堺市博物館 連続講座「堺とさかい」 平成28年度後期「堺とヒト」を開催します

堺市報道提供資料
平成28年12月6日提供
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文化観光局 博物館 学芸課
072-245-6201
072-245-6263
堺市博物館 連続講座「堺とさかい」
平成28年度後期「堺とヒト」を開催します
堺市博物館では、連続講座「堺とさかい」平成28年度後期「堺とヒト」を下記のとおり開催いた
します。
堺の日本の歴史上での特色は、「クロス・ポイント」という言葉で言い表すことができます。戦国時
代において堺は日本と海外との門戸であったように、歴史上の「結節点」と深いつながりがあると言
えるからです。
そこで、堺が、「クロス・ポイント」と深いつながりを持つということを連続講座で、市民の皆さん
との意見交換なども交えて解き明かしていきたいと考え、共通テーマを「堺とさかい(=クロス・ポ
イント)」としました。
さらに、「堺とさかい」の視点から、堺の町、都市・堺の歴史そのものを掘り起こす内容や、文化と
文化の結節点など、さまざまな「クロス・ポイント」に関わる内容についても探求してまいります。
本連続講座を通じて、堺とはどのような町か、すなわち「堺の堺たる所以(ゆえん)」の理解を深め
ていただきます。
後期のテーマは「堺とヒト」です。
堺をめぐる歴史上での有名、無名を問わないさまざまな人物・事物・事象を、堺が持つ多様な「ク
ロス・ポイント」の異なる観点や側面から捉え直す時、新しい歴史像が描かれるかも知れません。
そこで、今回は、「堺とヒト」と題して、市民の皆さんにも馴染み深い歴史的人物を「クロス・ポイ
ント」の観点から見たとき、堺がどのように投影されているのか考慮しつつ、当館学芸員が講演いた
します。
また、特別講師に、堺の歴史に造詣の深い淺井允晶堺女子短期大学名誉教授をお招きして特別講座
も開催いたします。
記
1
開催日時、講師および演題 (各回各講座とも14時から15時30分まで)
第 1 回:平成28年12月24日(土)
講
師:堺市博物館学芸員
矢内 一磨
演
題:堺と一休宗純
内
容:戦国時代、有名な禅僧一休宗純(いっきゅうそうじゅん)に、「文化的『クロス・ポイ
ント』堺」の町衆が、いかなる影響を及ぼしたのかについて考えます。
第 2 回:平成29年1月14日(土)
講
師:堺市博物館学芸員
倉橋 昌之
演
題:堺と千利休
内
容:「侘茶」の大成者として有名な千利休を、「経済的『クロス・ポイント』堺」の構成員
である堺商人として捉え直すことで見えてくる、従来とは異なる利休像について考察
します。
第 3 回:平成29年1月28日(土)
講
師:堺市博物館学芸員
安達 智美
演
題:堺と与謝野晶子
容:歌人のみならず評論活動、教育、古典研究の分野でも活躍した与謝野晶子は、堺の文
内
化人河井酔茗(かわいすいめい)なども会員であった堺の文学会に入会していました。
当時の堺ではどのような文学が展開されていたのかなどから、「社会環境的『クロス・
ポイント』堺」が、晶子に及ぼした影響について考えます。
特別講座:平成29年2月25日(土)
特別講師:堺女子短期大学名誉教授
淺井 允晶(あさいのぶあき) 先生
演
題:堺と小林安石‐幕末堺の蘭学事情‐
容:1980年5月のWHOによる世界根絶宣言まで人類に恐怖を与え続けて伝染病「天
内
然痘」。この病に対する唯一の予防法で牛痘を利用した「種痘(しゅとう)」法を上方
で普及させた人物として、大阪大学医学部の源流にあたる適塾の緒方洪庵(おがたこ
うあん)が著名ですが、実は、堺にも緒方洪庵と共に「種痘」法の普及に尽力した医
師小林安石(こばやしあんせき:1794年~1854年)が居たのです。
小林安石の存在に光を当てられた淺井允晶先生のご研究から、幕末堺の蘭学事情を通
じて、幕末期の「クロス・ポイント」堺について、ご講演いただきます。
2 会
場
堺市博物館 地階博物館ホール
(大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内)
交通:JR阪和線・「百舌鳥駅」 下車 徒歩6分
南海バス・「堺市博物館前」下車 徒歩4分
3
定
員
各回各講座とも先着100人
4
参 加 費
無料(展示を観覧される場合は、別途観覧料が必要です。)
5
参加方法
事前申し込み不要。当日直接会場へお越しください(先着順)。
6
スピンオフ企画
名
称:連続講座「堺とさかい」フィールドワーク
テ ー マ:「古代の人々からの遺産‐百舌鳥古墳群‐を体感しよう!」
内
容:古墳時代の「政治・文化的『クロス・ポイント』堺」の代表的遺産で、ユネスコの
世界文化遺産登録をめざす「百舌鳥古墳群」を自分自身で歩いて、そのスケールや
価値を体感していただきます。
時:平成29年3月20日(月・祝日)
日
13時出発、15時30分解散。
講
師:堺市博物館学芸員
橘
泉
行 き 先:堺市博物館~大仙公園内の古墳~履中天皇陵古墳~仁徳天皇陵古墳
~堺市博物館(解散)
参 加 費:無料
参加対象:小学生以上(小学生は必ず保護者同伴。)
定
員:30人(先着順)
申込方法:平成29年2月16日(木)10時から電話でのみ受け付けます。
1回線の電話で4人まで受け付けます。
7 主
催
堺市博物館
〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁
直通:072-245-6201
大仙公園内
堺市博物館 連続講座“堺とさかい”
平成28年度後期
「堺とヒト」
堺とはどのような町?
堺の日本史上での
特色とは何?
ード…それは、クロ
ワ
ー
ス・ポ
キ
!
だ
」
イント
、歴史上の「結節点
堺市博物館
SAKAI CITY MUSEUM
「堺 とヒト」
平成28年度後期
堺の日本の歴史上での特色をひと言で言い表すと、
「クロス・ポイント」、つまり、歴史上の「結節点」と深いつながりが
あることといえます。そこで、堺が、
「クロス・ポイント」と深いつながりを持つということを連続講座で、市民の皆さんと
の意見交換なども交えて解き明かしていきたいと考え、共通テーマを「堺とさかい(=クロス・ポイント)」としました。
さらに、
「堺とさかい」の視点から、堺の町、都市・堺の歴史そのものを掘り起こす内容や、文化と文化の結節点など、さま
ざまな「クロス・ポイント」に関わる内容についても探求してまいります。
本連続講座を通じて、堺とはどのような町か、すなわち「堺の堺たる所以(ゆえん)」の理解を深めていただきたいと思い
ます。
∼後期のテーマ∼
堺をめぐる歴史上での有名、無名を問わないさまざまな人物・事物・事象を、堺が持つ多様な「クロス・ポイント」の異なる
観点や側面から捉え直す時、新しい歴史像が描かれるかも知れません。
今回は、
「堺とヒト」と題して、市民の皆さんにも馴染み深い歴史的人物を「クロス・ポイント」の観点から見たとき、堺がどの
ように投影されているのか考慮しつつ、当館学芸員が講演いたします。
また、特別講師に、堺の歴史に造詣の深い堺女子短期大学名誉教授淺井允晶先生をお招きして特別講座も開催いたします。
◆開催日、演題と講師 ※開催時間は14時∼15時30分を予定。
第1回:12月24日(土)「堺と一休宗純」 当館学芸員 矢内 一磨
内容:戦国時代、有名な禅僧一休宗純に「文化的『クロス・ポイント』堺」の町衆が、いかなる影響を及ぼしたのかについて考えます。
第2回: 1月14日(土)「堺と千利休」 当館学芸員 倉橋 昌之
内容:「侘茶」の大成者として有名な千利休を「経済的『クロス・ポイント』堺」の構成員である堺商人として捉え直すことで見えてくる、
異なる利休像について考えます。
第3回: 1月28日(土)「堺と与謝野晶子」当館学芸員 安達 智美
内容:歌人のみならず評論活動、教育、古典研究の分野でも活躍した与謝野晶子は、堺の文化人河井酔茗なども会員であった堺の
文学会に入会していました。当時の堺ではどのような文学が展開されていたのかなどから、
「社会環境的『クロス・ポイント』堺」
が晶子に及ぼした影響について考えます。
特別講座:2月25日(土) 演題「堺と小林安石 ―幕末堺の蘭学事情―」
あさ い のぶ あき
特別講師:堺女子短期大学名誉教授 淺井
允晶 先生
内容:1980年5月のWHOによる世界根絶宣言まで人類に恐怖を与え続けた伝染病
「天然痘」。この病に対する唯一の予防法で牛痘を利用した「種痘」法を上方で普
及させた人物として、大阪大学医学部の源流にあたる適塾の緒方洪庵が著名です
が、実は、堺にも緒 方 洪 庵と共に「 種 痘 」法 の 普及に 尽力した医 師 小 林安石
(1794∼1854)が居たのです。
小林安石の存在に光を当てられた淺井允晶先生のご研究から、幕末堺の蘭学事情
を通じて、幕末期の「クロス・ポイント」堺についてご講演していただきます。
有料
有
料
駐車場
◆参 加 費 無料(展示を観覧される場合は、別途観覧料が必要です。)
◆参 加 方 法
直接会場へお越しください。
(当日先着順)
●開館時間 9時30分∼17時15分(入館は16時30分まで)
●休 館 日 月曜日(祝日・休日の場合は開館)、年末年始(今年は12月26日(月)
∼1月5日(木))
●観 覧 料 一般200円(160円)、高校大学生100円(70円)、小中学生50円(30円)
※( )内は20名以上の団体料金 ※堺市内在住・在学の小中学生は無料
※65歳以上の方、および障害のある方は無料(要証明書)
堺市博物館
SAKAI CITY MUSEUM
至中百舌鳥
バス停
堺市博物館前
◆会場と定員 当館地階博物館ホール(定員:先着100人)
◆交通案内
電 車 JR阪和線「百舌鳥」駅下車徒歩約6分
バ ス 南海高野線「堺東」駅から
南海バス(40系統・5系統で約10分)、
バス停「堺市博物館前」下車徒歩約4分
駐車場 大仙公園仁徳御陵駐車場(仁徳陵東南・有料)
〒590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
TEL.072(245)6201 FAX.072(245)6263
E-mail [email protected]
URL http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan
堺市博物館公式キャラクター
ハロー・ミュージアム:TEL.072(244)9898(博物館の展覧会などを24時間ご案内)
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