インドでのアプライアンス事業の拡大について [PDF:79.6KB]

2016年12月06日
インドでのアプライアンス事業の拡大について
パナソニック株式会社は、急成長するインド市場でのアプライアンス事業のさらなる拡大に向け、現地ニーズを反映した商品開発を実現する
ため、冷蔵庫の現地生産を開始するとともにR&D機能の強化を行い、インドにおける開製販の現地化を加速します。
当社では、これまで、1990年より炊飯器、1996年よりテレビ、また2013年にはエアコンと洗濯機の現地生産を開始し、急伸する市場に対応
した商品を提供してきました。
今回、エアコン・洗濯機の製造を行うハリヤナ州ジャジャールのテクノパーク内にある既存建屋を活用し、2017年11月に年産約50万台規模
の冷蔵庫工場の竣工を予定しています。当社独自の強みを持つ省エネ機能や保鮮性、デザインに特化した付加価値カテゴリーの冷凍冷蔵
庫を、インド国内市場向けに2018年4月より販売します。
また、現地会社のインド アプライアンス社(APIN)に、 2つの技術部門で構成するインドR&Dセンターを設置します。インドでの現地密着商品
の開発加速のため、インド市場向けの商品設計を行っている設計部門を強化し、現地完結の商品開発を目指します。さらにTATA ELXSI
LIMITEDと連携し、バンガロールにオフショア開発部門を2017年4月に新設します。当部門では、インドの強みであるAIやロボティクス分野
の開発など、インド市場向けのみならず、日本をはじめとしたグローバル向けのアプライアンス商品開発を行います。
今回の取り組みで開製販の現地化を加速し、インド市場でのさらなるプレゼンス向上を図るとともに、インドをグループ全体の成長に向けた
大きな原動力と捉え、今後も積極的な事業展開を進めていきます。
■冷蔵庫工場
所在地
(予定)
生産品目
Technopark, Panasonic India Pvt. Ltd.
Industrial Plot No.1 Village Bid Dadri, Jhajjar-124 103. Haryana, INDIA
冷凍冷蔵庫
生産能力
500,000台/年(予定)
■インドR&Dセンター
(1)設計部門
業務内容
所在地
インド及び周辺国に向けた地域適格商品の設計(エアコン、洗濯機、冷蔵庫)
Technopark, Panasonic India Pvt. Ltd.
Industrial Plot No.1 Village Bid Dadri, Jhajjar-124 103. Haryana, INDIA
(2)オフショア開発部門
業務内容
所在地
業務委託先
日本や他地域に応用展開できる要素技術の開発
ITPB Road, Whitefield, Bangalore 560 048, Karnataka, INDIA
TATA ELXSI LIMITED
業務開始
1/2
2017年4月
【ご参考】
■インド アプライアンス社概要
社
長:山根久雄
所 在 地:Technopark, Panasonic India Pvt. Ltd.
Industrial Plot No.1 Village Bid Dadri, Jhajjar-124 103. Haryana, INDIA
設
立:2010年12月
事業概要:エアコン、洗濯機の製造・販売、冷蔵庫の販売
以上
プレスリリースの内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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