平成 28 年 11 月吉日 第 7 回 がん薬薬連携勉強会のお知らせ 時下、先生方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 この度下記要綱にて、がん薬薬連携勉強会を開催致します。ご多忙中とは存じますが、万障お繰り 合わせの上ご出席下さいますようお願い申し上げます。 記 日 場 時: 平成 28 年 12 月 15 日(木) 19:00~21:00 所: 相澤病院 ヤマサホール 大 情報提供: 「 特別講演: 19:00~19:30 情報提供(抗がん剤関連) 」 中外製薬株式会社 19:30~21:00 『 処方箋から見えてくる乳がん治療 』 長野県立木曽病院 薬剤科 がん薬物療法認定薬剤師 松原 重征 先生 当日はグループディスカッションを交えながら処方箋から推測される治療背景を読み取る力を付 け、明日からの患者指導に生かせる機会にしたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしてい ます。 ※本研修は「緩和薬物療法認定薬剤師の認定講習会(1 単位)」を申請しております。 シールをご希望の方は 30 円(釣り銭のないよう)をお願いいたします。 ※本研修は日本薬剤師会研修センター研修認定薬剤師制度の認定対象シール(1 単位)の対象です。 (認定シールが必要な方は受付時にお申し付け下さい。松本薬剤師会会員は無料、その他の方は 別途 500 円かかります。研修会自体の参加は無料です。) 駐車場:相澤病院 第 2 駐車場 にご駐車下さい。 駐車券を会場にお持ちいただき、無料券とお引き換え下さい。 【 本研修のJPALS研修コードは 20-2016-0152-101 です 】 -------------------出欠確認-------------------- 12 月 8 日(木)までにお申し込み下さい。 12 月 15 日(木)の研修会に参加致します。(人数: FAX:0263-35-9393 ご施設名 松本薬剤師会事務局 名) 宛 代表者ご芳名 ・本講演会にご参加を希望される方は、以下の個人情報のお取り扱いについてご同意いただいた上で、お申込みくださいますよう お願いいたします。 ・ご記入いただきました個人情報は、本講演会の出席者を把握し事務処理に使用する他、医薬品の適正使用に関する情報の提供、 収集に限り使用いたします。またご記入いただきました個人情報は、当社の規定に従い厳重に管理いたします。 ・当日は軽食をご用意させていただきます。 (共催)松本薬剤師会 中外製薬株式会社 会場・駐車場 会 場:相澤病院 駐車場:相澤病院 ヤマサホール 大 第 2 駐車場 (駐車券を会場にお持ちいただき、無料券とお引き換え下さい。) ヤマサホール 第 2 駐車場 入口 処方箋から見えてくる乳がん治療 ◆症例 39 歳女性 身長 160cm、体重 50kg 家族構成:夫(会社員) 、長男(11 歳)、二男(9 歳) 職業:食品スーパーのパート職員 【前回処方】 • イメンドカプセル 1 セット • デカドロン錠 4mg 2 錠 1 日 2 回朝昼食後 3 日分 • ファモチジン D 錠 20 ㎎ 2 錠 1 日 2 回朝夕食後 • ジプレキサ錠 2.5mg 1 錠 1 日 1 回就寝前 • ロラゼパム錠 0.5mg 1錠 3 日分 4 日分 治療前日夜と当日朝 【患者さんからの情報】 点滴は 3 週間に 1 回。今回で 3 回目です。あの赤い点滴があると思 うと、病院に行く前から気持ちが悪くなっちゃうの。体重も減ってきち ゃって。 【10 日後の処方】 • レボフロキサシン錠 500mg 1 錠 1 日 1 回 5 日分 発熱時 【患者さんからの情報】 今日は、熱があって、受診しました。血液検査をしたら「白血球が少なくなっていますね」 と言われました。先生が、 「抗生物質を出しておきますね。」って言っていました。 ◆ディスカッションⅠ ①この患者さんのがん化学療法(レジメン)は? 病名、処方、患者さん情報から推測してみよう (第 2 回勉強会を振り返ってみよう) ②10 日後の処方について、投薬の際にどのように説明しますか? 患者さんの状態と抗菌薬の処方意図、処方目的を推測してみよう 【8 年後】 • ゼローダ錠 300 12 錠 • タイケルブ錠 250mg 5 錠 1 日 1 回夕食後 21 日分 • ロペラミドカプセル 2C 下痢時 10 回分 • ヘパリン類似物質外用液 0.3% 50g 1 日 2~3 回塗布 • マイザー軟膏 10g 2 本 1 日 2 回塗布 1 日 2 回朝夕食後 14 日分 【患者さんからの情報】 今回から飲み薬による治療に変えましょうと先生からお話がありました。 ◆ディスカッションⅡ ①どのような副作用が予測されますか? ②上記副作用の対策は? ③投薬の際にどのように説明しますか? (※時間があれば、患者さんの気持ちや希望を想像して、話し合ってみましょう) ★ヒント 発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 乳癌診療ガイドライン①治療編 NCCN ガイドライン乳がん ゼローダ適正使用ガイド(乳がん) タイケルブ適正使用ガイド
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