フランスの地 公共団体におけるPPP・コンセッション

基調講演
「フランスの地 ⽅ 公 共 団 体 におけるPPP・コンセッション」
リヨン市 ⻑ ジェラール・コロン⽒
【司 会 】
それでは、早 速 、基 調 講 演 に移 らせていただきます。
本 ⽇ は、フランスのリヨン市 からジェラール・コロン市 ⻑ にお越 しいただいております。
初 めに、ジェラール・コロン市 ⻑ の略 歴 を御 紹 介 させていただきます。市 ⻑ は、1947年 にお⽣ まれにな
り、1977年 のリヨン市 議 会 議 員 に選 出 されて以 降 、ローヌ県 下 院 議 員 、リヨン市 9区 区 ⻑ などを経 て、
2001年 より現 職 でありますリヨン市 ⻑ 並 びにグランドリヨン議 ⻑ を務 められています。
本 ⽇ は「フランスの地 ⽅ 公 共 団 体 におけるPPP・コンセッション」と題 しまして、御 講 演 いただきます。講
演 は同 時 通 訳 で⾏ わせていただきますので、皆 様 のお⼿ 元 にございますヘッドセットをおつけください。
それでは、コロン市 ⻑ 、よろしくお願 いいたします。
【リヨン市 ⻑ ジェラール・コロン⽒ 】
内 閣 府 ⽊ 下 審 議 官 、⽇ 本 政 策 投 資 銀 ⾏ 地 下 常 務 、御 臨 席 の皆 様 、親 愛 なる友 ⼈ の皆 様 、
本 ⽇ 、この⽔ 道 事 業 における官 ⺠ 連 携 のハイレベルシンポジウムで発 表 できることを⼤ 変 名 誉 に思 って
おります。
御 存 知 のように、リヨンと⽇ 本 の間 には19世 紀 半 ばに⽇ 本 の港 が外 国 に開 かれた時 代 からの古 い
関 係 があります。横 浜 港 が開 港 された時 代 から私 たちの都 市 リヨンと貴 国 ⽇ 本 は強 い絆 で結 ばれ、友
情 と真 の信 頼 関 係 を築 き、経 済 、⼤ 学 、⽂ 化 と、数 多 くの分 野 で協 ⼒ してまいりました。横 浜 とリヨン
は姉 妹 都 市 協 定 を結 んでおりますので、横 浜 市 とはさらに進 んでソリューションを共 有 し、経 験 を交 換 し
ております。そして、こうしたことは私 たちを極 めて豊 かにしてくれます。なぜなら、アジアでもヨーロッパでも都
市 はしばしば同 じ課 題 や挑 戦 に直 ⾯ しているからです。互 いに学 び合 うことは多 く、私 たちは今 後 もそう
していくべきでしょう。皆 様 、こういった理 由 から私 は本 ⽇ ここにいることを⼤ 変 うれしく思 っております。しか
も、⼤ 都 市 の未 来 にとって極 めて重 要 と思 われる⽔ 道 事 業 というテーマを取 り上 げておられるだけに、⼀
層 そう感 じます。
世 界 で⽔ というのは重 要 な問 題 であります。歴 史 の中 で、⼤ 都 市 は、常 に効 率 の良 い導 ⽔ 路 網 を
整 備 する中 で発 展 してまいりました。また、下 ⽔ 道 網 も整 備 してまいりました。私 は若 いときにはラテン語
とギリシア語 の教 師 でしたので、例 えばローマの歴 史 を知 っております。導 ⽔ 路 網 はローマ時 代 から既 に
官 ⺠ 連 携 の形 で建 設 されていたのです。今 ⽇ でもなお、⽔ の事 業 は必 要 不 可 ⽋ です。現 在 は⽔ の供
給 を確 保 する必 要 もありますが、同 時 に、都 市 部 における⼈ ⼝ と産 業 の集 中 によってますます⾼ まる汚
染 のリスクにも対 処 しなければなりません。
私 の友 ⼈ でもあるフランスのアカデミー会 員 のエリック・オルセナは次 のように書 いています。「⽔ は、他 と
異 なる商 品 であり、効 率 だけを考 えて⽣ 産 ・供 給 すればよいものではない。⽔ は⽣ 命 に⽋ かせないもの
である。したがって、為 政 者 は常 に⽔ を⽀ 配 するのだ」。私 も同 感 です。⽔ は宝 物 であり、余 りにも重 要
な資 源 であり、政 府 がそれに対 する関 ⼼ を失 うことはあり得 ません。したがって、リヨンで私 は常 に、⾃ 治
体 が、フランス語 ではブルーゴールド、「⽔ ⾊ の⾦ 」とも呼 べる⽔ の管 理 に積 極 的 な役 割 を担 うことを望 ん
できました。
発 表 の細 部 に⼊ る前 に、フランスでは、⾃ 治 体 、最 近 ではますます広 域 ⾏ 政 組 織 が⽔ の⽣ 産 、配
⽔ 、下 ⽔ 処 理 の責 務 を担 っていることをまず申 し上 げておきます。これらの任 務 を遂 ⾏ するには、市 役
所 の職 員 が直 接 管 理 するレジー(公 営 形 式 )か、あるいは全 体 もしくは⼀ 部 の業 務 を⺠ 間 に委 託 す
る⽅ 式 かを選 択 できます。しかし、現 在 ではフランスの3分 の2の⾃ 治 体 が後 者 、すなわち⺠ 間 委 託
⽅ 式 を選 んでいます。
その点 でリヨンのモデルは興 味 深 いものです。と申 しますのも、リヨンは歴 史 を通 じて様 々な管 理 形 態
を経 験 してきたからです。80年 以 上 、公 務 員 たちが配 ⽔ あるいは下 ⽔ 処 理 などを⾏ っていました。この
間 、⼈ ⼝ は停 滞 したのですが、⾮ 常 に⼤ きく近 代 化 が⾏ われました。配 ⽔ 網 や中 継 所 を設 置 し、導
管 を強 化 して近 代 的 になりました。1980年 代 は新 しい時 代 を告 げるものでしたが、この時 代 は、また多
くの計 画 が作 成 された時 代 です。リヨンの⼈ ⼝ が⼤ 幅 に増 加 することも⾒ 込 まれていました。したがって、
何 が何 でも設 備 投 資 をし、新 しい取 ⽔ 場 を建 設 しなければなりませんでした。しかし、それにはコストがか
かります。当 時 、債 務 や財 政 の危 機 が語 られ始 め、⾃ 治 体 だけでは担 うことができませんでした。このよう
な状 況 の中 で、⺠ 間 に声 をかけることが決 定 されたのです。
⽇ 本 の議 論 というのは、時 々は難 しいかもしれませんが、何 しろフランスでのことですから、こういった議
論 が起 こるときは⼤ 変 に複 雑 で厄 介 なものです。我 々フランス⼈ はイデオロギー的 な議 論 が⼤ 好 きです
から、⽔ 事 業 の問 題 というのは⾮ 常 に困 難 な問 題 でありました。
しかし、最 終 的 には1986年 に契 約 が結 ばれ、30年 間 、リヨン都 市 圏 の⽔ 道 事 業 を⺠ 間 事 業 者 に
委 託 することになりました。2001年 にリヨン市 ⻑ となった私 は、この契 約 を受 け継 ぎ、この契 約 の経 過 を
⾒ て、もちろん成 果 があるということがわかりました。サービスの質 はよく、ある種 の反 応 ⼒ もあり、ユーザー
に対 するサービスもありました。しかし、その限 界 も⾒ えました。徐 々に公 共 事 業 体 としてのサービス能 ⼒
が失 われているということ、そしてこの契 約 をきちんと管 理 することが⾮ 常 に難 しくなっていたわけです。だか
らこそ、2010年 代 の初 め、新 しい管 理 形 態 を選 択 することが問 題 となったとき、私 は、掘 り下 げた調 査
を実 施 するように命 じました。つまり、公 営 の場 合 のメリット、⺠ 間 に委 託 する場 合 のメリットは何 かを調
べるように指 ⽰ したわけです。
もちろん直 営 に戻 るという選 択 肢 がありましたが、私 は個 ⼈ 的 にはこれには賛 成 しておりませんでした。
なぜなら、この分 野 においては⺠ 間 セクターのほうがノウハウと柔 軟 性 を持 っており、そしてまた、現 ⾏ のイ
ノベーションになれ親 しんでいると思 ったのです。公 共 セクターはそうはいかないからです。しかし、それでも⼀
応 この問 題 を検 討 いたしました。私 としてもきちんとした回 答 を得 られるように担 保 したかったのです。
その結 果 、配 ⽔ 網 の複 雑 さから技 術 的 に直 営 のレジー⽅ 式 への回 帰 は難 しく、また1,000万 ユーロ
を超 える移 ⾏ コストがかかるために財 政 的 にも⾼ 額 につくという判 断 が下 されました。したがって、直 営 公
営 ⽅ 式 は排 除 されました。そうなりますと、⺠ 間 セクターへの⽔ 事 業 の委 託 となります。私 は、当 初 からそ
れがよい選 択 肢 だと考 えておりました。しかし、条 件 がありました。過 去 の過 ちを繰 り返 してはならないから
です。そしてまた、先 ほど引 ⽤ したエリック・オルセナの⾔ 葉 をかりれば、為 政 者 が⼿ 綱 を離 してはならない
ということです。
したがって、検 討 チームの⼈ たちと極 めて⾼ い⽬ 標 を掲 げた仕 様 書 を作 成 いたしました。これは現 在 、
フランスやヨーロッパの多 くの都 市 が参 照 するものとなっています。公 共 サービスを⺠ 間 に委 託 するときは、
⻑ 期 にわたる掘 り下 げた調 査 が必 要 だと思 います。そして、きちんとした仕 様 書 をつくり、そこで双 ⽅ の権
利 と義 務 を定 義 するべきだと思 っています。
1点 ⽬ の条 件 ですが、受 託 者 に新 しい⽔ 源 を探 す調 査 を要 請 しました。私 たちの町 の中 に新 しい
⽔ 源 を探 してもらいたかったのです。確 かに⽔ 道 施 設 は質 の⾼ い配 ⽔ を確 保 すべきですが、また将 来 を
も⾒ 据 えたものであらねばなりませんでした。現 在 のリヨンの⽔ 源 はローヌ川 だけです。もしローヌ川 が汚 染
されれば、この河 川 だけに依 存 することは⼤ きな問 題 を引 き起 こします。したがって、⽔ 道 事 業 を安 全 な
ものにするために、受 託 業 者 に、リヨンを横 切 る2つ⽬ の川 、ソーヌ川 からも取 ⽔ できないか調 査 するよう
検 討 してもらうことにしました。
2点 ⽬ は、⻑ 期 的 な観 点 というものです。我 々は常 に⽔ の供 給 に関 して⻑ 期 的 な視 野 を持 つという
ことに⼼ を砕 いてきました。それは配 ⽔ 網 についても同 じです。新 しい受 託 業 者 は、配 ⽔ 網 、とりわけ導
管 に関 して年 間 25%、投 資 を増 加 する約 束 をしてくれました。つまり、年 間 2,500万 ユーロの投 資 から
3,300万 ユーロの投 資 に引 き上 げられたということです。さらに、私 が⽔ の主 権 と呼 ぶものを保 障 するため
に、⽔ 道 施 設 の主 要 な構 成 要 素 である⼤ 型 配 管 は、これは直 径 150㎜以 上 のものでありますが、リヨ
ン⼤ 都 市 圏 (メトロポール)⾃ ⾝ が直 営 で改 修 ⼯ 事 をすることになりました。その後 は受 託 業 者 が管
理 を⾏ うことになっています。この混 合 ⽅ 式 によって官 ⺠ のいいとこ取 りを実 現 できるはずであり、理 論 的
には過 去 数 年 の有 効 率 を、今 後 、技 術 的 、経 済 的 に最 適 なレベル、バランス、コストパフォーマンスなど
にすることができると思 っております。
3点 ⽬ としまして、もう⼀ つの選 考 基 準 を導 ⼊ したいと考 えました。経 済 悪 化 のあおりを受 けたヨーロ
ッパは随 分 景 気 の問 題 がありましたので、購 買 ⼒ が低 下 してしまった住 ⺠ のために⽔ 道 料 ⾦ の引 き下
げをしたいと考 えました。これまでリヨンの⽔ はフランスの中 では⽐ 較 的 料 ⾦ が⾼ く、これが続 いてはいけな
いということで、新 しい契 約 では従 量 料 ⾦ ベースで20%の引 き下 げ、それから、25%から35%の基 本
料 ⾦ の引 き下 げを図 りたいと考 えました。今 、リヨンは⽔ が安 い⾃ 治 体 の⼀ つになって、我 々のサービスは
よいサービスとして認 識 されるようになったわけです。
4点 ⽬ の選 考 基 準 としては、イノベーションです。都 市 サービス、都 市 整 備 事 業 というのは、デジタル
⾰ 命 、ビッグデータ等 によって⼤ きな変 化 が急 速 に起 こった分 野 でもあります。御 存 じのように、スマートグ
リッドにポテンシャルがあるということ、リアルタイムで電 気 使 ⽤ 量 をモニタリングできて、再 ⽣ エネルギーをエ
ネルギーミックスに加 えられるという時 代 が来 ました。そして、すばらしい変 化 が⽔ 道 のスマートグリッドにもあ
り、将 来 にはリアルタイムで使 ⽤ 量 をモニターできる可 能 性 があるということです。そのことによりまして、⼈
が現 場 に⾏ かなくても漏 ⽔ を探 知 することができます。さらに、このことによって⼈ ⼿ がかかる作 業 を効 率
的 に⾏ え、サービスの質 向 上 につながります。リヨンはこの技 術 ⾰ 新 の最 先 端 にいたいと考 えています。
そのために、我 々の受 託 者 に対 しまして、⾮ 常 にプロアクティブに動 いてほしい、スマート化 を進 めてほし
いと求 めています。Veoliaは、本 ⽇ 同 ⾏ してくれていますが、5,000万 ユーロをこのスマート化 に投 資 す
る約 束 をしてくれています。そして、新 しいシステム、Hubloというシステムですが、初 めてのシステムとしまし
て、上 ⽔ 網 の総 合 的 探 知 システムを導 ⼊ することができました。2018年 までの間 に1万 個 のスマートメ
ーターをコネクテッドデバ イ スとし て設 置 し、ま た5,500個 の漏 ⽔ 探 知 セン サーを設 置 します 。それ 以 外 も、
⽔ の品 質 を管 理 するための数 百 個 のセンサーを導 ⼊ する予 定 でございます。これはまさにPPPによるメリ
ットだと考 えています。常 にイノベーションが起 こり、そしてリヨンを新 しいスマートな上 ⽔ 制 度 を持 てる都 市
にするということです。
最 後 に、この選 考 基 準 以 外 にも強 調 しておきたいことがございます。私 ども、特 に契 約 条 件 について
検 討 いたしました。特 にこの中 から2つの点 、契 約 期 間 と契 約 後 の原 状 回 復 義 務 について条 件 を設 け
ました。
まず、期 間 についてお話 しします。前 回 の契 約 ですと30年 契 約 でございました。契 約 がこのように⻑ い
と競 争 原 理 がなかなか働 かないということ、特 にコストの⾯ 、質 の⾯ でも⾔ えることでした。そのことによって
私 どもは契 約 モデルを変 えまして、契 約 期 間 をこれよりかなり短 い8年 に下 げました。このことにより、バラ
ンスがとれる状 況 が獲 得 できるようになりました。受 託 者 も⻑ い⽬ で事 業 が⾏ え、同 時 に健 全 な競 争 が
促 されます。というのは、それぞれの受 託 者 が次 の契 約 を獲 得 するためには、⾼ い成 果 を上 げ、かつ技
術 ⾰ 新 も⾏ わなくてはいけないということを⾃ 覚 するからです。それは世 界 や欧 州 の最 良 の⽅ 式 でなくて
はならないし、オペレーターは常 に新 しい技 術 を導 ⼊ し、我 々を驚 かせてくれなくてはいけないわけです。
また、もう⼀ 点 、重 要 な条 件 は、原 状 回 復 義 務 です。これは⼤ きな鍵 でした。技 術 的 な⾯ で制 限 が
起 こり、これ以 上 は新 しい変 更 ができなくなるというところができてきます。というのは、システムを変 えなくて
はいけなくなるからです。この原 状 回 復 義 務 を設 けることによって、契 約 が終 わったときにも新 しい受 託 者
にうまく委 託 できるようにと考 えたわけです。たとえこれが直 接 の運 営 であっても変 更 できるようにしようと考
えました。このことによって⾃ 治 体 が決 定 権 を持 つことができますから、⾃ 治 体 の代 表 、⾸ ⻑ にとってこれ
は⾮ 常 に重 要 な点 です。特 に公 共 サービスを⺠ 間 に委 託 する場 合 は、どのように公 共 がそれを管 理 し、
指 揮 をしていくかということ、そしてサービスは⺠ 間 から提 供 してもらうというやり⽅ になるわけで、技 術 的 に
受 託 者 には施 設 についてさまざまな制 限 がかかってきます。ただ、これはやはり選 択 の⾃ 由 と効 率 のため
には仕 ⽅ がないことだと考 えています。
こうした規 定 があることによりまして、市 内 でも技 術 的 なサービスを⾼ 能 ⼒ に確 保 することができるよう
になりました。ですから、皆 様 ⽅ の⾃ 治 体 の中 にも技 術 者 を抱 えておかなくてはいけません。⺠ 間 企 業 の
技 術 者 と⼗ 分 に対 話 ができる能 ⼒ を持 ち、受 託 者 との関 係 をきちんとつなげる技 術 陣 を持 つ必 要 があ
ります。また、⾃ 治 体 側 が契 約 を管 理 し、評 価 することが必 要 です。メトロポール・リヨンにおきましては、
このことによりまして、⾮ 常 に能 ⼒ の⾼ い⽔ 道 部 ⾨ を確 保 しています。⽔ 道 部 ⾨ の職 員 というのは、リヨ
ンの⽔ 道 の学 校 と呼 ばれ、世 界 で評 価 されている⽔ 道 に関 する⼀ 連 の研 修 を全 員 受 けており、このこ
とによって⼒ をつけているわけです。
⽔ 道 の職 員 の能 ⼒ が⾼ いもう⼀ つの理 由 があります。これは常 に我 々の浄 ⽔ 場 の監 視 を担 当 して
いるからです。このことによって⾮ 常 に強 い⼒ を持 っています。これは3.5億 ユーロの投 資 が10年 間 で必
要 になりますが、このことによって市 の中 に⽔ 道 に関 する技 術 を持 ち続 けることができるわけです。これは
PPP成 功 の鍵 と⾔ ってもいいでしょう。
官 ⺠ のよいところを組 み合 わせつつも、パートナーシップの中 で健 全 な競 争 ⼒ 、競 争 意 識 を⽣ むことが
でき、⺠ 間 は様 々な施 設 を沢 ⼭ つくることができます。これは官 と⺠ を組 み合 わせた賢 い政 策 ではないか
と思 っております。リヨンは⽔ の供 給 と上 ⽔ の未 来 を⼗ 分 に担 保 しているからです。このような考 え⽅ 、哲
学 をこうやってお話 しすることによって、⽔ 道 分 野 におきましてこの考 え⽅ を適 ⽤ するだけでなく、ほかの分
野 にもこの考 え⽅ を使 うことができるということを強 調 しておきたいと思 います。例 えばごみの収 集 でも同 じ
ことですし、それ以 外 にも、地 域 暖 房 、清 掃 ⾯ でも⾔ えます。官 ⺠ がそれぞれの役 割 を⼗ 分 に果 たすと
いうことが⼤ 切 です。
また、都 市 計 画 についてもこの⽅ 式 が適 ⽤ できます。御 存 知 の⽅ がいらっしゃると思 います。リヨンのコン
フュランス地 区 の整 備 について、川 があって、⽔ の空 間 がありますが、この空 間 はもともと広 い荒 れ地 でし
た。ここに90万 ㎡の新 しい地 区 を整 備 中 です。この新 しい街 区 にさまざまな建 物 をつくりますが、⽇ 本 の
NEDOの皆 様 、東 芝 の皆 様 とともに新 しい街 区 を整 備 しております。
特 にHIKARIビルのプロジェクトというのは、ポジティブエネルギービルとして初 めてのものです。このような
例 は横 浜 でも同 じように導 ⼊ が進 んで、幾 つかのスマートグリッドの実 証 実 験 が⾏ われています。こちらは、
もっと⼤ きな実 証 実 験 、あるいはもっと⼤ きな地 域 を使 っていますが、9階 のビルの中 に住 宅 、オフィス、
商 業 施 設 が⼊ っていまして、ポジティブエネルギーで電 気 を⽣ 産 することができ、電 気 ⾃ 動 ⾞ を使 ってカ
ーシェアリングの仕 組 みも導 ⼊ しております。これをやはり官 ⺠ のパートナーシップで、PPPで⾏ っております。
官 がまず全 体 の枠 組 みを決 め、指 揮 をとり、⺠ が実 施 していくというプロジェクトでございます。ヨーロッパで
はこれはお⼿ 本 だと思 われていまして、ヨーロッパ中 の⾃ 治 体 から⾒ 学 者 が来 ております。
私 ども、この⼊ 札 によりまして、東 芝 とNEDOとともに、これ以 外 の2つのヨーロッパの都 市 、ウィーンとミ
ュンヘンでもっとさらに進 んだ同 じようなスマート街 区 をつくる仕 事 に参 ⼊ することができました。コンフュラン
ス地 区 が⾮ 常 に象 徴 的 な街 区 として捉 えられて、これこそがPPPの成 功 例 と⾔ ってもよいでしょう。
また、PPPのモデルを経 済 分 野 に応 ⽤ しておりまして、グランドリヨンは、⾮ 常 に緊 密 な関 係 をとりなが
ら、企 業 、団 体 、⼤ 学 とともに、イノベーションが起 こりやすいような経 済 環 境 を整 えております。バイオテ
クノロジー、デジタル分 野 、クリーンテックの分 野 でイノベーションを起 こそうとしております。
フランスではよく⺠ 営 派 と国 営 派 の対 ⽴ というのがございます。ただ、この2つに境 ⽬ があってはいけな
い、裂 け⽬ があってはいけないと私 は考 えています。国 は推 進 ⼒ を与 え、リヨンモデルと呼 ばれているので
すが、リヨンはヨーロッパで最 も⼤ きいPPPの分 野 の先 進 的 な町 となることができました。リヨンはヨーロッパ
の都 市 のランキングで25番 ⽬ から10番 以 内 に、⾸ 都 が⼊ るようなリストの中 の10位 以 内 に⼊ ったわけ
です。というのは、リヨンがさまざまなパートナーシップを官 ⺠ の間 で⾏ うことができたからです。
先 ほど来 お話 がありましたように、⺠ 間 のお⾦ は⾮ 常 にありがたいものですので、それを有 効 に使 って、
この原 理 を働 かせなくてはいけないと思 っています。公 共 のお⾦ 1ユーロに、7ユーロ、8ユーロの⺠ 間 の
お⾦ を加 えていくことによって全 体 の⾦ 額 を⼤ きくしていくことができるわけです。これが⼤ きな推 進 ⼒ にな
っていきます。
私 は、皆 様 ⽅ とともにこのモデルを共 有 したいと考 えております。このパートナーシップモデルは⾮ 常 に効
率 のよいモデルでございます。世 界 の将 来 、特 に⼤ 都 市 の将 来 は、このようなやり⽅ でいくのではないかと
考 えております。もちろん⽔ の浄 化 、ごみ、町 をきれいにしていく、さまざまなモビリティー、省 エネ、気 候 変
動 に対 する課 題 もございますが、このことによってさまざまな課 題 を乗 り越 えて、官 ⺠ ⼀ 体 になって仕 事 を
していくことができると考 えております。ありがとうございました。
【司 会 】
コロン市 ⻑ 、どうもありがとうございました。
それでは、ここで質 疑 応 答 に移 りたいと思 います。フランスのリヨン市 ⻑ がわざわざお越 しくださっています
ので、とても貴 重 な機 会 ですから、ぜひ質 問 があるという⽅ は挙 ⼿ をお願 いいたします。係 の者 がマイクを
持 って伺 いますので、まず御 ⾃ ⾝ の御 所 属 とお名 前 をおっしゃってから御 質 問 をお願 いいたします。
【質 問 者 ①】
リヨン市 の⽔ 事 業 におきまして、もし契 約 上 に規 定 されていないことで⼤ 変 ⼤ きな費 ⽤ 負 担 が発 ⽣ し、
これが⺠ 間 の負 担 ということになってしまって、その⺠ 間 の企 業 は破 綻 するという状 況 がそこにあったとした
場 合 、その状 況 においてリヨン市 としてその費 ⽤ を負 担 するのか、それとも⺠ 間 の企 業 に負 担 をさせて企
業 が破 綻 するのを⾒ 守 るのか、どちらの選 択 をされるのでしょうか。これはPPPの哲 学 として伺 いたいと思
います。
【リヨン市 ⻑ ジェラール・コロン⽒ 】
先 ほど申 し上 げた仕 様 書 というのは極 めて詳 細 に規 定 されております。つまり、我 々の仕 様 書 は時 に
は何 千 ページにもわたることがあり、できるだけのケースを想 定 するように、どのような状 況 にも応 えられるよ
うにしております。先 ほども申 し上 げましたが、明 快 に限 界 といったものも規 定 しております。公 的 な権 ⼒
に関 するものか、公 的 なセクトに属 するものか、⺠ 間 に属 するものかということで、理 論 的 にははっきりと境
界 があります。
ただ、実 際 に、⺠ 間 事 業 者 にサービスを委 託 する場 合 は、やはり⼤ ⼿ のグループに委 託 したほうがい
いと思 います。⼤ ⼿ のグループが受 託 者 であれば、皆 さんの期 待 に応 えることができると思 います。例 えば
⼩ さな空 間 だけを整 備 するということでしたら、その整 備 は中 ⼩ 企 業 に委 ねることもできるでしょうが、⼤ き
な⼤ 都 市 圏 、リヨンのような⼤ 都 市 圏 の配 ⽔ 網 を整 備 するとなると⼤ ⼿ グループに委 託 するほうがいい
わけです。今 回 はVeoliaがパートナーとなっておりますが、Veoliaは世 界 的 なメジャーであります。極 端
な状 況 、核 戦 争 、そういったことでもない限 り、Veoliaが破 綻 する、突 然 に消 えるということはないと思 っ
ております。極 端 なシナリオがあった場 合 は、契 約 をどうするか、費 ⽤ をどうするかということよりももっと⼤ き
な問 題 が先 に来 ると思 います。ですから、PPPに関 しては明 快 な規 定 があれば、そんなにリスクはないと思
います。
先 ほどの御 質 問 に対 してもう少 しお答 えすると、PPPを全 てに関 して適 ⽤ しているわけではありません。
最 近 、例 えば私 どもはサッカー競 技 場 をリヨンで建 設 いたしました。フランスの多 くの都 市 では、競 技 場 を
PPPのモデルでもって建 設 しておりますが、我 々はPPPの⽅ 式 はやめようと考 えました。なぜでしょうか。フラ
ンスの法 的 なPPPという概 念 によりますと、サッカーチームの成 果 に結 びつけられるのです。そこのサッカーチ
ームがすごく強 くてお⾦ をもうけるかもしれませんが、地 元 のチームが負 けてしまって損 するかもしれない。我
々、メトロポール・リヨンとしてはここでの責 任 を明 快 に限 定 することにいたしました。つまり、地 元 のサッカー
チームが⾃ 分 のクラブに関 して4億 5,000万 ユーロ投 資 する。しかし、路 ⾯ 電 ⾞ や駐 ⾞ 場 、アクセスす
る道 路 、これは2億 ユーロでしたが、それは⾃ 治 体 の⽅ がつくるということになりました。そうすればきちんと
リスクが限 定 されます。我 々はリスクを冒 すようなことには乗 り出 したくなかったのです。⾃ 治 体 のリスクはと
りたくありませんでした。そういったことによって⾃ 治 体 が余 計 なリスクを冒 すことはなく、常 にテーマに応 じて
どのようなリスクがあるかということを⼗ 分 検 討 しております。
【司 会 】
御 質 問 ありがとうございました。続 いて、御 質 問 のある⽅ はいらっしゃいませんでしょうか。
【質 問 者 ②】
御 講 演 の中 で、⽔ は効 率 だけを考 えればいいわけではない、命 の⽔ というキーワードがありましたが、
我 々が今 後 、⽔ 道 のコンセッション、そういったものの検 討 を進 めるときに、まさに命 の⽔ というところを、今
まで公 共 がやってきた⽔ 道 でありますので、気 にされる議 員 さんや市 ⺠ の⽅ も多 いと思 います。そういった
⽅ 々に何 か納 得 されるような働 きかけをされたのか、もしされたのであればどういう御 説 明 をされたのか、伺
いたいのが1つ⽬ です。
2つ⽬ が、浄 ⽔ 場 の監 視 を市 の職 員 がやっていて、能 ⼒ がしっかり維 持 できているというお話 がありま
した。それ専 ⽤ の職 員 をリヨン市 のほうで常 に採 ⽤ しているのか、それとも事 業 者 のほうに⼀ 回 派 遣 のよ
うなことをやって、現 場 経 験 を積 ませて戻 して、そういった監 視 に当 たらせているのか、どちらなのか、それを
お伺 いしたいと思 います。
【リヨン市 ⻑ ジェラール・コロン⽒ 】
1つ⽬ の御 質 問 ですが、先 ほど申 し上 げたように、例 えば⼈ の問 題 、浄 化 された⽔ を供 給 すること、
安 い⽔ 道 料 ⾦ で提 供 すること、これは短 期 的 な課 題 です。
2番 ⽬ の課 題 として、上 ⽔ 網 が確 実 に配 ⽔ できるものでなければいけない、漏 ⽔ があってはいけない
ということです。⽔ は貴 重 ですので、漏 ⽔ がないようにしなくてはならないということ、先 ほど来 お話 ししてい
ますように、管 路 の管 理 と設 備 投 資 、⾼ いレベルでの投 資 ということ、それから、センサーをつけて漏 ⽔ が
あればすぐに探 知 できるようにしていること、こういうシステムを導 ⼊ することによりまして無 駄 をなくすことが
でき、損 失 がなくなります。
3番 ⽬ の課 題 は、安 ⼼ ・安 全 の問 題 です。取 ⽔ 場 の安 ⼼ ・安 全 を保 証 すること、さまざまな⽔ 源 か
らとれるようにしなくてはいけないということも安 ⼼ ・安 全 にかかわっていると思 います。1カ所 の⽔ 源 しかな
ければ、もし地 下 ⽔ が汚 染 した場 合 には⽔ が汚 れてしまう可 能 性 があります。何 かが混 ⼊ したりする可
能 性 があるわけです。これは⼤ きな問 題 です。
2つ⽬ の御 質 問 にお答 えいたします。この点 につきましては、企 業 は⾃ 分 たちの職 員 に責 任 を持 って
いるということ、リヨン市 のほうは監 視 する⽴ 場 にあるということです。⾼ 効 率 で質 の⾼ いサービスを提 供 し
ているかどうかを監 視 するわけです。私 どものほうにそういうセクションがあるわけです。どのぐらいの国 で
Veoliaが仕 事 をしているかどうかわかりませんし、ほかの同 業 他 社 が、さまざまな国 で公 共 都 市 サービス
を提 供 している会 社 があると思 いますが、さまざまな国 で活 動 している会 社 だと思 います。こういう⺠ 間 企
業 は⾃ 分 たちの職 員 を⼗ 分 に研 修 する能 ⼒ を持 っています。リヨン市 ではVeoliaの研 修 センターがあり
まして、ここでVeoliaがVeoliaの職 員 の研 修 を⾏ っています。フランスは⾮ 常 に失 業 率 が⾼ いわけです
が、仕 事 がなかなか⾒ つからない⼈ たちのためにここで研 修 を受 けさせることができます。会 社 の⼈ 間 の研
修 を⾏ っているだけでなく、それ以 外 の求 職 中 の⼈ たちに対 しても職 が⾒ つかるように研 修 を⾏ うという
社 会 的 な役 割 も担 っています。
【司 会 】
続 きまして、御 質 問 のある⽅ はいらっしゃいますか。
【質 問 者 ③】
質 問 させていただきたいのですが、⽇ 本 でコンセッションを導 ⼊ するときに、外 の⽅ が⼊ 札 してくると地
元 のもともと仕 事 をとっていた⽅ の仕 事 がなくなるという懸 念 がされて、その辺 で反 対 みたいな声 も出 てき
てしまう。そういったものに対 してどういった配 慮 とか対 応 をされているのか、お聞 かせいただければと思 いま
す。
【リヨン市 ⻑ ジェラール・コロン⽒ 】
地 元 の企 業 あるいは事 業 者 の問 題 というのは⾮ 常 に複 雑 な問 題 であります。もし⾃ 治 体 で地 元 の
企 業 だけを対 象 とするとすれば、それ以 外 の⾃ 治 体 でもやはり⾃ 分 の地 元 の企 業 だけを対 象 にしたいと
いうことになります。そうすると皆 さんの⾃ 治 体 の企 業 はその⾃ 治 体 のテリトリーでしか事 業 ができなくなる
かもしれません。もし皆 さんの⾃ 治 体 が⼤ 都 市 だったとしても、ほかに多 くの都 市 圏 があるとなりますと、そ
の企 業 ⾃ 体 の発 展 の限 界 にもなります。
我 々は次 のように考 えております。私 たちの世 界 は⽐ 較 的 オープンな世 界 であり、経 済 はグローバルな
経 済 となっております。したがって、我 々の地 域 の中 ⼩ 企 業 のためには、ローカルなというよりも⼩ 規 模 な
事 業 に関 しての配 慮 をしています。契 約 はいろいろ分 けることができるわけです。つまり、⼤ きなプロジェク
トでしたら、もちろん⼩ さな企 業 は応 札 できないでしょう。しかし、細 かい契 約 で多 くの企 業 が応 札 できる
ような部 ⾨ もあるわけです。ただ、地 元 の企 業 を優 先 するということだけは⾔ えないと思 います。
最 近 、そういった議 論 は起 きています。フランスでも私 たちの地 域 でもそういった地 元 企 業 を優 先 しろと
いう議 論 はあります。この分 野 においては地 元 の企 業 だけを採 ⽤ しろと、ある政 治 家 が⾔ ったのですが、
すぐにフランスの他 の地 域 の政 治 家 たちが、そっちが市 場 を閉 めるのだったら俺 たちの⾃ 治 体 も閉 鎖 する
と。となりますと、経 済 的 にパフォーマンスのよかったテリトリーが皆 、閉 鎖 的 になってしまうわけです。もちろ
んそうなりますと幾 つかの問 題 が⽣ じてしまいます。
私 は、結 構 、世 界 各 地 を旅 しており ますが、完 全 に閉 鎖 的 な 国 というのは⻑ 期 的 に困 難 に陥 ります 。
ここで、⽇ 本 の政 府 、政 治 について云 々申 し上 げる気 はございませんが、安 倍 晋 三 ⾸ 相 はどちらかという
とインフラの⼤ 改 ⾰ をなさることを決 定 したのだと思 います。そして、それを⼤ きく競 合 に開 かせていきたいと
お考 えになったのだと思 います。⾃ ら中 に閉 じこもる、世 界 の競 合 に直 ⾯ しないということはむしろ発 展 に
対 する抑 制 ⼒ となります。やはりオープンな市 場 の⽅ がよろしいのではないでしょうか。
アメリカが失 墜 した理 由 はそれではないかと思 います。随 分 アメリカは閉 鎖 的 になりました。アメリカにい
た企 業 はもちろんきちんと事 業 は展 開 していたのですが、随 分 テクノロジー上 のおくれが出 てきました。軍
事 は別 ですけれども、他 の国 々に対 して随 分 おくれをとった分 野 があります。余 りにもそこでの遅 れが⼤ き
くなったので、世 界 の他 の国 とのずれが出 てしまったということがあります。
我 々は、東 ドイツのライプチヒと姉 妹 提 携 を結 んでおります。東 ⻄ ドイツにまだ分 かれていたときには、ラ
イプ チ ヒは 東 ドイツの 重 要 な経 済 都 市 でし た 。 東 ⻄ ドイツが 再 統 ⼀ さ れ たと き 、ラ イプ チ ヒの 企 業 は当 時 、
東 ドイツの花 形 産 業 だったのですが、全 部 失 墜 してしまいました。というのは、東 ドイツの企 業 というのは
技 術 的 におくれをとっていたのです。⻄ ヨーロッパの企 業 との技 術 上 の差 が余 りにも⼤ きかったので、抵 抗
することができなかったのです。私 はいつも、他 との競 合 こそが刺 激 を与 え、そして前 進 できると思 っており
ます。⾃ 分 が持 っているものだけで満 ⾜ してしまえば前 進 できないと思 っております。
【司 会 】
ありがとうございます。
まだ御 質 問 されたい⽅ もいらっしゃると思 いますが、⼤ 変 恐 縮 ですが、お時 間 となってしまいましたので、
このあたりで終 了 させていただきます。
そして、コロン市 ⻑ は公 務 の都 合 がございますので、こちらで退 席 とさせていただきます。本 ⽇ はわざわ
ざフランスよりお越 しいただきまして、まことにありがとうございました。ジェラール・コロン市 ⻑ でした。⼤ きな
拍 ⼿ をお願 いいたします。
【リヨン市 ⻑ ジェラール・コロン⽒ 】
ありがとうございました。