新幹線駅舎の デザインコンセプトについて

新幹線駅舎の
デザインコンセプトについて
敦
賀
市
平 成 2 8 年 12 月
(1)デザインコンセプトの選定
デザインコンセプト候補案
No.1
歴史、自然、市民を紡ぐみんなの交流拠点
No.2
伝統と未来をつなぐきらめく駅
No.3
天空から見る歴史ある港と街の見える駅
No.4
海と山に囲まれた自然いっぱいの駅
No.5
空にうかぶえき
ラピュタえき
デザインコンセプト案
空にうかぶ
~自然に囲まれ、港を望む駅~
<専門部会での意見>
デザインガイドライン専門部会では、駅周辺整備構想策定委員会、市議会新幹線対策
特別委員会及びワークショップにて賛同する意見が多かった No.3、No.4、No.5 の合作を
視野に検討を行った。
・港と街の「見える駅」よりは、港と街を「望む駅」の方が良い。(No.3)
・
「港」
「海」という声がワークショップ等で多く挙がっているので外せない。
(No.3、No.4)
・敦賀に「自然」はいっぱいある。駅舎から見る景色は自然に囲まれている。(No.4)
・「空にうかぶ」はメッセージ力が強い。(No.5)
・敦賀といえば「港」である。(No.3)
・フレーズを「港」で留めておいて、想像のなかで「歴史ある港」
「人道の港」
「欧亜国際
連絡列車」等のイメージを膨らませるようにしたほうがよい。(No.3)
・
「空にうかぶ」で一度切った方が、非常にインパクトがあるため、
「えき」を取る方がよ
い。(No.5)
・「港」を見るのは敦賀そのもの。「街」を取った方がよい。(No.3)
(2)新幹線駅舎のデザイン全体に係わるデザインガイドライン
専門部会の意見
・敦賀の宝は自然であり、高いところからの眺めも良いと思う。駅舎の
外観は風景の邪魔にならず、かつ特徴的なデザインにしてほしい。
・既存の駅舎に接続する高架橋(連絡通路)も風景に調和するよう配慮
すべきである。
・オルパークのバックに新幹線駅舎ができることも配慮する必要がある。
・新幹線ホームに降りて、街に出るまでの連絡通路が長いので、そのデ
ザインは非常に大切である。「港」を感じさせる演出があると良い。
・No.5のその他要望にもあるように「夏は涼しく、冬は暖かくしてほ
しい。
」というのは、「快適な駅舎」という観点で、重要な視点である。
・コンコース(中央広場)のデザインも大切である。敦賀をアピールでき
るようなデザインを要望するとよい。
新幹線駅舎全体に関する意見については、とりまとめて、デザインコン
セプトと合せて鉄道・運輸機構へ要望する予定です。
今後のスケジュールについて
(1)今年度のスケジュール
•駅舎の位置や高さ等の情報を示した上で、広くデザインコ
ンセプトを公募しました。
7月
(募集期間:7月 12 日(火)~7 月 31 日(日))
Gatu
•応募の中から敦賀駅周辺デザインガイドライン専門部会で
デザインコンセプトを5案に絞り込みました。
8月
(8 月 31 日(水))
Gatu
9~11月
•駅周辺整備構想策定委員会、市議会新幹線対策特別委員会、
ワークショップ等を活用し、5案のデザインコンセプト
(案)に対する意見を伺います。
(委員会 9 月 21 日(水),ワークショップ 11 月 17 日(木))
Gatu
11月
•意見を踏まえ敦賀駅周辺デザインガイドライン専門部会に
おいて、デザインコンセプト(案)を作成します。
(11 月 24 日(木))
Gatu
12月
•委員会及び市議会新幹線対策特別委員会等に結果を報告し、
デザインコンセプトを決定します。
(12 月 13 日(火))
Gatu
1月
•敦賀市より鉄道・運輸機構に新幹線敦賀駅舎のデザインコ
ンセプトを要望します。
(2)デザインコンセプト要望後のスケジュール
デザインコンセプト要望後は、鉄道・運輸機構よりデザインコンセプトを
踏まえたデザイン素案(駅外観パース)が複数案示されますので、委員会等
の意見を伺いながら、デザイン推薦案を決定し、鉄道・運輸機構へ提出しま
す。
平成29年度
実施予定
(鉄道・運輸機構資料)
(3)北陸新幹線駅のデザインコンセプトとデザイン素案の例
(鉄道・運輸機構資料)