第1章 堺を知って、学んでみよう じん けん 交流を通じてあらゆる人権について 堺市立人権 ふれあいセンター 考える じん じん けん 相談 けん じん けん 人 権 ふれあいセンターは、人びとが交流し、人 権 問題について学び、 し せつ 考えるための施 設 です。みんながしあわせになれる社会をつくる わたし ために、私 たち一人ひとりが何をすればいいのか、いっしょに考え てみましょう。 「相談ホール」で する ふく し そう ごう は 、福 祉 や 進 路 に じん けん ついての総 合 生活相談や人 権 相 談、子育てや教育についての相談 よ やく せい べん ご し ( 予 約 制 )の ほか 、弁 護 士 による ほう りつ 法 律 相談(1人1回30分、無料) を 行っています。 身近な問題として考えるきっかけになれば じん けん 堺市立人権ふれあいセンター 副館長 への まつ じん けん けい はつ 舳松人権歴史館 啓発チーフ いの うえ かず き 井上 和希さん じん けん 人 権 ふれあいセンターは、市民が交流す じん けん る場であり、同 和 問 題や他 の人 権 課 題を きょ てん し せつ 自分の問題として学んでいただく拠 点 施 設 です。差別をなくすため、また、新たに生み じん けん 出さないためにも、人権について考え、正しい ち しき 知 識を持っていただきたいと思います。 交流 する しき じ 「スポーツ・文化交流ホール」では、青少年を対象 こう ざ にした交流事業や家族で学べる参加体験型の講 座 、 こう ざ 文化講座などを行い、市民の交流の場になっています。 また、文字の読み書きを学習する機会がなかった人 学ぶ しき じ が、識字教室 「堺識字・多文化共生学級“つどい”」 で仲間とともに学ん でいます。そこでは外国の人もいっしょに学んでおり、生まれ育った国 ちが り かい への まつ じん けん じん けん し りょう けいはつ し りょう さいげん も けい さつ や文化の違いを理解し合い、心を通わせています。 しょうかい 学習と啓発を目的として、写真や実物資料、再現模型などを使って紹介し ています。 かよ じん けん 「舳 松 人 権 歴史館」や「人 権 資 料・図書室」では、さまざまな人 権 問題の ほ ご しゃ つど また、児童図書も9,000冊ほどあり、子どもや保護者の集える場所にもなっています。 人と出会うことで、 学びの ポイント 交 流 って、 なぜ大事な のかな? ちが おたがいの違 いに 学びの ポイント 気づいて、わかり合 えるから大事なん みんながしあわせになれ る社会をつくるために何 をすればいいんだろう? だと思うよ。 おたがいのことを知り、わか への まつ さか た さん きち 舳 松村生まれの阪田三 どくがく しょう ぎ り合うことが 大 切だと思う は、 よ。そのためにも、いろいろ 独学で将棋を学びました。 さか た さん きち 阪田三 な人と交 流することや正し ち しき 記 念 室 で は 、そ の い知識を学んでいきたいね。 しょうかい 人生を紹介しています。 インタビュー ちが おたがいの違 いを知り 認 め合うことが大切 み と きょう じゅ 京都外国語大学 教授 ジェフ・バーグランドさん お問い合わせ 外国人と会って、 どう接したらいいかわからない、 という声を よく聞きます。たとえば日本の授 業 の前後に「起立、礼、着席」 じんけん ■ 堺市立人権ふれあいセンター というあいさつをしますが、アメリカでは 堺市堺区協和町2丁61-1 ☎ 072-245-2525 FAX 072-245-2535 【休館日】月曜(月曜が祝日、休日の場合は開館)、 年末年始 そのような習 慣 がありません。日本人は 始まりと終わりという節目を大切にする と聞いて、納 得 ができるわけです。大切 なのは違 いを知って、おたがいを理 解し 合うことです。 そうごう ふれあいフェアでは、学習の成果や自分たちの げき 生活を劇にして発表しました。 ● じんけん 総合生活相談・人権相談 し せつ ☎ 072-245-2530 (火∼土9:00∼17:30、ただし水曜日は20:00 まで、祝日等を除く) にちじょう じんけん ふく し ※日常生活での身近な問題や、人権の問題・福祉等の相談 5 しょうさい 施 設 の詳 細 は ホームページで 見てね! http://jinken-fureai.jp/ 6
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