エコパーク 21 の放流水の放流先の変更に伴う生活環境影響調査の取り扱いについて エコパーク 21 の放流水の放流先を河川放流から大和川流域下水へ変更することにあたり、廃棄 物処理施設生活環境影響調査指針基づき、調査内容を確認した結果、調査対象項目について環境 の変化がないことから、生活環境影響調査の必要はない。 対象施設の設置者の氏名 設置者 奈良県生駒市東新町 8 番 38 号 生駒市長 小紫 雅史 対象施設の名称 エコパーク21 対象施設の設置場所 奈良県生駒市北田原町 2476 番地 8 対象施設の種類 汚泥再生処理センター(変更なし) 対象施設において処理する一般廃棄物の種類 し尿及び浄化槽汚泥(変更なし) 対象処理施設の処理能力 80kl/日(変更なし) 対象施設の維持管理に関する計画 エコパーク 21 の処理水について、これまでの河川放流から公共下水道への放流に切り替える。 また、エコパーク 21 の水処理工程は、公共下水道への放流基準を満たす汚泥濃縮槽までの処理 とし、新たに設けるバイパス配管を経由し公共下水道へ放流することとし、この変更に伴い限外 ろ過装置、活性炭吸着塔等の設備は停止し、撤去せずに保管する。 なお、汚泥処理については、従来どおり汚泥のリサイクル処理を実施する。 生活環境影響調査項目の選定 調査項目の選定は、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部発行の「廃棄物処理施設生活環 境影響調査指針(平成18年9月) 」に従い実施した。 その結果、下記の表1「生活環境影響要因と生活環境響調査項目マトリックス」のとおり、全 ての項目において選定しないこととなった。 表1 生活環境影響要因と生活環境響調査項目マトリックス 生活環境影響要因 調査事項 生活環境影響調査項目 大 大気質 施設からの 施設の稼動 処理水の放流 施設からの し尿等の運搬 悪臭の漏洩 車両の走行 気 二酸化窒素(NO2) (選定しない) 浮遊粒子状物質(SPM) (選定しない) 環 騒音 騒音レベル (選定しない) (選定しない) 境 振動 振動レベル (選定しない) (選定しない) 悪臭 水 環 境 水質 特定悪臭物質濃度 (選定しない) 臭気指数(臭気濃度) 生物化学的酸素要求量(BOD) (選定しない) 浮遊物質量(SS) (選定しない) その他必要な項目 (選定しない) 注)○ :調査項目として選定したもの。(今回は選定なし) (選定しない):影響の発生が想定されないため調査項目として選定しなかったもの。 空欄: 「廃棄物処理施設生活環境影響調査指針」において標準的な例として選択されないもの。 選定しなかった項目及びその理由 選定しなかった環境影響調査項目及び剪定しなかった理由を表2に示す。 表2 選定しなかった項目及びその理由 項 目 大気環境 選定しなかった理由 大気質 し尿等の運搬車両の走行は、今回の変更にあたっては変動がないため選定 しなかった。 騒音 汚泥再生処理センターの稼働に伴う騒音は、今回の変更にあたっては変動 がない(減少する)ため選定しなかった。 振動 汚泥再生処理センターの稼働に伴う振動は、今回の変更にあたっては変動 がない(減少する)ため選定しなかった。 悪臭 汚泥再生処理センターの臭突からの排気及び施設からの悪臭の漏洩による 周辺環境への影響は、今回の変更にあたっては変動がないため選定しなか った。 水環境 水質 汚泥再生処理センターからの排水は、下水道放流となるため選定しなかっ た。また、雨水排水については、今回の変更にあたっては変動がないため 選定しなかった。
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