MOE’S INSIDE R EPORT content もえ のすること、 したいこと。 託児の 取り組みに ついて 萌福祉サービスがいま取り組んでいることや、 これからやりたいことをご紹介させていただきます。 今回は「託児の取り組みについて」お届けいたします。単純に子どもたちの様子をみること以外に どんなことを行っているのでしょうか? 親御さんに安心して働いて欲しい 「仕事をしたいけれど子どもの預け 先が見つからない」 「 預け先がない から仕事を探すこともままならない」 など、昨今の待機児童問題と併せ て、年齢の低い子どもがいるご家庭 の方が働きに行くということは身近 な問題です。 私たちはより多くの親御さんたち に安心して働いて欲しいと、1歳から 小学3年生までを受け入れる託児の 拡充を同一建物内や近隣建物など で図っています。 場合により夏冬長期休みに小学 4年生まで受け入れています。 看護師が常駐している事業所も ありますので、子どもの体調が崩れ た時には即座に看護師が観察して 親御さんに伝達、時間を置かずに受 診に繋げられる体制が構築されてい るのも安心できるのではと思います。 「ウェルフェアMOE」 に併設している託児所 「もえっこクラブ」 親のためにも、子どものためにも 世代を超えてコミュニケーションを取り、互いに刺激を与え合う 親からすると 「自分の都 合に 合ってくれる託児」ですが、当の 本人、子どもたちにとってはどうな のでしょうか? 遊んでお昼寝をしてというだけ ではただの託児施設に他なりま せん。私たちはせっかくお預かり するのだから、 ここに付加価値を 持たせてもいいのではと考えてい ます。 認知症ケアの側面としての託児 では介護施設として見た場合 これからの介護施設では外せな になり生活への意欲が高まると の託児施設はどういう位置づけ いテーマだと考えます。 言われていることから、世代を超 になるのでしょうか? いつも子どもたちの笑い声が えた交流は認知症ケアの有効な 少子高齢化、核家族化など地 聞こえる環境の中で、利用者様 手段ではないかと考えています。 域の結びつきが低下する現代に が昔あそびを教えたり、はたまた 利 用 者 様の心のケアや日常 おいて、子どもたちは社会性や思 語られる貴重な体験談は子ども 生活の改善、認知症ケアに至る いやりの心を身につけることがで たちの成長に大きな糧となるので まで、 日々の関わりでお互いが支 き、利用者様は生き甲斐や社会 はないでしょうか。 え合う存在になれば、 もっと力を 参加意識が芽生えるでしょう。 また認知症のお年寄りが子ど 引き出すことができ、地域の大き これら 「世代を超えた交流」は もと交流を深めると、感情が豊か な絆に繋がると思います。 具体的には未就学が就学する にあたっての下準備となる勉強 や、外部講師を招いての英会話 などを行えればと考えています。 またレクリエーション施設を備 えた施設もありますので、 そこで 思い切り体を動かしていただくな ど、子どもたちの将来に渡ってプ ラスになることを、積極的に取り 組んでいきたいと思います。
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