3,986,000 円
最終予算額
3,267,000 円
決算額
3,191,361 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
総合的なまちづくりの推進
主要施策
①一体的な地域づくりの推進
633,650 円
2,557,711 円
1 目的
町⾏政全般の施策、計画および各種事業等を町⺠に周知し、町政に対する理解と協⼒を得る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
経過
(1)広報「宝達志⽔」の発⾏(毎⽉1回、1日発⾏)5,200部/⽉ A4版 ⽉平均24ページ
平成23年度から⽩⿊を基調とし、表・裏表紙のみカラー印刷
(2)広聴活動
「まちづくりレター」を年3回、広報発送時に配布し、広く町⺠から提案や意⾒を聴き、町政へ反映させている。
(3)ホームページによる情報提供等
アクセス数 平成25年度 166,103件 ⽉平均 13,841件
平成26年度 179,909件 14,992件
(4)広報紙、ホームページ等においては、専門⽤語、硬い表現はできるだけしないよう努めている。
課題
(1)まちづくりレターにおいては、町への助⾔やアイデア的発想、建設的な意⾒が少なく、苦情が多く⾒られる。匿名の
ものもあり、せっかくの提案に回答できない。より多くの住⺠の参加が求められる。
(2)ホームページにおいては、リニューアル効果でアクセス数が前年度に比べて増加した。それに伴い、今後はホーム
ページに掲載する記事の更新を図っていく。
3 目標⼜は改善策
(1)広報紙
引き続き、町の情報は、できるだけ早く情報収集し、記事掲載していく。さらに、わかりやすい内容の編集に向け、
広報委員会を通して、各課との連携を密にし、情報の共有化に努める。
年1回は特集記事に取り組み、町⺠に興味を持ってもらえる題材を収集し掲載する。
(2)まちづくりレター
意⾒に沿った正しい回答をするため、できるだけ匿名にしないよう広報紙等で呼びかける。
(3)ホームページ
ア 情報通信技術の進展にあった情報発信の提供をしていく。
イ 町公式フェイスブックを通して、⾏政情報から⾝近な情報までを発信していく。
4 成果及び評価
(1)町の情報を、それぞれの広報媒体を通して、目的にあった形で町内外に発信している。
(2)町の⾏政情報を発信するだけでなく、まちづくりレターで町⺠からの提案、意⾒を町政に反映した。
(3)新たに町公式フェイスブックを作成し、町のさまざまな情報を発信するツールを増やすことができた。
- 26 -
事業
8
情報化推進事業費
担当課
-
情報推進課
款
2
総務費
項
1
総務管理費
目
8
情報化推進費
総合計画
体 系
当初予算額
144,442,000 円
最終予算額
181,698,000 円
決算額
144,006,393 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
13,781,000 円
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
⾏財政改⾰の積極的な推進
主要施策
⑦電⼦⾃治体の推進
81,000 円
130,144,393 円
1 目的
(1)住⺠情報・内部情報などの電算システムおよびIT機器の統合的な管理と保守を⾏う。
(2)全町的に敷設している光ファイバによる伝送路で、地域イントラネツトと携帯電話不感地帯解消事業を実施す
る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
経過
(1)平成23年度 住⺠情報系システム更改
(2)平成24年度 職員⽤パソコンの一括更新
(3)平成25年度 ア 情報系ネットワーク機器等の更改
イ テレビ電話、テレビ会議システムについては、学校間や庁舎の利⽤頻度を鑑み、費⽤対効果が
少ないと思われるため、廃止した。
(4)平成26年度 庁内ネットワークスイッチ更改業務、宝達中学校ネットワーク構築
課題
(1)⽼朽化や耐⽤年数を超える情報機器の更改。
(2)今後⾼額が⾒込まれる庁舎内システム更改に係る費⽤の抑制を視野に入れた取組が検討課題である。
(3)社会保障・番号制度の施⾏に向けたシステム改修業務などの洗い出しが必要である。
3 目標⼜は改善策
(1)社会保障・税番号制度に係るシステム改修については、中間サーバを通じて情報連携するためにテストを実施す
る。
(2)内部情報系システムの主要なサーバ(財務会計、人事給与、パワーエッグなど)の更改を⾏う。
(3)平成25年度から、市町システム共同研究会(全市町参加)で、「共同収容方式」の導入に向け、羽咋市、志賀
町と提携の方向で検討中。次回の更新(平成29年を予定)時に向けて、調査を継続し、方向性を決定していきた
い。
4 成果及び評価
(1)社会保障・税番号制度対応に伴うシステム改修
(総務省関連) 17,172,000円(うち国庫補助⾦10,625,000円)
(厚生労働省関連) 12,906,000円(うち国庫補助⾦ 3,156,000円)
(2)内部情報系システム部分更改業務(ファイル、メール、ウイルス対策、バックアップ) 22,842,000円
(3)内部情報系システムOS更新業務(フィルタリング、ポータル) 2,322,000円
※情報セキュリティ強化対策に係る委託料37,682千円は、平成28年度に繰り越した。
- 27 -
事業
9
財産管理事務費
担当課
-
財政課
款
2
総務費
項
1
総務管理費
目
5
財産管理費
総合計画
体 系
当初予算額
5,670,000 円
最終予算額
3,543,000 円
決算額
3,542,400 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
⾏財政改⾰の積極的な推進
主要施策
⑤経費節減などによる財政の健全化
3,542,400 円
1 目的
公共施設の全体を把握し、⻑期的な視点をもって、更新・統廃合・⻑寿命化などを積極的に⾏うことにより、財政
負担を軽減・平準化するとともに、公共施設等の最適な配置を実現することを目的とする。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成26年4⽉22日総財務第74号「公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進について」(総務⼤⾂通知)
により、地方公共団体において、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための計画(公共施設等総合
管理計画)の策定が要請されている。
本町においても、公共施設統廃合計画を策定したところであるが、日本創成会議にて、本町が「消滅可能性⾃治
体」のリストに計上されたこと、普通交付税の合併算定替えの段階的縮⼩が開始されたことなど、社会情勢が激変し
ており、公共施設の適正配置を再考する必要がある。
3 目標⼜は改善策
⻑期的に安定的な財政運営を図ることを目標とし、H27年度内に「公共施設等総合管理計画」を策定すること
で、公共施設の適正配置、維持管理経費の縮減を図る。
4 成果及び評価
平成27年度中に「公共施設等総合管理計画」を策定し、併せて固定資産台帳の整備も⾏った。その結果、公共
施設等の将来の更新コストの試算結果から、そのための財源が不⾜していることが明らかになった。そのため、可能な
限りの公共施設の統合、廃止等を推進していく必要があるが、単純な⾯積縮減とすることなく、⾏政サービスの必要な
⽔準や機能、人口動態、利⽤頻度等を意識して計画的に⾏っていく。
インフラ資産については、住⺠生活に直結しているとともに、一度整備された道路や橋りょうは、特別な事情がない限
り廃止することが困難である。よって、インフラ資産については、将来にわたり維持管理していくことを基本的な前提とす
る。一方で、重要度に応じた維持管理⽔準の⾒直しや、⻑寿命化計画に基づいた計画的で適切な管理を⾏い、今
後必要となる更新費⽤の縮減に努める。
今後は、本計画をはじめ、「宝達志⽔町まち・ひと・しごと創生総合戦略」や「第3次宝達志⽔町⾏財政改⾰⼤綱」
など、様々な観点から⾏政内部の改⾰を断⾏する。
- 28 -
事業
10 基⾦積⽴⾦
担当課
-
財政課
款
2
総務費
項
1
総務管理費
目
6
基⾦費
総合計画
体 系
当初予算額
496,000 円
最終予算額
635,406,000 円
決算額
635,400,703 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
⾏財政改⾰の積極的な推進
主要施策
⑤経費節減などによる財政の健全化
5,400,703 円
630,000,000 円
1 目的
財政調整基⾦、減債基⾦及び特定目的基⾦の新規分及び運⽤益を積⽴し、円滑な財政運営や町有施設整
備などを⾏うことを目的とする。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
財政調整基⾦や減債基⾦のほか、合併特例債を活⽤した合併振興基⾦を造成し、地域住⺠の一体感の醸成
等のためのソフト事業やまちづくり計画に基づく事業への充当に備えている。また、統合中学校建設に備えた、統合
中学校施設整備基⾦を造成している。
本町は、実質公債費比率が極めて⾼いことが課題であり、積極的な繰上償還による指標改善が必要なため、財
源となる減債基⾦の保有が課題である。更に、全国的に顕在化している公共施設の⽼朽化・統廃合・集約化等の
対応に備え、町有施設整備基⾦の保有も課題である。
3 目標⼜は改善策
H26決算で実質公債費比率が18%を下回ったが、今後も実質公債費比率18%以下を堅持することを目標と
する。
そのためには、普通交付税の合併算定替の段階的縮減により健全化判断比率の分⺟が減少することが⾒込まれ
ることから、分⼦である元利償還⾦・地方債残⾼をより削減する必要がある。
そのため、改善策として、将来の繰上償還の原資とすべく減債基⾦を、公共施設の⽼朽化・統廃合等の対応に
備え町有施設整備基⾦の積⽴を⾏うこととする。
また、基⾦の運⽤形態についても⾒直しを⾏い、土地開発基⾦については、保有土地は今後の機動的売却のた
め、旧加能繊維跡地を一般会計に買戻を⾏い、また、現⾦分のうち旧土地公解散時の代物弁済分は太陽光発
電事業者が事業着⼿し、返還の必要が無くなったことから、一般会計へ編入し、第三セクター等改⾰推進債の繰
上償還の原資とする。
4 成果及び評価
基 ⾦ 名
財政調整基⾦
減債基⾦
特定目的基⾦
うち統合中学校施設整備基金
⾼額療養費⽀援基⾦
土地開発基⾦
その他会計の基⾦
総合計
(単位:円)
前年度末現在⾼
533,394,294
34,498,642
1,432,382,850
87,446,741
10,000,000
296,310,257
138,550,134
2,445,136,177
年度中積⽴額
263,487
530,053,420
105,083,577
23,478
0
93,510,000
25,324,464
754,234,948
- 29 -
年度中取崩額
0
204,376,000
87,470,219
87,470,219
0
243,510,000
0
535,356,219
27年度末現在⾼
533,657,781
360,176,062
1,449,996,208
0
10,000,000
146,310,257
163,874,598
2,664,014,906
平成27年度の基⾦積⽴額は一般会計分で635,401千円(前年度比467,663千円増、278.8%増)、基
⾦取崩額は一般会計分で441,846千円(前年度比▲283,501千円減、▲39.1%減)となり、基⾦残⾼は
平成26年度末から193,554千円増加した。
これは、繰上償還の原資としての減債基⾦取崩、旧志雄中学校校舎解体工事の原資としての統合中学校施
設整備基⾦取崩を⾏ったものの、H26年度剰余⾦の減債基⾦積⽴に加え、一般財源を活⽤して減債基⾦・町有
施設整備基⾦への積⽴を⾏ったためである。
今後は、普通交付税の合併算定替の段階的縮減により、経常収⽀比率の悪化も懸念される。
対策として、H27年度に積⽴した減債基⾦を活⽤した更なる繰上償還の実⾏、財政運営の弾⼒性を担保する
ため財政調整基⾦の保有、合併振興基⾦の活⽤も必要となってくる。
また、基⾦の効率的な運⽤の観点から、地域福祉推進基⾦は国債での運⽤を開始した。
しかし、低⾦利時代であることから、運⽤利回りを出すためには、10年以上の超⻑期債権での運⽤が必要であ
る。
超⻑期の運⽤は、基⾦取崩の要否を含めた財政計画との整合性が求められることから、今後は計画的な運⽤を
検討する。
- 30 -
事業
11 償還元⾦・償還利⼦
担当課
款
-
財政課
12 公債費
項
1
公債費
目
-
償還元⾦・償還利⼦
総合計画
体 系
当初予算額
1,218,165,000 円
最終予算額
1,593,570,000 円
決算額
1,593,569,248 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
9,084,000 円
地方債
その他
401,276,177 円
一般財源
1,183,209,071 円
基本方針
⾏財政改⾰の積極的な推進
主要施策
⑤経費節減などによる財政の健全化
1 目的
町債元⾦および利⼦償還に要する経費を⽀弁するもの。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成26年度決算
石川県順位
全国順位
実質公債費比率
16.9
19/19
1699/1741
将来負担比率
141.9
18/19
1664/1741
平成26年度決算に基づく健全化判断比率では、実質公債費比率は16.9、将来負担比率は141.9となり、起
債許可団体から脱却することができた。
しかし、依然として全国的に⾼⽔準であり、また、普通交付税の合併算定替の段階的縮減が開始し、健全化
判断比率の分⺟が減少することから、財政健全化を継続して遂⾏していく必要がある。
3 目標⼜は改善策
H26決算で実質公債費比率が18%を下回ったが、今後も実質公債費比率18%以下を堅持することを目標と
する。
そのためには、普通交付税の合併算定替の段階的縮減により健全化判断比率の分⺟が減少することが⾒込まれ
ることから、分⼦である元利償還⾦・地方債残⾼をより削減する必要がある。
そのため、改善策として、単年度の起債額を償還額以下に抑制し、財政措置率の⾼い地方債を選択、繰上償
還を実施することで、実質公債費比率および将来負担比率の改善を図る。
4 成果及び評価
平成26年度末
現在⾼
元⾦
平成27年度償還額
利⼦
合計
平成27年度
借入額
平成27年度末
現在⾼
政府資⾦
2,650,863,699
242,274,530
27,062,353
269,336,883
223,177,000
2,631,766,169
地方公共団体⾦融機構
2,737,126,939
233,137,626
31,903,637
265,041,263
205,155,000
2,709,144,313
市中銀⾏
2,003,068,000
334,790,000
15,282,047
350,072,047
0
1,668,278,000
その他⾦融機関
4,130,514,004
542,450,834
50,814,166
593,265,000
0
3,588,063,170
市町村振興協会
870,733,390
96,976,654
7,748,771
104,725,425
20,100,000
793,856,736
49,910,000
10,820,000
808,630
11,628,630
0
12,442,216,032
1,460,449,644
133,619,604
1,594,069,248
石川県
合計
臨時財政対策債
3,856,816,952
323,136,358
34,824,105
357,960,463
臨財債を除いた合計
8,585,399,080
1,137,313,286
98,795,499
1,236,108,785
実質公債費比率
将来負担比率
平成27年度決算
14.5(▲2.4)
108.2(▲33.7)
石川県内順位
未公表
未公表
- 31 -
448,432,000
305,232,000
143,200,000
全国順位
未公表
未公表
39,090,000
11,430,198,388
3,838,912,594
7,591,285,794
平成27年度の起債発⾏額は448,432千円(前年度比1,490,885千円減 332.5%減)となり、
404,596千円の繰上償還を実施したことにより、起債残⾼は平成26年度末から972,417千円減少した。
起債残⾼11,469,799千円の内、償還額が全額交付税措置される臨時財政対策債3,838,913千円を除く
と、7,630,887千円となり、平成26年度末より954,512千円減少した。
この結果、実質公債費比率は14.5、将来負担比率は108.2と、前年度よりそれぞれ2.4ポイント、33.7ポイント
改善することが出来た。しかしながら全国的に⾒ると⾼⽔準であることに変わりはなく、下位グループに位置し、県内で
は最下位である。財政健全化推進のために、引き続き起債発⾏額の抑制及び減債基⾦を原資とした繰上償還を
実施したい。
- 32 -
事業
12 新交通政策推進事業費
担当課
-
企画振興課
款
2
総務費
項
1
総務管理費
目
7
企画費
総合計画
体 系
当初予算額
54,816,000 円
最終予算額
57,681,000 円
決算額
57,627,960 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
生活環境の整備
主要施策
②公共交通の利便性向上
57,627,960 円
1 目的
デマンド(乗合)タクシーを町内全域及び羽咋市の一部(石野町バス停及び羽咋病院)まで運⾏することによ
り、公共交通空⽩地帯における地域住⺠の「交通の⾜」を確保する。
また、児童・生徒の通学時の安全を確保するための、スクールバスを運⾏するとともに、スクールバスの空き時間を
有効活⽤してコミュニティバスを運⾏することにより、地域の活性化及び住⺠福祉の向上を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
(1)デマンドタクシー運⾏事業補助⾦
平成24年度から⺠営化し、株式会社敷浪タクシーが事業主体となり事業を実施し、町は同社に対して補助
⾦を交付している。
(2)利⽤状況
年々減少傾向にあり、平成25年度は7,201人となっている。
しかし、利⽤の多くは⾼齢者の通院や買い物の為に利⽤されており、交通弱者の生活を守る地域公共交通と
して必要不可⽋なものとなってる。
3 目標⼜は改善策
(1)デマンド(乗合)タクシー事業
利⽤者数は年々減少傾向にあるが、⾼齢者を始めとする交通弱者の「交通の⾜」として必要不可⽋なものと
なっている。平成27年4⽉から、平成26年度に実施したアンケート調査及び実証(試験)運⾏の結果に基づ
き、運⾏区域及び運⾏日を拡⼤し、利⽤者ニーズに合わせた運⾏を実現する。
また、国庫補助⾦を活⽤することで、より安定的な事業運営を実施することができ、併せて町補助⾦による財
政負担の軽減を図る。
(2)コミュニティバス事業
中学校スクールバスの空き時間を有効活⽤し、地域住⺠の新たな「交通の⾜」として運⾏を⾏う。
利⽤料⾦は無料とし、誰でも気軽に利⽤できるようにすることで、地域公共交通の充実を図るとともにデマンド
(乗合)タクシーも含めた地域公共交通の利⽤者全体の利便性向上を図る。
- 33 -
4 成果及び評価
(1)デマンド(乗合)タクシー事業
土曜日運⾏および羽咋病院までの運⾏に変更した影響もあり、約5%の利⽤者増となった。しかしながら、運⾏
経費の伸びに対し国補助⾦が伸びなかったため、町補助⾦は増加となった。
利⽤者数
利⽤料収入
国補助⾦
町補助⾦
平成25年度
7,201人
3,600千円
1,033千円
12,100千円
平成26年度
7,670人
3,835千円
1,032千円
11,800千円
平成27年度
8,047人
4,024千円
1,387千円
13,200千円
(2)コミュニティバス事業
平成27年度の実証運⾏の結果は下記のとおり。
コミュニティバスの⽉別利⽤者数(平成27年度、実証運⾏)
(人)
600
500
400
300
200
100
0
4月
5月
6月
7月
8月
まちなか押水コース
9月
10月 11月 12月
まちなか志雄コース
1月
2月
3月
やまぎわコース
(単位:人)
4⽉
5⽉
6⽉
7⽉
8⽉
9⽉
10⽉
11⽉
12⽉
1⽉
2⽉
3⽉
21
18
22
22
21
19
21
19
19
16
20
22
まちなか押⽔コース
390
301
406
327
324
359
365
394
422
391
463
508
4,650
388
まちなか志雄コース
138
123
147
155
179
197
223
267
260
195
251
300
2,435
203
やまぎわコース
155
112
128
114
97
87
106
108
137
116
141
148
1,449
121
合計
683
536
681
596
600
643
694
769
819
702
855
956
8,534
711
⽉刊運⾏日数
合計
⽉
平均
平成28年度からの本格運⾏にあたっては、 利⽤実績等から以下の⾒直しを実施した。
・利⽤状況の特徴(宝寿荘での乗り降りが圧倒的に多い)に応じて必要最⼩減の運⾏に変更した。
・利⽤状況より3停留所を新設、2停留所を移設、8停留所を廃止した。
・「まちなか志雄コース」と「やまぎわコース」のルートを変更し、それぞれ「北回りルート」「東回りルート」に名称変更し
た。また、これに合わせ「まちなか押⽔コース」は「南回りルート」と名称変更した。
- 34 -
事業
13 ふるさと納税推進事業費
担当課
-
企画振興課
款
2
総務費
215,000 円
最終予算額
852,000 円
決算額
795,006 円
国庫⽀出⾦
項
1
総務管理費
目
7
企画費
総合計画
体 系
当初予算額
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
総合的なまちづくりの推進
主要施策
①一体的な地域づくりの推進
795,006 円
1 目的
生まれ育ったふるさとや⾃分と何か関わりがあり、「ふるさとを⼤切にしたい」「少しでも応援したい」と思う寄付者の気
持ちを実現するための制度。「ふるさと」ととらえる地方公共団体に寄付をした場合、一定限度までを所得税と合わせ
個人住⺠税から軽減する。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
寄付件数、⾦額の推移
(単位:件、千円)
件数
県外
県内
町内
⾦額
県外
県内
町内
平成23年度
23
3
1
19
2,592
152
50
2,390
平成24年度
24
5
3
16
4,329
1,300
900
2,129
平成25年度
21
2
1
18
3,616
800
950
1,866
平成26年度
21
3
3
15
2,286
124
840
1,322
ふるさと納税をして頂いた方に対し、町広報誌1年間の贈呈、町観光パンフレット等を送付し、町のPRを図ってきた
が、件数に⼤きな変動がなかった。
3 目標⼜は改善策
特典品を返礼品として追加する。このことにより、特典品を切り口にした宝達志⽔町の認知、PRを実施する。合わせ
てウェブサイト経由の受付、クレジットカード決済・コンビニ決済の追加、および特典発送等の関連業務を一括で業務
委託する。(契約相⼿:株式会社サイネックスと契約)
4 成果及び評価
件数
平成27年度
対前年比
県外
98
467%
71
2367%
県内
町内
12
15
400%
100%
⾦額
4,991
218%
県外
県内
2,970
865
2395%
103%
町内
1,156
87%
※⾦額は受付ベース
新たな取組を実施した結果、件数は77件、⾦額は2,705千円の増となった。そのほぼすべてが町外からの寄
付であり、半数以上(54件)がクレジットカード決済およびコンビニ決済であった。当初の目的であった、町外、
特に県外からの寄付が⼤幅に増え、宝達志⽔町の認知が増えたことから、PRの効果は非常に⼤きかった。引き
続き、特典品の拡充や、ウェブサイトの工夫、作成したふるさと納税のパンフレットを⽤いたイベント等でのPRに努
めたい。
- 35 -
地方版総合戦略策定事業費
(繰越)
事業
14
担当課
-
企画振興課
款
2
総務費
項
1
総務管理費
目
7
企画費
総合計画
体 系
当初予算額
10,000,000 円
最終予算額
10,000,000 円
決算額
9,555,428 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
総合的なまちづくりの推進
主要施策
①一体的な地域づくりの推進
9,555,428 円
1 目的
少⼦⾼齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に⻭止めをかけるとともに、⼤都市圏への過度の集中を是正す
るため、本町で住みよい環境を確保して、将来にわたって活⼒ある町づくりを維持していくために、まち・ひと・しごとに
関する施策を実施するための計画等を策定する。
「まち」・・・町⺠一人一人が夢や希望を持ち、潤いのある豊かな生活を安⼼して営める地域社会の形成
「ひと」・・・地域社会に担う個性豊かで多様な人材の確保
「しごと」・・地域における魅⼒ある多様な就職の機会の創出
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成26年12⽉27日に、政府は、将来の方向を提示する「まち・ひと・しごと創生⻑期ビジョン(⻑期ビジョン)」
及びこれを実現するための、今後5か年の目標や施策の基本的な方向、具体的な施策を提示する「まち・ひと・しご
と創生総合戦略(総合戦略)」をとりまとめ、閣議決定したことにより、今後、都道府県が策定する総合戦略を勘
案して、本町の地域の実情に応じた総合戦略(宝達志⽔町版総合戦略)を策定しなければならない。
3 目標⼜は改善策
本町の、人口の現状と将来の姿を示す「人口⻑期ビジョン」を策定し、人口減少を⾷い止めるため、将来的にわ
たって活⼒ある町づくりを実現するための総合戦略(宝達志⽔町版総合戦略)を平成27年度中に策定する。
4 成果及び評価
(1)「地方における安定した雇⽤を創出する」「地方へ新しいひとの流れをつくる」「若い世代の結婚・出産・⼦育て
の希望をかなえる」「時代に合った地域をつくり、安⼼なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する」の4つの基本目標
の中で各施策を協議検討し、平成28年2⽉に「宝達志⽔町人口ビジョン、まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し
た。
(2)各施策を今後進めていく中で、重要業績評価指標(KPI)が達成できるかを、PDCAサイクルを実施すること
により外部有識者を含む検証期間を開催して検証し、必要に応じて⾒直し等を⾏う。
※PDCAサイクルとは…
Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
Do(実施・実⾏):計画に沿って業務を⾏う
Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする
この4段階を順に⾏い、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげること。
- 36 -
事業
15 商工団体育成費
担当課
-
企画振興課
款
7
商工費
項
1
商工費
目
2
商工業振興費
総合計画
体 系
当初予算額
40,000,000 円
最終予算額
39,756,000 円
決算額
39,721,082 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
③商業の振興
39,721,082 円
1 目的
町内の中⼩企業の育成と振興事業を⾏う商工会に補助⾦を交付することにより、商工業の総合的な改善・発展と
活⼒ある地域づくりの推進を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
補 助 ⾦
商工団体補助⾦
桜まつり開催費補助⾦
地域商品券発⾏事業補助⾦
合 計
平成23年度
9,660,000
0
3,000,000
12,660,000
平成24年度
9,000,000
0
3,000,000
12,000,000
平成25年度
9,000,000
1,000,000
3,000,000
13,000,000
平成26年度
9,000,000
1,000,000
3,000,000
13,000,000
3 目標⼜は改善策
(1)町内の中⼩企業が、地域経済の担い⼿として発展するための⽀援を⾏う。
(2)地域商品券の発⾏により、町内の中⼩企業の活性化につなげる。
(3)桜まつりを開催し、町の地域活性化を図る。
4 成果及び評価
【商工団体補助⾦】9,000千円
(1)「⾏きます・聞きます・提案します」をキャッチフレーズに会員への巡回を強化した。
(2)工業・商業・建設業・サービス業部会では、各⾃講演会や研修会、視察研修などの事業を実施した。また、⻘年
部、⼥性部においても地域振興事業、組織強化事業に取り組んだ。
(3)地域経済の発展が商工会の課せられた社会的役割と認識し、企業が経営安定を図るうえでの、⾦融・経営・税
務・労働など各種施策の普及促進、相談、⽀援等に努めるとともに、企業の情報化推進事業、企業ドック相談事
業、消費税転換対策窓口相談事業の実施に努めた。
【地域商品券発⾏事業補助⾦】12,000千円
商業活性化を目的としたプレミアム共通商品券発⾏事業を昨年度に引き続き実施した。地域住⺠生活等緊急⽀
援のための交付⾦(消費喚起型)を活⽤し、昨年より、プレミアム率を10%アップし20%として1セット12千円で
3,000セットを年2回発⾏した。商品券発⾏から約40分で完売し町内の消費を喚起できた。(回収率:1回目
99.867%、2回目99.636%)
- 37 -
【桜まつり開催費補助⾦】2,000千円
合併10周年記念ということで、予算を1,000千円増の2,000千円として引き続き桜まつりを開催した。⾦沢百万
石武将隊「前⽥慶次郎 ⽒」や「ひゃくまんさん」に参加してもらった。また、姉妹都市の下呂温泉⼿湯体験や各種団
体の催しものなど、イベント内容を盛⼤にしたことにより、町内外の多くの方が来場していただき町の活性化と交流人口
の拡⼤を図ることが出来た。
【共通ポイントカード導入事業補助⾦】17,000千円
町の地域振興を図るために、町内で旧町時代に使⽤していた2種類のカードを統一した。カード名を「ほっぴーさん
カード」とし、宝達志⽔町ポイントカード会(町商工会内)が平成27年10⽉1日に発⾜し、現在52店舗が加盟して
いる。
- 38 -
事業
16 観光事務費
担当課
-
企画振興課
款
7
商工費
項
1
商工費
目
3
観光費
総合計画
体 系
当初予算額
14,682,000 円
最終予算額
13,569,000 円
決算額
13,301,667 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
④観光の振興
300,000 円
13,001,667 円
1 目的
町観光協会、県及び観光関係団体等と連携して、観光情報の効果的な発信、県人祭や観光展の出展などに出
向き、本町のPRを⾏うことで観光客の誘致を図る。
北陸新幹線開業に絡んだ各種イベントや県内外のイベントで、町名や観光スポットなど、観光資源を知ってもらうた
めの観光PRツールを作成する。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
(1)各種観光団体やイベント等への負担⾦、補助⾦及び助成⾦の⽀援をしている。
(2)石川県人祭や日本橋・京橋まつりに参加し、宝達志⽔町の特産品の販売や観光パンフレットを配布した。
(3)宝達志⽔町マスコットキャラクター「ほっぴーさん」を作成し、ご当地キャラクターとして発⾜させた。
(4)町観光協会とタイアップし、観光ポスターとスクリーン式バナースタンドを制作した。
3 目標⼜は改善策
(1)財政状況を鑑みながら、各種観光団体やイベントなどを⽀援していきたい。
(2)石川県人会などの県内外のイベント等に継続的に参加し、本町をPRしていきたい。
(3)宝達志⽔町マスコットキャラクター「ほっぴーさん」のノベルティグッズを制作し、ご当地キャラクターとして定着させ、さら
に全国発信していく。
(4)本町の知名度を上げるとともに、本町が持つ観光資源を紹介する魅⼒のあるCMを作成する。
(5)旅⾏商品券を発⾏し、県内旅⾏会社の商品造成を⽀援することで、のと⾥⼭空港の利⽤を促進する。
4 成果及び評価
(1)能登ふるさと博、石川県人祭及び日本橋・京橋まつり等に参加し、町特産品の販売やパンフレット等を配布しP
Rを⾏った。
(2)イベント等において、宝達志⽔町マスコットキャラクター「ほっぴーさん」の出役やノベルティグッズの配布等により、ご
当地キャラクターとしての定着を図った。(商品:クリアファイル、紙袋、シール、ぬり絵、消しゴム、絆創膏)また、町公⽤⾞や
社会福祉協議会の⾞に、「ほっぴーさんのマグネット」を張ったり、イベントやケーブルTV等に使⽤するための「ほっぴー
さんバックパネル」を制作し町内外に広く「ほっぴーさん」を周知することが出来た。
①町内イベント
・桜まつりin宝達志⽔町(約250個)、宝達⼭開⼭祭(約100個)、世界農業遺産スタディツアー(約80個)、
宝達⼭ヒルクライム(約110個)、蓮華⼭⼤相撲(約200個)、YOSAKOIソーラン日本海(約150個)親⼦
⾃然体験バスツアー(約60個)、町新年会(約150個)、能登の⾥⼭⾥海講演会(約50個)、町お宝スイー
- 39 -
⾃然体験バスツアー(約60個)、町新年会(約150個)、能登の⾥⼭⾥海講演会(約50個)、町お宝スイー
ツでおもてなし(約200個)
②町外イベント
・MRO旅フェスタ(約500個)、いしかわ百万石⾦沢まつり(約450個)能登ふるさと博(約600個)、いしかわ
百万石の集い(約100個)石川県人祭(約350個)、日本橋・京橋祭り(約800個)
③パンフレット設置場所
・のと⾥⼭海道志雄P(上下)、海の駅今浜前のオムライス看板、モーゼパーク、押⽔特産直売所、古墳の湯
(4)本町が持つ観光資源を紹介するCM(宝達⼭)を制作し、知名度アップを図った。
(5)旅⾏商品券を発⾏し、のと⾥⼭空港の利⽤促進を図った。
- 40 -
事業
17 宝達⼭整備事業費(現年)
担当課
-
企画振興課
款
7
商工費
項
1
商工費
目
3
観光費
総合計画
体 系
当初予算額
23,284,000 円
最終予算額
36,266,000 円
決算額
16,365,000 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
④観光の振興
16,300,000 円
65,000 円
1 目的
能登半島の最⾼峰である宝達⼭は、本町で重要な観光スポットの一つであり、県内外から多くの観光客が訪れてい
る。今後、さらに多くの方に登頂してもらうために、宝達⼭頂公園付近を整備する。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
(1)平成24年11⽉に宝達⼭整備計画を策定し、宝達⼭を広く町内外にアピールするため、平成24年度から継続
的にブナ林の育成事業や平成25年度には、ソフト事業としてボランティア団体が発⾜し、⼭の龍宮城での⾳楽コン
サートやヒルクライム(⾃転⾞レース)などのイベントを開催した。
(2)平成26年度には、ハード事業として海からの宝達⼭頂へ向かう案内看板を設置したり、動植物や猛禽類等に配
慮しながら、⼭の龍宮城からの眺望を良くするため景観伐採を実施した。
3 目標⼜は改善策
年間約1万1千人の観光客が訪れて、北陸新幹線が開業し、県内に多くの観光客が訪れる中で、出来るだけ多く
の観光客が本町で途中下⾞してもらい、交流人口の拡⼤を図っていきたい。
4 成果及び評価
(1)⼭頂への誘客を図るために、石川県が主体となり寄り道パーキング「宝達⼭」の整備、⼭の龍宮城のテラス拡張と
3mの展望台を設置した。
(2)⼭の龍宮城及び⼭頂公園トイレ(繰越予算:平成28年4⽉完成)に⽔道⽤⽔の安定供給を図るため受⽔槽を
整備した。
- 41 -
事業
18 ふるさと振興費
担当課
-
企画振興課
款
7
商工費
項
1
商工費
目
6
ふるさと振興費
総合計画
体 系
当初予算額
7,680,000 円
最終予算額
5,365,000 円
決算額
5,223,214 円
財
源
内
訳
基本方針
産業の振興
主要施策
④観光の振興
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
5,223,214 円
1 目的
地域の活性化などの促進を図るため、地域機能を持続的に発展させ、地域資源を活⽤した交流人口の拡⼤や安
定化を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
【オムライスの郷プロジェクト事業補助⾦】
(1)H23年度1,000千円、H24年度2,500千円(内2,000千円は宝くじ助成⾦を充当)、H25年度1,500
千円、H26年度1,500千円
(2)オムライスの生みの親の故郷ということから、ご当地グルメ「宝達志⽔オムライス」を仕掛けPRしてきた。4年間の
取り組みの結果、県内外に一定の認知を図ることができたが、⾏政主導ということもあり、⺠間ベースで継続的に事
業展開する体制づくりが課題である。
【ふるさと産品振興事業助成⾦】
H25年度までの住⺠主導型ふるさと振興事業が終了し、H26年度からふるさと産品振興事業が新設された。
3 目標⼜は改善策
【オムライスの郷プロジュクト事業補助⾦】
(1)県内有数の観光スポットである「千⾥浜なぎさドライブウェイ」の観光客に「宝達志⽔オムライス」を周知するととも
に、更なるPRを図る。
(2)ランチ旗を導入し、プロジュクト全体のオムライス販売数の⾒える化を実施する。
(3)北陸新幹線開業関係のイベントに出店し、広くPRを図る。
(4)オムライス加盟店及び町内観光スポット等を巡り、条件を満たした人にガソリン代「50円引き/L」の割引を実
施する。
【ふるさと産品振興事業助成⾦】
町内企業等の多くの方に申請してもらい参加していただくよう、商工会等に働きかけPRをしてきた。
4 成果及び評価
【オムライスの郷プロジュクト事業補助⾦】
オムライス加盟店及び町内観光スポット等を巡り、条件を満たした人にガソリン代「50円引き/L」の割引を実施
したが、当初、県内のレンタカーを対象に実施したがハイブリット⾞が多くガソリンが減らないことで、対象を県内レンタ
カーから全国レンタカーに拡⼤したが制度のPR不⾜等もあり利⽤者が22件と伸びなかった。
⺠間ベースで事業展開する体制づくりに努めたが、現時点では加盟店に主導権を持ってもらうことは困難な状況。
ただし、加盟店のモチベーションは少しずつ上がってきている感があり、継続してまちづくりの担い⼿として育成していくこと
が望ましい。
【ふるさと産品振興事業助成⾦】
⾕口製菓が、千⾥浜なぎさドライブウェイをイメージし、能登⾦時さつまいもを使⽤した「渚のドライブ」を制作した。
- 42 -
事業
19 地域おこし協⼒隊事業費
担当課
-
企画振興課
款
7
商工費
項
1
商工費
目
6
ふるさと振興費
総合計画
体 系
当初予算額
3,586,000 円
最終予算額
3,586,000 円
決算額
3,479,679 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
④観光の振興
3,479,679 円
1 目的
総務省の「地域おこし協⼒隊」制度を導入し、都市圏に住む人に本町に来てもらい、地域振興事業に従事してもら
う。将来的には、隊員の移住および起業につながることが望ましく、従事してもらう事業内容についても地域の人々との
人間関係の構築や起業のためのステップアップとなるよう取り組んでいく。
なお、具体的には「オムライスの郷プロジュクト実⾏委員会」の専従スタッフとして、コミュニティカフェ・オムライスの郷の
運営を中⼼に、プロジエクトの情報発信、企画の実施、イベントへの出店などに携わってもらう。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
コミュニティカフェ・オムライスの郷は、カフェスタッフ1名と地域住⺠のボランティア活動によって、何とか運営しているのが
現状である。そのため、日曜日、祝日の営業がままならず。経営的にも厳しい状態にある。また、オリジナルの企画やI
Tを活⽤した情報発信がうまくできておらず、その点を当事業によって強化していきたい。
3 目標⼜は改善策
(1)カフェ事業の経営状況の改善
(2)情報発信量の増加(ブログやフェイスブックの定期発信など)
(3)町外イベントへの出店回数の増加
4 成果及び評価
コミュニティカフェオムライスの郷の役割および運営の在り方を⾒直し、平成27年12⽉末から平成28年3⽉末までの
期間、リニューアルをするために休業し、平成28年4⽉1日からbonboncafeとして運⽤を開始した。
これまではオムライスを提供するお店の一つという形になっていたが、オムライスのプロジェクトに特化するものではなく、
あくまで地域おこしの拠点ということで運⽤していく。bonboncafeからは地域おこしに関連する様々な情報を発信し、
その一つとして宝達志⽔オムライスを位置づけている。
また、カフェ店⻑としての活動だけでなく、オムライスの郷プロジェクトのプロジェクトマネージャーとして、加盟店の意識向
上やネットワークの強化などにつとめ、加盟店としてこれまでにはない関係ができあがってきた。
- 43 -
事業
20 若者等定住バックアップ事業費
担当課
-
住⺠課
款
3
⺠生費
項
1
社会福祉費
目
1
社会福祉総務費
総合計画
体 系
当初予算額
13,000,000 円
最終予算額
15,200,000 円
決算額
15,200,000 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
4,478,000 円
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
⑤⼦育て⽀援
10,722,000 円
1 目的
町の人口減少を防止するとともに、若者等の定住化と町⺠の増加を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
① 住宅新築等奨励⾦ 500千円(町の分譲地を購入し、新築した場合は1,000千円)
件 数
うち町分譲地
⾦ 額
平成22年度
8件
3件
4,800,000円
平成23年度
11件
1件
6,000,000円
平成24年度
20件
3件
11,500,000円
平成25年度
15件
2件
8,500,000円
平成26年度
15件
1件
8,000,000円
② 出産祝⾦ 100千円(第3⼦以降の出産)
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
3 目標⼜は改善策
件 数
13件
16件
15件
13件
11件
⾦ 額
1,300,000円
1,600,000円
1,500,000円
1,300,000円
1,100,000円
転入による定住は微増傾向であるが、人口増加に結びついていないのが実情である。しかし、今後は⼦育て⽀援の
充実や若者が魅⼒を持てる町づくりの観点からこの事業に積極的に取り組み、定住促進を図っていく。
<平成27年度>
① 住宅新築等奨励⾦ 26件(うち町分譲地2件、町内業者活⽤2件) 14,400,000円
② 出産祝⾦ 8件 800,000円
4 成果及び評価
近隣市町を中⼼とした20〜30歳代の若年層家族の転入が増加傾向となっている。
<平成26年度> 6件のうち5件 <平成27年度> 11件のうち9件
転 入 前 の 住 所 地
平成23年度 ⾦沢市(1件)、かほく市(1件)
平成24年度 ⾦沢市(2件)、かほく市(3件)、津幡町(2件)、羽咋市(3件)、志賀町(1件)
平成25年度 羽咋市(8件)
平成26年度 ⾦沢市(2件)、かほく市(2件)、津幡町(1件)、志賀町(1件)
平成27年度 ⾦沢市(3件)、かほく市(2件)、羽咋市(5件)、七尾市(1件)
- 44 -
事業
21 ごみ収集事業費
担当課
-
住⺠課
款
4
衛生費
項
2
清掃費
目
1
清掃総務費
総合計画
体 系
当初予算額
50,930,000 円
最終予算額
44,610,000 円
決算額
44,557,632 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地方債
その他
13,397,816 円
一般財源
31,159,816 円
基本方針
生活環境の整備
主要施策
④衛生環境の充実
1 目的
廃棄物の排出の抑制及び再利⽤の促進により廃棄物の減量化を推進し、廃棄物の適正処理による資源の有効利
⽤、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
(1) 一般家庭ごみ(一般廃棄物)の収集運搬業務委託料
① 可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ(紙製資源ごみ含む)、粗⼤ごみ
② 不法投棄物
③ 海岸漂着物
⾦ 額
ごみ収集量
可燃ごみ
不燃ごみ
資源ごみ
平成23年度
34,749,083円
2,872トン
139トン
604トン
平成24年度
35,176,885円
2,810トン
137トン
595トン
平成25年度
35,151,925円
2,839トン
143トン
563トン
平成26年度
44,807,875円
2,795トン
132トン
532トン
(2) 可燃⽤ごみ袋の作成(1箱 500枚入)
平成24年度
平成25年度
平成26年度
⼩
50,000枚(100箱)
50,000枚(100箱)
⼤
200,000枚(400箱)
250,000枚(500箱)
341,000枚(682箱)
3 目標⼜は改善策
ごみの分別方法や資源の有効活⽤について、広報誌やホームページの活⽤により積極的に周知するほか、不法投
棄監視員及び職員による巡回の強化により不法投棄防止を図っていく。
4 成果及び評価
家庭ごみの「分け方・出し方・減らし方」の冊⼦を活⽤し、ごみの分別方法や資源(空き缶、空き瓶、ペットボトル、
紙類、⼩型家電製品など)のリサイクルに対する住⺠意識が向上されてきている。
<平成27年度> 44,227,728円
(1) 一般家庭ごみ(一般廃棄物)の収集運搬業務委託料
ごみ収集量 可燃ごみ 2,893トン(収集分 1,927トン、持込分 966トン)
不燃ごみ 128トン
資源ごみ 514トン
(2) 可燃⽤ごみ袋の作成(1箱 500枚入) ⼤ 380,000枚(760箱)
⼩ 90,000枚(180箱)
- 45 -
平成30年基準年度
土地評価替事業
事業
22
担当課
-
税務課
款
2
総務費
項
2
徴税費
目
2
賦課徴収費
総合計画
体 系
当初予算額
1,985,000 円
最終予算額
1,885,000 円
決算額
1,868,400 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
⾏財政改⾰の積極的な推進
主要施策
⑤経費節減などによる財政の健全化
1,868,400 円
1 目的
固定資産税は、3年ごとに評価額を⾒直す制度がとられており、その基準年度である平成30年度に向けての準
備作業を委託する。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成27基準年度評価替えにおいて課税客体である土地・家屋を正確に把握するとともに、評価の均衡化・適正
化の推進を図るために必要な基礎データの整備を⾏った。(土地評価替準備業務、航空写真測量業務、土地地
目照合・家屋照合業務)
これらのデータ等をもとに、路線価等の検証資料作成、価格の調整、決定路線価付設、決定比準評点数付設、
路線価データ作成、公開⽤路線価図及び比準評点数付設図作成等を実施した。
3 目標⼜は改善策
航空写真撮影は、平成17年度、平成24年度に実施した。通常、随時職員が町内を巡回し、土地・家屋の現況
を確認している。現況の変化が少ないことから、3年ごとの評価替えのたびに実施する必要はないが、土地・家屋を正
確に把握するための一つのツールとして、6年に一度実施したい。
4 成果及び評価
平成30基準年度評価替えにおいて適正な課税に資するため、計画準備、⽤途・状況類似地域の⾒直し、主要
な街路及び標準宅地の⾒直し、標準宅地一覧表作成、⽤途・状況類似及び標準宅地データ作成等を実施した。
- 46 -
社会福祉事務費
(宝寿荘指定管理料)
事業
23
担当課
-
健康福祉課
款
3
⺠生費
項
1
社会福祉費
目
1
社会福祉総務費
総合計画
体 系
当初予算額
10,443,000 円
最終予算額
10,443,000 円
決算額
10,443,000 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
③⾼齢者福祉の充実
10,443,000 円
1 目的
⽼人福祉法による⽼人福祉センターの管理、運営について指定管理者制度を導入し、⺠間事業者の有するノウハ
ウを活⽤し、⽼人福祉センターを健康づくり、生きがいづくり、仲間づくりを推進する場として住⺠サービスの質と向上を
図る。
指定管理者は、宝達志⽔町社会福祉協議会
2 平成26年度までの経過⼜は課題
指定期間は平成23年度から平成27年度までの5年間。この間、健康教室、趣味の教室及びイベントを開催し利
⽤者の拡⼤を図った。カラオケ機材の更新や薬草風呂など利⽤者の要望を取り入れた施設整備を実施。特に、電位
治療器については利⽤者が多いという実態から、3台を更新した。
旧志雄地区への送迎バスを週3回に増便した。
3 目標⼜は改善策
コミュニティバスの運⾏開始により、⽉〜⾦曜日まで毎日送迎バスが運⾏され、曜日に関わらず宝寿荘に⾏くことが
できるようになった。
近年、健康志向が強く、体操教室や介護予防の教室の受講者が増え、積極的な参加者の増加につながってい
る。
宝寿荘が主催するイベントに対しては、利⽤者だけでなくボランティアの体制が整い、⾃主的に運営できるようになっ
てきている。
4 成果及び評価
年間利⽤者数の推移
(人)
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
利⽤者延べ人数
11,305
11,352
11,285
11,512
(うち旧志雄地区)
(1,911)
(2,369)
(2,622)
(2,519)
年間延べ利⽤者数は、全体では対前年比227人増えた。
地元⾼等学校や⼩学生とのボランティア交流や世代間交流などが実施され、また、地域住⺠との交流の取組みも⾏
われている。
新規利⽤者の増加につなげるとともに、継続して宝寿荘に通っていただける教室を工夫するなど更に関係各機関と
連携する必要がある。
※指定管理料の推移
年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
指定管理料
10,639千円
11,425千円
11,347千円
10,899千円
- 47 -
事業
24 臨時福祉給付⾦給付事業費
担当課
-
健康福祉課
款
3
⺠生費
項
1
社会福祉費
目
1
社会福祉総務費
総合計画
体 系
当初予算額
26,006,000 円
最終予算額
19,082,000 円
決算額
19,075,002 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
19,237,000 円
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源(精算あり)
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
③⾼齢者福祉の充実
-161,998 円
1 目的
平成26年4⽉から消費税率が8%に引き上げられたため、所得の低い方々への負担の影響に鑑み、暫定的・臨
時的な措置として臨時福祉給付⾦を⽀給する。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成27年1⽉1日において、住⺠登録されており平成27年度分の市町村⺠税(均等割)が課税されていない者
に臨時福祉給付⾦として対象者1人につき6,000円を給付。ただし課税されているものに住⺠税において扶養と
なっている場合、生活保護の受給者である場合などは対象としない。
未申告者であっても、⽀給対象である可能性があることや申請率を上げることが課題となった。
申請期間:平成27年9⽉1日〜12⽉28日
3 目標⼜は改善策
臨時福祉給付⾦⽀給管理システムを導入し、適正な対象者の把握と確実な給付に努めた。
平成27年度の市町村⺠税の非課税者に対して課税されていない旨のお知らせを⾏うとともに、制度内容のチラシ
及び申請書を同封し直接申請を促した。
未申告者に対して、税務課からの申告勧奨通知の送付の際に臨時福祉給付⾦の⽀給判定にも必要な旨を記
載。
未申告者(⽀給未判定者)に対しても制度内容のチラシや申請書を送付した。
申請前及び期間中は、毎⽉広報に記事を掲載する。ホームページへの掲載も実施。
4 成果及び評価
【⽀給状況】
(1) 対象者数
2,669人
(2) 申請者数
2,441人
(3) 申 請 率
91.5%
(4) ⽀給総額
14,646,000円
- 48 -
在宅医療・介護連携推進事
業
事業
25
担当課
-
健康福祉課
款
3
⺠生費
項
1
社会福祉費
目
2
⾼齢者福祉費
総合計画
体 系
当初予算額
3,857,000 円
最終予算額
3,140,000 円
決算額
3,140,000 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
3,140,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
③⾼齢者福祉の充実
1 目的
⾼齢者が住み慣れた地域で安⼼して暮らし続けるために、退院指導、日常の療養⽀援、急変時の対応、看取り
等、様々な局⾯で医療と介護サービスを適切に提供できるよう、医療と介護に携わる関係者の連携を推進することに
より、町の実情に応じた地域ケアシステム構築を⽀援することを目的とする。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
【背景】団塊の世代が75歳以上となる2025年には、医療・介護を必要とする人は増加すると予想され、在宅
医療・介護の一体的なサービス提供体制の⾒直しが求められている。介護保険法の改正により、在宅医療・介護連
携の推進を、町の地域⽀援事業のなかで必須事業と位置づけ、町が主体となり、医師会等と連携して取り組む必要
がある。
3 目標⼜は改善策
27年度から新規事業として、県補助によるモデル事業を受けて体制づくりを図る。地域の医療・介護関係者の協
⼒のもと、地域における包括的かつ継続的な在宅医療・介護を提供するための体制づくりを推進していく。
(1)地域の医療・介護関係者による協議会の開催
(2)在宅医療・介護連携の拠点となる⽀援センターの運営・志雄病院内に⽀援センターを設置し、コーデイネー
ターを配置する。コーデイネーターを中⼼に多職種連携による在宅医療チームの形成につなげる。
(3)地域の医療・介護サービス資源の把握
4 成果及び評価
(1)在宅医療・介護連携推進協議会(医療・介護・福祉関係者10人)設置、協議会議2回、視察研修
1回実施
(2)志雄病院内に⽀援センターを設置し、保健師をコーディネーターとして配置。町地域包括と随時連携は取って
いるが、定期連絡会も毎⽉実施。 コーディネーターの県内外研修2回、多職種(医療・介護・福祉関係)連携事
例検討会3回、介護サービス事業所研修会2回、地域ケア会議2回、地域包括ケアシステムづくり会議3回、住⺠
への普及啓発講演会2回
*新規事業であるが、協議会会⻑は志雄病院⻑、副会⻑は松沼院⻑(羽咋在宅研究会会⻑)であるため、
「医療・介護連携」においては、羽咋郡市医師会・羽咋郡市介護・福祉関係者と協議しながら進めていけるので効
率が良かった。コーデイネーターとの連携により、早期対応や困難事例の対応等お互いにスキルアップした。また、地
区組織の方々や地域に出向いた啓蒙活動も効果的であった。今後の協議会の進め方としては、「医療部会」「介
護部会」「福祉部会」の3部会に分けで研修会を実施後、全体の協議会を開催、住⺠への啓蒙活動として、「講
演会」を開催したい。
- 49 -
事業
26 ⼼⾝障害者医療給付事業費
担当課
-
健康福祉課
款
3
⺠生費
項
1
社会福祉費
目
3
障害者福祉費
総合計画
体 系
当初予算額
43,849,000 円
最終予算額
41,066,000 円
決算額
41,044,308 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
13,413,000 円
地方債
その他
3,056,651 円
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
④障害者(児)福祉の充実
24,574,657 円
1 目的
⼼⾝障害者(児)に対し、医療費⾃⼰負担分について助成することにより、⼼⾝障害者(児)の保健の向上と
福祉の充実を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
※県補助事業医療費助成の対象:⾝体障害者⼿帳1・2級、療育⼿帳A・B1(入院)の所持者
※町単独事業医療費助成の対象:⾝体障害者⼿帳3級、療育⼿帳B1(入院以外)・B2の所持者
平成20年度から町単独事業の助成割合が1/2であったが、平成25年8⽉分から全額助成へと助成の拡充を図っ
た。
県補助事業において、65歳未満対象者が現物給付であるのに対し町単独事業では償還払いであること、65歳以
上74歳以下で後期⾼齢者医療制度加入の資格条件(障害認定)がある者であって後期⾼齢者医療制度に加
入しない者に対して県補助事業により助成割合に制限があることなどについて検討をしてきた。
3 目標⼜は改善策
⼼⾝障害者(児)が、利⽤しやすい制度に⾒直すため、平成26年8⽉分から町単独事業対象者で65歳未満の
者について現物給付を可能とするため県事業との区別をする受給者証の付番方法など事務処理を検討した。
また、同様に、障害認定対象者であって後期⾼齢者医療制度未加入者の助成割合の制限をなくし全額助成とし
障害福祉の拡充を図った。
4 成果及び評価
⼼⾝障害者(児)医療費町単独事業分助成状況
平成25年度
平成26年度
平成27年度
町単独事業 対象者数
214人
182人
183人
65歳未満現物給付対応
(H26.8〜)
―
44人
44人
助 成 額
(H25.8〜全額助成)
6,614,520円
9,632,457円
11,036,140円
事業対象者数の推移に比較し、助成額の増が⼤きくなっている。制度の周知が推進されたこと及び現物給付の導
入により利⽤しやすい環境となったものとみられる。
- 50 -
事業
27 障害者⾃⽴⽀援給付事業費
担当課
-
健康福祉課
款
3
⺠生費
項
1
社会福祉費
目
3
障害者福祉費
総合計画
体 系
当初予算額
311,321,000 円
最終予算額
325,167,000 円
決算額
325,079,356 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
152,767,128 円
78,196,664 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
④障害者(児)福祉の充実
94,115,564 円
1 目的
障害があっても障害のない人と同じように地域で暮らし、地域の一員として安⼼して暮らすことのできる地域社会を実現
するため、障害者が⾃ら福祉サービスを選択し、必要なサービスを受けられるよう⽀援する。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成18年に「障害者⾃⽴⽀援法」が施⾏され、⽀援制度を3障害一元化し⽀援費制度から給付費制度へと改⾰さ
れた。平成22年4⽉に、低所得者の障害福祉サービス及び補装具に係る利⽤者負担が無料となった。
平成24年6⽉に「障害者総合⽀援法」が成⽴した。
総合⽀援法施⾏後も、平成25年に障害者の範囲の⾒直し、平成26年に障害福祉サービスを利⽤するうえで必要
な認定を「障害程度区分」から「障害⽀援区分」への⾒直し、ケアホームとグループホームの一元化等が⾏われた。
その間にも、平成23年「障害者虐待防止法」、平成24年「障害者優先調達推進法」平成25年「障害者差別解消
法」が成⽴するなど、障害がある人を取り巻く環境は目まぐるしく変化している。
障害がある人が地域で暮らせる⾃⽴と共生の社会を実現するためには、法制度を確実に実⾏し相談⽀援を充実させ
る必要がある。
3 目標⼜は改善策
法制度の動向を注視し、事業を滞りなく展開する。
障害福祉サービス等の利⽤を希望する障害者(児)の総合的な援助方針や解決すべき課題を踏まえ、サービス等
利⽤計画を作成し適切なサービス利⽤に向けてケアマネジメントによりきめ細かく⽀援する。
4 成果及び評価
(1)障害者⾃⽴⽀援給付事業
⾝体、知的、精神の障害の種別にかかわらず障害者(児)に必要な障害福祉サービスを個別に⽀援の必要性を
勘案のうえ⽀給決定を⾏い、障害者(児)が地域で安⼼して暮らせるよう⽀援した。
就労の訓練サービス利⽤が伸びており、就労を通じた社会参加が推進された。
サービス名
居宅介護
同⾏援護
重度訪問介護
26年度
27年度
所要額(円)
延べ
件数
所要額(円)
延べ
件数
10,305,684
172
12,210,467
187
484,118 13
0
585,972 21
0
0
- 51 -
サービス内容
居宅で、⾝体介護(入浴、排せつ、⾷事)家事援
助の介護、また通院等の介助
視覚に重度障害のある人の外出時の移動援護等
重度障害があり常に介護が必要な人に、⾃宅で入
0 浴や排せつ、⾷事などの介助や外出時の移動援護
サービス名
26年度
27年度
延べ
サービス内容
延べ
所要額(円)
件数
所要額(円)
⾏動援護
0
0
0
0 介助や外出時の移動⽀援など
重度障害者等包括⽀援
0
0
0
0 サービスを包括的に提供
短期入所
313,560
9
療養介護
29,911,100
112
28,895,270
生活介護
87,975,008
469
89,806,641
施設入所⽀援
36,658,575
411
37,852,347
4,957,044 48
4,597,263
6,452,420 40
4,946,990 28 その他の活動の機会の提供、知識や能⼒向上のた
⾃⽴訓練
(機能訓練・生活訓練)
就労移⾏⽀援
件数
知的障害や精神障害により⾏動が困難な人への、
介護程度が⾼い人に、居宅介護などの障害福祉
家で介護を⾏う人が病気などの場合、短期間、施
1,386,250 20 設へ入所
医療の必要な障害者で常に介護が必要な人への、
医療機関での機能訓練や看護、介護や日常生活
上の世話など
常に介護が必要な人に、主として昼間、施設で入浴
473 や排せつ、⾷事の介護や創作的活動などの機会を
提供
施設に入所する人への、入浴や排せつ、⾷事の介
408 護、生活等に関する相談及び助⾔、その他の必要
な日常生活上の⽀援
⾃⽴した日常生活や社会生活ができるよう、一定の
43 期間、⾝体機能や生活能⼒向上に必要な訓練
108
就労を希望する人への、一定の期間、生産活動や
めの訓練
通常の事業所で働くことが困難な人への、就労の機
684 会の提供や生産活動その他の活動の機会の提供、
知識や能⼒向上のための訓練
障害のある人への、主に夜間、共同生活を営む住
237 居で相談、入浴、排せつまたは⾷事の介護、その他
の日常生活上の援助
世帯での合算額が基準額を上回る場合は、⾼額障
0 害福祉サービス等給付費を⽀給
就労継続⽀援
68,917,699
515
90,166,696
共同生活援助
22,622,525
228
25,131,410
⾼額障害福祉サービス費
0
0
0
サービス利⽤計画作成費
2,457,135
157
2,582,824
155
障害福祉サービスの利⽤申請時の「サービス等利⽤
計画案」の作成、サービス⽀給決定後の連絡調整、
「サービス等利⽤計画」の作成
特定障害者特別給付費
9,284,737
615
7,472,706
610
施設入所⽀援や共同生活援助に係る補⾜給付
サービス利⽤計画作成費(児)
放課後等デイサービス
(2)補装具給付事業
サービス名
272,590 14
312,710 17 障害児のサービス利⽤計画作成
5,283,750 55 12,376,075
26年度
所要額(円)
27年度
所要額(円)
件数
(3)計画相談(平成27年度末)
障害者総合⽀援法分
計画作成 うち
障害福祉サービス等
受給者数
済み人数 セルフプラン
110
109
1
サービス内容
件数
2,295,210 31 2,290,901 28
補装具給付
実績
学校に就学している障害児に、放課後や夏休み等
において、生活能⼒向上訓練等を提供し、学校教
124
育と相まっての障害児の⾃⽴促進及び放課後等の
居場所づくり
⾞椅⼦、電動⾞椅⼦、補聴器、義肢装具等の交
付・修理
達成率 障害児通所⽀援
受給者数
(%)
99.1
- 52 -
10
児童福祉法分
計画作成 うち
済み人数 セルフプラン
10
0
達成率
(%)
100.0
事業
28 健康増進事業費
担当課
-
健康福祉課
款
4
衛生費
項
1
保健衛生費
目
2
健康推進費
総合計画
体 系
当初予算額
3,704,000 円
最終予算額
3,635,000 円
決算額
3,539,103 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
288,000 円
県⽀出⾦
1,018,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
①健康づくりの推進
2,233,103 円
1 目的
各種がん検診(胃・⼤腸・肺・⼦宮・乳・前⽴腺)及び健康相談、健康教室、訪問指導、肝炎検診、肝炎フォロー
アップ、若者健診などの事業を⾏い、町⺠の健康保持増進を図る。
2 平成27年度までの経過⼜は課題
(1)がん検診 早期発⾒、早期治療の周知の結果、がん検診の受診率は、ほぼ県の平均値を上回っている。
(2)健康相談 毎⽉第4木曜日(午後) 保健師・栄養⼠の指導により実施しているが、相談者の減少がみられる。
(3)健康教室 毎⽉第4木曜日(午前) 脂質異常値の方を対象に医師による指導を実施し成果を上げている。
(4)訪問指導 電話での指導も含め、随時実施しており、概ねの成果を上げている。
(5)肝炎事業 肝炎検診、肝炎ウイルス検診要精検者の治療・経過観察状況調査などフォローアップを実施している。
3 目標⼜は改善策
(1)がん検診は、県の平均値と比較し⾼い数値であるが、まだまだ受診者を増やさなければならない。
がん治療の成功例などを紹介し、早期発⾒・早期治療の重要性を周知し、国の定めた目標受診率50%
(⼤腸は40%)を目指す。
(2)町単独事業は、現状に合わせたニーズを検証し、生活習慣病などの予防できる疾患の指導を軸とし、
重症化予防対象者を中⼼に地区分担制による訪問指導を中⼼に⾏い、医療費の縮減を図る。
4 成果及び評価
がん検診を受診し、要精密検査と判定された者に受診勧奨⾏い、27年度は、胃がん1人、⼤腸がん4人、
前⽴腺がん1人、⼦宮がん1人、乳がん3人の早期発⾒、早期治療に結びつけることができた。
受診者の固定化が⾒られ、新規受診者の広がりが必要。
がん検診受診率(%)
H27
H26
宝達志⽔町 宝達志⽔町
H25
H24
H23
石川県
宝達志⽔町
石川県
宝達志⽔町
石川県
宝達志⽔町
石川県
胃
18.9
18.0
8.8
18.9
9.2
20.0
14.2
19.3
13.8
⼤腸
22.7
20.0
17.5
20.5
17.6
19.7
17.7
19.1
15.9
肺
23.1
21.4
21.7
23.1
21.9
22.9
22.1
21.6
21.4
⼦宮
23.7
20.6
23.1
20.9
23.1
25.0
24.8
26.4
24.4
乳
18.7
30.0
20.8
28.0
19.4
30.2
23.1
31.8
23.1
前⽴腺
19.9
21.4
17.7
17.7
20.9
※対象年齢は40歳以上(⼦宮のみ20歳以上) 前⽴腺は県平均なし H27も暫定値のため県平均なし
- 53 -
事業
29 放課後児童クラブ運営事業費
担当課
-
こども家庭室
款
3
⺠生費
項
2
児童福祉費
目
1
児童福祉総務費
総合計画
体 系
当初予算額
11,799,000 円
最終予算額
11,979,000 円
決算額
11,938,835 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
1,673,000 円
県⽀出⾦
1,633,000 円
地方債
その他
7,069,000 円
一般財源
1,563,835 円
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
⑤⼦育て⽀援
1 目的
就労等により昼間保護者がいない⼩学校の児童に対し、放課後や⻑期休暇中、保護者に代わって保育を⾏い、
適切な遊び及び生活の場を与えて、健全な育成を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成25年度まで押⽔児童クラブは直営、しお児童クラブは聖ヨハネ会に運営を委託していた。平成26年度からは
押⽔児童クラブも聖ヨハネ会に運営委託した。
負担⾦:⽉額7,000円(8⽉は10,000円)
町業務:入会・退会の受付
負担⾦の口座振替(毎⽉25日)
児童クラブ委託料の⽀払い(7回)【運営業務委託料 10,902千円】
押⽔児童クラブは、町営バスで迎えに⾏く。(しお児童クラブは聖ヨハネ会所有のバスで迎えに⾏く。)
3 目標⼜は改善策
児童保育に対する知識や運営方法について多くのノウハウを持つ社会福祉法人【聖ヨハネ会】に運営業務を委託す
ることにより、放課後児童の健全な育成と、安全・安⼼できるクラブ運営を目指す。
しお児童クラブと押⽔児童クラブ、二つの施設を一括して事業委託することで同⽔準で保育を提供し、均衡を図る。
4 成果及び評価
両児童クラブで放課後における児童の健全育成を実施できた。
押⽔児童クラブ登録者数
年度
H24
H25
H26
H27
しお児童クラブ登録者数
年度
H24
H25
H26
H27
(単位:人)
1年生 2年生 3年生 4年生
13
5
4
2
18
18
3
4
18
17
10
4
28
16
18
9
計
24
43
49
71
年度
H24
H25
H26
H27
(単位:人)
1年生 2年生 3年生 4年生
11
10
14
8
17
10
6
9
14
16
10
4
13
12
14
5
学校別
計
43
42
44
44
学校別
年度
H24
H25
H26
H27
- 54 -
(単位:人)
押⽔
6
12
16
25
宝達
2
5
4
10
相⾒
16
25
29
36
(単位:人)
樋川
6
6
11
18
志雄
37
36
33
26
計
43
42
44
44
樋川
1
計
24
43
49
71
事業
30 ⼦育て⽀援事業費
担当課
-
こども家庭室
款
3
⺠生費
項
2
児童福祉費
目
1
児童福祉総務費
総合計画
体 系
当初予算額
32,257,000 円
最終予算額
27,508,000 円
決算額
27,406,950 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
2,134,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
⑤⼦育て⽀援
25,272,950 円
1 目的
【医療給付費】
⼦どもの通院や入院にかかる医療費の一部を助成することにより、⼦育て家庭の経済的な⽀援を⾏うとともに、児童
の健康の増進及び福祉の向上を図る。また、H27年度中に医療給付費を完全窓口無料化とすることにより、保護者
の経済的負担及び⼿続きの⼿間を省き、さらなる福祉の向上を図る。
【⼦育て応援助成券】
H26.4⽉から出生後、宝達志⽔町に住所を定めた乳児の保護者に対し、⼦育て応援助成券(20,000円券)
を交付し、任意の予防接種料や保育所の一時保育利⽤料に充てることにより、⼦育て世帯に経済的な⽀援を⾏
い、かつ、⼦育てに関する負担感を軽減し、福祉の増進を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
【医療給付費】
入院・通院 0歳〜⾼校3年生まで(所得制限なし ⾃⼰負担⾦1,000円)
※完全窓口無料化後は 入院・通院 0歳〜⾼校3年生まで(所得制限なし ⾃⼰負担⾦ 0円)
医療機関窓口で医療費を⽀払う必要がなくなる。(保険適応分のみ)
県外医療機関受診の場合は還付申請⼿続きが必要
◎完全窓口無料化に伴う乳幼児医療費システム改修費5,648千円についてはH26年度3⽉補正で対応した。
【⼦育て応援助成券】
H26.4⽉から53セット交付し(H27.1⽉末現在)、主に任意の予防接種に保護者は利⽤している。来年度以
降、利⽤できる医療機関を拡⼤し、さらに利⽤率を上げる必要がある。
3 目標⼜は改善策
【医療給付費】
H27年度中に完全窓口無料化とするため、下記の項目について準備が必要
・羽咋郡市医師会・⻭科医師会に窓口医療費が現物給付となることを説明し、協⼒を依頼する。
・主要医療機関・薬局に完全窓口医療化とすることを説明、協⼒を依頼する。
・完全窓口医療化に伴うシステム改修を⾏う。
・受給者証を発⾏し、保護者へ交付する。
・対象保護者への制度内容変更を周知する。
【⼦育て応援助成券】
H27年度から助成券を利⽤できる医療機関を拡⼤する必要がある。
- 55 -
4 成果及び評価
H27.10⽉から⾃⼰負担がなくなったこと及び現物給付化に伴い、延べ件数、助成額及び1件当たりの給付額が
増加した。
医療給付費
年度
0歳~就学前
延べ件数
2,740件
25年
助成額
8,215千円
1件当たり給付額
3,000円
延べ件数
2,469件
26年
助成額
7,077千円
1件当たり給付額
2,870円
延べ件数
2,946件
助成額
8,323千円
27年
1件当たり給付額
2,830円
実人数
⼩学生
2,409件
7,289千円
3,030円
2,409件
7,194千円
2,990円
2,827件
9,306千円
3,290円
中学生
225件
1,437千円
6,390円
685件
2,300千円
3,360円
917件
3,277千円
3,570円
⾼校生
94件
667千円
7,100円
316件
931千円
2,950円
582件
2,934千円
5,040円
⼦育て応援助成券交付数
年度
交付件数
交付⾦額
助成⾦額
26年
68件
1,360,000円 430,000円
27年
74件
1,480,000円 930,500円
合計
142件
2,840,000円 1,360,500円
※住⺠課事業の出産祝い⾦拡充(宝たち成⻑お祝い事業)により新規発⾏を停止する。
・使⽤枚数:2,721枚(交付枚数5,680枚 使⽤率48%)
・全枚数使⽤者:40人(交付人数142人 全枚数利⽤率28%)
・利⽤内容:任意予防接種 97%(2,633枚)
一時保育 2%(48枚)
チャイルドシート 1%(40枚)
- 56 -
合 計
5,468件
17,608千円
3,220円
5,879件
17,502千円
2,980円
7,272件
23,840千円
3,280円
1,494人
事業
31 保育所運営費
担当課
-
こども家庭室
款
3
⺠生費
項
2
児童福祉費
目
2
保育所費
総合計画
体 系
当初予算額
299,142,000 円
最終予算額
287,742,000 円
決算額
287,643,976 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
7,420,000 円
県⽀出⾦
7,468,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
⾏財政改⾰の積極的な推進
主要施策
②⺠間活⼒の活⽤
272,755,976 円
1 目的
・現状の保育ニーズに即した保育サービスの柔軟な提供
・⺠間移管(⺠設⺠営化)による保育所運営財源の確保
2 平成26年度までの経過⼜は課題
社会福祉協議会を指定管理者として、5か所の町⽴保育所を平成25年4⽉1日〜平成28年3⽉31日の3年
間、⺠設⺠営化の準備段階として指定管理者制度を導入した。その期間が27年度で終了するので、早急に今後の
方向性について検討が必要である。
保育所運営財源の増加、保育所の⽼朽化が進んでいる。
3 目標⼜は改善策
⺠設⺠営の保育所については建設や改築等に要する経費に国、県の補助⾦交付が⾒込まれる。
27年度から始まる新制度では「給付」制度が導入される。保育所を「⺠設⺠営」に移⾏することで国、県からの負
担があり、町の財源負担は軽減される。また、保育の質の改善やサービス等により給付付加があり、更なる保育サービ
ス提供に有効である。
(⺠設⺠営であっても保育の実施主体は町であり、保育所の利⽤申し込み先・入所決定・保育料徴収は町が⾏
う。また、保育を委託する⽴場が明確化されるので、今まで以上に保育に対する町の関与・責任は拡⼤する。)
今後、町の保育所の統廃合を促進させるとともに、⺠設⺠営化に向けた検討が必要である。
- 57 -
4 成果及び評価
【⺠設⺠営化】
指定管理者制度の期間が今年度末で終了するため町社会福祉協議会と⺠設⺠営化に向けた連絡会を年7回
実施したが、⺠設⺠営化について準備が整っていないことから、指定管理者制度の延⻑(2年間)を⾏った。
【平成27年度⼦ども・⼦育て⽀援新制度の施⾏による変更】
保育サービスの拡充により幅広く保護者を⽀援できた。
【保育料の⾒直し】
階層区分を7階層から8階層に細分化し、階層が上がることへの負担感を抑制した。
同時入所の第2⼦以降の保育料無料、及び第5階層以下世帯の18歳未満で第3⼦以降の保育料無料により多
⼦世帯の経済的負担の軽減を図った。
【新規事業】
休日保育の実施(平成27年度 延33名利⽤)
【保育所児童数】 (単位:人)
0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児
合計
平成25年度末
28
56
60
82
89
94
409
平成26年度末
37
46
68
69
81
89
390
平成27年度末
37
52
57
81
70
81
378
- 58 -
事業
32 ⺟⼦保健対策事業費
担当課
-
こども家庭室
款
4
衛生費
項
1
保健衛生費
目
2
健康推進費
総合計画
体 系
当初予算額
10,778,000 円
最終予算額
7,978,000 円
決算額
7,754,671 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
円
県⽀出⾦
円
地方債
円
その他
円
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
⑤⼦育て⽀援
7,754,671 円
1 目的
出生児の全数訪問、乳幼児健診、相談事業を⾏うことにより、乳幼児期の発育・発達⽀援や育児不安の解消、⺟
⼦の健康の保持増進、疾病の早期発⾒・早期治療など育児⽀援を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
【経過】
①出生数について
平成19年度を境に減少が加速し、平成25年度は60人になった。
②訪問件数について
育児不安等の⺟が増加し、虐待の恐れもあり複数回訪問のケースが増えている。平成24年度までは実70人の
ところ、のべ訪問数は80人程度であったが、平成25年度は実60人のところ、のべ訪問数は100人を超えて
いる。
③健診後のフォローについて
健診対象者数は減少しているが、フォローが必要な対象者は増加傾向である。
④⺟⼦⼿帳交付等窓口対応について
平成25年度まで役場(住⺠課)とアステラス(こども家庭室)と2か所で⾏っていたが、平成26年度からアス
テラス(こども家庭室)に1本化した。
【課題】
①健診対象者の減少に伴い、意義のある健診(特に4か⽉児健診)を実施することが困難。
②健診出務の⼩児科医の確保の困難。
3 目標⼜は改善策
⺟性及び乳幼児の健康の保持・増進を図る。
①早期に⺟⼦の健康問題を把握し、対応していく。
②⺟⼦⼿帳の交付等窓口での対応時、こどもに関する情報等(保育所、医療費等)も併せて提供できるようにす
る。
- 59 -
4 成果及び評価
(1)乳幼児健診(集団)
① 健診受診率
平成25年度
対象 受診 受診率
4か⽉児健診 66人 65人 98.5%
内科 1歳6か⽉児健診 69人 69人 100.0%
3歳児健診 73人 69人 94.5%
1歳6か⽉児健診 69人 69人 100.0%
⻭科
3歳児健診 73人 69人 94.5%
健診区分
平成26年度
対象 受診 受診率
60人 60人 100.0%
65人 63人 96.9%
86人 86人 100.0%
65人 63人 96.9%
86人 86人 100.0%
平成27年度
対象 受診 受診率
58人 58人 100.0%
61人 60人 98.4%
72人 71人 98.6%
61人 60人 98.4%
72人 71人 98.6%
② 健診結果
平成25年度
平成26年度
平成27年度
疾病の有 有所⾒者の 疾病の有 有所⾒者 疾病の有 有所⾒者
健診区分
所⾒者数
割合
所⾒者数 の割合 所⾒者数 の割合
4か⽉児健診 26人
39.4%
14人
23.3%
7人
12.1%
⾝体
1歳6か⽉児健診
15人
21.7%
13人
20.0%
5人
8.3%
⾯
3歳児健診
33人
45.2%
21人
24.4%
29人
40.8%
4か⽉児健診
0人
0.0%
1人
1.7%
1人
1.7%
発達
1歳6か⽉児健診
11人
15.9%
14人
21.5%
9人
15.0%
⾯
3歳児健診
27人
37.0%
28人
32.6%
24人
33.8%
② 発達⾯の内容詳細
発
達
区
分
運
動
⾔
語
精
神
多
動
⾃
閉
乳幼児健診
平成25年度
平成26年度
平成27年度
発達⾯の内 有所⾒者 有所⾒者の 有所⾒者 有所⾒者 有所⾒者 有所⾒者
訳
数
割合
数
の割合
数
の割合
1歳6か⽉児健診
0人
0.0%
2人
3.1%
0人
0.0%
3歳児健診
0人
0.0%
0人
0.0%
0人
0.0%
1歳6か⽉児健診
10.8%
3人
4.3%
7人
5人
8.3%
3歳児健診 17人
23.3%
8人
9.3%
6人
8.5%
1歳6か⽉児健診
1人
1.4%
3人
4.6%
2人
3.3%
3歳児健診
6人
8.2%
5人
5.8%
9人
12.7%
1歳6か⽉児健診
7人
10.1%
2人
3.1%
2人
3.3%
3歳児健診
3人
4.1%
8人
9.3%
4人
5.6%
1歳6か⽉児健診
0人
0.0%
0人
0.0%
0人
0.0%
3歳児健診
1人
1.4%
7人
8.1%
5人
7.0%
(2)乳幼児健診以外の保健事業
乳幼児以外の保健事業
妊産婦・乳児健診受診者
(妊婦14回・産婦1回・乳児2回)
⺟⼦⼿帳の交付
妊産婦・乳児訪問(延べ)
平成25年度
平成26年度
平成27年度
982人
1,019人
715人
77人
62人
56人
202人(実130人) 187人(実144人) 150人(実132人)
親⽀援教室 ママの会(МCG)
24回
24回
24回
発達相談事業
160人
180人
237人
- 60 -
事業
33 不妊治療費助成事業
担当課
-
こども家庭室
款
4
衛生費
項
1
保健衛生費
目
2
健康推進費
総合計画
体 系
当初予算額
1,000,000 円
最終予算額
1,000,000 円
決算額
財
源
内
訳
911,383 円
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
61,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
保健・医療・福祉の充実
主要施策
⑤⼦育て⽀援
850,383 円
1 目的
不妊に悩む夫婦に一般不妊治療費及び特定不妊治療費の一部を助成し、経済的負担を軽減することで少⼦
化対策の充実を図る。
また、妊娠に⾄っても流産を繰り返してしまう不育症と診断された夫婦に対し、不育治療費の一部を助成する。
(新規事業)
2 平成26年度までの経過⼜は課題
一般不妊治療費の一部助成(H18年度開始・県補助⾦1/2)
助成対象者:町内に1年以上住所を有し、不妊治療を⾏っている⼾籍上の夫婦
夫婦合算の年間所得額730万未満
助成⾦額:対象経費の1/2以内(5万円上限/年)
助成期間:連続する2年間
特定不妊治療の一部助成(H24年度開始・町単事業で県助成1回15万円に上乗せ助成)
助成対象者:町内に1年以上住所を有し、指定医療機関で不妊治療を⾏っている⼾籍上の夫婦
夫婦合算の年間所得額730万未満
特定不妊治療:体外受精、顕微受精
助成⾦額:1回の治療につき5万円を限度
助成回数:43歳まで通算6回(治療開始年度により異なる)
助成期間:通算5年間
不育治療費の一部助成(H27年度から新規事業)
助成対象者:町内に1年以上住所を有し、不育治療を⾏っている⼾籍上の夫婦
助成⾦額:1年度につき30万円を限度
3 目標⼜は改善策
・不妊・不育に悩む夫婦に対し、その費⽤を一部助成し経済的負担を軽減することで、治療に取り組みやすくす
る。
- 61 -
4 成果及び評価
申請件数及び助成額の増加がみられた。不妊に悩む夫婦に対する経済的負担の軽減を図ることができた。
年 度
申請件数
助成額
24年度
3件
140,841円
一般不妊治療
25年度
3件
103,825円
26年度
7件
328,463円 5人は特定治療へ
27年度
3件
122,835円 1人は特定治療へ
特定不妊治療
24年度
25年度
26年度
27年度
5件
5件
10件
16件
332,840円
335,896円
674,000円
788,548円
不育治療
27年度
0件
0円
- 62 -
8人(2人は2件)
9人(3人は2件、2人は3件)
事業
34 美しい農村再生⽀援事業費
担当課
-
農林⽔産課
款
6
農林⽔産業費
項
1
農業費
目
2
農業総務費
総合計画
体 系
当初予算額
4,410,000 円
最終予算額
4,410,000 円
決算額
4,405,240 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
4,390,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
①農林⽔産業の振興
15,240 円
1 目的
平成26年度、平成27年度の2か年限定の美しい農村再生⽀援事業を活⽤し、地域農産物等のPR活動や研
修会を実施する。また、世界農業遺産「能登の⾥⼭⾥海」を未来へ引き継ぐためアクションプランを⾒直し、能登地
域GIAHS推進協議会(4市5町)が一体となって取り組むもの。
2 平成26年度までの経過又は課題
・世界農業遺産「能登の⾥⼭⾥海」の宝達志⽔町アクションプラン作成業務
・農業機械セミナーの開催
・農林⽔産物等PR活動(⽯川県⼈祭及び⽇本橋・京橋祭りへの参加、平成26年10⽉24〜26⽇)
・宝達志⽔町世界農業遺産PR⽤のぼり旗及びジャンパーの作成(のぼり旗:100本、ジャンパー:10枚)
3 目標又は改善策
国庫補助事業である美しい農村再生⽀援事業を活⽤し、世界農業遺産「能登の⾥⼭⾥海」のアクションプランに
基づき、⾥⼭の保全、PR活動等の事業を展開する。
4 成果及び評価
・地域特産物ブランド化研修会及び栽培技術研修会の実施により、改めて地域の「宝」を再確認でき、今後の事業
展開に希望が持てた。
・⽯川県⼈祭やイベントに参加し、地域の農林⽔産物等をPRできた。
・世界農業遺産「能登の⾥⼭⾥海」DVDを作成し、PR活動ができた。
・農産物販路拡大に向けた販売実験調査業務の実施により、新しい販路等が確認でき、生産者の意欲向上につな
がった。
明治大学「生明祭」PR活動
地元特産物ブランド化研修会
- 63 -
⾦沢市内スーパーでの販売実験
事業
35 有害⿃獣対策事業費
担当課
-
農林⽔産課
款
6
農林⽔産業費
項
1
農業費
目
3
農業振興費
総合計画
体 系
当初予算額
4,157,000 円
最終予算額
7,710,000 円
決算額
7,663,000 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
①農林⽔産業の振興
7,663,000 円
1 目的
イノシシ等による農作物被害を防除することで、安定した農業経営を⾏うことを目的とするもの。
2 平成26年度までの経過又は課題
・町単独事業 電気柵設置補助
イノシシによる被害が増加している。電気柵設置の補助に関する要望も年々増えている。
1 補助対象:集落、生産組合
2 補助内容:電気柵の資材購入費に対して、2分の1の補助
・⽻咋郡市有害⿃獣対策協議会負担⾦
有害⿃獣の対策を的確に、効果的に推進することを目的に、⽻咋市、志賀町、宝達志⽔町の3市町に加え
JA・猟友会等からなる協議会の負担⾦
・平成26年度より、イノシシの捕獲駆除した者に対して、イノシシ捕獲奨励⾦を交付
3 目標又は改善策
・イノシシを捕獲駆除した者に対して、イノシシ捕獲奨励⾦を交付する。
成獣 12,000円/頭 幼獣 10,000円/頭 (平成28年度~)
・新規に狩猟免許を取得する者に対して、費⽤の一部を助成する。
第1種狩猟免許 30,000円/⼈ ワナ免許 10,000円/⼈
・有害⿃獣対策事業費補助として、引き続き要望のある集落、生産組合に対して電気柵設置補助を実施する。
電気柵の資材購入費に対して、限度額20万円で2分の1の補助
4 成果及び評価
農業被害(⽔稲のみ)
年度
イノシシ
捕獲頭数
電気柵延⻑
(m)
面積(a)
H25
29
56,772
318
13,222
2,831
H26
90
67,829
481
25,033
4,931
H27
397
21,680
28
1,439
233
- 64 -
被害量(㎏) 被害額(千円)
事業
36 経営体育成⽀援事業費
担当課
-
農林⽔産課
款
6
農林⽔産業費
項
1
農業費
目
3
農業振興費
総合計画
体 系
当初予算額
19,950,000 円
最終予算額
270,000 円
決算額
270,000 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
270,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
①農林⽔産業の振興
1 目的
自らの経営判断と創意工夫を基本とした責任により、経営発展に取り組む担い手が経営規模の拡大や農産物の
加工・流通・販売等の経営の多角化に取り組む際に必要となる農業⽤機械・施設の導入等に対する⽀援を⾏うも
の。
2 平成26年度までの経過又は課題
地域の中⼼となる経営体等が、融資を受けて農業⽤機械等を導入する際、融資残について補助⾦を交付(補
助率:3/10上限)することにより、主体的な経営展開を⽀援した。
平成25年度実績 13者 25,179,000円
平成26年度実績 10者 11,824,000円
3 目標又は改善策
次世代を担う経営感覚に優れた経営体の育成を図るため、県、JA等と連携した取組みを進める。
4 成果及び評価
中⼼経営体等の育成・確保に関する目標を定めてこの目標の達成に取り組む地域等を⽀援することにより、意
欲ある多様な経営体の育成、確保を図ることができた。
コンバイン(自脱型)
堆肥⽤ビニールハウス
- 65 -
トラクター(歩⾏型)
事業
37 新規就農総合⽀援事業費
担当課
-
農林⽔産課
款
6
農林⽔産業費
項
1
農業費
目
3
農業振興費
総合計画
体 系
当初予算額
9,750,000 円
最終予算額
1,125,000 円
決算額
1,125,000 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
1,125,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
①農林⽔産業の振興
1 目的
「⾷糧・農業・農村基本計画」(平成22年3⽉30⽇閣議決定)に基づく⾷糧自給率50%の達成を目指し、基
幹的農業従事者の平均年齢が66.2歳(平成24年)と⾼齢化が進展している我が国農業の接続可能な⼒強い
農業の発展を実現するには、⻘年の新規就農を大幅に増加させることが必要である。
このことから、⻘年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るため、経営が不安定な農業経営開始の初期段階に
ある者に対して給付⾦を交付し、所得の確保を図るもの。
2 平成26年度までの経過又は課題
就農予定時の年齢が45歳未満の独⽴・自営就農者に対して、就農後5年目まで一定額の給付⾦を給付す
る。
給付⾦額:1⼈あたり年間150万円(ただし、夫婦就農の場合は、夫婦合わせて年間225万円)
平成26年度実績 3名(うち夫婦1組) 4,125,000円
3 目標又は改善策
⻘年新規就農者(45歳未満)の増加
4 成果及び評価
今後の地域農業の中⼼的な担い手となる新規の⻘年就農者に対して、経営が軌道に乗るまで期間を定めて⽀
援することにより、新規就農者の確保に努めた。
平成27年度実績 【継続】夫婦1組半期分 1,125,000円
- 66 -
事業
38 多面的機能⽀払交付⾦事業
担当課
-
農林⽔産課
款
6
農林⽔産業費
項
1
農業費
目
3
農業振興費
総合計画
体 系
当初予算額
48,573,000 円
最終予算額
46,136,000 円
決算額
46,121,362 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
34,647,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
①農林⽔産業の振興
11,474,362 円
1 目的
交付⾦により、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域の共同活動に係る⽀援を⾏い、地
域資源の適切な保全管理を推進する。また、これらの活動により、農業・農村の有する多面的機能が今後とも適切
に維持・発揮されるとともに、担い手農家への農地集積という構造改革を後押しするもの。
2 平成26年度までの経過又は課題
・農地・⽔・保全管理⽀払(共同活動)負担⾦ 14組織 (⽶出、荻⾕が新規に取り組み)
・農地・⽔・保全管理⽀払(向上活動)負担⾦ 3組織 (北川尻、柳瀬、上⽥が取り組み)
3 目標又は改善策
取組み組織の拡大を図る。
4 成果及び評価
・農地維持⽀払資質向上⽀払(共同活動)補助⾦ 負担割合 国1/2、県1/4、町1/4
取組組織 15組織(荻市が新規に取組み)
対象集落 31集落
・資源向上⽀払(⻑寿命化)補助⾦ 負担割合 国1/2、県1/4、町1/4
取組組織 3組織
対象集落 北川尻(北大海の会)、柳瀬(柳会)、上⽥他3集落(宝達権現グループ)
- 67 -
事業
39 農業機械施設整備⽀援事業費
担当課
-
農林⽔産課
款
6
農林⽔産業費
項
1
農業費
目
3
農業振興費
総合計画
体 系
当初予算額
6,078,000 円
最終予算額
8,169,000 円
決算額
8,169,000 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
6,396,000 円
地方債
その他
一般財源
基本方針
産業の振興
主要施策
①農林⽔産業の振興
1,773,000 円
1 目的
特色ある農業⽔産物のブランド化や消費者ニーズへの対応など産地の育成、強化を進めるため担い手の規模拡大
や産地の生産⼒強化などに必要な機械や施設の導入に対して⽀援を⾏うもの。
2 平成26年度までの経過又は課題
平成27年度新規事業
3 目標又は改善策
担い手の農業⽤機械・施設の導入等に対して⽀援を⾏い産地の育成、強化を進める。
4 成果及び評価
①事業主体:JAはくいぶどう部会
対象品種:ルビーロマン
導入機械:草刈機(3台)、薬剤散布機(2台)、パイプハウス(9連棟)
補助⾦額(県・町):4,445,000円
②事業主体:志雄施設園芸生産組合
対象品種:チンゲンサイ
導入機械:収穫機(1台)、包装機(1台)、ハンマーナイフモア(1台)
補助⾦額(県・町):1,618,000円
③事業主体:JAはくい押⽔花木部会
対象品種:花木
導入機械:バッテリー型剪定ばさみ(5台)、バッテリーヘッジトリマー(1台)
補助⾦額(県・町):653,000円
④事業主体:会宝産業
対象品種:ミニトマト
導入機械:廃油温風ヒーター(2台)
補助⾦額(県・町):1,453,000円
- 68 -
事業
40 県営事業負担⾦(繰越含む)
担当課
-
農林⽔産課
款
6
農林⽔産業費
項
1
農業費
目
5
農地費
総合計画
体 系
基本方針
主要施策
当初予算額
最終予算額
決算額
国庫⽀出⾦
財
県⽀出⾦
源
地方債
内
その他
訳
一般財源
産業の振興
①農林⽔産業の振興
13,477,000 円
4,655,000 円
4,654,320 円
2,200,000 円
713,040 円
1,741,280 円
1 目的
事業主体:⽯川県
事業の目的:県営事業の負担⾦
2 平成26年度までの経過又は課題
県営ほ場整備事業「散⽥地区」
県営ほ場整備事業「今浜第2地区」
⽼朽ため池整備事業「菅原池」※平成26年度採択
⽼朽ため池整備事業「大⾕屋池」
3 目標又は改善策
⽼朽ため池の整備や、ほ場整備未実施(2次整備)地区については、事業実施主体は⽯川県であるが、地元と
の調整を実施し、円滑な事業の推進を図る。
・⽼朽ため池を整備することで、管理労⼒の負担軽減を図るとともに防災にも繋がることが期待できる。
・ほ場整備を⾏うことで、荒廃地を無くし農家の管理労⼒の負担軽減を図ることができる。
年度
H26
H27
県営⽼朽ため池整備事業
大⾕屋池(子浦)
9,191,680
菅原池(菅原)
2,240,000
大⾕屋池(子浦)
1,704,320
菅原池(菅原)
1,600,000
県営ほ場整備事業
散⽥地区
1,070,000
今浜第2地区
17,171,500
今浜第2地区
1,350,000
- 69 -
備考
事業
41 除雪対策事業費
担当課
-
地域整備課
款
8
土木費
項
2
道路橋りょう費
目
2
道路維持費
総合計画
体 系
当初予算額
31,867,000 円
最終予算額
37,723,000 円
決算額
37,718,787 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
6,600,000 円
県⽀出⾦
地方債
その他
⼀般財源
基本方針
都市基盤の整備
主要施策
②道路網の整備
31,118,787 円
1 目的
冬期間の安全・安心な交通を確保するため、町道の除排雪を実施する。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
・除雪⾞の⽼朽化や運転⼿の⾼齢化(担い⼿不⾜)など、除雪体制の構築が難しくなってきている。
・町⺠及び道路利⽤者からの道路除雪に対する要望が多様化しており、近年のまとまった降雪時には要望どおり対応
することが困難となっている。
3 目標⼜は改善策
冬期間における除雪対策事業は、町⺠⽣活に密接に拘わっており、町⺠からの要望が多く期待も⾼い。また、除雪
に対するニーズも多様化してきている。
今後も⽯川県と連携を図り堅実な対応を図るとともに、計画的な機械の増強や除雪委託業者(団体)の確保に
努める。
平成27年度 道路除雪延⻑及び路線数 L=197.4㎞ 442路線
委託業者(団体) 29業者 1団体
委託契約機械 41台(町貸与:11台、委託:30台)
町直営機械:3台、凍結防⽌剤散布⾞:1台
4 成果及び評価
除雪計画に基づき、⽯川県と連携を図り、除雪作業を効果的かつ効率的に⾏い、道路交通の安全確保を図っ
た。
また、⼀部の配置計画を⾒直し、万全な除雪体制を確保することができた。
除雪出動回数 4回(うち、全線出動:3回)
- 70 -
事業
42 道路維持管理事業費
担当課
-
地域整備課
款
8
土木費
項
2
道路橋りょう費
目
2
道路維持費
総合計画
体 系
当初予算額
12,349,000 円
最終予算額
15,586,000 円
決算額
11,879,006 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
基本方針
都市基盤の整備
主要施策
②道路網の整備
県⽀出⾦
地方債
その他
3,638,000 円
⼀般財源
8,241,006 円
1 目的
⼀般交通に⽀障を及ぼすことがないよう、安全安心な道路環境を確保する。
管理町道:527路線、約256㎞
2 平成26年度までの経過⼜は課題
交通量や⽼朽化する道路施設が年々増加するなか、維持管理は非常に重要であり、益々必要性を増している。
今後とも継続的な取り組みが必要である。
3 目標⼜は改善策
道路の安全確保には万全を期す必要があることから、きめ細かな道路巡視の強化と町⺠及び集落等からの情報提
供により安全な道路環境の維持に努めて⾏く。
⽇常⽣活にとって最も⾝近な社会基盤である道路を適正に管理することで安全安心な道路空間の確保を図る。
4 成果及び評価
定期的な道路パトロールを実施し、危険箇所等の補修を事前に⾏うことで事故等の回避を⾏うことができた。また、
集落要望や緊急性を要する補修等の対応を⾏ったことで、未然の事故防⽌等に努めることができた。
【実績】
・道路維持管理委託料 1,507,090円 (主に除草作業、側溝清掃等に要するもの)
・道路補修⼯事費 6,998,481円 (主に道路パトロール等で直営で補修できない箇所の⼯事に要するもの)
・事務経費等 2,877,437円 (草刈機の刃やカラーコーン等や燃料費等に要するもの)
・道路補修資材購⼊ 495,998円 (道路補修⽤の常温合材や切込砕⽯等に要するもの)
- 71 -
事業
43 道路整備事業費(現年分)
担当課
-
地域整備課
款
8
土木費
項
2
道路橋りょう費
目
3
道路新設改良費
総合計画
体 系
当初予算額
146,800,000 円
最終予算額
137,949,000 円
決算額
137,947,699 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
68,156,000 円
県⽀出⾦
地方債
33,000,000 円
その他
2,050,000 円
⼀般財源
基本方針
都市基盤の整備
主要施策
②道路網の整備
34,741,699 円
1 目的
⽣活道路における道路環境の改善及び交通事故の防⽌、交通の円滑化を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
集落内の⽣活道路は改良及び整備の改善要望が、道路利⽤者から多くある。
また、⾼度経済成⻑期に整備された「道路、橋りょう」などの社会基盤施設は建設後50年以上の施設が今後急増
する中で、道路法において予防保全の視点を踏まえて道路の点検を⾏うべきことが明確化され、道路法施⾏令では
国の定める統⼀的な基準により、5年に1回の頻度で近接目視により点検を⾏うことが規定された。
3 目標⼜は改善策
集落要望に基づき、緊急性、安全性、効果等を考慮し、特に児童⽣徒及び⾼齢者の安全確保を図るために側溝
改良事業を重点的に実施する。
また、道路法改定に則り、平成30年度までに町管理橋梁N=134橋の点検業務を実施する。
4 成果及び評価
集落要望に基づき、緊急性、安全性、効果等を考慮し、特に児童⽣徒及び⾼齢者の安全確保を図るために側溝
改良事業を重点的に実施した。
平成27年度実績として、拠点施設へのアクセス道路の向上を図るための⼩川今浜2号線の拡幅改良が完成した。
橋梁点検:杉野屋12号線外5地区 N=39箇所
側溝改良:宝達3号線外5路線 L=1,995m(アスファルト舗装⼯事分を含む)
道路改良:⼩川今浜2号線外4路線 L=11,560m
【改良】菅原2号線
施工前
【改良】小川今浜2号線
施工後
施工前
- 72 -
施工後
事業
44 道路整備事業費(繰越分)
担当課
-
地域整備課
款
8
土木費
項
2
道路橋りょう費
目
3
道路新設改良費
総合計画
体 系
当初予算額
10,500,000 円
最終予算額
10,500,000 円
決算額
10,376,640 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
5,880,000 円
県⽀出⾦
地方債
3,900,000 円
その他
⼀般財源
基本方針
都市基盤の整備
主要施策
②道路網の整備
596,640 円
1 目的
⽣活道路における道路環境の改善及び交通事故の防⽌、交通の円滑化を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
集落内の⽣活道路は改良及び整備の改善要望が、道路利⽤者から多くある。
また、⾼度経済成⻑期に整備された「道路、橋りょう」などの社会基盤施設は建設後50年以上の施設が今後急増
する中で、道路法において予防保全の視点を踏まえて道路の点検を⾏うべきことが明確化され、道路法施⾏令では
国の定める統⼀的な基準により、5年に1回の頻度で近接目視により点検を⾏うことが規定された。
3 目標⼜は改善策
⽼朽化している道路構造物(法面等)を修繕し、信頼性の⾼いネットワークを確保する。
4 成果及び評価
道路ストック点検に基づき、緊急性の⾼かった箇所において早急な対応が必要であったため、補修⼯事等を実施し
た。
⼯事を実施したことで、道路の安全、⻑寿命化を図ることができる。
散⽥原線及び冬野森本線測量設計業務 N=各1式
散⽥原線法面補修⼯事 L=30.5m
冬野森本線法面補修⼯事 L=40.0m
【法面補修】冬野森本線
【法面補修】散田原線
施工前
施工前
施工後
- 73 -
施工後
事業
45 事務局事務費
担当課
款
-
学校教育課
10 教育費
項
1
教育総務費
目
2
事務局費
総合計画
体 系
当初予算額
3,550,000 円
最終予算額
4,419,000 円
決算額
4,207,809 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
⼀般財源
基本方針
教育・文化・スポーツの充実
主要施策
①学校教育の充実
4,207,809 円
1 目的
(1)宝達志⽔町⼩学校及び保育所統廃合検討委員会の設置
少⼦化に伴い⼦どもの数が減少していく中で、本町にとって望ましい教育及び保育環境を実現するため、区⻑や保
護者の代表等からなる宝達志⽔町⼩学校及び保育所統廃合検討委員会を設置し、統合の姿について検討する。
(2)外部評価委員制度の導⼊
地方教育⾏政の組織及び運営に関する法律第26条で「教育委員会は、毎年、その権限に属する事務の管理
及び執⾏状況について点検及び評価を⾏うこと」と規定されており、この点検及び評価を⾏うに当たり、「教育に関し
学識経験を有する者の知⾒の活⽤を図るもの」とされている。このことから、本町においても外部評価委員制度を導⼊
し、その評価の客観性及び透明性を確保するとともに、効率的かつ効果的な⾏政運営を推進していく。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
(1)宝達志⽔町⼩学校及び保育所統廃合検討委員会は27年度から実施した。(H27年のみ)
(2)27年度から外部評価を実施(26年度以前は内部での⾃⼰評価を実施)
3 目標⼜は改善策
(1)少⼦化が進む中で、児童⽣徒の健全な育成を図るため、学校教育の充実とより良い教育環境の整備を⾏う。
(2)外部評価委員制度では、委員会を開催した。教育委員会の事業全般について評価を⾏い、議会に報告する
とともにHPでも広く意⾒を求め、事業計画に反映させる。
4 成果及び評価
(1)宝達志⽔町⼩学校及び保育所統廃合検討委員会を設置し、区⻑会や保護者会の代表からなる委員19名
で合計4回に渡り検討した。その結果、⼩学校においては、「複式学級は認めず廃校とする」、「統合の時期は、教育
環境充実の観点から早期の対応が必要であり、遅滞なく統合すべきである」という報告を受けた。これを受け、複式学
級の出現をまたずに統廃合について保護者説明会や地区説明会等を開催し、統廃合に向けて取り組んでいく。
(2)これまでは、教育委員会内だけでの点検評価であったが、外部による客観的な点検評価により透明性を⾼め、
効率的かつ効果的な⾏政運営を⾏った。3名の委員を委嘱し、2回の会議を開催した。審議結果は、12月議会
において報告書を提出するとともに、町HPでも公開した。この取り組みを次年度にもつなげていく。
- 74 -
事業
46 学校施設整備事業
担当課
款
-
学校教育課
10 教育費
項
2
⼩学校費
目
4
学校施設整備費
総合計画
体 系
当初予算額
118,800,000 円
最終予算額
113,724,000 円
決算額
113,392,440 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
35,389,000 円
県⽀出⾦
地方債
67,700,000 円
その他
⼀般財源
基本方針
教育・文化・スポーツの充実
主要施策
①学校教育の充実
10,303,440 円
1 目的
安全で安心な学校づくりの充実を図る。
学校施設は、学習・⽣活の場であるとともに、災害時には地域住⺠の避難所としての役割を果たすため、その安全
を確保することは極めて重要である。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
屋内運動場の吊り天井の改修を⾏う。東⽇本⼤震災の教訓から文部科学省では平成27年度末までに速やかに
完了することとしており、平成26年度は、吊り天井改修のための調査設計業務を⾏ってきた。
また、その他の改修⼯事については、学校や業者からの報告を基に、計画的に改修⼯事を⾏ってきた。
3 目標⼜は改善策
今後は、⼩学校の統廃合をにらみながら、整備計画を⽴てる必要がある。また、基幹校となる⼩学校には受⼊れ状
況も考慮して整備していく必要がある。
4 成果及び評価
(1) 屋内運動場吊り天井改修⼯事(樋川⼩以外の4⼩学校)103,755,600円
(2) 押⽔第⼀⼩学校他3⼩学校プールろ過装置修繕⼯事 2,592,000円
(3) 排⽔トラップ改修⼯事(相⾒⼩) 1,021,680円
(4) ⾼架⽔槽設置⼯事(相⾒⼩) 3,338,280円
(5) 食堂棟KHP整備⼯事(志雄⼩) 758,160円
※KHPとは灯油を燃料とした業務⽤ヒートポンプエアコンのこと。
(6) ⽯坂区バス停改築⼯事 1,080,000円
各⼩学校施設の整備を図ることで、教育環境の充実が図られた。
- 75 -
事業
47 部活動奨励事業費
担当課
款
-
学校教育課
10 教育費
項
3
中学校費
目
2
教育振興費
総合計画
体 系
当初予算額
3,618,000 円
最終予算額
3,583,000 円
決算額
3,578,371 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地方債
その他
⼀般財源
基本方針
教育・文化・スポーツの充実
主要施策
①学校教育の充実
3,578,371 円
1 目的
宝達中学校の部活動の充実を図る。
宝達中学校で、新設された部活動もあるため、消耗品等を充実させていく。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
体育部(男⼦):野球、バスケットボール、サッカー、剣道、柔道、(新)陸上、(新)バドミントン
体育部(⼥⼦):ソフトテニス、バスケットボール、バレーボール、剣道、(新)陸上、(新)バドミントン
文化部:吹奏楽部、美術部
3 目標⼜は改善策
土・⽇・祝⽇の部活動で使⽤するバスの借上げについては、定期のスクールバスの運⾏があるため、空きを⾒ながら
町バスと業者のバスで対応している。
奨励⾦については、⽣涯学習課で町⺠に対し⽀出しているものと⼤会出場奨励⾦(部活動)とで⾦額に差がある
ため、⾒直しをかける必要がある。
4 成果及び評価
練習試合や公式試合に参加する場合、町バスを使⽤することで、費⽤を抑えることができた。(△334千円)
年間使⽤台数実績:スクールバス46台、⺠間バス9台、トラック(楽器等運搬)3台
部活動では、外部指導者も指導にあたっており、指導者に保険を掛け、非常時に備えている。7名 137,360円
ソフトテニス部は、県⼤会で優勝し、北信越⼤会等に出場したため⼤会派遣補助⾦を⽀出した。
第36回北信越中学校総合競技⼤会ソフトテニス⼤会出場派遣事業補助⾦ 249,000円
全国中学校体育⼤会 第46回全国中学校ソフトテニス⼤会出場派遣事業補助⾦ 714,000円
第27回都道府県対抗全⽇本中学校ソフトテニス⼤会出場派遣費 136,000円
- 76 -
事業
48 勤労⻘少年ホーム管理費
担当課
-
⽣涯学習課
款
5
労働費
項
1
労働諸費
目
2
勤労⻘少年ホーム費
総合計画
体 系
当初予算額
2,200,000 円
最終予算額
2,200,000 円
決算額
2,200,000 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地方債
その他
⼀般財源
基本方針
教育・文化・スポーツの充実
主要施策
③⽣涯学習の充実
2,200,000 円
1 目的
子どもから⼀般、シニアに至るまでの多世代のコミュニティ広場として、健全なる育成、健康づくりに寄与できる施設の
運営、管理を⾏う。
主にサッカーを基盤としてのスポーツ⼤会の開催、会議室等の利⽤を提供し、町⺠のスポーツに対する関⼼の向上
を目指すとともに、⻘少年等の健全な育成と福祉の増進及び町⺠の⽣涯スポーツの振興を図るため、適正かつ円滑
な管理、運営を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
町合併時には、解体予定であった⻘少年ホームの建物を含め、サッカーを通して、⻘少年の体育スポーツ育成を図
りたいとする押⽔フットボールクラブシニアからの申し出を受け、町指定管理者選考委員会の承認を経て、平成23
年7⽉から委託をしている。(第1期 H23.7〜H25.3、 第2期 H25.4〜H28.3)
【利⽤者数、委託料】 H23( 5,035⼈、 1,188 千円) H25( 9,517⼈、 2,200 千円)
H24( 7,410⼈、 2,280 千円) H26( 12,505⼈、 2,200 千円)
3 目標⼜は改善策
施設活⽤については、指定管理者のノウハウを活かし、県サッカー協会との関連事業の活⽤のほか、県内中⾼⽣と
の交流拡⼤を目指した活動も引き続き進めている。
4 成果及び評価
平成25年度から3年間、指定管理者として業務を継続しており、通算では5年間、本施設の維持管理、運営を
図っていることもあり、活発に事業も展開されている。
交流⼈⼝の安定化や適正な運営が図られており、運営⾯でも期待される成果があがっている。
また、県内外からの⼀般やシニア世代も加わることで交流⼈⼝の拡⼤が期待できるため、新たな事業の企画を通し
て、⻘少年の健全育成や健康づくりなどにも寄与している。
【利⽤者数、委託料】 平成27年度( 9,136⼈、 2,200 千円)
- 77 -
事業
49 国際交流事業費
担当課
款
-
⽣涯学習課
10 教育費
項
4
社会教育費
目
1
社会教育総務費
総合計画
体 系
当初予算額
5,611,000 円
最終予算額
4,376,000 円
決算額
4,332,593 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地⽅債
その他
1,040,000 円
一般財源
3,292,593 円
基本⽅針
教育・⽂化・スポーツの充実
主要施策
⑦国際交流の推進
1 目的
住⺠が外国籍住⺠とふれあうことで、相互理解を深めるとともに、共に安⼼して暮らすことができる多⽂化共⽣のま
ちづくりをめざす。また、町の将来を担う⻘少年の海外派遣や交流先の⻘少年の受け⼊れ、外国の⼈々との親善交
流を通して国際感覚を養うとともに、国際化に対応できる⼈材の育成を図る。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
外国⼈住⺠に対するコミュニケーション⽀援として⽇本語教室や交流会を開催しているほか、ジャパンテント-世界
留学⽣交流・いしかわ-において留学⽣の受け⼊れを実施している。
また、平成26年度からオーストラリア・ヌーサへの⻘少年国際交流推進事業を再開したほか、平成27年度は
オーストラリア・ヌーサから研修⽣15名、引率3名を受け⼊れし、宝達中学校の⽣徒と親善交流を⾏った。課題とし
て、派遣事業とともに受⼊事業もスムースな対応ができるよう、英会話のできる⼈材の確保や現地担当者とのスケ
ジュール調整等連絡を密に実施していく必要がある。
3 目標⼜は改善策
外国籍住⺠とふれあうことで相互理解を深めるため、⽇本語教室や交流会を継続するなど多⽂化共⽣の取り組
みを進めるほか、⻘少年国際交流推進事業では、オーストラリア・ヌーサへの中学⽣派遣事業や受⼊事業につい
て、事前研修や報告会の充実を図るほか、英会話のできる職員の確保や現地担当者とのスケジュール調整等連絡
を密にしながら、円滑な事業の推進を図る。
4 成果及び評価
国際交流事業では、地域の住⺠たちと外国籍住⺠や留学⽣とがふれあう機会を提供することで、⾔葉や⽂化の
壁を越えて相互の理解が深められるよう、また、次世代を担う⻘少年の国際的視野が広げられるよう推進している。
⻘少年国際交流派遣事業は、合併10周年の記念事業として平成26年度から再開し今回で2回目を迎え、派
遣団員として宝達中学校⽣徒8名を派遣した。
参加した団員のアンケート結果では、「自信を持って話せるようになりました。」「コミュニケーションの難しさと楽しさを
実感。」など、英語(会話)に対する苦⼿意識をなくし、外国⼈とのコミュニケーションの取り⽅を学ぶことができたほ
か、ホストファミリーとメールなどで継続的な交流のきっかけづくりにもなった。
また、8年ぶりに受⼊事業も再開し、宝達中学校での体験⼊学や⽣徒宅でのホームステイを通して交流も図られ
た。体験⼊学では派遣団員はもちろん、他の⽣徒たちも英語による会話が体験できたことで、有意義な交流となり
他の⽂化に興味を持つきっかけにもつながっている。
- 78 -
事業
50 豊かな⼼を育む地域活性化事業費
担当課
款
-
⽣涯学習課
10 教育費
項
4
社会教育費
目
1
社会教育総務費
総合計画
体 系
当初予算額
849,000 円
最終予算額
593,000 円
決算額
587,228 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地⽅債
その他
一般財源
基本⽅針
教育・⽂化・スポーツの充実
主要施策
②⻘少年の健全育成
587,228 円
1 目的
「⽣きる⼒」の核となる豊かな⼈間性を育む⼼の教育の充実が求められており、⾝近な自然の中での自然体験活動
や環境保全活動を通して、ふるさとを愛する⼼や誇りに思う⼼を育む。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
平成14年度から宝達⼭クリーン登⼭を実施し、平成18年度からは参天製薬株式会社の環境教育⽀援(H
18〜24植樹苗⽊の提供・H25〜ボランティアスタッフ参加)を得て実施している。
参加者は、町内各⼩学5年⽣、中学1年⽣、宝達⾼校1年⽣及び3年⽣、合わせて300⼈を超えている。
自然の中での体験活動を⾏うことから、常に安全に登⼭できるよう対策を講じて実施する必要がある。
3 目標⼜は改善策
⼩・中学⽣は、町の象徴である宝達⼭の豊かな自然に触れ、その魅⼒を知るほか、ゴミ拾いを通じて自然を⼤切にす
る気持ちを育むこと、⾼校⽣は、⼩・中学⽣との活動を通して、自主性とリーダーシップを養うことを目標としている。
事業実施にあたり、前⽇の天気予報や登⼭ルートの状況を確認して、事業中⽌も視野に⼊れて適切に判断するほ
か、熊・猪・スズメバチ等の出没に備えて、学校、警察、猟友会等が連携して細⼼の注意を払いながら実施し、登⼭
の安全確保を図る。
4 成果及び評価
事業の目標とする町の象徴である宝達⼭の豊かな自然に触れ、ゴミ拾いを通して自然を⼤切にする気持ちやふるさ
とに対する愛情、誇りが⾼められ、⾼校⽣では、⼩・中学⽣との交流により、自主性とリーダーシップが養われたほか、
登下⼭時の安全確保も図られた。
また、⻘少年健全育成の観点からも、継続して育成すべき事業として推進していく。
- 79 -
事業
51 公⺠館活動事業費
担当課
款
-
⽣涯学習課
10 教育費
項
4
社会教育費
目
2
公⺠館費
総合計画
体 系
当初予算額
1,399,000 円
最終予算額
1,285,000 円
決算額
1,211,458 円
国庫⽀出⾦
財
源
内
訳
県⽀出⾦
地⽅債
その他
一般財源
基本⽅針
教育・⽂化・スポーツの充実
主要施策
③⽣涯学習の充実
187,200 円
1,024,258 円
1 目的
(1)自⼰学習の啓発、世代間交流を促し、地域コミュニティの活性化を図る。
(2)体験を通した学びを提供することで、新たな気づきや発⾒を促し、自ら主体的に判断し問題解決を図る能⼒
やコミュニケーション能⼒、協働性を育む。
(3)主体的に物事を考え、自らチャレンジするリーダー的⼈材の育成を目指す。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
講座参加者の学習意欲の充⾜を主な目的に事業を⾏ってきたが、⺠間センターや通信講座等の充実により、他と
同じような活動だけでは、公⺠館としての存在意義が失われてしまう。
住⺠のニーズを把握しながら差別化を図り、参加者の資質向上が図られるような事業を積極的に展開していく必要
がある。
3 目標⼜は改善策
より多くの⽅に参加していただけるよう、講座の質の向上、幅広い年齢層に対応できる講座を⽴案していくことなどに
より、利⽤者の満⾜度が⾼められるよう努める。
また、情報発信について、広報やフェイスブックなどでイベント情報や講座等の実施後の様子を掲載するほか、講座
内容等もさらに工夫しながら、登録者数と参加者数の向上に努める。
4 成果及び評価
公⺠館事業の登録者数は過去最⾼を記録している。また、学級制でなく登録制をとることにより、興味・関⼼のある
講座を受講できるようになったことで、新規利⽤者増につながっている。
平成26年度 388⼈、 平成27年度 683⼈
- 80 -
事業
52 ⽂化財保護管理事業費
担当課
款
-
⽂化財室
10 教育費
項
4
社会教育費
目
4
⽂化財保護費
総合計画
体 系
当初予算額
4,186,000 円
最終予算額
3,586,000 円
決算額
3,525,318 円
財
源
内
訳
国庫⽀出⾦
県⽀出⾦
地方債
その他
⼀般財源
基本方針
教育・⽂化・スポーツの充実
主要施策
⑤歴史・⽂化遺産の継承
3,525,318 円
1 目的
⽂化財保護管理事業費は、宝達志⽔町に存在する、国・県・町指定⽂化財の保存・保護、管理・公開、並びに
埋蔵⽂化財の保存・保護・調整・調査・報告を⾏い、地域歴史学習の機会の提供及び来訪者への安全と⽂化財の
環境整備を進め、郷土の⽂化遺産を、⽂化財保護審議会の指導・助言を得て、次代に継承していく事を目的としま
す。
2 平成26年度までの経過⼜は課題
発掘調査等に伴う出土品は、国⺠の財産として規定され、埋蔵⽂化財保管管理義務により、保管管理は出土し
た地域の⾏政が保管管理する事となっており、協業センター・体育館プレハブ・押⽔図書館等に分散し保管管理を
⾏ってきました。
このうち、協業センターは⽼朽化がすすみ、鉄骨の腐⾷・風⾬の侵⼊など、保存管理上望ましくない状態にあること
や、押⽔図書館の廃止により、国が定める指針に則した新たな保管施設の確保・整備が課題となっています。
この他、宝達志⽔町が管理者として指定されている、国・県・町指定史跡に対し、県内外からの来訪者より管理に
ついての苦情があり、環境整備の対応を求められています。
3 目標⼜は改善策
押⽔図書館については図書館の統廃合に伴い空き施設となる事から、埋蔵⽂化財保管・公開施設としての使⽤を
検討するとともに、⽂化庁が実施する「地域の特色ある埋蔵⽂化財活⽤事業」において、既存施設の改修で「宝達
志⽔町埋蔵⽂化財センターもしくは出土品管理センター」として再利⽤できるよう、施設の⽤途変更に求められる基
本設計等を早期に進めます。
この他、町が管理者に指定されている国・県・町⽂化財の管理公開について、環境整備を進めます。
・「末森城跡」登⼭道の⼀部修復、景観の確保
・町指定⽂化財説明看板の設置
・国指定を目指す⽂化財については、県⽂化財課・⽂化庁記念物課の指導のもと活動を継続
4 成果及び評価
○ 図書館から埋⽂施設への⽤途変更に関して、県及び⽂科省より「同⼀⽂教施設」としての利活⽤であることから
10⽉に許可通知を受けたほか、補助⾦の返還についても必要としない旨連絡を受けた。
施設の再利⽤に先⽴ち、新耐震基準には適合していることの確認調査を受け、耐震補強を⾏わなくとも利⽤可能
との判定であったが、建築後30年が経過し、「建築基準法」「消防法」「⾼齢者、障害者等の移動等の円滑化の促
進に関する法律」に抵触する設備について県・建築主事からの指摘があり、指導を受けて法的問題に対応する基本
設計を実施した。
○ ⽂化庁が実施する「地域の特色ある埋蔵⽂化財活⽤事業」での補助事業採択を目指したが、全国から同事業
に対しての補助事業申請が多数提出され、⽂化庁ヒアリングにおいて「国の規定にある50%補助から、20〜25%補
助」での事業対応を求められたことから、町財政負担についての協議・調整を⾏った結果、早期の補助事業について
は断念し、翌年度以降で50%の補助事業採択を目指す事とした。
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○ 末森城跡の登⼭道の実施
豪⾬被害による土砂崩れや、路肩の損傷により⾞両通⾏の出来なくなっていた区域において、崩落土砂の撤去や
⼤型土嚢で作業道復旧を⾏い軽トラまでの通⾏を可能とした。【⽯川県指定史跡の現状変更申請を⾏い、許可を
得て実施。】
城郭訪問者の歩⾏安全のための作業道の補修実施。
崩落していた本丸礎⽯の引上げ等の実施。【⼆の丸下まで引き上げ実施】
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