連合が Twitter 上で「#もしも定時で帰れたら」を募集

告知依頼■長時間労働
報道関係者各位
2016 年 12 月 8 日
日本労働組合総連合会
12/6・7 開催、長時間労働の相談ダイヤルに合わせ
連合が Twitter 上で「#もしも定時で帰れたら」を募集
つぶやき募集:12 月 8 日(木)~1 月 31 日(火)
~働く人も家族も恋人も、その思いをつぶやいて~
すべての働く人たちのために雇用と暮らしを守る取り組みを進める日本労働組合総連合会(東京都千代田
区、会長・神津里季生、以下「連合」)は、12 月 6 日(火)・7 日(水)、連合「STOP!長時間労働~あなたの働
き方は大丈夫?~」と題して、長時間労働に関する労働相談を受ける相談ダイヤルを全国で一斉に開催致し
ました。このたびこの相談ダイヤルにあわせ、「長時間労働がなければ、どのような生活を送りたいか」の声を
Twitter 上で集める「#もしも定時で帰れたら」を 12 月 8 日(木)より実施致します。
以前より労働相談ダイヤルには、長時間労働に悩む本人からの相談はもちろん、ご両親や配偶者等の家族
からの心配の声もあがっています。連合は、この Twitter の取組みを通じて、当事者だけに留まらず、ご家族は
じめ多くの方に長時間労働是正に関しての関心を高め、インターバル規制導入などの議論への呼び水になれ
ばと考えています。
■ 「#もしも定時で帰れたら」の募集について
20 代の大手広告代理店女性社員が過労自殺した事件など、長時間労働についてのニュースが飛び交うな
か、自分事として多くの方々がソーシャルメディアなどでの議論に参加しており、関心の高さを表しています。
また、連合なんでも労働相談ダイヤルへは家族から長時間労働を心配する相談も多く寄せられており、当事
者はもちろん、家族や恋人といった周囲の人々にとっても深刻な問題であることがうかがえます。
一方、虚偽求人問題に関し、連合が今年 10 月に、Twitter 上で『#ブラック求人あるある』を募集したところ
(※)、約 3 週間で 3,000 件を超える投稿が寄せられました。連合は、これらの投稿を労働者の声として労働政
策審議会で紹介しました。このように、連合は、労働者の代表として参加する雇用法制を議論する場に、一人
でも多くの労働者の声を届けてきました。
(※)虚偽求人問題の特設サイト・・・http://www.jtuc-rengo.or.jp/info/event/20161006/
また、連合は、なんでも労働相談ダイヤルの実施やインターバル規制導入議論などの取組みの一方、今回
の「#もしも定時で帰れたら」では、長時間労働がない日常を皆さんがどう過ごしたいのかを考えていただくきっ
かけを作り、その飾らない日常や思いを集め、SNS 上でシェアすることで、この問題解決への新たな原動力に
繋げられればと考えました。長時間労働・過重労働で悩む当事者だけの問題にとどめず、家族や同僚の方々
にも、大切な時間を再認識し、長時間労働問題への関心を持って頂ければと思います。また寄せられた投稿
は、今後の議論の場にも活かしていければと思います。
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■「#もしも定時で帰れたら」の概要
特設サイト:https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/event/20161208/
※サイトは 2016 年 12 月 8 日(木)午前 10 時より公開となります。
参加方法:
・ Twitter で「#もしも定時で帰れたら」をつけて、定時に帰れたらやりたい
ことをつぶやいてください。
・ 可能な方は、実際に帰っている「時刻」のわかる写真をつけて一緒に
投稿してください。
・ 寄せられた投稿を、特設サイト上でご紹介させて頂くこともあります。
期
間: 2016 年 12 月 8 日(木)~2017 年 1 月 31 日(火)
※期間は反響を見て延長する可能性もございます。
投稿イメージ:
「家族とゆっくりご飯を食べて、子どもと遊びたい #もしも定時で帰れたら」
「ひたすら寝だめしたい #もしも定時で帰れたら」
「洋服や雑貨をゆっくり買い物したい #もしも定時で帰れたら」
参考:長時間労働に関する労働相談ダイヤルの詳細
「STOP!長時間労働~あなたの働き方は大丈夫?~」
実施日時:2016 年 12 月 6 日(火)・7 日(水) 10:00~19:00
フリーダイヤル:0120-154-052(全国共通)
※発信地の都道府県にある地方連合会につながります。
携帯電話・スマホからも OK です。
特設ページ:https://www.jtuc-rengo.or.jp/campaign/data/zenkoku.pdf
結果集約:全国の相談件数等は、連合本部にて 12 月下旬にプレスリリース予定です。
相談ダイヤルでは長時間労働に悩む本人の声はもちろん、長時間労働・過重労働を心配する家族からも労働
相談が寄せられています。
<過去の相談事例>
○(妻からの相談)朝 6 時に家を出て、夜 11 時頃の帰宅が常態化している。持ち帰り残業もしている。土・日出
勤もあり、休日出勤した場合は振替休日扱いとなっているが、振替休日も取れない。(男性、40 代、正社員)
○(妻からの相談)2 年ほど前に管理職に登用された。管理職になったとき、会社の経営方針で 4 人いた管理
職が 1 名になり、全ての負荷がかかるようになった。それ以降、残業が多くなり、毎日帰宅が 23 時~24 時、
遅いときには深夜 1 時を過ぎている。休日出勤も月 2~3 回している。最近は夜もよく眠れない状態のようで、
そばで見ていると心身ともに限界を感じている。夫は責任感が強く、立場的に上の人にも相談できないよう
である。夫の身体のことがとても心配である。(男性、40 代、正社員、製造業)
【メディアお問い合わせ】 連合 PR 事務局(森下・山森・松本)
TEL:03-3407-5780 FAX:03-6805-0437 [email protected]
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