入賞・入選作品
高校生の部
川端康成文学館
俳 句 コンクール
平成 28 年度
茨木市立
大 賞
田島 涼香 １年生
筆ペンの先がわれだすそぞろ寒
優 秀 賞
やわらかに咲いて乱れる曼珠沙華 馬場 海人 １年生
審査員賞
１年生
野 利優 １年生
空見上げ祖母思い出す墓参
特別審査員賞
女郎花伊豆の踊子私だね
北本 樹
この空の涯はどこまで秋の昼
夕陽の安土城跡みなし栗
桜舞う君の背中を追いかけて
大塚 智貴
１年生
田賀農 京佑 １年生
建部 礼人
１年生
髙宮 有希乃 １年生
佳 作
迷い子が持ち歩くもの猫じゃらし
白井 創
汗よりも涙しょっぱい道着かな
君想ふ心を隠し林檎切る
爽やかな風にふかれて一人旅
夕月夜そよ風が吹く帰り道
今彼も見てるでしょうかこの冬空
見てうれし踏んで楽しい霜柱
店先の風鈴の音が心地良く
道端にほのかに香る金木犀
路地裏や氷菓子屋のベルの音
秋の夜君の見る夢僕の夢
赤と黄の世界広がる秋の道
西川 雄基
山本 将大
神村 汐音
仲田 彩乃
永長 雅
坂元
池田 匠吾
平井 亜依
１年生
１年生
１年生
１年生
１年生
２年生
２年生
三津野 真緒 ２年生
森下 実咲
１年生
清野 美花希 １年生
常本 岳宏
１年生
３年生
３年生
露草やセーラー服の襟褪せて
やわらかにまちをそめゆく秋の色
でこぼこにカーテンゆれる秋の風
始まりは小さな出合い鳳仙花
でこぼこの道を歩いて栗拾い
やわらかに川を流れるもみじかな
真っ白に部屋の壁紙変えて秋
やわらかにささる言葉や秋の暮
真っすぐに言えない思い残る虫
やわらかな風で目覚める秋の朝
やわらかに飛ぶ鳥を見て秋惜しむ
真っ白に汚れて帰る運動会
秋高したった二文字が言えなくて
伴野 奈央 ３年生
梅田 穂香 １年生
大宮 海斗 １年生
小野 誠也 １年生
大原 駿輝 １年生
和田 皐靖 １年生
田中 智也 １年生
久保田 俊 １年生
河本 龍哉 １年生
辻村 理紗 １年生
武内 風葵 １年生
國近 公平 １年生
岡本 綾佳 １年生
２年生
先生の声とおくなる秋の昼
真っ直ぐなまなざしあびる運動会
山本 芽依
入 選
秋夕焼揺れる草木と恋心