埼玉県中央地域メディカルコントロール協議会要綱 (目的) 第1条 この要綱は、地域住民の救命率向上のため、さいたま市地区及び中央地区の第 二次救急医療圏地域のメディカルコントロール体制について協議・調整し、その効果 的な運営を図ることを目的とする。 (会議の設置) 第2条 前条の目的を達成するため、中央地域メディカルコントロール協議会(以下「協 議会」という。)を設置する。 (構成) 第3条 協議会は、次に掲げる者(以下「委員」という。)をもって構成する。 (1)浦和、大宮、さいたま市与野、岩槻、上尾市及び北足立郡市医師会会長 (2)埼玉県中央地域メディカルコントロール協議会を構成する地域の救命救急セ ンターに所属し救急医療に精通する医師 (3)さいたま市及び中央地区第二次救急医療圏の救急告示医療機関に所属し救急 医療に精通する医師 (4)さいたま市及び鴻巣保健所長 (5)さいたま市、上尾市、伊奈町及び埼玉県央広域事務組合消防本部の職員 (6)埼玉県危機管理防災部消防防災課長 (7)埼玉県中央地域メディカルコントロール協議会を構成する地域において、 医療体制等を所管する行政職員 2 協議会に会長をおき、委員の互選により選出する。 3 会長は、協議会を代表し、会務を総理する。 4 会長の指名により、その職務を委員に代行させることができる。 5 第1項の規定にかかわらず、会長は適当と認める者を委員に選任することができる。 6 会長は必要に応じ、委員以外の者を出席させて意見を聞くことができる。 7 協議会の委員は、やむをえない場合代理者を出席させることができる。 (委員の任期) 第4条 委員の任期は、就任の日から2年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任 者の残任期間とする。 (会長の任期の特例) 第5条 会長は、任期満了後も後任の会長が就任するまでの間は、その職務を行うもの とする。 (幹事会) 第6条 会長は、必要に応じ協議会に幹事会を置くことができる。 2 幹事会の委員は、関係各行政機関の職員及び救急業務に関し学識のある者のうちか ら、会長が指名する。 1 (協議事項) 第7条 協議会は、次の事項について協議する。 (1)救急搬送・救急医療体制に係る調整に関すること。 (2)救急救命士に対する指示体制、救急救命士を含む救急隊員に対する指導・助言 体制の調整に関すること。 (3)救急救命士を含む救急隊員の研修受け入れ体制の調整に関すること。 (4)救急活動記録様式(検証票様式)の項目の策定に関すること。 (5)救急搬送・救急医療体制に係る検証に関すること。 (6)各種プロトコールの策定と検証結果に基づく修正に関すること。 (7)その他地域のプレホスピタル・ケアの向上に関すること。 (守秘義務) 第8条 委員及び協議会に出席した者は、協議会に関して知り得た秘密を漏らしてはな らない。その任期を退いた後も同様とする。 なお、協議会の公開、非公開については、会長がその都度決定する。 (事務局) 第9条 協議会の事務局を、さいたま市消防局に置く。 (作業部会) 第10条 協議会の円滑な運営を図るため、作業部会を置き、必要な事項は別に定める。 (委任) 第11条 この要綱に定めるもののほか、協議会の運営その他協議会に関し必要な事項 は、会長が定める。 附 則 この要綱は、平成14年12月19日から施行する。 附 則 この要綱は、平成17年 1月20日から施行する。 附 則 この要綱は、平成17年 6月 7日から施行する。 附 則 この要綱は、平成18年 4月 1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成22年 4月 1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成22年 8月 1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成28年 9月 1日から施行する。 2
© Copyright 2024 ExpyDoc