平 成 二 十 八 年 十 一 月 二 十 二 日

太宰府市短歌ポスト第九十二期入選歌
四王寺の山並越えし涼風よ小鳥居小路を通り抜けゆく
白(井 道義)
安(達 奈津)
(
平成二十八年十一月二十二日)
寄り道の観世音寺にこぼれ萩風に吹かれて風にゆらめく
重( 郁子
詠(み人知らず
)
)
)
御笠川久方ぶりの秋日和逆さ宝満水面に憩う
宮(城 龍二
)
)
太宰府の絵馬に願うは合格祈願心におもうは恋愛成就
西(田 省三
)
若き日に夢を願いに太宰府へ叶いて20年後お礼参りに ・
・
・
・ 齋(藤 由紀
もくせいの金香漂う宰府路に異国の人のことば飛び交う
加(藤 流生
友人の笑顔が浮かぶ旅の空心穏やか太宰府の秋
古の情緒あふれる太宰府で確かに感じる梅と人情
)
出 羽
齋(藤 政一
シルバーウィーク
出羽の民 銀 週 間 で筑前へ纏う着物は北国ならでは
)
)
齋(藤 真左樹
橋(本 蘭
田(川 綾乃
)
隧道を抜けてお石の茶居に居て餅喰い偲ぶ太吉の心
千年の歴史をうつす月光に道真公へ想いをうつす
小・
中学生の部
神無月道真公に会えなくてまたくるだろうこの太宰府に