四国中央市二要素認証システム構築業務企画提案実施要領 平成 28 年

四国中央市二要素認証システム構築業務企画提案実施要領
平成 28 年 12 月
四国中央市
企画提案実施要領
四国中央市二要素認証システム構築業務企画提案実施要領
1.目的
この要領は、四国中央市二要素認証システム構築業務に係る公募型プロポーザルに関して、
参加資格のある者が企画提案を行うため必要な事項を定めたものである。
2.業務の概要
(1) 業務の名称
四国中央市二要素認証システム構築業務
(2) 履行期間
契約締結日の翌日から平成 29 年2月 24 日まで
※運用開始:平成 29 年3月1日予定
(3) 業務の内容
マイナンバーを取り扱う事務用端末のセキュリティ強化の一環として、現行のパスワード
方式に加え、生体認証を用いて二要素認証を管理するシステムを構築する。また、既存の四
国中央市庁内ネットワーク情報共有認証基盤を有効活用し、包括的なセキュリティ対策を実
施する。
3.事業者の選定
本業務に係る事業者の選定は、四国中央市二要素認証システム選定委員会(以下「委員会」
という。)において、この要領に基づいて総合的に評価し、最も優れた企画提案を行った者を
優先交渉権者として選定する。
4.事務局
四国中央市 総務部 情報政策課 (担当:石川・篠原)
〒799-0497 愛媛県四国中央市三島宮川4丁目6番 55 号
電話:0896-28-6204
FAX :0896-28-6179
E-mail:[email protected]
5.提案者に求められる参加資格要件
本企画提案の参加者は、次に掲げる要件をすべて満たすこと。
(1) 参加表明書の提出期日までに、市に平成 27・28 年度建設工事等入札参加資格審査申請書
(業務委託)を提出し、入札参加資格を有する者であること。
(2) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しない者であるこ
と。
(3) 公告の日から契約締結日までの間に、四国中央市建設工事指名停止措置要綱(平成 16 年
四国中央市告示第 35 号)による指名停止措置を受けている者でないこと。
(4) 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)の規定による更生手続開始の申立て又は民事再生
法(平成 11 年法律第 225 号)の規定による再生手続開始の申立てがなされていない者(会
社更生法の規定による更生計画認可又は民事再生法の規定による再生計画認可の決定を受
けている者を除く。
)であること。
(5) 政治上の主義を推進し、支持し、又はこれに反対することを主たる目的としている団体及
び特定の公職(公職選挙法(昭和 25 年法律第 100 号)第3条に規定する公職をいう。以下
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同じ。)の候補者(当該候補者になろうとする者を含む。
)若しくは公職に当たる者又は政党
を推薦し、支持し、又はこれに反対することを目的としている団体でないこと。
(6) 宗教の教義を広め、儀式行為を行い、又は信者を強化育成することを主たる目的としてい
る団体でないこと。
(7) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第2号に規
定する暴力団、同条第6号に規定する暴力団員である役職員を有する団体又はそれらの利益と
なる活動を行う者でないこと。
(8) 日本国内にシステムサポートができるサービス拠点(4時間以内に市に到着)を有し、提
案者と保守業務を行う者が同一であること。
(9) 本業務に関する十分な実績と能力を有していること。
(10) 業務内容を十分理解した上で本企画提案に参加できること。
6.参加表明
(1) 提出書類等
本企画提案に参加を表明する者は、次に掲げるすべての書類等を期限までに提出すること。
ア 参加表明書(様式第1号)※記名押印の上、提出すること。
イ 会社概要(様式第2号)※会社沿革、近隣事業所、自治体業務に関する取組、当該業務
に従事する職員数等がわかるもの。併せて本社及び支店、営業所の状況、情報処理に係る
有資格者の状況がわかるもの。
ウ 類似業務受託実績等(様式第3号)※地方自治体での業務実績等
エ 四国中央市二要素認証システム構築業務企画提案誓約書(様式第4号)
オ 資格事項確認書(様式第5号)
カ 開発体制図、導入後のサポート体制図(任意様式)
(2) 提出期限:平成 28 年 12 月9日(金)午後5時(必着)
(3) 提出先:
「4.事務局」へ提出
(4) 提出方法:手交又は書留郵便
7.仕様書の配布
参加表明しようとする者には、仕様書配布依頼書の提出により仕様書を配布する。
(1) 配布期限:平成 28 年 12 月9日(金)午後5時
(2) 配布方法:電子メールで配布。ただし、閉庁日は配布しない。
8.参加資格の審査及び結果通知
(1) 参加資格審査
参加資格審査を、参加を表明した者に対し資格事項確認書に基づき審査する。
(2) 参加資格審査結果
参加資格審査結果は、平成 28 年 12 月 12 日(月)に参加表明者へ参加表明書に記載され
た電話及び電子メールにより通知する。
(3) 参加確認書
参加資格者には、次の事項を記載した参加確認書を電子メールで送信する。
ア プレゼンテーションの日時、場所
イ 企画提案書で使用する提案者記号(A社、B社、C社・・・等)
※当該提案者記号は、事務局が決定する。また、参加表明者は1者のみであっても、参
加資格者であればプレゼンテーションを実施する。
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9.企画提案書等の提出
(1) 提出書類
次に掲げる書類を、別添 企画提案書等作成要領に基づいて作成し、期限までに提出するこ
と。なお、副本については、事業者の名称等、事業者が特定される情報を記載しないこと。
ア 企画提案書:正本(代表者印が押印されたもの)1部、副本(正本の写し)10 部
イ 仕様書別冊四国中央市二要素認証システム機能要件一覧(以下「機能要件一覧」とい
う。)
:11 部
ウ 導入スケジュール(任意様式)
正本(代表者印が押印されたもの)1部、副本(正本の写し)10 部
エ 機器構成図(任意様式)
正本(代表者印が押印されたもの)1部、副本(正本の写し)10 部
オ 開発体制図(任意様式)
正本(代表者印が押印されたもの)1部、副本(正本の写し)10 部
カ 見積書(様式任意)
:正本(代表者印が押印されたもの)1部★
・消費税及び地方消費税相当額(以下「消費税額等」という。)を含んだ額で記入するこ
と
・システム構築に関する費用及び平成 29 年4月1日から起算して5か年の運用保守費用
とは区別し、それぞれ単価や数量等費用の内容が確認できる明細書を添えること。
(見
積書自体に明細の記載がある場合は、不要。
)なお、
「システム構築に関する費用」
・
「運
用保守料」とは、別冊「企画提案書等作成要領」の3(2)及び(3)に掲げる区分のとおり
とする。
キ 四国中央市二要素認証システム構築業務に係る費用内訳書(以下「費用内訳書という。
」
(様式第6号):正本(代表者印が押印されたもの)1部★
ク 電子媒体で提出するもの
企画提案書、機能要件一覧、導入スケジュール、機器構成図、開発体制図:各1部
★印の「カ 見積書」及び「キ 費用内訳書」については、1つの封筒に入れ、代表者印で
封印すること。
(2) 提出期限 :平成 28 年 12 月 12 日(月)から平成 28 年 12 月 15 日(木)午後5時まで
(3) 提出先
:
「4.事務局」へ提出
(4) 提出方法 :手交または書留郵便(提出期限内必着)
10.提案上限額
構築業務:14,411,000 円(消費税額等を含む)
11.運用保守料について
運用保守料については、本業務以外の業務に係る費用であるが、本業務完了後システムが安
定して稼動するうえで十分な運用支援等が必要になるため、保守の内容や体制等について評価
する際の参考とするもので、見積金額を数値化して価格評価するものではない。これを踏まえ
て、運用保守(SE費用、ソフトウェアライセンス等)にかかる経費は、年間 1,000,000 円(消
費税額等を含む)以下で提案すること。なお、詳細は仕様書 2-5 保守条件を参照のこと。また、
平成 29 年度以降において、歳出予算における契約金額について減額又は削減された場合は、
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運用保守業務について契約しないものとする。
12.質疑
本企画提案の内容に対する質疑の方法は、メールのみとする。その際は、質問書(様式第7
号)を用いること。
(1) 提出期限:平成 28 年 12 月9日(金)午後5時まで
(2) 提出先:
「4.事務局」へ提出
(3) 回答方法:質問に対する回答は、平成 28 年 12 月 12 日(月)までに質問者及び参加者全
員に対してメールにより行うものとする。
13.事業者の選定方法
事業者選定にあっては、委員会において、企画提案書等を公平かつ客観的に評価し、最も
優れた企画提案を行った者(以下「最優秀提案者」という。)が、優先交渉権者として選定
される。また、次点交渉権者も併せて選定される。
(1) プレゼンテーションの実施
企画提案書等に基づき、プレゼンテーションを次のとおり実施する。
ア プレゼンテーションは、原則として本業務を予定しているプロジェクトリーダー又はプ
ロジェクトマネージャーが行うこと。なお、各事業者の参加者は、4名以内とする。
イ 実施時間は、1事業者あたりプレゼンテーション 12 分、実機デモンストレーション8
分、質疑応答時間 10 分の合計 30 分とする。
ウ プレゼンテーションは、提出した企画提案書に沿って行うものとし、追加提案や追加資
料の配布は認められない。
エ プレゼンテーションは、参加表明書提出順に行うものとする。なお、事業社名は公表し
ない形で評価されるので、口頭及び企画提案書等に事業者名の表示は、行わないこと。
(2) 選定基準
次のア、イ、
ウの合計点数を算出し、最も点数の高い者を最優秀提案者として選定される。
なお、合計点数が同点の場合は、見積金額の低い提案事業者が選定される。
ア 企画提案書評価点(400 点)
企画提案書の審査は、プレゼンテーション審査内容を踏まえた上で、企画提案書評価表
を基に企画提案書評価点が採点される。
イ 機能評価点(300 点)
機能要件一覧の項目に対する回答に基づき評価される。機能評価点は、次に示す基礎点
(必須項目への対応)及び必須項目以外の各項目に対する機能評価点の合計点とする。
① 基礎点
必須項目の要件をすべて満たした場合に基礎点として加点される。
② 必須項目以外の各項目に対する機能評価点
必須項目以外の各項目について、要求を満たす場合はそれぞれの評価点、満たさない
場合は0点の2段階評価を行い、合計点を機能評価点とする。
ウ 価格評価点(300 点)
本業務に係る費用の見積り金額の合計額に基づき価格評価点が採点される。
※小数点以下四捨五入
※提案価格が提案上限額を超える場合は失格となる。
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企画提案実施要領
※計算式の詳細は、企画提案書等作成要領のとおり。
14.選定等に関する基本的な考え方
(1) 事業者の選定については、本業務の内容に最も適すると認められる者が選定される。な
お、企画提案書の提出が1者のみであった場合でも審査を行い、委員会において目的に添
ったものであると判断した場合においては、その者が優先交渉権者とされる。
(2) 企画提案書及び機能要件一覧に記載され、選定で評価された項目については、原則とし
て契約時に仕様書に反映するものとする。ただし、本業務の目的達成のため必要な範囲に
おいて、優先交渉権者との協議により契約締結段階時に項目を追加、変更、削除を行う場
合があるものとする。その場合、優先交渉権者の提出した見積書金額を超える金額での契
約は、締結しない。
(3) 委員会において選定された優先交渉権者の提出した見積書金額を超える金額での契約は
締結しない。また、この契約の締結交渉に参加した者が契約を辞退した場合、次点交渉権者
と機能確認及び契約締結交渉を行うものとする。市は、交渉が成立した者を業務受託者とし
て決定する。
15.事業者選定結果
選定の結果は、速やかに企画提案参加者全員に通知するものとする。なお、異議の申し立て
は、受け付けられない。
16.企画提案参加者の失格
企画提案参加者は、次のいずれかに該当したときは、失格となる。
(1) 前記「5.提案者に求められる参加資格要件」のいずれかの要件を満たさなくなったとき
(2) 選定委員又は関係者に企画提案に対する援助を直接的、間接的に求める等の審査に係る公
平性を害する行為があたっとき
(3) 見積書の見積金額(消費税額等を含む。)が、内訳書の合計金額と異なるとき
17.その他留意事項
(1) 本企画提案に要する費用は、すべて企画提案参加者の負担とする。
(2) 参加表明書提出後、辞退を希望する場合は速やかに参加辞退届(様式第8号)を提出す
ること。
(3) 提出書類は日本語を用いることとし、通貨は日本円とすること。
(4) 提出期限後の企画提案等の修正・変更は、一切認められない。
(5) 提出された企画提案書等は、返還しないものとする。
(6) 次のいずれかに該当する企画提案は、無効とする。
ア 提出書類に虚偽の記載がある場合
イ 参加資格を有しないで提出書類を提出した場合
ウ 提出書類の作成要領及び提出方法、提出期限に適合しない場合
エ 他者の提出図書を盗用した疑いがあると委員会が認めた場合
オ 複数の企画提案書を提出した場合
カ 審査の公平性を害する行為があった場合
キ その他、委員会が不適合と認めた場合
(7) 企画提案書等は、選定に伴う作業等必要な範囲において、その写しを作成し使用するこ
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企画提案実施要領
とができるものとする。
(8)本企画提案に係る情報公開請求があった場合は、四国中央市情報公開条例(平成 16 年四
国中央市条例第 15 号)の規定に基づき、提出書類を公開する場合がある。
18.主なスケジュール
優先交渉権者選定までのスケジュールは、次のとおり。
① 公募開始
平成 28 年 12 月2日(金)
② 参加表明書提出締切
平成 28 年 12 月9日(金)午後5時
③ 仕様書等の配布期限
平成 28 年 12 月9日(金)午後5時
④ 質問受付期限
平成 28 年 12 月9日(金)午後5時
⑤ 質問回答期限
平成 28 年 12 月 12 日(月)
⑥ 参加資格審査結果通知
平成 28 年 12 月 12 日(月)
⑦ 企画提案書提出締切
平成 28 年 12 月 15 日(木)午後5時
⑧ プレゼンテーション実施日 平成 28 年 12 月 20 日(火)
⑨ 優先交渉権者通知
平成 28 年 12 月 22 日(木)
以上
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