アナリスト・機関投資家向け四日市工場見学会 メモリ事業戦略 2016年12月7日 株式会社 東芝 執行役常務 ストレージ & デバイスソリューション社 メモリ事業部長 渡辺 友治 © 2016 Toshiba Corporation NAND市場動向 スマホとデータセンターが市場牽引、必要な投資をタイムリーに実行 市場規模 (ギガバイトベース) 700 ■2015年 世界市場シェア 15年を100とした場合 600 インテル(米) その他 3.2% 1.1% SKハイニックス(韓) 500 11.9% NAND 400 サムスン電子(韓) マイクロン(米) 32.6% 14.8% 300 WD(米) 200 SSD 100 0 '15 SSD '16 '17 リテール '18 モバイル '19 '20 その他 出典: 東芝 15.4% 東芝(日) 21.0% 出典: Gartner 16~18年度で8,600億円を計画、 急拡大する需要に対応 * 東芝は1999年より米WD/SanDisk社とNANDフラッシュ の共同開発・生産を行っています。 (WDは2016年にSanDiskを買収) © 2016 Toshiba Corporation 2 メモリ事業戦略 BiCS FLASH™およびSSD事業を加速し、売上高/営業利益を拡大 Top2以内の地位強化、シェア30%へ復帰 市場の伸び(年+約40%、Bitベース)を上回る伸長を目指す 売価ダウン(年25~30%)に追随できるコスト削減の追求 10,000 10,000 億円 9,500 9,000 9,000 8,000 8,000 SSD 7,466 7,000 7,000 6,000 6,000 NAND 5,000 5,000 4,000 3,000 16/3計画 16/11見込 FY16 16/3計画 16/11見込 FY18 © 2016 Toshiba Corporation 3 BiCS FLASH™事業戦略 64層サンプル・量産で市場を先行。生産キャパ拡大を実行中 多層化・大容量化で凌駕 スケジュール - 16/7 64層品サンプル出荷、 すでに量産投入開始済み - 他社に先行した製品投入 集積度 - 次世代BiCS FLASH™ 開発前倒し - 競合に対する優位性の 維持・拡大 開発強化のための環境整備 開発体制 開発センター - すぐれた開発リソース - 開発・製造の緊密な連携 - 製造 投資 - 積極的な投資の継続 ・BiCS FLASH™切替 ・新棟 効率化 - 高効率生産の追及 - 3D製造イノベーション - AI活用 開発技術者を集結、 新規メモリ開発加速 © 2016 Toshiba Corporation 4 SSD事業戦略 ラインアップ・サポート力強化により市場でのプレゼンスを確立 FY16~ 「強いNAND」で 製品ラインナップ強化 フルラインアップ化の推進 FY17~ FY18~ 「サポート力」による 顧客関係強化、販売増 「差異化」による さらなる成長 2016年5月 米国開発センター開設 米国開発センター (California州Folsom市) 約200人 (16年11月現在) - 重要データセンター顧客要求 フィードバック - ソフトウエア カスタマイズ © 2016 Toshiba Corporation 5 FY16 ストレージ&デバイスソリューション設備投資計画 計画通り2,850億円を実行 (発注ベース) その他 新棟 & 開発センター 16下発注分 1,954億円 BiCS切替 合計 2,850億円 (当初計画通り) 16上発注済み 896億円 1 © 2016 Toshiba Corporation 6 パートナーシップ 1999年から続くパートナーシップを継続 半導体アライアンスの中で最も成功した事例 共同開発によるイノベーション 世界最大のフラッシュメモリ工場での共同生産 フラッシュメモリ市場の拡大、発展に大きく貢献 © 2016 Toshiba Corporation 7 新たな成長のステージへ <新製造棟(外観イメージ)> 2017年2月 着工 2018年夏 第1期分竣工 人工知能(AI)を活用した 生産システム導入などにより さらなる生産性向上をめざす <開発センター(外観イメージ)> 2017年春頃 着工 2017年末頃 建物完成 分散していた開発部門を集結、 3次元フラッシュメモリや新規 メモリ(ReRAM、MRAM等)の 開発を加速 © 2016 Toshiba Corporation 8 注意事項 ●この資料には、当社グループの将来についての計画や戦略、業績に関する予想 及び見通しの記述が含まれています。 ●これらの記述は、過去の事実ではなく、当社が現時点で把握可能な情報から 判断した想定及び所信にもとづく見込みです。 ●当社グループはグローバル企業として市場環境等が大きく異なる国や地域で 広く事業活動を行っているため、実際の業績は、これに起因する多様なリスクや 不確実性(経済動向、エレクトロニクス業界における激しい競争、市場需要、 為替レート、税制や諸制度等がありますが、これに限りません。)により、当社 の予測とは大きく異なる可能性がありますので、ご承知おきください。 ●注記が無い限り、表記の数値は全て連結ベースの12ヶ月累計です。 © 2016 Toshiba Corporation 9
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