特記仕様書 1 適 用 本仕様書は佐賀県バス停位置情報調査等業務

特記仕様書
1 適 用
本仕様書は佐賀県バス停位置情報調査等業務について、その業務範囲を示す。
2 目 的
本県においては、路線バスの利用促進のため、バス時刻表、路線情報、バス停情報、バ
ス位置情報等の交通情報を収集・整理し、広く県民等が活用できる環境を構築することと
している。
このため、路線バス事業者(佐賀市交通局、西鉄バス佐賀、昭和自動車、祐徳バス、JR
九州バス、西肥自動車を指す。以下「事業者」という。
)が佐賀県内において設置又は使用
している全てのバス停(以下、「調査対象バス停」という。)の位置情報等について調査を
行い、バス停の情報を整理することを目的とする。
3 場 所
佐賀県内一円
4 業務期間
契約の日から平成 29 年 3 月 21 日まで
5 委託内容及び条件
(1)調査対象バス停について、次に掲げる項目の調査
ア バス停名称、読み
イ
上り、下り等の別(東西南北等の別)※同一名称バス停で上り・下り等に分かれて
バス停ポールがある場合は区別する。
ウ バス停を使用する事業者名及び系統番号・名称
オ バス停の座標(経度緯度)
カ バス停屋根の有無
キ ベンチの有無
ク 風よけの有無
※本業務における位置情報(経度緯度)の調査にあたっては、相対測位が可能なGPS
測量機器を用いること。
(2)バス停ポール等の現況写真の撮影
※バス停ポール毎に2枚撮影。1枚はバス停全体の写真とし、ベンチや屋根がある場合
はこれらも写真内に入るように撮影する。もう1枚は、バス停名称がわかるようにポー
ル(バス停名称や時刻表等)にフォーカスすること。ただし、事業者が別であることに
より複数のポールが概ね同位置に設置されている場合は、同一バス停とみなし、複数の
ポールが1枚に収まるように撮影する。
(3)バス停の GIS データの作成
バス停の位置情報を使って GIS データ(Shape 形式のポイントデータ)を作成する。
(な
お、作成したデータは、QGIS(http://qgis.org/)で読み書き可能とすること。)
6 成果品
成果品は次の電子データとし、いずれも CD-ROM 等の電子媒体に格納すること。
ア 全バス停分について下表に定める項目を一覧表形式で入力したエクセルデータ。
項目
形式等
備考
通し番号
数字
バス停 ID
英数字
同一名称のバス停は同じ ID とする。
枝番
数字
上り、下り、東西南北等で枝番を付与。
バス停名称
文字列
バス停名よみ
文字列
経度
数値
十進法による。
緯度
数値
十進法による。
屋根の有無
数字(0、1)
あり=1、なし=0
ベンチの有無
数字(0、1)
あり=1、なし=0
風よけの有無
数字(0、1)
あり=1、なし=0
事業者使用フラ
数字(0、1)
6事業者について、バス停を使用する場合を
1、なし=0 で表記する。
グ(6事業者分)
系統番号・名称
文字列
当該バス停を通る系統の番号・名称を記載。
複数ある場合は、カラムを分けて入力する。
イ バス停の現況写真の画像データ(JPG 等)
。なお、画像データのファイル名はアの項
目における「バス停 ID」-「枝番」-1 または-2 とする(ファイル名の文字数が同じに
なるよう、バス停 ID 及び枝番は桁数を揃えること。)。なお、-1 はバス停の全体写真、
-2 はバス停名にフォーカスした写真とする。
ウ バス停の GIS データ(Shape 形式のポイントデータ)
。なお、当該データの DBF フ
ァイルには、アの表に掲げる情報も搭載すること。