第 25 回全国小学生作文コンクール 「わたしたちのまちのおまわりさん」 読売新聞社賞(低学年の部) タイトル:に王立ちのおまわりさん 氏 名:今村 文佑乃 小学校名:福岡県 久留米市立大橋小学校 二年 「うわぁ。今日も目がひかってる。 」 小学校のおうだんほどうの前で、ドォーンとに王さまみたいに立って、車をにらんでる。 あの目でにらまれたらこわいよ。ドキッとしちゃう。わるいことやしんごうむしなんかし てないんだけど、ギョッとする。 しんごうが青にかわったら、すばやく右左右を見て右手の白いぼうをのばす。 「おはようございます。気をつけてね。 」 大きくてあかるい元気な声がひびく。 「あれっ。 」 おまわりさんは、にこにこえがお。すっごくやさしそう。 わたしもまけずに 「おはようございます。いってきます。 」 と、大きな声であいさつする。 なんだかとってもいい気もち。あんしんしてどうろをわたって学校に行く。おまわりさ んは学校の門をくぐるまで、ずっとみおくってくれる。 ふしぎだなあ。だって、さっきまでこわいかおをしていたのに、ぱっとにこにこえがお になるなんて。おまわりさんは、コロコロかおがまわっているのかな。百めんそうなのか な。きっとにらめっこが上手だよ。 おまわりさんにみおくってもらうと、ホッとする。あったかい気もちになって学校でた くさんかつどうできる。あんしんして学校に行って、お友だちと元気いっぱいうんどう場 をはしり回って、あそぶことができる。 わたしたちがあんしんできるように、あんぜんに見まもってくれているおまわりさん。 雨の日も風の日もあつくてたまらない日もいつもいつも、ありがとう。 いつか、にらめっこしてね。
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